こども食堂に通ってはお手伝いをしていた心優しき少年「クーゲル」は、ある日道端に落ちていた騎士のヘルムらしきモノを見つける。
興味本位で被ってしまった彼は暗色の鎧を纏う騎士となってしまった。
今この時より、騎士「クーゲル」が誕生したのだった。
最終更新:2025-06-28 22:52:27
114199文字
会話率:62%
僕陽心はとある中学校の中学2年生。
主人公はクラスの愛され委員長のわーさん。僕は今日彼女の心のうちを語った「音のポートフォリオ」という本を見つけて読んでいる。
体育祭で僕と同時に告ったわーさんはそれから僕に全く恋愛の話をしなくなった。だから
僕はふと落ちていたこの本を読むことにしたのだ。なぜ彼女は僕に何も話してくれなくなったのだろう。琥汰とはあの後どうなったんだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 20:30:57
1582文字
会話率:17%
道端に落ちていた一冊の本。全ての始まりとも知らず俺はその本を拾った。
本を開いたその時、俺の物語は始まったのだ。
斎月ユラはマヒしていく感覚に、現実を忘れ炎を操り目の前のヒーローとしての感覚を味わっていく。彼の思うヒーローに、決まった形はな
かったというのに。
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目覚めたら能力に目覚めていたユラによる異能力戦闘ラブコメ感動小説。
詰め込みすぎて話がぽんぽん進んでいきます。
『能力』と『魔法』の違いをお見せしましょう。
元の最初の魔法使いを基盤とした全く別ストーリーの一作です。正直リメイク前を見ると色々ネタバレにはなるので読んでほしくはないなー…というのが本音ではございますが私に制限する権限はございませんので。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-22 21:30:00
381273文字
会話率:68%
ナルン王国の下町に暮らす ルカ。
この国は一部の人だけに使える魔法が神様から贈られる。ルカはその一人で武器や防具、アクセサリーに『加護』を付けて売って生活をしていた。
ある日、配達の為に下町を歩いていたら指輪が落ちていた。見覚えのある指
輪だったので届けに行くと…。
国を救った英雄(強面の可愛い物好き)と出生に秘密ありの痩せた青年のお話。
☆英雄騎士 現在28歳
ルカ 現在18歳
■アルファポリスさんに掲載済み。PN 厘/りん の名前で掲載。同人物。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-21 12:10:00
114923文字
会話率:40%
主人公は田舎街よ教会に勤める20歳の女性。
そんな彼女は幼い頃の記憶が抜け落ちていた。
そんな中、ある日神父に案内された地下室で神々しい剣を引き抜く。
そして思い出す過去と、追わなくてはならない未来。
十人十色の仲間と出逢いながら、成長し
、時に挫折して、乗り越えてゆく。そんな物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-16 17:35:18
16520文字
会話率:35%
カクヨムさんにて先行公開!
目を覚ますとちびっ狐に転生していた!?
普通の子狐として穏やかな日々を送っていた主人公は、ある日ふとしたきっかけで前世の記憶を思い出す。
しかしただ一つ、名前だけは記憶から抜け落ちていた。
この世界では、前
世の名前…“真名”を知ることで、“ネームド”と呼ばれる特別な存在になり、強力な力を手に入れることができる。
そして主人公は、まるで運命に導かれるかのように──いや、運命ではなく“神”そのものに導かれ、自らの真名を知ることとなる。
真名を取り戻し、ユニークスキル【進化】を手に入れた主人公。
彼は、神に与えられた他の三つのユニークスキルとともに、いつか訪れるであろう“厄災”に備えてさらなる力を得るため、進化の旅に出る。
真名を知り、四つものユニークスキルを持つ主人公は、いつしか数々の伝説を作ることになるのだが…本人、いや本狐は、そのことをまだ知らない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-10 07:50:28
1932文字
会話率:2%
ある日、目を覚ましたら美少女になってしまった夜見川詩乃(よみかわうたの)は、高校入学を控えているどこにでもいそうな少年から、銀髪色白紅眼の美少女になってしまった。女の子になってしばらくした後、詩乃は幼馴染から「配信者をやってみない?」と誘
われてフルダイブ型VRMMORPG『Fantasia Destiny Online』、通称FDOを譲り受ける。
もとよりゲームが得意で幼少期からVRMMOを遊びまくっており、受験のために一時引退してその他のごたごたがあって頭から抜け落ちていたが、開き直って有名配信者になってやるとヤケクソ気味にゲームの世界に飛び込んだ詩乃は、ゴシック調ドレスを身にまとう色白吸血鬼美少女『ヨミ』となり、FDOの世界に舞い降りる。世界中で爆発的な人気を得ているゲームにワクワクしながらヨミは、初配信だというのに最初からフルスロットルで次々のエネミーを倒していき、更には強力無比な『グランドエネミー』に遭遇してしまい、圧倒的格上との戦いに戦闘狂ゲーマーの血が騒いで逃げずに真正面から勝負を挑んでしまう。
グランドエネミーに臆することなく初心者装備で真っ向からガチファイトを仕掛けたヨミの戦いは、一晩のうちにすさまじい広がりを見せて、次第に戦闘中の獰猛な笑みや執拗に首や急所を狙いまくることから『魔王様』というあだ名と共に伝説となった。
自作「ダンジョン攻略JK」シリーズとは違うパラレルワールドでダンジョンが発生しなかった世界、かつ近未来のお話です。特にそちらを読まなくても問題はありませんが、気になる場合はぜひ読んでやってください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 09:18:47
1429080文字
会話率:36%
「山中の渓流にて魚をとるに、多くは片目の魚なり。そのわけを知らず。」
――柳田國男『遠野物語』から引用。
崩壊し、灰色に染まった世界で目覚めた少女「あたし」。
過去の記憶は一切なく、自身が誰なのかもわからない。
ただ、時折赤く燃
えるような光を放ち、不可解な力を持つ異質な左目だけが、彼女の存在を証明していた。
失われたはずの左半身がその力で再生していく中、頭の中に響く声に導かれ、あたしは瓦礫と埃にまみれた世界を歩き始める。
旅の途中で、言葉の通じない寡黙な男「キオ」と出会う。
警戒しながらも行動を共にするうち、キオからこの過酷な世界で生き抜く術を学び、少しずつ絆のようなものが芽生え始める。
危険な「輩」や異形の獣との遭遇、そして左目の力が暴走しそうになる危機を乗り越える中で、あたしは自身の力の一端とその危険性を垣間見る。
さらに旅を続ける中で、世界の古い知識を持つ老女と出会い、自身の左目が「瞳」と呼ばれ、特別な宿命を負っていること、「繰り返される悲悲劇」の存在を示唆される。
しかし、力を狙う「中層」と呼ばれる敵の襲撃を受け、キオを庇った怒りから力を暴走させてしまう。
守りたかったはずの繋がりを自らの力で壊し、安息を得た集落からも追放され、再び孤独となる。
老女の身を案じ彼女の住処へ戻るが、そこは敵に襲われ焼け落ちていた。残された古の書物の断片とメッセージから、力が狙われていること、そして「繰り返される悲劇」を止めるという自身の使命を悟る。
唯一の手がかりである「風呼びの山」を目指し、過酷な荒野を越え、再び(理由は不明ながら)傍にいるキオと共に、異様な気配漂う山に辿り着く。そこで老女が残した道標を発見するも、直後に力を狙う敵「執行者」たちに遭遇してしまうのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-04 07:37:06
37075文字
会話率:6%
平凡を地で行く翠(すい)は、社会人2年目のある日、高校の同級生で、片想いの相手でもある、永和(とわ)が急死したことを知り、帰省。永和の死を悔やみ、告白していればと考えていた葬儀に向かう道中、地元の神社近くで落ちていたカラスを助けようとして車
に轢かれて死んでしまう。
神社に祀られている神のカラス・ウトは、翠の幼い頃の善行に免じて願いを一つ叶えてやると告げられる。
翆が「永和との未来を変えたい。永和と係るすべてをなくしたい」と願うと、ならば時をさかのぼらなくてはならないと言われ、タイムリープをして人生を永和との出会いからやり直すことに。
そうして気づけば、翠は高3の夏に戻り、スクールカースト上位で人気者の永和と再会する。
モブの翆は関わることはない筈なので、このまま気配を消してやり過ごそうとする。しかし記憶と違い、永和ではなく翆が体育教師・鶴賀(つるが)らから永和が庇ってくれたことから関わりを持ってしまう。
結託して翆に絡んでくる二人から守るため、永和から、「恋人のふりをしよう」と持ち掛けられ――時をさかのぼる青春BL!
※本作はpixivにも掲載されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-01 18:10:00
64258文字
会話率:36%
自称小説家志望の底辺弱者のアラサー、天音真澄(あまねますみ)。彼女無し(年齢)低賃金で未来もクソも無い最底辺の人生に嫌気がさしながらもダラダラと生きているそんな彼。
ある日、真澄は愛用の煙草が切れた事に気付く。
嫌々ながらも近くのコンビニま
で外出する羽目になり外に出れば満点の星空を目にし、舌打ちをする。
煙草を購入して帰路に着くその直後、空を見上げれば流れ星が点々と空から下に落ちていたのを見てある事が思い浮かんだ。
昔からの「言い伝え」、「おまじない」。
それがふと頭に過った彼はそんな物があるわけがない、と諦めを感じながらも現状の変化に対し願わずにはいられなかった。
「どうか、こんなくそったれな人生にも生きる喜びをくれよ」
その言葉を皮切りに一つの流れ星が自分に向かって急接近してくる。
目の前までその星が落ちてくると小さい子供が真澄の前に現れこう言い放った。
「初めまして、きみの願いを聞いて参上したオーカスだよ。今宵、きみは星々の戦いに勝ち抜くための戦士に選ばれました。どうか僕と一緒に一番星を目指して戦って欲しい」
星とは何か。願いとは何か。現れたこの子供は一体何者なのか。
突然、自分の身に降りかかった変化に頭が追いつかなくなった真澄の今後は一体どうなるのか。
未だかつて味わった事のない戦いに慄きながらもこれから出会う戦士たちから己が目を背けていた痛みや苦しみを感じて何を思うか。
"選星バトルロワイヤル"、ここに開幕致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-30 00:00:00
6795文字
会話率:47%
36歳のイラストレーター・神林ユウトは、人生に絶望していた。
夢を追った結果、家族を遠ざけ、弟を失い、愛を失い、何もかもが手のひらからこぼれ落ちていた。
ある雨の夜、駅のホームで自らを責める彼の前に現れた、白いスーツの女。
「人生を5回ま
でやり直せる。君は、どうする?」
目を覚ますと、そこは高校の教室だった。
ユウトは、人生の“やり直し”を手に入れたのだ。
夢を選び、愛を選び、家族を守り、正義に生き、そして最後に自分のすべてと向き合う——
5回だけ許された「選び直し」の中で、ユウトが辿り着く“本当に大切なもの”とは何か?
夢と絶望、希望と再生を描く、
人生リセットSF × 感情共鳴ヒューマンドラマ。
あなたなら、5回のうち、何を選ぶ?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 08:00:00
9876文字
会話率:13%
妖精は空想上の生き物で、魔法は遥か昔に失われ、伝説とお伽噺の中にしか存在しないと誰もが思っている時代。
両親が亡くなり、妹と共に親戚の元へ身を寄せることになったエステルは、遺品整理の最中に黒く美しい宝石の嵌まったネックレスを見つける。
曰くつきらしいそのネックレスを好奇心から身につけた妹は、屋敷の裏の森で忽然と姿を消した。
森の中で落ちていたネックレスを拾ったエステルは、宝石から伸びた腕にネックレスの中へ引きずり込まれてしまう。目が覚めると、彼女は見知らぬ城の中で倒れていた。
出口と窓のない奇妙な城は、迷宮のような広間や、様々な異空間へ繫がる扉が並び、エステルを惑わせようとする。
出口と妹を探して城の中を駆け回る中で、エステルは銀色の目をした不思議な魅力の青年、ウィリアムに出会う。
彼と協力して城から脱出することを誓ったエステルだったが、妹を探しながら城の中を探索する内に、彼女は魔法城に隠された世界の真実へ触れることとなるのだった。
果たして、エステルは妹を見つけ出し、ウィリアムと共に魔法城から脱出することができるのか――?
「輝き続ける俺の星、どうかその目映いきらめきを忘れないでくれ」
――これは、夢を忘れた少女と、幻想を諦めなかった男の、希望を取り戻すための物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 10:00:15
100825文字
会話率:36%
世界には無数のダンジョンが存在する。
そしてそのひとつひとつが、名を持ち、性質を持ち、意志を持っている。十年以上のキャリアを持ちながらも凡才で、地味なダンジョン専門の“掘り屋”として働くベテラン冒険者・ノア。
今日もまた、誰も見向きもしない
「蟻のダンジョン」で単独任務をこなしていた。
探索報酬は少なく、敵の素材も換金性は低い。だが、ディグアント――ダンジョンそのものを掘り進める大型の蟻――が巣を広げるのを防ぐため、定期的に討伐任務が発注されている。
その日、ノアは女王蟻―ディグアント・クイーンに遭遇。激闘の末、撃破する。
その死骸の傍に落ちていたのは、見たことのないネームドアイテム《アント・ピック》。
それは“ダンジョンそのものを掘る”という、世界の常識を覆す力を持ったツルハシだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 23:23:42
5018文字
会話率:19%
極楽島にあるアパート、あの男はそこに住んでいる。
「俺は早めに試験に受かって現世へと帰りたい」
あの男の名はダニエル、約3年前に現世から極楽島へとやって来た青年、明日とある試験を受けるため猛勉強中だ。
「あ~難しい。現世いたの時よりも難しい
~」
机の上にあるノートに向かって叫ぶが、なかなか覚えられない。そうやってダニエルは忙しい日々を過ごしてきた。
「あ、もう21時か明日は9時集合だから今日は早めに寝よう」
ダニエルはそう言って自分の部屋にあるベットへ向かって歩きそのまま寝た。
「ZZZZZ……」
すっかり寝てしまった。
時が過ぎ朝の7時になった、アラームが鳴り響く部屋 ダニエルは鳴るアラームを止めて起きた。
「あ~もう朝か。まだ時間があるから勉強しよ」
そうやって試験に行く前に机に向かってあるき勉強を始めた。机の上にあったコーヒーを飲み、シャーペンをもって試験前最後の勉強を始めた。
「ん~絶対に受かって現世へと帰るぞ」
たが。この後、彼が川に落ちることは誰も想像していないだろう、たが起きることは起きることだ。
「さあ、時間だ行こう!」
自分の家から試験会場までば30分、自転車で行けば間に合うが、まだ時間があるから彼は歩いて行くことにした。
家の玄関へと行きドアを閉めて鍵をして試験会場へと歩き始めた。
「今日はいい天気だな~試験受かるといいな~」
ダニエルは橋を渡ろうとしたら道に落ちていた大きいバナナの皮を踏んでしまい極楽川へと落ちてしまう。
「わ~誰か助けて~」
極楽川の周りには誰もいなかった、俺はもう終わりだと思ってしまった。
「俺はもう終わりだ……」
極楽川の底へと沈んでしまい、彼はもうあの世に帰ることはなかった……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-10 18:44:39
16486文字
会話率:44%
峠にある首無し地蔵の頭が落ちていたら、引き返してください
とある男の奇妙な独白
最終更新:2025-05-10 01:27:55
3383文字
会話率:12%
気付くと薄暗い廊下にいるスケルトンになっていた主人公。
何も覚えてないし、これから何をするかも分からない。取り合えずと、本能に任せて目の前に落ちていた骨を食べたことから、共食いの人生、というより骨生が始まっていく。
一方、世界では
、ダンジョンから産出される魔鉱の応用技術が次々と発明され、文明の進歩が目覚ましかった。だが、急激な発展に伴い、世界のあちこちで軋みが生じ始め、混沌が溢れ出そうとしていた。
魔物に宗教、銃に戦車に、夢を見たけりゃ酒に頼るしかないようなファンタジーの世界で、たった一体の骨の冒険が始まろうとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-07 21:35:12
19879文字
会話率:38%
34歳になった音楽教師・三ツ石真帆は、かつて青春を捧げた母校の音楽室へと帰ってきた。
埃をかぶった譜面台、止まったメトロノーム、そして床に落ちていた一枚の古びた譜面。
そこに書かれていたのは、あの夏――仲間たちと挑んだ吹奏楽コンクールの記録
だった。
あの頃、自分は誰かの音に支えられていた。
今度は、自分が“誰かの音”になる番。
『匂いの奥に、生きている証があった(通称:痛・セクスアリス)』のスピンオフとして描かれる、
“その後の三ツ石真帆”の物語。
音が消えた教室に、もう一度命の音を。
この一篇が、あなたの心に共鳴しますように。
---
※シリーズ未読でも読めます。
懐かしい吹奏楽部の空気を感じたい方へおすすめです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 06:00:00
12325文字
会話率:14%
主人公、園田真琴(そのだまこと)24歳は、新宿にあるオフィスでチーフデザイナーとして働いている。
とある夏の日、真琴は今年に入って2回目の失恋を迎えた。
今までもひっきりなしに彼氏はできたが、せいぜい2~3か月程度しか続いた事がないので
、今回は4か月を迎えブランドシャツをプレゼントしたが、帰り道に振られショックから立ち直れず、新宿のゲイバーでまゆこママに愚痴を零している。
暫くして、そのまま帰ろうとフラフラと近くの縁結び神社まで歩き、改めて失恋した事に涙する。その悔しさから「縁結びなんて信じないぞ!」と、真琴は足元に落ちていた缶を蹴った。
缶は、そのまま参拝用の鐘にヒットしてしまい、さすがの真琴も焦って神社に向かって謝る。しかし、一瞬視界が霧に包まれたようになり、気が付けば白装束の狐耳が美しく白い長髪をたなびかせ、目の前に立っていた。だが、その顔は美しいが故の静かな怒りに満ち、真琴は震え上がる。
真琴は逃げようにも腕を掴まれているので逃げられない。しかし、狐耳は震え上がっている真琴を一瞥し、暫くすると手を離した。狐耳は低い声で「ふむ……。お前は恋愛成就の前に、しなければならぬことがあるように見える」と真琴に告げる。改めて「貴方は誰なんですか?」と聞いてみると、この神社の守り神だと言う。
それを聞いた真琴は殺されるのではないかという恐怖心を持つが、「殺(あや)めることはない」と言われ、真琴は毎日100日間神社に来るように命じられてしまうのだが……?
人外神様とサラリーマンのハートフルラブストーリー。
※第13回ネット小説大賞応募作です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-23 15:00:00
11931文字
会話率:50%
1行あらすじ
ギャルとイケメンが異世界でくれいじーな旅をする話
あらすじ
部活で走っていた杉谷亜音と平林玲夜。落ちていたカメラのシャッターを押したら、異世界に転移していた!?
どうしても現実世界に戻りたい二人、性格真逆の凸凹タッグの
壮大な旅が、今、はじまるううううううう折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 17:41:09
11656文字
会話率:31%
「やっと目が醒めた? 新入りさん」
暗く深い真っ暗闇の深海に落ちていたような感覚から目醒めた自分は、そんな女の声に急激なスピードで意識が浅瀬へと引き戻された。
青年キビトは、自分が寝台列車の中で目を醒ましたことに戸惑いを隠せないでいた
。そして、自身の記憶が無くなっていることにも驚きを隠せないでいた。列車内の狭い部屋で同居することになった女性、胡乃葉の言葉によって目を醒まし、列車内で暮らしながら次第に記憶を取り戻す中で発見していく〝本当の自分〟の姿、そして能力。
――俺は、アズサという聖母にいくつ命を捧げても足りない未熟な存在だ。
一人称の長編小説。
この作品は、Amazonと楽天Koboにて無料で発売中の小説『ブエノスアイレスの下降線』を転載したものです。
もしご興味がありましたら、Twitterや小説の商品ページの方へ足を運んでみてください。
【始まり――善悪把握不能な狂言回し】
【第一章――夜明けの明星】
【第二章――暴力的なチェリーボーイ】
【第三章――暗室】
【第四章――Garden】
【第五章――無菌室】
【第六章――悲しみの湖畔】
【第七章――welcome to underground】
【第八章――愛とシトラス】
【第九章――陽光】
【第十章――背後の憂いを完全に切って】
【第十一章――ライ麦畑のその先で】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-09 00:00:00
189328文字
会話率:27%