士(フォーサー)という力を持つ者が当たり前となった時代。
アメリカ留学を終えて帰国した漣湊(さざなみ みなと)は、名門国立校へと入学した。
漣湊、その正体は『聖(ひじり)』という上層組織の隊長、コードネーム「クロッカス」であり、その強
さは世界屈指。知能指数は最高クラス。しかしそれは当然のように隠さなければいけない。
湊は全寮制の学園で爽やかで凛々しいイケメン男子と相部屋になる。その男子もまた、湊には一歩及ばないがとある組織の強者であり、湊は運良くその陰に隠れて学園生活を過ごせることになった。
これは、あらゆる勢力と勢力がぶつかり合う中、裏で湊がひっそりと暗躍していく物語。
_____レビューだけでも見て下さい(このあらすじより適確に説明できてます)。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-13 01:26:41
809372文字
会話率:35%
科学と魔法が交錯するこの世界で、革命の嵐が吹き荒れる中、彼はすべてを失った。そして、闇堕ちした軍師は復讐を誓い、恐るべき力で敵を屠る。革命がもたらす新たな秩序の中で、彼の行動は世界をどう変えるのか?己の運命を切り開くための闘いが、今ここに始
まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-09 20:10:22
6862文字
会話率:39%
活動報告「仲間はずれの魔剣士について」をご一読ください。
百年前、人間の魂を核として十二本の魔剣が生み出された。その一振りであるムラマサはかつて“国殺し”と呼ばれていた。自分の中を吹き荒れる隙間風を止めるために罪を重ね、ついには国すら滅
ぼした。魔剣になっても隙間風は止まず、やがて適合者の少女アリシアと契約する。
自分たちの安全と引き換えにゲルマニア帝国軍に身を置き、独自のルールで殺人を繰り返す特異事件の解決を押し付けられていた。軍人としての才を持たず、刺繍の腕ばかり上達していくアリシアをムラマサは保護者のように見守る。
ある時、西の国境沿いにある城塞都市ニルウェルから連絡が途絶えたと知らせが入る――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-04 09:13:53
68856文字
会話率:43%
「悲しいことは昨日まで♪ 今日はきっと良いことがあるわ♪」
目下、継母ブルチャスカとその娘アンジェルに、芋の皮剥きやら食器洗いをさせられている私、ユキファールム。
「こんなことも出来なければ、将来とっても困るわよ」
「そうよ、ユキファー
ルム。私達は貴女のことを思って仕込んでいるんだからね」
うぬぬ、2対1では流石に勝てない。
けれど彼女達は、意地が悪い訳じゃないの。
ただ家事をさせられるだけなの。
その様子を見て、執事アーントや侍女のバタフライは目を輝かせていた。 “素晴らしい教え方です” “本当に良いタイミングでした。姫様は私の言うことは聞かないのです。 「バタフライがやってよぉ」 と甘えてくるのです。可愛いくて駄目なのよ” とか言いながら、ブルチャスカの方を向いている。私が頑張っているところは、目に入らないのかしら?
まあいいや。この2人はもう高齢で、私から見たら祖父母に近い年齢だから、今さら文句も言わないわ。孫のように可愛がって貰ったもの。
それにしても、私に家事なんてさせてどうするつもりなんだろう。目玉焼きさえ焦がすし、味付けはいまいちだし、彩りも美味しそうじゃないし。まあ、何とか煮炊きは出来るようになったけど。
お掃除はハタキをかけて、箒で床を掃いて、水ぶきするのよね。
後はお洗濯。水仕事は指先が荒れるから苦手なの。ささくれとひび割れが酷いわ。洗ったものは重いし、干すのも大変だもの。
どうして私にさせるのかしら?
「お嬢様、私共はここでお別れです。ここから先はお一人で行って頂きます」
「私達はここで敵を迎えうちますから、お嬢様はこの先にある家で一人で隠れていてください。屋敷には生活用品が、庭には野菜も植えてありますから。庭にかかっている網は外しては駄目ですよ。動物避けですからね」
にこやかに笑っているアーントとバタフライだが、彼らが着ているのは鎧だった。
「なによ、その鎧は? 貴方達はもうお年寄りでしょう? 一緒に逃げましょうよ」
私は彼らも一緒に行こうと誘った。
けれど、首を振りここに残ると言う。
「姫様の幸福だけが私達の願いです。その幸せを壊さないで下さいませ」
「さあ、行くのです。必ず迎えに行きますから」
「あぁ………きっとよ、迎えに来てね」
私は真剣な様子の彼らに逆らえず、城裏のずっと奥山にある、二人の言う家屋を目指した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-19 20:08:46
10880文字
会話率:21%
ほとんどの地域が砂漠化した未来の地球では、人々はドーム都市の中で生活することを余儀なくされる。外の世界は過酷で、砂嵐が常に吹き荒れる危険地帯。生まれつき視力を失っているアヤナには特別な「視覚」があり、他の人が見えない「砂の夢」を見ることがで
きる。ある日凄まじいソーラーストームがドームを襲い電力網と生命維持システムが損傷する。人々はドームに留まることが出来なくなり、アヤナに頼ることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-15 21:07:28
3411文字
会話率:10%
遥か昔、まだ人々が自然の力を畏れ、神々と共に生きていた時代のこと。大地は豊かで、森は深く、川は清らかであった。しかし、その平和な世界にも危機が訪れようとしていた。
ある日、大地の中心に位置する山のふもとの村に、一人の青年が住んでいた。彼
の名は「カムイ」。カムイは並外れた力と知恵を持つ青年で、村の者たちからは「天からの賜りもの」として敬われていた。しかし、彼自身はその力を誇ることなく、むしろその力に戸惑いを感じていた。
そんなある日、山の頂に住む古い神、ヤマツミが激怒した。人々が自然の法則を乱し、森を傷つけ、川を汚したことに対する報いとして、大地が揺れ、嵐が吹き荒れる日が続いた。村は壊滅の危機に瀕していた。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-08-13 14:46:12
4238文字
会話率:19%
甲子園に連れて行くからと当時野球部監督から口説かれ、東上学園野球部に入部した牧野たち野球部員だが、牧野らが三年になった年に監督が野球素人の女子に変わってしまう。
甲子園を目指す最後の年に素人女子監督になってしまい、甲子園を目指すどころではな
くなった。荒れる牧野たちは素人監督に怒りをぶつける。
夏の高校野球地方大会を見て感動しているうちに、高校野球の物語が書きたくなりました。
そしてちょうど書きはじめようとした時、WBC前監督の栗山英樹さんのインタビュー記事を見つけました。
栗山英樹さんはその記事の中でWBCで優勝できたのは、選手たちの『無私』のおかげと言ってました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-04 19:31:01
13545文字
会話率:59%
岩と砂ばかりが彼の瞳に映る。荒廃した世界を彼は一人で歩き続けていた。戦争と環境破壊の末に人類が滅びた……などと彼は思いたくなかった。だから探し続けている。仲間を、亡骸ではなく生きた人間を。まったく手がかりないわけではなかった。吹き荒れる砂
嵐から逃れ、入ったビルの残骸。そこの壁に文字が書かれていたのだ。
『我々はここを離れ、カデシュという町を――』
「『コランという町を目指すことにする。まだ緑が残っていると噂だ。方角は西。座標は』……か」
彼はそう呟いた。カデシュという寂れた町(もっとも、そのほとんどが残骸だが)にたどり着いた彼は、まだ形を保っている家を何軒か調べた。そのうちの一軒で、壁に『コランという町を目指すことにする』と書かれているのを見つけた。
あの瓦礫の地からここへ移り住んだ人々は、また移動したらしい。名もなき瓦礫の地からカデシュへ。そして今度はコランへ。
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最終更新:2024-08-04 11:00:00
2204文字
会話率:44%
フランス革命で数多の人間を処刑してきた断頭台(ギロチン)が、処刑人として名を知られるサンソン家から失われた。その約二十年後、維新の嵐が吹き荒れる日本で、見事な切り口で首を斬る手口の殺人事件が横行する。
幕府の処刑人として名高い山田朝右
衛門の養子である山田半左衛門吉直は当初下手人と疑われ、その疑念を晴らすため事件の調査に乗り出す。そして、アンリ・サンソンの子孫を名乗る男装のフランス軍少尉アンリエット・サンソンと出会うのであった。
遠く離れた地で生まれた処刑人の一族の運命を背負う者同士が、血と怨念の連鎖を終わらせるため、明治元年の日本を駆け巡る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-30 20:55:02
133550文字
会話率:38%
地球は人が栄えた時代が終わり、氷河期を迎えた。地表は冷えきり、砂嵐が吹き荒れる。生き残った人間は地面に潜り、暗い洞窟でその命の灯火が失うまでじっと耐えていた。
洞窟で生まれたエイコは、地上へ出る夢をみる。
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最終更新:2024-06-30 00:01:09
3742文字
会話率:36%
愛をつづりました
変化だけは変わらずに変わっていく。
この世はゲームのようなもので、観る景色はわたしの視点で変わり世界は変わっていく。
執着するものを手放して一心に咲いた花のごとく、真実を見たいと願うことにしました。
そして、愛が全てだと気
づいた時わたしは泣いていました。もちろん嬉し涙です。それから愛を増えていくことに気づいたらもっと愛が増え続けていくことに気づいたのです。ずっとそばにありました。
小鳥や獣は生きていて、草木はさらなり宇宙に反響していく。
水が龍のように登りて弾け地に降り注ぐ。雨が降り風が吹いて地を揺らす荒れる様に空はある。
人は土から生まれ父と母、天と地の間で生まれました。踊るように唄い、祝福を与えられて生まれました。愛されていることを知る旅でした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-14 20:56:30
319文字
会話率:0%
ファニーは洗濯婦が天職だった。何故なら『固い手』という神の恩恵を持っていたので、手が荒れることがなかったからだ。ファニーは働きまくり、その様子は公爵令息アレックスの目に留まる。
「五年に一度、各領主貴族の威信を懸けて行われる神の恩恵コンテス
トがあるのだ」
毎日『固い手』に感謝しつつ働いていたファニーは、恩恵のレベルがメチャメチャ上がっていた。ファニーは公爵領の代表として神の恩恵コンテストに参加したが?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 07:22:05
5620文字
会話率:43%
事の発端は、凡ゆる宇宙の消滅から。
誰も予期せず、気付くことさえ出来ずに多くが消え去って行くのみでは、その未曾有の危機に立ち会い、『抗う』と決意した"三つの世界"が『新たに世を創る大いなる神』へと変じた折に始まる。
即
ちも、物語の主軸は『三柱の大神たち』にあって、その内の一つ、後に『アデス』と呼ばれることになる神性。
とりわけ件の大神は『怠惰』と『邪悪』が変じた『暗黒世界の神』であり、世界の再生が始まって以降も変わらず、消滅の脅威が迫る中にさえ無気力な日々を過ごしていた。
しかし、ある日。
生来に持ち得た権能を利用して久しく闇に沈んでいた神の元へと、異なる大神に連れ立っては"見慣れぬ神"が現れる。
その名は——『女神テア』。
先の創世の時期には存在していなかった新顔の女神であり、曰く『自身のルーツを探るために大いなる神を訪ねてきた』と探究心に富む彼女との出会いは、後にアデスの心情を強く揺るがすことになる。
さる日々には『理想とは』を投げかけた彼女との問答——『探究をし続ける』と言って、"交わした約束"。
だがして、永遠に続くと思われた時の流れにも、二者の約定が守られることはなく——激しく勢いを増す消滅の波濤、急変する世界。
後に『世界』の『有る』か『無いか』を分ける大いなる戦には『勇気を持って脅威に立ち向かった女神』を含む諸神が失われ、存続の道を勝ち得ても失意に沈む世相。
しかして、喪に服するアデスでも、変化の潮流は否応なく訪れる。
静謐を望む彼の者に、『愛する子を失った悲嘆』によってかは『狂乱に荒れる神』と向き合い、時として『光と闇の対決』も経ては——新たに立つ勝者が『真なる王』の名乗りを上げ、平定した世を末長く温情に、見守らん。
(この作品は『小説家になろう』および『カクヨム』で同時に掲載しています)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 18:06:36
259928文字
会話率:53%
ほのぼのな作品?
「おお、今年も春一番か」「雪が解けてくれてたすかるけど 春一番が・・」
「ああああああ!今回も生き延びられるように祈るぞ 俺」
春一番 それは街にダンジョンに吹き荒れる 風属性のモンスター
ごおおおおおん ごおおお
おおお
突風で容赦もないない
「いやああああ 服が 鎧が粉々」「いやああああんん」
「か、看板があああ」
でもって洞窟のダンジョンでも
風は吹き荒れる 黄色い岩も出現して転がりまくる
・・他サイトあります
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-06 17:30:54
305文字
会話率:80%
転生したアリシアは女神から授かった【万能結界】の力で、パーティーに貢献していた。
しかし「安全に成り上がりたいのに、君は僕らに無茶ばかりさせる」とリーダーのハロルドに言われ、挙げ句の果てには「君は稀代の悪女だ」とパーティーを追放されてしまう
。
「今度は安全に冒険者ライフを送ろう」
自由気ままに暮らそうと思っていたアリシアだが、彼女の【万能結界】はただの結界ではなかった。
どんな攻撃も防ぎ。
結界の中にいれば常時回復。
挙げ句の果てにはドラゴンすらも攻撃魔法が吹き荒れる結界の中に閉じ込め、ソロで倒すことが出来るものであった。
「結界の中で弱火でじっくり、ドラゴンさんを倒しましょう」
そんな規格外の力を持つアリシアを、Sランク冒険者やフェンリルが放っておくわけにはいかず……?
一方、アリシアを追放したハロルドたちは急速に力を失っていった。
これは不遇だった少女が、幸せいっぱいに暮らし、やがて聖女様と呼ばれるまでの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-29 19:00:00
55061文字
会話率:41%
世間の白い目など何のその! またあの半裸の男が暴れ回る。ゴツゴウ・ユニバースを吹き荒れる暴風ーーえー、まあ、なんというかテキトーなお話なので気軽にご鑑賞ください。
最終更新:2024-01-07 00:00:00
468035文字
会話率:1%
時代は流れて昭和から平成、そして令和へ。
栄枯盛衰を繰り返す将棋界に、時代の寵児が誕生する。
『神童』──後に史上初の八冠王となる男の台頭により世間は空前絶後の将棋ブームに沸いた。
そして彼の誕生からおよそ三年後。
彼の巻き起こした熱狂に
乗って新たな風が将棋界に吹き荒れる。
『超新星』──後にそう呼ばれる彼らは絶対王政を崩し、将棋界に再び群雄割拠の時代を呼び込んだのである。
時代は安寧を望まない──これは天才たちの棋なる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-28 14:25:08
10062文字
会話率:29%
ここはとある現実世界とは異なる異世界。
「帝国」が植民地にした南の島には、独自の冒険者ギルドがあった。
というのも、この島は絶海の孤島であるため、独自の生態系が存在。
珍しい魔物の皮や角といった素材が採集でき、派手好きな帝国貴族の間でもここ
で採れる珍品は大人気なのだ。
殺到する冒険者、荒れる治安、増えていく荒くれ者たち。
管理を任されたギルドは四苦八苦していた。
これは、そんなギルドのマスターと上層部たちの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-25 22:00:00
9839文字
会話率:49%
白菜は冬にたくさん食べましょう。
とってもおいしいからね。
最終更新:2023-12-04 21:45:31
817文字
会話率:0%
幕末、文久三年。
動乱という名の嵐が吹き荒れる京都に、多くの若者が身を投じている。
三原と才蔵も、その若者達の一人になろうとしていた。
心が熱く昂る。
明日には江戸を出立して、京への道中を歩み始める。
星が煌めく夜空の下で、男達は誓いを立て
た。
凶刃が潜んでいることなど、知る由もなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-18 19:07:20
9094文字
会話率:24%