「世界は全て誰かが創り出した物語なのである。つまり、ここにある一冊一冊が、全て世界なのであーる」
ある日、目が覚めると私はでっかい図書館にいた。そこには自分を神だと名乗るフザけたゆで卵たちがいて、どうやら私は奴らの暇つぶしにスー〇ー
戦隊の話のなかにボンッとブチこまれるらしい。
夢か神隠し中か分からないけど、とにかく面白い結末を迎えられないと元の場所には戻れないみたいだ。ちなみに転属先はヒーローたちの宿敵の部下ポジ。ええ〜、どうゆう精神で振る舞って行けばいいんですか。
ファミレスでレッドとバイトしたり、流れでブルーにお説教したり、罪悪感ゆえにグリーンに正体をカミングアウトしたり……あ、あとうちのボスの趣味を見つける為にレッド◯ル飲んでテンション上げたり。うーん、生きるってムズカシイ!
そんなこんなで、今まで有りそうでなかったスー〇―戦隊転生物語!(あ、死んでませんけど)亀更新でノロノロですが、最後までお付き合いいだだければ幸いです!
※一、二週間に一度、日曜に更新予定です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-10 00:11:57
140133文字
会話率:73%
王位継承争いから外れた第8王子、セシルは、和の国との親睦を深めるため、姫君を迎え入れるようにと王命が入る。
引きこもりのセシルは逆らうこともできず、遅い自立をすることに。
離縁されれば国際問題という重荷を背負うことに。
新しく赴いた領地
は本来成人の日から彼が任されるはずだったところで、領主のいないその地は荒れ果てていた。
異国の姫との仲が深まる=貿易盛んになる=領土も国も豊かになる
その為にも、彼女の心を射止めるようにと言われるも、駆け引きで接することへの罪悪感をもってしまう。
初めて会った日から、本当は彼女に惹かれていた。
情緒不安定な第8王子が領主として、夫として向き合っていく愛の話しです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-09 19:33:22
109121文字
会話率:62%
あらすじ強盗に入る直前、恐怖と罪悪感で、躊躇した主人公。闇バイトの指示役から逃れられず、怖くなった主人公は、決して関わらないと誓ったある「男」を頼ってしまう。そして、強盗に入る予定だった家にも、ある恐ろしい人間がいた。決して関わることのなか
った、裏世界の最悪の存在同士が、一つの強盗未遂をきっかけに交わる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-09 16:10:08
979文字
会話率:38%
「救われたかった。でも、本当はただ消えたかった。」
本作は、心に深い孤独と痛みを抱えた主人公が、自分でも言葉にできない感情を「あめゆじゅ とてちてけんじゃ」という音に託し、誰にも届かない祈りを紡いでいく詩的な物語。
優しさに救われたと思
っていた過去は、相手の罪悪感からくる“施し”だったと気づき、さらに傷ついていく。
「死にたい」ではなく「消えたい」と願った日々。
届かない思いの果てに、残されたのは“祈りの遺骸”だった。
これは、声にならなかった願いの断片と、理解されないまま終わる優しさの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-09 04:25:17
795文字
会話率:2%
「ああ、直樹。ごめんね、元気に生んであげられなくて」
「……僕は大丈夫だよ。謝ったりしないで」
直樹は生まれつき心臓が悪く、入退院を繰り返していた。彼の母、未菜は治療費を稼ぐ為に、朝から晩まで働く。
彼ももうそれを分かる年齢になり
、母に罪悪感を抱いていた。
でも未菜には、ある秘密があった。
(アルファポリスさんにも載せています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-09 00:24:33
4247文字
会話率:20%
戦争から逃れるために祖国を離れ、その事に罪悪感を覚えて軍人となったヒデカツ=ワタベ。
ある日彼は休暇で訪れた街で一人の女性と出会う。数日後、戦乱を望む過激派に目を付けられた彼は、追っ手から逃れる途中に彼女に助けられる。
その時お互
いの過去を知った彼らは、共に目の前の出来事に立ち向かっていく事を誓う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-04 15:13:36
105629文字
会話率:53%
30歳、彼女ナシ、童貞――。
地味な人生を送ってきたサラリーマン・大山湊には、誰にも言えない秘密があった。
それは、“辞書に触れながら単語を唱えると、1日5回まで魔法が使える”という、特異な力。
ただし、その魔法は**「イケメン」や「有能
」など、辞書に載っている言葉しか使えない**という不思議なものだった。
ある日、彼は社長の娘であり、社内でも一目置かれる才色兼備の社員・結衣と、大型プロジェクトでタッグを組むことに。
魔法を使いこなし、“できる男”を演じ続ける大山は、次第に結衣と距離を縮めていく。
けれど、本当の自分は地味で冴えない30歳。
もしこの「魔法の正体」がバレたら、すべてが終わる――。
魔法に頼る自分を恥じながらも、誰かのために使いたいと思う優しさ。
偽りの姿で恋をしてしまった、罪悪感と希望。
“魔法”と“恋”が交錯する、少し不器用で、だけど真っ直ぐなラブストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-03 22:10:00
14348文字
会話率:38%
勇者として選ばれた、エストラント王国第一王子アレフ=エストラント。
そんな彼の勇者任命式にて、勇者の剣に選ばれる筈のアレフ殿下を差し置き、ただの村人に過ぎない男、フラン=リアネルが勇者の剣に選ばれてしまう。
騎士や貴族、王様と王妃、果
ては教皇の見に宿ったトトヘルス神の御膳、フランの右手には鳳凰の紋章が刻まれ、勇者の剣が降り注ぐ。
所有者として認めたフランに、勇者の剣が問い掛ける。
《汝の意志を示せ》
この時、フランが胸中に抱いたのは——幼い頃、仲の良かった高貴な人、アレフ殿下から勇者の剣を奪ったという罪悪感だった。
——彼の前から消えたい。
次の瞬間、光が突き抜け、次にフランが目を開けた時には、そこは鬱蒼と草木が生い茂る森の中だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-03 04:55:22
9467文字
会話率:31%
恋人の浮気に気づいていた。でも何も知らないふりを貫き、「私が知らなければ幸せでいられる」と思い込んでいた。
彼の笑顔は、浮気の罪悪感から来るものだと分かっていたが、それでも嬉しかった。「私を特別に思ってないなら、あんな笑顔見せないで」――そ
う心の奥で叫びながら。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-02 19:28:13
1167文字
会話率:7%
子爵令嬢ソフィアは、とある出来事と謎すぎる言い伝えによって、アレクトラ侯爵家の若き当主であるオーバルと結婚することになった。
だがオーバルはソフィアに侯爵夫人以上の役目を求めてない様子。ソフィアも、本来であれば自分よりももっと素晴らしい女
性と結婚するはずだったオーバルの人生やアレクトラ家の利益を損ねてしまったと罪悪感を抱き、彼を愛する気持ちを隠しながら、侯爵夫人の役割を果たすために奮闘していた。
そんなある日、義妹で友人のメーナに、催眠術の実験台になって欲しいと頼まれたソフィアは了承する。
催眠術は明らかに失敗だった。しかし失敗を伝え、メーナが落ち込む姿をみたくなかったソフィアは催眠術にかかったフリをする。
このまま催眠術が解ける時間までやり過ごそうとしたのだが、オーバルが突然帰ってきたことで、事態は一変する――
※1話を分割(2000字ぐらい)して公開しています。
※頭からっぽで折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-30 06:00:00
29970文字
会話率:27%
物語を改変し元の世界に帰った創造神兼作者は、仲間の神が全員行方不明になったことで最後の仕事をしたあと罪悪感で自ら封印した。
その日から15年後、今は亡きトレジャーハンターが封印を解いた。彼は予測できなかったが新たな仲間とともに世界をかけた
戦いが起きるこ
とになるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-29 16:22:31
19062文字
会話率:77%
「すまないエルクロ。これ以上は無理だ。パーティを出て行ってくれ」
ダンジョンを探索する上級冒険者パーティの一員だったエルクロは呪いによって女体化したことを理由にパーティを去って欲しいと言われてしまう。
男パーティに突如発生した女体は毒、
麻痺、感電、衰弱。そんなものよりも遥かに歪んだ形でパーティを蝕んでいた。以前の癖のまま男湯に乱入。半裸で過ごす。下着を平然と干す。ぶかぶかの衣服で際どい状態なことに気づかない。
数多の余罪。リーダーであるサンゲツはいち早くパーティ崩壊の原因となると見抜いていたが、追放は手遅れだった。
彼自身、見た目だけ美少女のエルクロに悶々とし、追放を自責し、リーダーとしての責任を理由に正当化、仲間としての友情。涙目になっていたエルクロへの罪悪感、欲情。もろもろがごちゃごちゃになった末に虎になってしまう。
「その声は……ボクの親友、サンゲツじゃないか」
なんか他にも侍が狂戦士のすえに鮫になったり、武闘家がロリコンになったり神官は割と前から変態なこと、武具屋の看板娘が百合女だとかが発覚していくし、他多分いろいろあるはず。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-28 20:55:43
79522文字
会話率:46%
メリア・イクリビタは他人に死を押し付ける不老不死の生物兵器の試作品として生み出されたが実験の完遂と共に廃棄を言い渡され、生きるために施設に大穴をぶち開け壊滅的な被害をもたらした。
囚われの身ではなくなったにもかかわらず、他人に死を押し
付ける呪いを気にして動けずにいたメリアだったが、大穴から飛び降りてきた便利屋のジン・ジェスターに不老不死の呪いの影響をもたらしてしまう。
死の押し付けから逃れるため。不老不死から解放されるため。二人は相互協力のもと大破した研究施設を移動していく。
「……ねぇ、本気で生物兵器が人並みに暮らせると思ってる? 都合のいい道具でしかないの。ワタシもこの蝶々さえも。あのポスターにあったファーストフードみたいに手軽にパクパクされて、いらなくなったら……ポイ。それで終わり」
「馬鹿言え。ファーストフードみたいにパクパクだぁ? そんな御馳走めったに食べれるもんじゃねえんだ。誰も捨てねえよ。こんないつの時代のか分からないポスターなんて幻想だ幻想。こんな水着を着た女もいない。見たことないね」
メリアにとってジンは対等な視線で会話をしてくれる初めての友人だったが、ジン・ジェスターの目的は偶然移された呪いを解呪するためだけではなかった。
時同じくして、実験体としての彼女を確保すべくジン・ジェスターの親友である便利屋【錆染】と戦闘用に複製されたクローン部隊が追跡を開始していく。
罪悪感とドロドロとした感情の入り交じるポストアポカリプス逃走劇。
下記の作品は世界観を共有していますが物語の関連性はないので単独読みできます。よろしければ読んでくださると嬉しいです。
終末のメスガキ↓(スコ速で取り上げてもらえました)
https://ncode.syosetu.com/n7911hd/
終末世界の便利屋↓
https://ncode.syosetu.com/n0628gc/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-31 04:13:50
125523文字
会話率:38%
「我々人工種には、最初からタグリング(首輪)が付けられた。そして人形のような生き方を教えられた。だから皆それしか知らない。という事は、タグリングを外した所で自由になるとは限らない。……逆に言えば、例えこれがあったとしても、どうしたら自由に生
きられるのか、本来の自分らしい生き方とは何か、それを個々人が自分で模索し、その方向へ進んだ時に、自由になれる可能性がある。」
……「原初の星」と呼ばれる星で、「イェソド鉱石」を採る為に人間に作られた「人工種」。彼らは「タグリング」という首輪で人間に管理されていて、土地移動や職の自由が制限されている代わりに「成果」さえ出せば厚遇される。
即ち人間にとって都合の良い存在でいる事を多くの人工種達が「幸せ」と思い、多少の疑問はあれど「そういうものだ」と諦める中、どうしても納得できない人工種が居た。
「心を侵略されたらバリアなんざ張れねぇよ」
人工種の中でも珍しいバリア能力を持つ穣は、幼少期から「自由」を求めて「反抗」を続けて来たが、それに対して管理の人間達は優しく「こんなに優遇してあげているのに」「人工種の事を大切に思ってるんだ」と穣に罪悪感を植え付ける。
相手が極悪非道な奴であるなら正々堂々勝負できるのに
相手が「善人」であるならば、こっちが「悪」になるしかない。
しかし管理の人間達は、穣を「悪」から救う為に、穣に「お目付け役」を付けてしまう。
「悪」にもなれず「自由」にもなれず絶望する穣。
果たして穣は、人工種達は、「自由」になる事が出来るのか?
……変化の波紋は大きく広がり、果ては世界を揺らす大波になる。
これは「自由への回帰の物語」
※この作品は「紺碧の採掘師・シナリオ版」を大幅にリニューアルして「小説版」にしたものです。「小説的な書き方」には慣れていないので文章的に未熟な面は多々ありますが、楽しんで頂ければと思います。
※第1章のみ、挿絵が入っています。
※「キャラクター設定画集」もあります。
※個人サイト「紺碧の採掘師」の他に「NOVEL DAYS」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-28 18:22:22
616376文字
会話率:55%
“ルブタンの似合う女になりたかった”
私には、事実婚同然の曖昧な関係のまま、何年も同棲を続けてきた相手がいる。
正木晴喜――清く正しく善良な理性が服を着て歩いているような男。
私と彼の間には、きっと子供が生まれない。
息が詰まるような日
々から逃れるために、3回目の浮気をした。尽きることのない罪悪感と自己嫌悪にまみれ――それでも私は、良識的な檻の中から逃れられない。
※恋愛年表「4月…酔った勢いの浮気」をテーマにした短編小説折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-27 22:08:27
8983文字
会話率:21%
神崎ヒロトは幼馴染のシオリを救おうとした末に命を落としてしまう。
その後異世界に勇者として召喚され、女騎士ロージュと出会う。ロージュはヒロトを歓迎し、共に旅をしたいと喜んだ。
だが、本来勇者ならば6属性すべての魔法属性適正を持ってるはずがヒ
ロトの魔法適性はゼロ……。魔法の使えない存在だった。
予言が正しければ今日勇者が現れるはず……。国王たちはもう一度勇者召喚を行うと召喚に成功する。そして新たに現れた男はシオリを強制的に自分の物にしようとしたタカトだった。
タカトは強力な魔力適性を持ち、国王から勇者と認定をされる。そしてヒロトは魔力なしのゴミだと言われて奴隷落ちをしてしまう。
それでもヒロトはシオリもこの世界に来ていることを知り、諦めずに立ち上がる。
予言はタカトではなくヒロトのことだったのだ!
[第一章]完結。
第一章では主人公の無双などはありません。基本的にヒロトを見捨てた罪悪感を持つロージュに焦点が当たっております。ご注意下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-27 21:42:46
202810文字
会話率:35%
高校生の夏、重い吃音から逃れるように訪れた離島・汐凪島で、相葉海斗は従妹の凪、転校生のユイと出会う。しかし、美しい島の夏は、古くから伝わる因習と閉鎖的な狂気に蝕まれていた。海斗は、凪を守るという歪んだ決意から、取り返しのつかない罪を犯し、
二人は秘密を共有する「共犯者」となる。
それから五年。海斗と凪は、島で息苦しい共生を続けていた。表面上は平穏に見える日々。しかし、互いを監視し、依存し合う歪んだ関係性は、見えない檻のように二人を縛り付けていた。そんな中、島にリゾート開発計画が持ち上がり、本土から執拗なフリージャーナリスト・佐伯が現れる。佐伯は、五年前の「事故死」として処理された島の長老・シズの死に不審を抱き、真相を追っていた。
佐伯の調査は、海斗と凪が必死で守ってきた秘密の壁を少しずつ崩していく。さらに、あの夏、全てを目撃して島を去ったユイが、記者となり、過去と向き合うために再び島を訪れる。ユイの出現は、海斗と凪の共犯関係を根底から揺さぶる。
封印していたはずのフィルムカメラの存在。蘇る罪悪感と、僅かな解放への期待。凪の深まる執着と、静かな狂気。そして、佐伯によって徐々に明らかにされる、五年前の断崖での衝撃的な真実。
過去の呪縛から逃れることはできるのか。共犯者の檻から抜け出す道はあるのか。それぞれの選択が交錯し、物語は再びあの夏の断崖へと収束していく。これは、罪と罰、愛と依存、そして記憶の重さを描く、痛切な青春サスペンスの第二章である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-27 07:00:00
32188文字
会話率:36%
幼馴染と婚約者に裏切られ、無実の罪を着せられたオルカ・マゼラン侯爵令嬢は、結婚を目前に婚約破棄を言い渡される。自身の無さからどんな仕打ちにも大人しく泣き寝入りばかりしていたが、流石に今回は理不尽過ぎる状況で抗議するも、オルカの話に耳を傾ける
人は居らず投獄されてしまう。悲しみに暮れていると、罪悪感に耐え切れなかった専属護衛が現れ、オルカを陥れる計画に加担していた事実や、オルカの家族も事実を知っていた事を打ち明けた。そして濡れ衣を着せる計画を考えたのは幼馴染で唯一の友人だと信じていたエイリーンだった。また、直接的な関与はしてないものの婚約者も真実を知っていた可能性があると伝えられ、身内の裏切りを聞いたオルカは人生に絶望し、大きな精神的ショックを受ける。無気力状態で夢と現実の区別が付かなくなっていたある日、何の前触れもなく記憶を保持したまま過去に戻れたオルカは、自身に起きた事を冷静に受け止め、濡れ衣を着せられる未来を回避しようと少しずつ行動を起こす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-26 01:18:05
273195文字
会話率:36%
過去の出来事から罪悪感を感じ自分はみんなから嫌われなきゃいけないと考えながらも、みんなから嫌われたくないという理由から自分自身の想いを押し殺し"優しい良い人"を演じている主人公の白本愛海(しらもとあみ)と困っている人を放
っておけず助けてしまい演じずとも"優しい良い人"になっておりみんなから好かれており、主人公の白本愛海が想いを寄せている同級生の黒瀬彩那(くろせさな)の二人が気づかぬうちに互いの色に染まり合い二人が自らのことを今より少し好きになる。
この物語は愛海の心の内で秘めている恋心から始まった。
挿絵にAIイラストを使っています。なので、同じキャラクターでも絵柄や衣装などが違ったりしますが、想像で補っていただけると幸いです
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-21 23:13:37
10277文字
会話率:42%
皆さん、こんにちは。青色矮星です。
今回は残酷な世界で気持ち悪いほどに藻掻く主人公に焦点を当て、小説を書きました。ぜひ立ち寄って、閲覧していただけると幸いです。
昼夜に渦巻く胸裏の中で蔓延る蟲。自分が誰なのか、何者なのか記憶は断絶され、
やがて美しい月の妖精か、薔薇色に艶めく美しい女性へ手を伸ばす。
恋心叶わず、絶望に瀕する主人公リヒテン。彼を庇護する…しかし心の奥底には踏み込まない同僚ラモン。
そして、夜更けに現れ微笑むのは、幻想の世界で救済を求める主人公へ、優しい月光浴を浴びせた、少女シェイン。
精神世界と現実世界は、やがて崩壊し。残された自我は、誰の姿を求めるのか…。息を綴る一瞬一瞬に、罪悪感を持つ青年が、失恋に犯されていく様を描いた小説です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-19 18:30:00
14563文字
会話率:61%
その日、世界にようやく平和が訪れた。
長きに渡る人類と魔族の争いの末に、ついに勇者が魔王を討ったのだ。
そして、そんな記念すべき日に――。
「おっしゃあああ! 激熱リーチきたぁああああああ!!!」
俺――篠原遊人は今日もカジノ
にいた。
俺がこの剣と魔法の異世界――『ギガンティア』に勇者候補として転生してきたのは約20年前。
だがしかし、俺は冒険どころか一度も「はじまりの町」を出ずに遊び呆けていた。度重なる女神っぽい人からの「魔王を倒しに行け」という要請もガン無視。適当に日銭を稼いではすべてギャンブルに突っ込み、勝ったら祝杯、負けたら残飯という自堕落な日々。
けれど、そこに罪悪感なんて全くない。だって楽しいんだもの。
それもそのはず、俺の前世は超がつくブラック企業の会社員。死因も過労死だった。そんな日々に比べれば、この異世界の生活はまさに天国だった。なのに――。
女神「魔王が倒されたのであなたは用済みです。今すぐ元の世界に帰ってください」
俺「…………へ?」
そうして突如として帰還した現代。しかも時間は一切経過しておらず、見た目も仕事も何もかもそのまんま。
俺が唯一異世界にいたという証……それは女神から餞別として与えられた『遊び人』の称号だけ。
「とほほ……こんなもん何に役立つんだよ。あーあ、俺はまたあのクソみたいな日々を過ごすしかないのか……」
と、思っていたのだが――。
「……ん?なんだこれ、始めてやるゲームなのに動かし方がわかるぞ?」
なんとなく訪れたゲーセン。たまたま触った初めてやる対戦ゲーム。
だが、どういうわけか操作方法や勝ち方が瞬時に理解できてしまう。
「これってまさか……」
かくして、俺の『遊び人』としての二度目の現実生活が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-17 12:27:46
20508文字
会話率:37%