ルーメリア有史上類を見ない反乱とされる「花月の乱」
大陸の覇者ルーメリア帝国が、まだルルメラルアという名の王国であった時代、
数多くの将兵、時の実力者、王位継承権者までも失わせたこの反乱は、
「桜花」と「三日月」を紋章とする、二つの亡国の
残党による反乱であった
…と歴史は記す。
反乱軍を率いた両王国の王女たちは戦いの中に倒れるが、
その意志を引き継いだとされるのは、若い女性たちによる兵団組織であった。
花の剣士 フローレン
月の歌姫 アルテミシア
二人の美しき冒険者に率いられ「花月兵団」と称された この反乱軍に属するのは、
女兵士、村娘、妖精、といった 戦乱の時代に翻弄された 数多くの女性たち。
賊に|拐《かどわ》かされ、居場所を追われ、陰謀に巻込まれた 彼女たちは やがて救われ、
運命を共に 支え合い、生きる意味を得、戦いに身を投じてゆく。
そして…
彼女たちの勇姿を何度も夢で見る、平和な都の女学生リルフィーユ
戦い続ける花と月の乙女たちに魅せられた彼女は、
帝国史上 逆賊とされた「花月兵団」と「花月の乱」に纏(まつ)わる歴史の真実を追い続ける。
花と月の髪色を合わせ持つ 麗しの女学生が、歴史の真相に迫る時、
この世界の歴史は大きく動き始める…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-08 08:30:36
930831文字
会話率:18%
奴隷の身で貴族令嬢に仕える第八王女レーヌは、主に婚約破棄を申し入れに来た王子を軽くあしらう。
王族によくある茶番劇――そう思っていたレーヌだったが、長らく姿を消していたミリアリアお嬢様が帰還したことで、事態は思わぬ方向へと転がり始める……!
最終更新:2025-05-05 23:31:32
3226文字
会話率:41%
第三側妃の子第八王女リマイダは『また女か……』という落胆の声の中生まれてきた。セルティア王国に王位継承権のある男児は、身体の弱いニコラス第一王子しかいなかったからだ。しかし二日後、第二側妃から待望の第二王子フーリンが生まれた。フーリンが王国
に安定と繁栄をもたらすとされたのに対し、リマイダは誰にも顧みられなかった。しかしリマイダは大変賢い王女であった。リマイダの判断が王国を危機から救うことになる。
注:以前投稿した短編『期待されないモブ王女がいつの間にか主役に』https://ncode.syosetu.com/n2378kb/のエピソードを膨らませて、全10話25000字程度に仕立てたものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-05 11:40:00
24996文字
会話率:37%
第三側妃の子第八王女リマイダは『また女か……』という落胆の声の中生まれてきた。セルティア王国に王位継承権のある男児は、身体の弱いニコラス第一王子しかいなかったからだ。しかし二日後、第二側妃から待望の第二王子フーリンが生まれた。フーリンが王国
に安定と繁栄をもたらすとされたのに対し、リマイダは誰にも顧みられなかった。しかしリマイダは大変賢い王女であった。リマイダの判断が王国を危機から救うことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-04 07:43:20
7453文字
会話率:39%
ラークメル王国第一王子ウィンストンは公爵令嬢を婚約者とし、次代の王となることが確実視されていた。しかし公爵令嬢は実家の勢力を頼みに我が儘し放題だったのだ。公爵令嬢はウィンストンの弟王子を好いていたため、弟王子なら我が儘を抑えられる可能性があ
った。ウィンストンは公爵令嬢と王位継承権一位の座を弟王子に譲り、自分は男爵令嬢コリー・レブンを選び取った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-16 07:17:26
8400文字
会話率:40%
アメリア・ハルデンベルクはエーミール王子の婚約者で、王妃教育を受けてきた。だが、学園の卒業パーティーで婚約破棄を告げられてしまう。理由は転入生のエレオノーラ嬢をいじめたという証拠のないもので、心底呆れてしまった。アメリアは何を言っても王子に
は届かないことを悟り、国王に直談判して王立騎士団に籍を移すことを認めてもらう。そう、この国では婚約者を持つ女性は騎士団に所属できないという決まりがあり、騎士団上層部と同等の剣の腕前をもつアメリアは、これまで騎士団に正式に所属することができなかったのだ。この際、騎士団に所属して、自分のやりたいことをやり、進みたい道を進もうと決める。ついでに、一連の流れを見ていた国王が見るに耐えかねて、王子の王位継承権を剥奪。エレオノーラは国外追放となった。ざまぁ^^折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-04 14:42:19
3334文字
会話率:56%
とある王国の第一王女フェリシアは、王位継承権第一位の王女。王女が第一位の理由は彼女が持つ魔法の才能。彼女は国の誰もが認める天才だった。
魔法の能力が絶対的な物差しであるこの国で、弟のアーサーは魔法の才能が無かった。そのためフェリシアが後継
者となったのだが、フェリシアは王になる気は無いと言い張った。幼かったため子供の戯言と思われていたが、フェリシアの想いは何年経っても変わることがなかった。しかもその代わりに冒険者になると言い張るまでになっていた。
それからさらに数年が経ち、フェリシアは国立高等魔法学院の三年生となっていたが、学院にはほとんど行かずに自由気ままな日々を過ごしていた――
この作品はカクヨムにも投稿しています。(カクヨムが最新です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-26 20:47:50
157313文字
会話率:58%
「オーレリア・キャクストン侯爵令嬢! この時をもって、そなたとの婚約を破棄する!」
オーレリアに嫌がらせを受けたというエイミーの言葉を真に受けた僕は、王立学園の卒業パーティーで婚約破棄を突き付ける。
しかし、突如現れた隣国の第一王子がオー
レリアに婚約を申し込み、嫌がらせはエイミーの自作自演であることが発覚する。
その結果、僕は冤罪による断罪劇の責任を取らされることになってしまった。
「どうして僕がこんな目に遭わなければならないんだ!?」
卒業パーティーから一ヶ月後、王位継承権を剥奪された僕は王都を追放され、オールディス辺境伯領へと送られる。
見習い騎士として一からやり直すことになった僕に、指導係の辺境伯子息アイザックがやたら絡んでくるようになって……?
追放先の辺境伯子息×ざまぁされたナルシスト王子様
悪役令嬢を断罪しようとしてざまぁされた王子の、その後を書いたBL作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-15 08:00:00
80936文字
会話率:41%
「グレンダ・アルドリット侯爵令嬢! あなたとの婚約を破棄するとここに宣言しよう!」
王立学園の卒業パーティーにて、我が国の第一王子ルシアン・カルファットが声を張り上げた。
そんなルシアンの右隣には薄桃色の髪に翠の瞳を持つ愛らしい少女……ア
シュリー・ベケット男爵令嬢が腕を絡ませながら寄り添っている。
「アシュリーに対する数々の嫌がらせ、知らないとは言わせぬぞ!」
「ルシアン殿下、それら全ての行為にわたくしは関与しておりません」
「何?」
「それをこの場で証明してみせましょう」
今度はグレンダのターンが始まる。
ルシアンが訴えた嫌がらせの数々……それに反論する形で、自身が関与していない証拠を次々に提示していったのだ。
その時、来賓席からルシアンを諌める国王の声が響く。
国王はグレンダの身の潔白を認めると、ルシアンの有責による二人の婚約破棄と、ルシアンの王位継承権の剥奪を宣言する。
鮮やかな逆転劇にホールの人々は動揺と興奮に包まれた。
(よし、作戦通り……!)
私は心の内でガッツポーズを決める。
──これは仕組まれた断罪劇だ。
ちなみに仕組んだのは私……ルシアンに腕を絡ませているアシュリー・ベケットである。
そして、もう一人……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-28 21:01:47
10004文字
会話率:41%
王位継承権の下位だったオルロークは叔父である王の崩御後、王位継承戦争に巻き込まれる。王に即位する自分を蔑んでいた貴族連中の娘を結婚相手として推挙されることに辟易としており、十数年前の領土拡大戦争で滅んだ亡国の皇女の存在を思い出して彼女を自
分の王妃にとの探索を命じた。見つけ出した彼女はオルロークの想像以上の美しさを持っており、オルロークは彼女を王妃にと求めた。愛している少女を手に入れたというのにオルロークを取り巻く環境は穏やかではなく思い通りにならなかった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-14 21:00:00
15257文字
会話率:44%
転生したら男の子でした。
王族の私には王位継承権があるそうですが、現王の兄さまの息子と、わたしは同い年で。
注意。
書き出して転生者で女である必要性の部分までまとまらず、終わりやすいところで終わってます。サクサク。そのため、元女である
必要ないよね?な感じになっておるマス。ので、盛大に何も始まらない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-24 11:50:02
3844文字
会話率:56%
神仙峯という聖地で生まれたやんごとなき血筋の少女と、王位継承権を持つ王女は、出会えたのはいいけれど、、、二人は幸せな生活を送れるのだろうか。出会ったのはいわゆる旧大陸。いわくつきの新大陸は、ここ旧大陸の人々にはまだ誰にも知られていない。そ
の存在を知っているのは、新大陸から来た王族と一部の選ばれし者たちだけ。彼らは新大陸の歴史の流れを変えるために、旧大陸に渡って来たのだった。
旧大陸のエッジスタート国は彼らが統治している先進国家。平和政策の下、彼らは列強国同士のパワーバランスを保ちながら、大陸全土の民度を高めようとしていた。しかしそれは遅々として進まず、列強国と宗教勢力の権力闘争が日に日に緊張を高めており、エッジスタートは一触即発の危機に直面していく。4年に一度の大祝祭で行われるディベート大会を利用して、フレンクラン国と教皇が手を組み、大陸の世論を一手に掌握してエッジスタートを落とそうとしていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-22 10:24:18
386973文字
会話率:48%
ゾディアック大陸にあるアリーズ王国の王太子であるユーステッド=フォン=アリーズは、婚約者であるアリアンナ・カネス公爵令嬢に婚約破棄を言い渡すはずが逆に断罪されてしまった。
国王である父から言い渡されたのは王位継承権のはく奪とアリーズの姓を
名乗ることを永久に禁じられた実質の国外追放。
だが…最後の情け、『躾のし直し』という名目で、自国から遠く離れたパイシーズ王国にあるデルフィヌス領を治める女辺境伯に婿入りすることを命じられる。
ひとりその地に降り立ったユーステッドの壮大な勘違いから始まる新生活とは…?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-20 21:16:02
106764文字
会話率:56%
4年前、王太子カイエンとの3年の契約結婚を終えて離婚したリュシア。彼女は故郷アストレア領に戻り、戦争で疲弊した領地を農業改革で盛り立てながら、密かに子を育てていた。王位継承権争いに巻き込まれないため、カイエンには彼の子を生んだことを秘密にし
ていた。
だが、ある日急にカイエンがアストレア領に視察に来ることに! 実はカイエンはずっとリュシアのことが好きで、ある事情により離婚を『一時的に』受け入れただけだった。そんなことを知らないリュシアは、ノアを隠し、カイエンを早く王都に戻そうとする。
そこへ第二王子までがやってくるが、どうやらこの第二王子、何か企みがあるようで……。けれど、やられたらやり返す。王城の陰謀には、しっかりと報復をするリュシア。
「もう二度と手放さない」
執着系の王太子 vs. 恋愛に疎すぎる元王妃
政略結婚から始まった二人の関係が、愛情で成立するまでのじれじれラブファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-19 22:20:00
62778文字
会話率:46%
ライナー伯爵家のエルフリーデは王城の事務官採用試験を受けますが、不合格。国元で、親と約束した通り結婚をすることになりますが…。
こじんまりした女の子が、大きな挫折を経て、やがて自分の目指すべき道を選んでいきます。
最終更新:2025-03-19 21:15:49
19986文字
会話率:49%
死んだ母との約束で王女ルナマリアは王位を狙っていた。
しかし、国王に溺愛される異母弟との王位継承権争いに負け他国に嫁がされることになる。
軟禁され自殺しようとするルナマリアの元にやってきたのは、一年前に死んだはずの護衛騎士アラリック・ラドフ
ォードだった。
※氷雨そら先生の「愛が重いヒーロー企画」参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-19 21:00:00
10288文字
会話率:35%
ユリウス・ソーリス・オルトスは万物に恵まれ、美貌にも恵まれていた。だからこその退屈を知り始めていた15歳の時、運命が変わるほどの出会いをする。ヴェスペル王国の王位継承権第一位を有している王女、セシリア・ヴェスペルだ。彼女との出会いでユリウス
は初めて恋愛感情を抱く。それも狂愛と呼べるほどの執着心を。
狂愛を抱く見目麗しい皇太子と何も知らない王女。二人にどんな運命が待ち受けるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-08 18:00:00
60185文字
会話率:51%
北朝鮮の女工作員・キム・キョンファ──暗殺、爆破、諜報のプロとして生きた彼女は、最後の任務で死を迎えた。しかし、目を覚ますと異世界「エグザイル神聖王国」の第三王女・キーファに転生していた。
だが、王女とは名ばかり。身分の低い母を持つ彼女は
冷遇され、さらに兄であるジョンナム王子と共に命を狙われる運命にあった。継承権を巡る陰謀が渦巻く王宮──。そこは国家工作員として生き抜いてきた彼女にとって、別の意味での戦場だった。
「ならば、やることは同じ」
暗殺術と諜報技術、そして異世界の魔法を駆使し、キーファは兄を護るために動き出す。王宮に潜む刺客を排除し、策略を暴き、敵を欺き、時には闇に紛れて抹殺する。冷徹な決断と計算された行動が、やがて王国の命運をも揺るがしていく──。
異世界×転生×暗殺。戦場を王宮へと移した女工作員の復讐劇、ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-09 15:12:41
11096文字
会話率:29%
学園の王子様になるにはどうやら政治の才能が必要らしい
最終更新:2025-01-28 21:19:21
1269文字
会話率:50%
「貴様には帝国に嫁いでもらう!」
兄が引き起こした問題の責任を押し付けられ、帝国との和平のために王国を追放されそうになった私は、「婚約しているから無理です!」と必死に抗う。
だが兄はその婚約者にまで手を回していた。病弱な婚約者は長年支え
続けてきた私を切り捨て、婚約破棄を宣言したのだ。
幼い頃から『魔女の子』と蔑まれ、孤独に生きてきた私には頼れる味方などいない。理不尽な運命を受け入れ、絶望の中で帝国に渡った私は、そこで呪いによって命の危機にある皇子と出会う。
「君を愛することはない」
当初は私との婚姻を拒絶されるが、それは彼なりの優しさだった。彼の苦しみを知った私は、自らの回復魔術で呪いを解こうと決意する。
幾度もの治療を重ねる中で、二人は絆を深め、やがて皇子に溺愛されるよ
うになる。その一方で兄や元婚約者は、正式な王位継承権を私に奪われて破滅していくのだった。
本作品はざまぁあり、溺愛ありの、私がハッピーエンドを迎えるまでの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-19 22:33:29
13929文字
会話率:57%
第三王子の兄ふたりが突然、王位継承権を放棄したために国王になることになった第三王子。彼は結婚相手である聖女と会って、玉座の間で二人きりになって話す。
第三王子は聖女に好意を伝える。それを聞いた聖女は喜ぶのだが。
最終更新:2025-01-18 13:28:57
2140文字
会話率:24%
辺境宇宙エデル・アデン星域の覇権国家たるミュローン帝国が、突如として星系同盟の自由都市テルマセクを侵攻した。同市を訪問中にこの異常事態に遭遇した星系同盟航宙軍の練習艦カシハラが、同市に留学中であったミュローン皇女を保護したことから物語は始ま
る。
帝国内外の様々な人々の思惑と謀略の余波から皇女は唯一人の皇位継承権者となり、混乱の最中に艦長以下の正規乗組員《クルー》を失ったカシハラは、皇女を乗せ帝都へと候補生だけで艦を発進させ帝国軍の包囲からの突破を図ることとなる。
壮大で長大な遠い未来の宇宙の歴史――。
その一端を切り取った七週間の青春群像劇。
航宙《たび》の中で若者たちは成長し、世界はほんの少し変わる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-11 21:10:00
334540文字
会話率:28%
国王の血を引く娘でありながら、八年前の火事によって死んだことにされ、王侯貴族の証である「祈力」も失ったリティーツィアは、王子としてひとり残された双子の弟ユスブレヒトを案じ、平民女官リーゼとして出自を隠して王城に潜り込んでいた。
そんなリ
ーゼの前にある日突然現れたのは、ユスブレヒトの政治的な後ろ盾を務める高位貴族アッシュバルツ家の嫡男、ガイウス。
彼はリーゼを自分の邸に拉致した挙句、一年前から行方が分からなくなっているユスブレヒトの代わりに、リーゼにリティーツィア王女として王位継承権を得てほしいと迫ってきて――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-28 13:37:27
191250文字
会話率:32%