時は、大正ロマン華やかなりし頃。
洋裁学校に通う女学生と、その許嫁で筝曲の次期家元である男性との、小さな恋物語。
最終更新:2019-11-03 18:00:00
1914文字
会話率:0%
あと四日で死ぬ。通話アプリで出会った男の子にいきなりそう告げられた箏葉は、なぜか涙を流してしまう。何も知らない”彼”と関わるうちに自分に知らなかった感情が増えていくような気がした。そんな”彼”と箏葉は四日間をどう過ごしていくのだろうか…。
最終更新:2019-08-30 18:37:49
528文字
会話率:55%
オニの外見特徴
燃えるような紅い髪に碧の瞳。額にある、一つまたは二つのツノと、口から見える牙。今世の王は幼いころに伴侶になるはずだった娘をヒトに殺められてから、ヒトを憎む。ヒトの世界との間に強い結果意を張り、交流を絶った。ヒトがオニの世界に
迷い込めば、苦しみ悶えて最悪は死に至る。
王の治世が長いため、今は語り継がれるだけの悲劇。
とある高官の娘、王の後宮に入内予定。
少しくすんだ紅い髪を後ろで束ね、瞳は常におどおどした性格を表すかのように、涙目である。性格も内向的。父親はそんな娘に呆れているものの、せめて自分の役に立てと入内を推し進めている。
「わたくしはなにも望みませんのに」
侍女も兄姉たちもそんな娘を邪険にしている。王の後宮への入内は約百年ぶりで、候補に挙がった娘たちはみなはしゃいでいる。姉たちも、婚姻していなければ己が入内したかったと嘆いていた。
娘が望むのは、争うことなくのんびりと過ごすこと。貴族の地位には拘らない。そのための努力は惜しんでいないが、方向性がずれていた。
舞いは王都の中でも指折りで、箏や笛を奏でれば、荒ぶる妖魔もおとなしくなるが、歌は下手。魔術は並以下であるものの、茶の手前は高官の娘らしく上手い。料理は壊滅。つまりは平民に嫁ぐのは土台が無理な話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-20 18:00:00
3657文字
会話率:31%
箏の九十九神がなんかふゅーじょんしちゃったよ大変だ
最終更新:2017-12-24 11:43:53
6490文字
会話率:48%
守屋の家には、あやかし――化生(けしょう)が伝わる。
実の父母も、育ててくれた祖父母も亡くし、天涯孤独となった和裁士の為斗子(いとこ)は、その化生が共に在ることを望んだ【化生守(けしょうもり)】として、彼女自身が《イチシ》と名付いた彼と共に
静かに暮らしている。
この化生の望みは、ただ共に在ること。為斗子の望みも、一人でいないこと。
お互いに執着しながら、お互いにその腕に捉えることをどこかで怖れる二人。そんな彼女と彼の、静かで甘く、残酷で不自然な、幸せの日々のお話。
■『和の歳時記』をイメージし、各季節の行事などに合わせた登場人物二人の生活を綴る、連作短編形式の作品です。季節ごと、歳事ごとの不定期連載です。
■作中、地歌箏曲(いわゆる「お琴」と「三味線」)や和装(着物や和裁関係)の用語が頻出します。各用語については、各話の後書きなどで一部フォローしていますが、不明な点はお問い合わせください。
■章構成(章名)について
[第○話]とあるものが本編で為斗子視点です。[故話ノ○]とあるものはイチシ視点です。[余話・○]とあるものは、本編とは直接関係しない番外編です。(主に企画やイベント合わせの話を掲載する予定です)
【 】内が[話タイトル]その後は[雑節など/七十二候]が続きます。作中季節の目安にして下さい。
■2017.09.12--諸事情により冒頭話【参考資料】作中邦楽用語の紹介[地歌箏曲]を削除しました。そのため、話数が繰り上がっております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-22 13:30:55
145657文字
会話率:34%
花街の中でも異色の見世、華苑(カエン)。箏の名手の華姫である螢【源氏名:藍花】は、梅雨の雨夜に思い出す過去があった。
憧れの姉姫の娘達である双子へ、藍花は十三年前を唄で伝えるーーー。
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"花いちもんめ"
;、"かごめかごめ"、"ほたるこい"の唄がモチーフ。
哀愁漂う清楚系の華姫で、自分の恋愛に疎い。露草 (藍花)の花言葉が物語の主軸。
*一章は月下美人のように花開き、華姫を辞すまでの一年。
*二章からは、楼主や若旦那とのその後。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-21 00:00:00
99966文字
会話率:29%
不良と言われる生田弦は放課後の職員室で友人である糸守鈴が教師に頼みごとをしているところを見てしまう。
話を聞いてみれば部活を作りたいとのことで、人数が足りないよう。
弦は困っている友人を助けるべく、教師に頼みこむが断られてしまう。
そのまま
教師の挑発に乗ってしまい、飽き症の弦は一週間でどうにかすると啖呵をきる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-27 00:24:20
8997文字
会話率:55%
別に、全国行きたいとかではない。
かといって、楽をしたかったわけでもない。
ただ、いいな。と、そう思っただけなのだ。
( 'ロ')/\('ロ' )!
元女子高の真島高等学校の箏曲部は、全国常連。
しかし、それを知らずに入った十二名のメン
バーは…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-22 00:00:00
2691文字
会話率:43%
箏・尺八楽譜「セイレーン」の背景ストーリーです。
海の化け物、セイレーンの語られることのない伝説。
トトアニHPと重複投稿http://totoani.web.fc2.com/
最終更新:2015-10-10 17:18:27
2023文字
会話率:16%
子供がないことで悩んでいた箏曲家夫婦のもとに、美しい女性が習いにやってくる。やがて彼女に赤ちゃんが生まれ、夫婦は大喜びするが、、、。
webサイトにもあります。
最終更新:2015-07-28 08:12:14
4026文字
会話率:42%
色々なことで頭がいっぱいになっていた私に響いてきたのは、箏の音だった。
最終更新:2014-01-06 15:00:00
1013文字
会話率:16%
主人公堂亥 雪斗 (どうがい ゆきと) は幼なじみである 霧谷 箏音 (きりたに ことね)を亡くした ある日校内で不気味な噂を聞くそれは夜な夜な校内に人が集まりゲームをやっているその名はGUILT (ギルティー)……箏音の死亡と関連する
デスゲームの中で雪斗は生き残れるか!? 開幕です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-20 20:36:06
3616文字
会話率:91%
高校一年生の糸音章裕(いとねあきひろ)は同じ新聞部の部長の黒柳真実子(くろやぎまみこ)に誘われて箏曲同好会の合宿に参加することになった。そこにはクラスメイトの姫乃歌鈴(ひめいましかりん)の姿もあった。
最終更新:2011-09-15 21:30:47
34848文字
会話率:51%