「銀月の島と緋月の村」シリーズ第二話。風子やアイリたちはモモやキキと一緒にウル舎村に招かれてプチミュージカルを披露したり、カトマールの古都ルキアに調査合宿に赴いて仮装行列を楽しんだり、ルナ大神殿のレリーフ文様を調べたりと大活躍。ラウ財団の筆
頭秘書レオンは失われた過去を取り戻し、〈はぐれ香華〉を含む香華族の秘密が明らかになっていく。オロ=ルルは青龍族としての力を発揮し始め、地下神殿の秘密に迫る。イ・ジェシンの勘違いはますます大きくなっていくが、本人はすっかり仲間気分。天月草をめぐって、天月に巣くう闇に気づいた銀麗月カイにリトは協力するが、そこにシャンラ王家の秘密が絡む。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 16:54:24
593888文字
会話率:41%
一千年ぶりの稀な月蝕の夜、銀月が隠れた蓬莱群島でいくつかの〈気〉が立ち上った。
事故に巻き込まれた十五歳の風子は記憶を失う。名門アカデメイアの特待生だったはずが、あまりの不出来ゆえに落ちこぼれ校〈蓮華〉に転校させられた風子。平凡な風子の
周りに、いつのまにか四人の異能者が集まってくる。人嫌いでタダ飯大好きの天才科学者アイリ、悪ガキでナルシストの美少年オロ(歌姫ルル)、余命幾ばくもない名家の御曹司シュウ、無表情で存在感のないリク。まったく無自覚ながら、風子は〈異能の媒介者〉だった。コミュ力ゼロの十五歳たちは、柴犬の子イヌモモと太った老ネコキキとともに闘いに挑んでいく。
彼らを指南するのは、忍術家門たる雲龍九孤族宗主ばあちゃん。その孫で〈蓮華〉の女教師サキ、サキの弟でアカデメイア学生リト、天月仙門の最強異能者〈銀麗月〉カイも集結。探偵ごっこの好きな変人無能弁護士ジェシンは、橋の下の浮浪者集団とともに、なにかと首を突っ込んでくる。一方、リトは美青年カイに秘かに思いを寄せ、リトを恋するオロがこれに嫉妬し、美少年シュウの初恋は脳天気な風子にはまったく届かず……。恋も混戦模様。
ルナ大祭典の準備という名目で天才音楽家九鬼彪吾の私邸〈櫻館〉に結集した面々。大祭典をとりしきるラウ伯爵の筆頭秘書レオンは、アカデメイア伝説上の優秀有能な美青年。レオンと彪吾には二十年以上にわたる何らかのつながりがあるようで……。
鍵を握るのは、古代ルナ王国に由来するルナ神聖石盤。謎が謎を呼び、立ちはだかるのは〈緋月の村〉の秘宝を狙う秘密結社〈天明会〉とカルト系の天志教団。発端となった事故、ルナ大神殿遺跡があるカトマール帝国で三十年前に起こったクーデター、ウル舎村の秘密実験、シャンラ王国の内紛、天月宗主の野望にも〈天明会〉が関わるのか。
異能の発揮は大きな代償を伴う。安易に異能に頼ると子どもたちは命を失う。子どもたちの異能が暴発すれば、人間が住む〈銀月の島〉とルナの神々が住む〈緋月の村〉の均衡がくずれ、世界が崩壊する。知恵が必要だ。十五歳の子どもたちを守るために、そして世界を守るために、ばあちゃんたちが立ち上がる。
これは、世代も性別も超えた信頼と協力の物語。女たちは強く自立しており、男たちは心優しい。性別や常識にとらわれず、自由な大人たちに見守られて、子どもたちは「仲間」として成長していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-04 17:02:06
632593文字
会話率:36%
ボーイミーツガール & ハイファンタジー!
バディ要素、成長要素あり、転移転生・チート・ざまぁ・ハーレムなし。
救国の英雄である魔女を師に持つ、少年フラム。
術法的不能を抱えながらも一人前の魔術士を目指し修行を続けていた彼は、あ
る日破門となり、生まれ育った森を彷徨うこととなる。
そんな中、フラムは『自分そっくりの魔物』を探し求める神殿従士の少女フェレシーラと出会い、紆余曲折を経て行動を共にし始める。
「行きましょう、フラム。貴方は私と旅に出るの」
その言葉に誘われて彼は自身に秘められた謎と、その意味を求めて外の世界へと旅立ってゆく。
きっと必ず、ここに戻ってこようと誓いながら……
少年少女と一匹で、共に歩む心の旅。
ハッピーエンドに向けてがんばります!
カクヨムで先行投稿中で、現在登場人物や地図、術法解説等も置いていました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 16:10:00
1051728文字
会話率:34%
太古から神と人間は共存していたが、
人間が神を信仰しても神の存在自体、本当にいるのか分からない。
だが国の成り立ちから神の存在が関わっている経典があり国にはその神が祭られている神殿がある。
侯爵令嬢アナスタシアは生まれてからずっと両親のお
飾りだった。
ある日のお茶会での出来事で彼女は自立したいと考え始めるようになった。
自立したいが自分は貴族で仕事というものを何もした経験が無い。
どうしようかと悩んでいる時に
カガミ•ローレンス公爵兼、神殿長が専属の巫女見習いを募集している事を知り応募するのだが・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 13:53:53
16223文字
会話率:24%
貧民街のサナは、名前も血筋もない“ただの少女”から、一夜にして「聖女候補」に選ばれる。しかし、待っていたのは祝福ではなく、蔑みだった。
「神の代弁者が、貧民出身なんてありえない」
数十人の候補生たちは、貴族や上流の娘たち。孤立無援のリナ
を、誰も受け入れようとはしなかった。
「神聖なる聖女が、そんな身分であるはずがない」
中でも、王太子・レオンは彼女に強い敵意を向ける。けれど、リナは諦めなかった。
そして彼女が15歳のとき――
神殿に光が降り、女神の“信託”が下される。
「彼女こそ、我が代理人。真なる聖女である」
愛と信仰のはざまで、サナの運命が動き出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 23:22:21
32624文字
会話率:53%
主人公・紅羽(くれは)は、古くから妖怪を封印し、人間と調和を守り続けてきた「天穹院(てんきゅういん)」家の末裔。 紅羽は妹分の小さな妖怪・朱鷺(とき)と村の平穏を願い穏やかな生活を送っていた。
しかし、村の祭りの日に事件が起きる。巫女・翠蓮
(すいれん)の神殿に異変が起き、村は妖怪に襲われる。混乱が広がる中、翠蓮は紅羽を「封印を破り妖怪を解放した裏切り者」と非難する。
翠蓮は朱鷺を怪しげな術で操り、虚偽の証言をさせる。紅羽は朱鷺を人質に取られ、弁明する間もなく、追放を言い渡される。燃えさかる怒りと絶望を胸に、紅羽は故郷を後にした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-16 21:10:00
18984文字
会話率:29%
大好きなゲーム「セイクリッド物語」の神殿の神官長アリアとして異世界転生したのだと分かって10年。
殿下に急に婚約破棄されてしまいました。
しかしこのゲーム、アリアが最強のチート神官で彼女の魔法がないとこの国は終わってしまうのですが…
ま
ぁいいか、私は神殿に戻って家族も同然の神官達と仲良く楽しく過ごしましょう。
神殿も国の一部ですが、この際神殿を一つの国として独立してしまいましょう!
あら?これはもしかしたらざまあ展開ってやつですか!?
~国の破滅まで、あと何日~折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 22:00:00
55053文字
会話率:30%
この世界とは異なるとある世界……。その世界きっての大国の名門聖女学院を卒業したレナ。晴れて聖女となったが、初級の治癒魔法くらいしか満足に扱えず、周囲から『落ちこぼれ』と揶揄・嘲笑されていた。
聖女は宮廷や神殿などに奉職するか、貴族に仕え
るのがほとんどのパターンだった。レナもそれに倣ったが、落ちこぼれの彼女は失敗の連続で、勤め先をことごとく追い出されてしまう。
それならばとレナは一念発起し、パーティーに加わって、冒険の旅に出ようとする。しかし、自分たちの足を引っ張ることが目に見えている落ちこぼれの聖女をパーティーに加えようという物好きは現れなかった。
大衆酒場でヤケ酒をあおるレナの前に、四人の美男子が現れる。『剣聖』、『弓聖』、『楽聖』、『剛聖』……それぞれ若くして名を挙げている、『聖なる』男たちだ。レナは何故か、その男たちからパーティーに勧誘される。四人の男たちは各々の持つ優れた能力で、様々な危険・困難からレナを守る。レナはただ感激し、恐縮する。
だが、その行動には裏があった。四人はそれぞれの『欲』を隠し持っていた。彼らは自らの欲を満たすために、レナに近づいてきたのである。
しかし、レナの懸命かつ健気な態度、愛すべき人柄、そして何事においても真摯な性格に心を揺り動かされた四人は、各々の胸に秘める欲望を『愛情』へと次第に変容させていくのであった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 20:54:54
14958文字
会話率:69%
――帝国の影の下、精霊はまだ息づいていた。
~~ あらすじ~~
帝国に滅ぼされた精霊信仰の国〈カレド王国〉。
その辺境の街・リズナに、若き将校レオン=アストレイは「文化調査と治安維持」という名目で赴任する。
だがその実態は、反乱の芽を摘む
“信仰の監視者”としての派遣だった。
命じられるまま忠実に任務をこなすレオンは、やがてリズナの穏やかな風土と人々、そして微かに残る精霊の気配に触れることで、心の奥にあった“疑問”と出会う。
やがて出会う謎の巫女、精霊の囁き、地下神殿の遺跡。そして仲間の死――
帝国に忠誠を誓ってきたレオンの中で、「正しさ」は崩れ始めていく。
失われた記憶と歴史。
精霊の沈黙は終わり、再び世界に風が吹き始める。
これは、かつて敵とされた者たちの“声”に耳を傾けたひとりの男が、
精霊と共に新たな運命を選び取る、幻想戦記の物語――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 20:20:00
10411文字
会話率:42%
約1千年前、大地を穢す邪神を封じ込めた5人の大魔導士達が興したとされる秘境の大国、ブリアナイト王国。元男爵令嬢で王国騎士団に所属する剣士アリサは、かつて叛逆罪で処刑された叔父のサザマ侯爵に代わり、王国4大名家の血筋として200年毎に邪神浄
化の儀を行うメンバーに選ばれてしまう。貧民街で拾った最愛の従者ルーと共に封印の神殿へ向かったアリサは、儀式の途中で謎の黒い影に襲われるが、ルーが自身を庇って贄となり、儀式完了と共に消滅してしまった。
3年後、邪神の器となったルーと刹那の邂逅を果たしたアリサは、神呪により人間界に長居できない彼を引き留めるため、守護神契約を結ぶ。契約者となったアリサは、望みを叶えてもらう対価として彼に身体を差し出すこととなり……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 19:38:15
35432文字
会話率:48%
カルナク神殿の神官ケペトは、人と神の心を繋ぐ不思議な「愛の力」を持つ少女。ある日、案内の神アヌビスから「愛の調停者」としての使命を告げられる。
太陽神ラー、癒しの女神イシス、音楽の女神ハトホルをはじめとする個性豊かな神々たちと出会い、共
に暮らすうちに、神殿には今まで感じたことのない温かい調和が生まれていく。
街の人々との交流、騎士アケムとの淡い恋、異国の文化との出会い、そして自分の力への疑問と向き合いながら、ケペトは愛の本当の意味を学んでいく。
料理が下手な太陽神、恋愛小説を読む知恵の女神、元敵だった混沌の龍神...完璧ではないからこそ愛おしい神様たちと、優しい少女が紡ぐ心温まる愛の物語。
愛にはいろんな形がある。恋愛も、友情も、家族愛も、すべてが美しい調和を奏でていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 19:00:00
63212文字
会話率:59%
「…なんだろここ? 見た事のない天井ね……」
敦守真幸(あつもりみゆき、18歳)は、人生初のオンラインゲームでレベル上げ中に、希少《レア》魔獣に襲われて倒された。はずだった。
アバターが倒れたとき意識をなくしたらしいが、気がつくとそ
こはゲームで復活する神殿の医療室?
しかも姿は自分自身のものになっている。
なにやらゲームみたいな所に飛ばされたけど、なんでこんなことになったの?
私は元の生活へ戻れる?
ここで死んだら私はどうなる?
なにより、自分はここで生きていけるの?
助けて月那《ルナ》、兄さん。ヘルプ・ミー!
これは異世界と思われる場所へ、一人で送り込まれてしまった少女が、ガシガシと運命を糸を手繰り寄せながら生きていくお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 19:00:00
375254文字
会話率:28%
この世界を創った女神を祀る神殿にて、姫巫女としての任についているミリヤム。
いつもと変わらぬ祈りを捧げていると、突然今までに経験のない胸の痛みに襲われる。それは、女神が下す神罰だった。
その神罰を受けた者は一年程度で命を落とすという。
自分に残された時間が一年だと知ったミリヤムの取った行動は……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 11:17:30
23460文字
会話率:33%
人間界と魔界をつなぐ界境が三百年に一度開く。もし開いてしまえば魔界からたくさんの魔物が人間界に流れ込んでくる。
それを阻止するために神託によって選ばれたのは勇者一行。その最後の一人が僧侶アシュヘル。
「私はアシュエルよ、アシュヘルじゃないの
よ!」
人違いで選ばれたアシュエルは、何度も神殿に足を運んで大神官に訴えたが大神官は聞く耳を持ってくれない。
結局アシュエルは、僧侶アシュヘルとして人間界と魔界をつなぐ界境を塞ぐ旅に出ることになったのだが。
彼らは界境を塞ぎ人間界を救ることができるのか?
勢いで書いているため設定ゆるゆるです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 06:20:00
13353文字
会話率:55%
ヴェルデンシア大陸を統べるアルバーナ神帝国、のとある辺境。
中堅貴族の嫡男エヴァンは、不思議な夢を見た。
天使の少女が現れて、領地に神殿を作れという。
忙しいのでスルーしていたら怒られ、試しに神殿の建設地に行ってみたら、胡散臭い男が世界を救
えと言ってきた。
平和に暮らしていただけなのに、なぜ世界の危機に巻き込まれる羽目に?
田舎領主の息子が神様に無茶振りされるコメディです。無双でも異世界転生でもないんだよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 02:04:16
74858文字
会話率:49%
国を守るため、各地の小神殿に一人の聖女と聖女を護衛する一人の騎士ーー守護騎士の設置を必須とするガイスト王国。
落第生だった聖女候補のロニアは四度目の最終試験に合格して、ついに聖女としてある旅立ちが決まる。
守護騎士に指名するのは、王国の重鎮
である侯爵家の出身の小侯爵にして、次期騎士団長とも名高い人気エリート騎士のラシェル。密かにロニアと結婚を約束していた婚約者でもあった。
しかし守護騎士の契約魔法が失敗した結果、ロニアの守護騎士に選ばれたのは、幼馴染みにして『騎士団の狂犬』として恐れられるフェルディアであった。
弟の「タスロ」を探して、全てを終わらせるために騎士になったというフェルディア。
そんなフェルディアに対して、ロニアには言えない秘密がある。
ロニアこそフェルディアが探している弟の「タスロ」であると。
しかしロニアの正体はバレるどころか、フェルディアはロニアからの守護騎士の契約魔法を求婚と勘違いして溺愛してきてーー!?
「俺たちは結ばれる運命なのです」
「気のせいだと思います……」
正体がバレるのを恐れる落ちこぼれ聖女×『待て」ができない勘違い『狂犬』騎士
バレたら命がない聖女と聖女を溺愛する騎士の「大切なもの」をもう一度見つける恋愛ファンタジー
※長編化の予定あり
※他サイトにも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 22:48:11
57342文字
会話率:45%
実家のごはん屋で看板娘をしているエマはある日突然神託を受けて勇者パーティの一員に。神殿で『職業:聖女』、『能力:マヨビーム』の文字を見た瞬間に前世の記憶を思い出し……同時にキレた。「マヨビームでどうやって世界を救えっていうのよ?!!責任者出
てこいぃぃ!!」果たしてエマたちは無事に世界を救えるのか?!フライパンで魔物と戦ったり、調味料チートを活かしおいしいごはんを作ったり、仲間やちびっ子とたわむれたり…………軽ーいノリで楽しく読める異世界転生ファンタジー。アルファポリス様にて先行連載中。(旧タイトル「転生チートがマヨビームってなんなのっ?!」)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 20:30:00
11212文字
会話率:31%
※注意
この小説は更新速度優先の先行公開版です。
後程書き直した正式版を投稿予定のため、現状粗い部分がある事をお許しください。
・簡易あらすじ
様々な世界の住人がひしめく都市で、デカい姫騎士の事が大好きな異世界人達が、彼女が男と付き合う事
を許す者と許さない者に分かれて争う話(になる予定)。
・あらすじ
空間の乱れによって様々な勢力が入り乱れる混沌都市<カオスシティ>。
列強と呼ばれる大勢力の横暴。
無数の異世界人による犯罪行為。
無能な神殿による統治。
名の通り混迷を極める都市では、当然のように弱者は食い物にされる……。
だが、そんな状況を良しとしない一人の女がいた。
コロンポン・ドラグニア
身長200cm
体重110kg
25歳
独身、恋人無し。
そして美しく、誰よりも……強い。
治安騎士団団長として|混沌都市《カオスシティ》を守り、素手で強者を屠る彼女を、皆はこう呼んだ。
”姫騎士様”と。
……一方で、そんな彼女をこっそりと『推す』者達がいた。
ある者は頼れる年長者として。
ある者は職場で部下として。
ある者は親友として。
ある者はライバルとして。
それぞれの立場と思考と性癖でデカくて美しい姫騎士の『推し活』をする異世界人達。
だが、ある時を境に彼らの推し活は一変する。
姫騎士が頬を赤らめる男が現れたのだ。
許容(てぇてぇ)する者と許さざる(ガチ恋)者。
二つに分かれた推し活異世界人達と、姫騎士の行く末は?
そしてそれとは別に危機に陥る|混沌都市《カオスシティ》の運命は!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 19:16:30
66264文字
会話率:25%
星庭神成(ほしにわ のあ)、31歳。システムエンジニアとして毎日を仕事に追われる生活を送っていた彼は、夢も希望も見失い、心身共に限界を迎えていた。ゲーム開発に熱中していた過去も遠い思い出となり、今やバグ修正と納期に追われる日々に絶望しながら
「もう働かなくていい世界があれば」と心の中で願う毎日だった。
そんなある日、神成の目の前に突如として現れた謎のスクリーン。彼はその光に吸い込まれるようにして異世界へと転移してしまう。目を覚ますと、そこは彼が知る現実とは全く異なる世界だった。無機質な神の声に告げられ、神成は異能「妖精想造(メイクフェアリー)」の力を授けられる。この異能は、彼の代わりに小さな妖精たちが様々な仕事を行ってくれるというもので、神成にとってまさに理想的な能力だった。
異世界での生活が始まる中、神成はこの世界で「救世主」として召喚されたことを知る。だが、魔王の脅威に立ち向かってほしいという期待に対し、彼は「働きたくない」と断固拒否。そのまま神殿から追い出され、自由気ままなスローライフを目指すことを決意する。
神成は、妖精の力を使いながら、古い屋敷を自分好みに整え、のんびりとした生活を始める。しかし、この異世界には様々な問題が渦巻いていた。瘴気に覆われた砂漠のサナムーン王国や、魔獣の脅威にさらされるサナサの首都。そして、その中には強力な魔王の存在も…。異世界の人々は、次第に神成の力に気付き始めるが、彼はひたすら関わることを避け、妖精任せの生活を追求していく。
一方、神成は異世界で出会った仲間たちと共に、少しずつこの世界での自分の役割や、本当の「自由」を見つけ始める。妖精たちが支えてくれる快適な日々と、異世界の問題との狭間で、彼は一体どのように生きていくのか――「働かない」ことを信念に、神成はこの新しい世界で、彼だけのスローライフを追い求めていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 12:00:00
183328文字
会話率:40%
第一王位継承権を持つ主人公『龍神の騎士姫(りゅうじんのきしひめ) 』の二つ名持ちの王女は、邪馬台国の神殿内にある魔法陣の上に突如として出現した。
邪馬台国(やまたいこく)の卑弥呼(ひみこ)女王と出会ったことで王女フラウリーデのその後の
運命は大きく変化していく。
彼女は卑弥呼から呪術能力を継承し、巨大帝国侵略軍を退け、最終的にその帝国を滅亡に追いやる。一方で、王国を盤石(ばんじゃく)な体制にするためには科学の発展が欠かせないと考え、豊富な資金と黒い水(石油)により近代国家へと変貌(へんぼう)を遂げさせる。
だが、その最中、王国を二分するような内乱が勃発する。その叛乱軍を二度の合戦で科学力と知力で鎮圧し統一した。そして王国は恒久的な平和を掴んだかの様に見えた。
彼女が生涯心血を注いだ石油を用いた産業革命による文明の進歩は世界中に富をもたらした。だがその一方で、それはやがて人類の滅亡の引き金となっていく。
彼女が天寿を全うして約千年後、進み過ぎた科学発展によりその星のあらゆる生物は死に絶えてしまった。、、、かのように思われた。
女王が最も幸せだったのは、その世界が栄華の絶頂期で没したことであろう。
あらゆる生物が死に絶えたと思われたその世界から、ある日一隻の超弩級空母(ちょうどきゅううちゅうくうぼ)が宇宙へと向かって旅立っていった。
居住可能な惑星探しの旅である。
それから約千年近くが経過し、一人の若い少女が再びその世界へと降りたった。百人の子供達と動物を連れ、そして食用となる植物の種を持って、、、。
そしてその星に新しい小さな世界を作り始めた。
彼女が創世したその世界は、時間が忘れ去られたようにゆっくり、ゆっくりと流れているようであった。
その新世界の名は耶馬台国(やまたいこく)、若い王女の名前は卑弥呼(ひみこ)だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 08:23:56
731723文字
会話率:27%
修練生の卒業から二ヶ月が過ぎた。
無事維穏院に配属されたライカたちは、多少の変化はあったが日々の業務に勤しんでいた。
そんな中、三人は戦争のための会議に呼び出される。
それは、神殿が建立された最大の目的。
それは、彼女が過去と決別するための
戦い。
すべては、精霊たちと共に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 20:38:41
3150文字
会話率:42%
ライカたちの修練も二年目に入った。
ライカとミューナの恋は進展するのか、それとも。
そして修練生を、神殿を騒乱が包む。
1/2惑星カルテット(https://ncode.syosetu.com/n1787ff/)の続編です。
前作を読ん
でなくても分かるようには努力していますが、読んでくれた方がわかりやすいですし、作者も喜びます。
プロットもろくに組んでいないのでどう転ぶかはライカたち次第です。
更新は最低月1回はやっていきたいと思っております。
それではどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-10 17:00:03
106207文字
会話率:48%
惑星カイセスに人々が降り立って二百年近くが過ぎた。
人々は適度に機械文明を残しつつ、この星の先住生命体である精霊たちと共に踊り、歌いながら共存してきた。
赤髪の乙女ライカはその年の春、風の神殿に修練生として入殿した。
神殿長であ
り、自身を育ててくれたイルミナの手助けを少しでも出来る強さを得るために。
それまでイルミナと自分しか居なかったライカの世界に、ふわりと訪れた美少女ミューナと野良猫のように居座っていたオリヴィア。
勝手にライバル宣言をしたディルマュラをはじめとした修練生たちとの出会いに、ライカは果たしてどのような成長をするのか。
それは、精霊たちにもわからない。
*大体週イチペースで投稿していきます。
*現在PCの不調にともない、更新を7月半ばまで停止します。申し訳ありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-27 11:29:50
102286文字
会話率:41%
幼い頃から神殿で暮らしていた神官のサリカは、ある日、神殿長の依頼で隣国まで行くことになる。
手紙を届けるだけの簡単なお役目。さっさと終わらせ、土産を買って帰るつもりだったが、予想外の事態に巻き込まれることに。
大神官? 修復士? 何それ、
聞いてませんけど……。
心の中でぼやきながらも、サリカは新たな場所で新たな役目を果たしていく。
人々と関わりながら界壁を修復し、変化していく世界の中をマイペースに生きていくサリカの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 18:13:47
149332文字
会話率:35%