この世に有りしは人の為。
神も又例外は無し。
人に望まれざる者、神に在らず。
全ては人の為にあり。
とある異界にて。
『常世』と呼ばれるそこでは暦月を守護・管理する十二神の神々がいた。
彼らは全員が各月の華の名を冠していたため、『華神』と
呼ばれ、それぞれの務めを果たしていた。
その神々の守護により、人々が穏やかに暮らしていた。
しかし、ある日異形の者達が大量に現れ、街を襲うという事件が起こる。
困り果てた帝はとある伝説を思い出した。
それは、とある別の世界の剣士が神々と協力してこの世を救うというというものだった。
『それが真実であるならば、これに賭けるしかない』
そう腹を括った帝は今代最高の陰陽師にその剣士の召喚を命じる。
誰もが疑惑を浮かべる中、召喚されたのはたった1人の女子高生だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-04 11:29:34
336文字
会話率:7%
世界最高峰と名高いカージラス魔法学院。そこで人類の未来を担う多くの若者が生活している。アークという名の少年もその一人。未来の『勇者』と言われる幼なじみを持ち、『聖女』から好意を持たれ、『王子』からは敵視され、『賢者』からは尊敬の目を向けられ
るアーク。様々な困難に見舞われながらも学院生活を謳歌する。
だが、その少年には裏の顔があった。
『いつまでお戯れを続けるつもりですか?――魔王様』
異形の者たちが、アークに対してそう告げる。
勇者となり魔王を倒す、そう宣言する幼なじみの隣で今日も魔王は笑う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-06 17:36:17
84436文字
会話率:35%
毒の霧が立ち込める世界。
ペットのような子豚扱いの、チビで赤毛でちょっと胸の大きなのモネは、ある日空に浮かぶ巨大な船の外壁修理で怪しい修理コードを発見する。
だが、次いで起こった爆発に、モネは船から遥か上空へと投げ出された。
死を覚悟したモ
ネが目覚めた時。目の前に広がっていたのは、異界の毒と異形の者がはびこるという、緑豊かな地上。そして、大好きな……でもツレない冷たい彼の、面倒くさそうな表情だった。
見慣れない食べ物、壮大な地上の景色。不自然な行動と、時を追うごとに甘くなっていく態度。
抱きまくらのように抱きしめられて、何度も迎える二人の朝。これは、全部、私が生きるためなんだよね……?
これは、チビで子供っぽいモネが、片思い中の冷たい彼と一緒に空から落っこちて、野宿したりご飯を食べさせあったりテロリストと戦ったりしながら、重たい愛にどっぷり浸かるまでのお話です。
全22話、完結済み!例によってじゃんじゃん連投予定です!
ぜひ最後まで、安心してお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-16 08:21:54
96659文字
会話率:54%
アルマルタ国の兵士であるロゼは、今の生活に嫌気がさし国を捨て旅にでる決意をする。ある晩、見知らぬ青年が無断で兵舎に入ってきた。ロゼは彼を拘束し素性を聞いた。彼は情報屋であるらしく、国の重要な機密情報を持っており、兵士から追われていた。彼はア
ステと名乗り、国境を抜けたいと頼まれる。ロゼは国を脱する好機と考え、彼の依頼を承諾し共に城下を脱出する。
二人は国境を繋ぐ橋へと向かった。しかし、橋の上にはアスティアの兵たちが検問をしていた。検問を終えた商人から話を聞くと、兵士たちはアステを探していることを知る。兵士らの目を欺くため、ロゼは策を講じて橋を突破しようとするが失敗。兵士らに追われ拿捕される。兵士らはアステを見て、アスティア国の王子だと声をあげた。ロゼは隙をついて、兵士らの包囲を抜け、アステを人質にとる。兵士らと対峙するなか、ロゼは橋から足を踏み外しアステ共々、二人は河川へと落下してしまう。ロゼは河川を泳ぎ、溺れるアステを救出した。
ロゼは王子誘拐の容疑を晴らすために、アスティア国へと向かい王様に事情を話すようにアステへ約束させた。
旅を続行するも食料が不足。食料調達のため二人はダマス村へと訪れる。
村へ到着する後、疲労のせいでロゼは倒れてしまう。アステが助けを求めていると、村を巡回していたミミに助けられた。
ロゼは村を訪れた事情を伝えると、ミミは快く食料を差し出した。村近くの遺跡に化け物が現れて困っているとミミに告げられ詳しく話しを聞いた。討伐依頼として、村に訪れていた考古学者のユエルに頼んでいるらしく、アステの勝手な決定によりユエルと共に異形の者の討伐を請け負うことになる。
三人は化け物が現れた遺跡へと入る。途中でロゼは二人と離れてしまう。ロゼは地下底で大量の異形の者に囲われていた。さらに、翼を生やした騎士が参入する。翼の騎士は異形の者を薙ぎ払い、ロゼへと襲いかかる。間一髪の所でユエルに助けられる。三人は討伐を終え地上へと戻り、ミミの家で休養した。その後、ロゼ達はダマス村を離れる。
夜になり、ロゼ達は野宿をしていると遺跡でロゼを襲った翼の騎士が襲い来る。ロゼは騎士の攻撃を受け瀕死に陥るも、彼女の持つ特別な血を剣に塗り翼の騎士を攻撃し撃退。重傷のロゼをアステが治療魔法を使い一命を取り留めた。朝日は昇り、ロゼとアステは新たな契約を結び再び旅にでる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-01 22:00:00
99698文字
会話率:43%
英雄オルキデアを母に持つ、アハト国第4王女のオリヴィア。
彼女は病に倒れ死の淵を彷徨った時に、不思議な存在と出会う。
それは異世界から転移してきた霊魂トモエ。
トモエは「オリヴィアが死んだ時、その体を使い復活できる」と知り、オ
リヴィアの体に憑りつく事になる。
一つの体に二人の意志が共存する、そんな不思議な同居生活を続けていくうちに、オリヴィアの諦めかけた「母のようになりたい」という夢が再び膨らんで行った。
そして剣聖を目指すため、トモエ監修によるオリヴィアの修行がスタートする。
様々な苦難を乗り越え剣士として成長するオリヴィアだが、公務で向かった隣国でナミルと名乗る異形の者と出会った。
その目的もわからぬまま、オリヴィアとトモエは彼の謀に巻き込まれて行く。
一度はその奸計を打ち破ったオリヴィアとトモエだが、ナミルは復活し自らのシナリオに二人をキャストとして指名した。
ナミルの思惑に対抗するため、そして母の姿を追いかけるため、オリヴィアは今日も剣を振るう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-24 12:02:01
13605文字
会話率:27%
ある島のお屋敷の中に、特殊な腫瘍を体の中に持っている子供達が匿われていました。小さな子供の面倒を見る役をしている青年は、ある日、本を買いに行った先で自分と年齢の近い女の子に出会います。
会話を交わし、その少女と良好な交流関係を築いていました
が、それをお屋敷の女主人に咎められ、青年は少女との交流を諦めます。
少女と話をせずに帰ろうとした日、青年は捕らえられて異形の者に取り込まれそうになります。
辛くも生き延びた青年は、匿われているお屋敷で、また日常の中に戻って行くのでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-25 14:59:06
13648文字
会話率:15%
人々は平和な日常を過ごしていた。2034年5月1日。世界中の人々の平和な日常は突如崩れ去った。突如現れた異形の者『ゾンビ』が世界中に出現しその数を増やして行った。突然のありえない現実に人々は混乱し恐怖し少しずつ狂い始めていた。
日本に
住むある女子高生は武器を持ち屍を踏み越えて仲間を集めゾンビ達と生き残りの戦争を始めようとしていた。
「わたしは生きる。ゾンビなんかにわたしは負けたりしない!」
あなた達生き残る勇気はありますか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-26 10:32:32
26632文字
会話率:53%
オチャコがフリーマーケットで、ドールハウス、ぬいぐるみの仔豚、および練習で編んだマフラーを手放します。翌日、竜巻で飛ばされてしまい、異形の者からの求婚に応じざるを得なくなります。そして奇跡のようなことが起こるのです。
最終更新:2022-12-21 06:36:34
3994文字
会話率:0%
就活浪人の主人公は、通い詰めていた喫茶店で異形の者に出逢う。
ポルカドット・スティングレイ---そう名乗る彼女は異世界で人生を充実させてみないかと甘くて怪しい提案をしてくる。
『これは今までの人生に価値を見出せなかったしがない学生の
、ただ一度だけの逃避行。』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-06 09:49:34
3685文字
会話率:19%
学校の近くに「魔の三叉路」と呼ばれる事故の多い交差点がある。話題に事欠かない都会ではないので、暇な学生たちは常に誰かしらがそこの噂をしていた。部活帰り親友とそこを通りかかると、チャラっぽい男女がまたたむろしていた……。
最終更新:2022-08-17 14:54:31
11964文字
会話率:33%
光の届かない深いその森は、夜の国と呼ばれていた。
異形の魔物達が蔓延り、人間ならば数時間で狂気に陥ってしまう森の中で、白銀の髪を持つ少女は一人の魔物に拾われた。
異形を纏める巨大な角を持った国主、浴槽に沈む潮騒の魔女、午後三時だけに現れる蝙
蝠、カトラリーと腐敗した身体の悪食コック、千切れた羽を鳥籠に閉じ込めた時守り——、そんな異形の者と共に、森の奥に佇む洋館で過ごしていた少女は、ある日ひとりの人間の男を拾ってきた。
少女が拾ったその男は少女とその周囲に変化を齎し、やがて夜の国を少しずつ蝕んでいく。
この小説はpixiv、カクヨムにもアップしています。
更新は4話まで毎日、それ以降は毎週金曜日の20時予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-29 20:00:00
80444文字
会話率:18%
大分県の田舎町で起こる少し奇妙で、異形な話。
三山中学2年の視野月或斗(しのづきあると)は、趣味で探偵をやっている。SNSで匿名の探偵"ロストバーン"を名乗り、街の情報や事件だけでなく、人々の些細な悩みまで解決するべく、
日々勤しんでいた。
そんな中出会った少女"れい"は、どこか浮世離れしていて、だけどとても安心できて…。
或斗の探偵を中心に動く、街の影と異形の者たちによる物語。
或は、探偵自体が影だったのかもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-30 16:47:13
5087文字
会話率:54%
現代社会が生みだした世の中でも夜になれば、人間の欲望・憎悪が生みだした悪霊たちが跋扈する…。
阿部スセリは都心に近いカワグチで暮らす新社会人。いたって平凡な日々を謳歌していた。
しかし、会社からの帰り道、スセリは異形の者に襲われる。その時ス
セリを助けた者が現れた。
その後スセリが連れてこられたのは、異形の者「悪霊」と唯一対峙できる専門職「浄化師」たちの組合だった。
都心に近い街・カワグチで、繰り広げられる現代悪霊浄化奇譚。
平和な日常を捨てて、常識も科学も逸脱した非日常への一歩を踏み出せ!
更新不定期。週一更新を目指しています。
*この物語は完全なフィクションであり、都市のモデルはありますが施設・人物・会社などはすべてフィクションです。予めご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-18 09:00:00
584799文字
会話率:40%
異形。
それは人間の血を摂取することで理性を得る、上位的存在である。
多くは長命であり、屈強な肉体と剛力を兼ね揃えていた。中には人智の及ばぬ不可思議な能力を持つ者もいる。
人々は異形に怯えて暮らしていた……というのは今は昔のこと。
近
年に入り、銃の発明・流通により一気に逆転したのだ。
小型のピストルさえあれば、ひ弱な人間でも異形を簡単仕留めることが出来るようになった。
弾丸に撃ち抜かれた異形は血を流し、理性を失い、やがてただの獣となって朽ち果てる。
今や異形はその数を減らし、人が襲われる事件も年々減りつつある。
生き延びた異形達は己の理性を保つために必死で人間の血を求めた。
ある者は深い森の中に迷い込んだ子供を狙い、ある者は墓地から死体を掘り起こして腐りかけた血を啜る。
彼らは飢えの苦しみと、理性の消失に怯えながらの暮らしを余儀なくされた。
そんな世界に、2度目の転機が訪れる。
一人の風変わりな錬金術士による【人造血液】の発明である。
果たして人と異形は手を取り合って生きることが出来るのか……
これは、2つの種族が織りなす群像劇。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-12 23:19:04
4057文字
会話率:47%
私達の暮らす世界に溶け込むようにもう一つの世界が存在する。そこでは超越した者も異形の者も多くの者が幸せに暮らしていた。双木一貫はその世界を希望の花になぞらえ、「ペンタス」と名付けた。
これは、双木が自分と出会うところから真実を確認するために
行くまでの話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-10 10:53:55
1904文字
会話率:65%
いつものような日常を過ごす司法局実働部隊の面々。
だが彼等の前に現れた嵯峨茜警視正は極秘の資料を彼らの前に示した。
そこには闇で暗躍する法術能力の研究機関の非合法研究の結果製造された法術暴走者の死体と生存し続ける異形の者の姿があった。
部隊長である彼女の父嵯峨惟基の指示のもと茜に協力する神前誠、カウラ・ベルガー、西園寺かなめ、アメリア・クラウゼ。
その中で誠はかなめの過去と魔都・東都租界の状況、そして法術の恐怖を味わう事になる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-07 21:00:00
195621文字
会話率:52%
高校生の少女、安藤瞳はある日母親から許嫁の存在を知らされる。
母の上司の息子。仕事の都合もある以上無下にはできないと会う事にする。
しかしそこで瞳は知る。己の出生を、母親の正体を。
人間ではない異形の者との繋がりを。
最終更新:2022-03-14 20:30:00
2913文字
会話率:45%
主人公、佐々木和成は普通の人間である。
ごく一般的な人間であり、ごく一般的な育ち方をし、日々をただ消費し生きているだけの人間的な価値の低い人間だ。
そんなただ生きているだけの中で、和成は神様により人類間引きの対象となり、とある企みに巻き込
まれることになった。
その企みとは、「異形の者への変貌」と「生き残りを賭けた戦い」である。
果たして、和成は生き残れるのか。
神様の企みとはなんなのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-09 17:17:23
156665文字
会話率:62%
魔物、魔族と呼ばれる異形の者達が闊歩する世界。冒険者が当たり前にいる世の中に一人、笑顔を提供するために旅をしている一人の若者がいた。
その名前はダグラス。乾いた世間に潤いを与えるため彼は今日も芸を披露する。
最終更新:2022-02-08 22:25:59
1511文字
会話率:47%
ある夜、凛太朗は夢を見た。何時も見る夢は取るに足らない。だから殆どは朝起きると忘れてしまうのだが、その夢は違った。宇宙戦士になり何処かの惑星を奪還するために宇宙揚陸艦に乗船していた。そこで新しく部下になった降下兵と短い会話をした。
「ねえ、
小隊長、私は生きて帰る事が出来るかしら・・・」「ああ、大丈夫だ。この作戦から帰ったら飯でも奢るから俺に付いてこい」と俺自身が不安だったが、心にもない事彼女に言って励ました。
その時の小刻みに震えている降下兵の少女の顔が、どうしても頭から離れなかった。
少女は俺に続いて降下したが、運悪く頭上で降下している彼女に敵のサイコビームにあたり燃えるのが見えた。その夢は、これから起こる出来事を暗示しているかの様だった。
人間の欲望や憎悪・怒り嫉みなど負の感情は再び魔族を生み出した。
結城凛太朗は成長する最強の幻想銃と強運を武器に人類存亡を賭けて人知れず異次元抗魔執行官として魔族と戦う。だが、宇宙のダークエネルギーの増大は暗黒神の力を強め異形の者達が棲む異次元と交わるXデーが近づいていた。それは人類滅亡の危機を孕んでいたが、その事を知る者は誰もいない。
前世から一途に思い続ける創造主になった円城寺五月、ちっぱいにコンプレックスがある最強の死神娘の抱く淡い恋がある。やがて、亜神の力を得た凛太朗と前世からの魔族に対する恨みの深さから五月達と溝が出来る事になる。五月の思い人、凛太朗との時空を越えた愛は成就するのか?
それを知りながら彼を思う死神娘、恋に行方は如何になるのか?
前作品では竜馬は銀河艦隊と共に魔界に攻め込み、自らの命と引き換えに宿敵、創造主や魔王を倒したところで終わりました。
本篇は、「伝説の強戦士、異世界を駆ける」の続編になります。
時は過ぎ、現世に再び凛太朗として生まれ変わった竜馬は警視庁の刑事になり平凡な日々を送っていた。
前世の記憶も宇宙最強の戦士と言われた能力は無い。
ある日、刑事として、猟奇殺人事件を捜査中、迷い込んだ異空間で、魔族と戦うことになった。そこで、ゴスロリファッションを着た死神娘と虎の獣人に助けられ九死に一生を得るが、この事件を、きっかけに思いもよらない運命が彼に待ち受けていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-01 20:25:19
179878文字
会話率:17%