悠然とそびえる『フロウ山』のその麓で生まれる、『燻狼』と呼ばれる登山家たち。彼らは共通の使命と個有の役割を持ち、番と共に二人で生まれる。使命とは、フロウ山の頂にある『扉』を開くこと。燻狼たちは自らの役割をこなし、番や他の仲間と協力しながら、
フロウ山の攻略を試みていた。
そんな中、番を持たない生まれたての燻狼がひとり、フロウ山の麓に流れつく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-30 01:08:53
122642文字
会話率:38%
破壊と創造が繰り返される『宇宙』において、ある者の手により、また一つ新たな世界が創出された。しかし生まれたての世界は非常に脆弱で、その殆どは誕生まもなく別の世界によって破壊されてしまう。彼は自らの世界を守るため、記憶を犠牲にその世界に生を
得ることにした。
生誕まもなく彼が見た「世界」は恐ろしいほどに精巧で、遥か高次元のものだった。そして彼は未だ消えていない記憶の存在を前に理解する。彼の世界はすでに滅び、自らは『異界』に飛ばされてしまったということを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-11 21:34:16
3785文字
会話率:5%
平凡な大学生伊東凪は子犬を庇い死んでしまう。生まれたての女神ミシロによって異世界に転生することになるが、ミシロに名前を変えさせられINGと名乗ることに。
最終更新:2024-02-18 23:58:08
1267文字
会話率:67%
一昨年生まれたばかりの五月を巡って、父親の十一月と母親の三月の間で揉め事が起きた。五月の平均気温が、父親の自分と似てないことに気がついた十一月が、妻の三月の不貞を疑ったらしい。
最終更新:2024-02-13 03:25:41
1043文字
会話率:10%
親が伝説の英雄であれば、その子供である「イース」に圧し掛かる期待は計り知れない。
しかし、イースにはモンスター退治への情熱もなければ、これといった才能もない。
倒すべき世界の脅威は親の世代が倒してしまい、目指すものもない。
どうせ偉業など
成し遂げる事は出来ず、親を超える事なんてできない。
あるのは親の七光と、両親譲りの整った容姿だけ。
そんな彼はそれでも期待に応えようと、モンスター退治の「バスター」になった。
両親の名を出せば大騒ぎになる。親の才能を受け継いでいないと知られ落胆される。
イースは親に頼らず名も隠して旅に出たものの、才能が並では仲間集めにも一苦労。
彼はいつしか、生活苦から酒場で働くようになっていた。
彼にはかつて夢があった。
両親のように、相棒と呼べる喋る武器が欲しいというものだ。
くすぶるイースの前に、ある日チャンスが訪れる。
喋る武器の媒体に相応しい剣を手にし、念願の会話を試みたイース。
喋り始めた剣「グレイプニール」は、ふと自身の願望を口にした。
それは、伝説の英雄が持つ武器のように、「自分も伝説になる」ことだった。
伝説になりたいのなら、それなりの武勲が必要だ。
しかし前述のように、世界を脅かす存在は父親らが倒している。
「ぬし」
「何? グレイプニール」
「お喋り、しますか」
「うん、いいよ」
「ボク、伝説なりますか」
「えっと……それはオレが頑張らないといけないやつだね」
英雄の子イースと、生まれたての武器グレイプニールは、英雄と肩を並べる活躍ができるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-29 19:44:45
563212文字
会話率:59%
リオという人間の少女がいた。ある日、彼女が目を覚ますとそこは知らない世界だった。先ほどまで人間だったはずの彼女の腕には黒い毛がびっちり生えていて、どうやら今は猫の姿をしているらしい。…が、それは仮初の姿で、彼女の本当の姿は宝物庫の中にあるボ
ロい箱だった。宝物庫の様子を見に来たエルネラと名乗る猫耳少女によれば、生まれたてのリオは今週中に死ぬ可能性があるらしいが、何やら解決策はあるようだ。絶望的な状況を打開するため、リオはエルネラと行動を共にすることにしたのだった。
--------残酷な描写はあるのかないのか、分からないので一応チェックを入れました。無双はしません。某ローグライクゲームで言うところのかたつむりレベルの最弱種族である主人公の戦闘能力的な伸びしろは皆無です。また、転生要素はありますが、生前の知識をいかして内政チートをできる程主人公は賢くありません。作者は、主人公に箱庭ゲームのプレイヤーみたいなことをさせようとしています。割とゆるい話です。うまく文章で表現できるか分かりませんが…。元々unityでそういう設定のゲームを作りたかったのですが、全くの素人なのでうまくできませんでした。悲しい。
衝動的に投稿しているので、時々文章に修正を入れます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-06 19:15:24
19243文字
会話率:22%
「私の名前はスカーレット。赤髪に紅い瞳がトレードマークの公爵令嬢だ。
生まれたての私は、今まで「108回」も人生をループしていたことを思い出した。
それもすべての人生が、①女王にのぼりつめる、②国民が反乱、③追い詰められて惨殺、の3点セット
だった!! 私は決意した!! 「109回」めのこの人生では、女王になんかなるもんか。社交界にも顔を出さない。ありあまる未来の知識と人生経験を駆使し、夢のひきこもりライフを満喫する!!」
これは「ぐーたらキングダム」というしょうもない夢の実現のため、知識チートでハイドランジア王国を駆け抜ける、本末転倒な新生児と、それを生温かく見守る仲間達の物語である。
※別作品の「108回殺された悪役令嬢」のスピンオフ、かつ補完的な話です。
コミックス発売記念という大義名分のもと、ひっそり好き勝手やらせていただこうかと……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-17 20:00:00
46156文字
会話率:21%
出生の秘密と目の色だけはバラせないーー!!
片目だけ紅い瞳だなんて呪いを受けて生まれてきたに違いない。殺さなければーー。そんな言葉に怯えたひとりの妃嬪が、後宮から生まれたての娘を連れて逃走した。
月日は経ち、健やかに十七歳まで成長した紅
い目の娘・曄琳(イェリン)は先帝の娘、つまり長公主であった。
見つかれば殺される。
母と二人、貧民街で身を潜めて慎ましく暮らしていたある日、曄琳は人攫いに攫われて、宮廷に連れて行かれてしまう。そして人員補填で宮廷楽師・宮妓となってしまった。
【あらゆる音を聞き分ける】という特技を利用しながら、宮廷からの脱走を目論む曄琳。しかしある日、後宮に幽鬼が出ると言われ、無理矢理解決に駆り出された先で出会った美貌の女装官吏・暁明(シャオメイ)に捕まってしまい……。
女装官吏に幼い皇帝、人たらし宦官と面倒そうな人達が曄琳の周りに増えていく。
「私どんどん逃げられなくなってないですか?」
後宮の【音】に纏わる出来事に巻き込まれていく中で、脱走の二文字を目標に曄琳は日々奮闘する!
※初め一ヶ月は書き溜めている分をあげていくので、毎日投稿になります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-15 18:40:27
146507文字
会話率:35%
夢から覚めると、そこには
最終更新:2023-08-29 00:00:00
15060文字
会話率:53%
「まただよー」「またかよ」庭にまたダンジョンが生まれる。もう何度目だろう。わが家の庭はダンジョンの生える庭なのだ。「仕方ない、すぐにやるよ」「いそがないと育っちゃうもんね」たとえ生まれたての赤ちゃんダンジョンでも容赦しない。きっちり始末して
強力なスキルを手にしてやろう。ダンジョンコアがもたらす魔法のような異能を。そしていつか、因縁のあいつを攻略するのだ。涼しい顔で、楽々と。これはダンジョン殺し。そう、今やそれが俺たち父娘の日常なのだから。
現代日本でダンジョンに挑む父娘のユルい冒険です。各話短めで全五十話ほどの予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-25 13:00:00
143905文字
会話率:49%
少女の叫び
ゆっくり聞かせて
最終更新:2023-06-21 20:03:24
285文字
会話率:0%
生まれたての赤子のようだった無垢の人魚は少しずつ変化していく。
少々意味がわかると怖い話風。
最終更新:2023-06-17 16:41:18
2204文字
会話率:45%
私は生前の記憶がない。真白先生が言うには幽霊になったとしても生前の事をはっきりと覚えている方が珍しいという事なのだが、それでも少しくらいは覚えているのが風通だそうだ。私のように名前も生まれた場所も生まれた時代も死ぬ前の状況も何もかも覚えて
いないというのは、普通ではないそうだ。
私は真白先生にヒナミという名前を付けてもらった。ヒナミになった理由は私が生まれたての鳥の雛のように先生に助けを求めていたからだという事なのだが、私にはその記憶も残っていないのであった。生きていた時の事も死んでしまった後の事もあまり覚えていることは出来ないのだが、先生の事だけは忘れることが無かったので、その事だけは安心して過ごすことが出来ていた。
真白先生は私みたいな幽霊になった人とお話をして説得をする仕事をしているのだけれど、私以外の幽霊の姿は見えないらしい。なぜ私の姿だけが見えているのかは真白先生も不思議に思っているそうなのだが、私の姿が見えているという事で今まで以上に仕事がやりやすくなったと喜んでくれている。
真白先生は除霊自体は出来ないそうなので、基本的には対話をして説得をして成仏をしてもらうという形を取っているのだが、万が一の時には本当のお母さんに貰ったお札を使って強制的に除霊をすることが出来るそうだ。私はそのお札を見たことが無いのだけれど、真白先生の話によると、そのお札を見ただけで私も成仏してしまう可能性があるそうだ。
私はもう少し真白先生と一緒に暮らしていたいので成仏したいとは思わないのだけれど、いつかそんな日が来るのではないかと思い、真白先生との暮らしを楽しんでいるのであった。
ただ、真白先生は除霊代金の代わりにエッチな事を要求するのはやめた方が良いと思う。
欲望に忠実なのは仕方ないと思うのだけれど、真白先生がエッチな事をしているところを見せられるこっちの気持ちにもなって欲しい。
私にちゃんとした肉体があればエッチなこともしてあげられるのだけれど、私はこの世界のモノに触れることが出来ないのでどうすることも出来ないのだ。
この話は「ノベルアッププラス」「カクヨム」「アルファポリス」「ノベルピア」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-20 12:38:25
149562文字
会話率:67%
※各章が 短編となっています。
・生まれたてのドラゴン「ゴン」の養育の為に集まった多種族グループ、「ドラゴン・クラン」。
スカイは国王としての貫禄が、
清明は、双子のパパとして充実した領主生活を送り
その妻、キャラハンも クラン
のサブメンバーとしてゴンにお目見え。
その他のメンバーも 年相応の落ち着きと社会的地位を得て、
今日も元気に空を飛び回るゴンと一緒に活動中。
・各章の時間軸が 少しばらついているので、今回は短編じたてとしました。
全体的な傾向として、大人達が主人公の話の時間軸は
物語の中の人間時間にして、クラン発足時より10年以上
「ドラゴン・クランⅡ」の番外編「清明の結婚」よりも3年以上経過
ゴンが中心の物語の時間軸は、ドラゴンクランⅡから引き続いている感じです。
ドラゴンの感覚では 人間の4・5年分も「ついこのあいだ」みたいな感じです。
・ドラゴンのゴンの推定精神年齢は
ドラゴンクランⅡ最終話で 5歳くらい、ギャングエイジ時代直前
本作では 5歳後半~7歳のギャングエイジ時代です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-04 08:00:00
54717文字
会話率:11%
ため息よりは
上を向いて
キーワード:
最終更新:2023-01-29 21:19:43
249文字
会話率:0%
幸せとは!?この問いに、明確に答えられますか?
最終更新:2023-01-25 19:52:02
253文字
会話率:100%
世の中は腐っている。
犯罪は日常茶飯事であり、戦争も絶えない。
皆が苦しみ、嘆き、絶望している。
だから私が救うのだ。
それこそが幸福教の教祖である私の使命である。
それはさておき、私の可愛い信者達や……
なんで私の学校にいるの?
な
んでマシンガンを持っているの?
なんで学校の皆を体育館に集めるの?
なんで私を壇上に置くの?
ん? こいつらは生贄?
こいつらを生贄にして、私を神にするの?
へー…………とち狂った?
さっさと病院に行きな。
…………………………。
で? ここはどこよ?
え? 異世界?
ふーん……そうなんだー。
しかも、すでに神様がいるんだー…………
じゃあ、殺そう。
神様はこのヒミコだけでいいでしょ。
天上に立つのは私だけ。
何人も私の横には並ばせない。
賢い皆だって、生まれたてのJK女神様と古いだけのババア女神ならどっちが良いか、わかるよね?
ね? ね? ね!?
…………ね?
※ブラックなネタが多数出てきますので閲覧注意です。
※★がついている話は他者視点が含まれています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-07 12:02:45
508496文字
会話率:48%
8歳の頃、主人公姫川みさ(ヒメカワミサ)は見知らぬ土地のお花畑に居た。そこで出会った男の子に"石"を渡される。"それを持っていればいつか会えるよ…"その男の子は言う。しかし、どんなに探しても男の子も場
所も見付からず、あれは夢だったのかなと思う程に。けれど、胸にはあの石のペンダントが光る。
―12年の月日が流れた―
20歳になったみさに出逢いが。
出逢った男性は、あの花畑で12年前に逢った男の子、"シリウス"だった。シリウスは何億光年も離れた星に住んでいる"皇太子"。シリウスも、ホシノカケラを頼りにずっとみさを探していた。
やっと出逢えた2人。短い時間でまた、惹かれ合う2人。みさの星(地球)では結婚し、結婚生活が始まる。
その後、シリウスの国でも結婚をするために挨拶へ行くのだが…
何と、みさはシリウスの国の精霊だった事が分かる。生まれたてのみさは悪魔に拐われ、どういうわけか"地球"のみさの家の前に置き去りにされていた。
果たして精霊のみさと、シリウスは結ばれるのか?
ちょっと切なさもアリの、恋愛ファンタジー小説です☆
********
この作品は、「"12年越しの想い~ホシノカケラが導いた縁は違う星の皇太子様!?"という作品名でアルファポリス」にも掲載しています。
アルファポリスでは完結済み。こちらでは、少し内容を変更して掲載していきます。
見て頂けたら嬉しいです(*‘ω‘ *)
よろしくお願いします☆
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-29 12:25:05
40464文字
会話率:48%
交通事故でトラックにはねられたらドラゴンに転生!?メチャメチャ異世界ジャーン!
生まれたてでゴーレムをやっつけたらゴーストに憑依されてがいこつに追いかけ回されて気がつくとドラゴンに助けられて…とても人間が恋しいです。
しかも仕組んだ奴
まで出てくわ、火山の噴火に巻き込まれるわで息つく暇なし!誰か助けてちょー!
1章は昔に書いたもので見辛いかもしれないので2章から読んでも分かりやすくしてあります。
毎週月曜朝8時に一話更新します。
たまに修正してるので気が向いたら見て下さい。
誤字報告や感想も気軽にしてください。
12月10日から一時的に更新を停止します。
再開は未定ですがおおよそ1~3ヶ月を予定しています。
誠に申し訳ございません。
閲覧数17000回ありがとうございます。
ユニーク5300人ありがとうございます。
総合評価100pt突破ありがとうございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-13 00:00:00
221405文字
会話率:26%
AR技術を用いた近未来の世界の話
人々はAR技術に依存していた。脊髄に埋め込まれたその機械は、拡張世界を体験するだけでなく、自身の能力や技術すら機械を使って獲得することができる。
世の中に出来損ないが一人もいない世界。
そんな世界にA
R技術の産みの親からメッセージが届く。
「私は君たちに仕返しをしようと思う」
今まで世界を支えていたAR技術は瓦解し、世間には生まれたての赤ちゃんのような何も考えていない人間のみとなる。世界の秩序は崩壊し、唯一残ったルールは魔王を倒すこと。
「君たちに魔王を倒すことができるかな?」
生まれたときからAR技術に頼っていた人間は、魔王を倒すどころか、魔物を倒すことすらできなかった。そんな中、生後手術をすることができず、AR技術を埋め込まれていない人間が世界には0.1%存在していた。
「あなたに私たちを操作してもらい、魔王討伐を手伝っていただきたい!」
まるでゲームのような世界で、旧時代のゲームのような画面越しに勇者に指示を出すプレイヤーのような立ち位置に収まった俺は仲間たちと魔王討伐に旅立つ
「おい! AIがバカすぎて逐一指示を出さないと魔物すら狩れないぞ!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-25 23:00:00
25621文字
会話率:51%