「あんなバケモノ公爵と結婚なんて、絶対に嫌っ!! そうよ、お姉さまならお似合いよね! 代わりにお姉さまの婚約者は私がもらってあげるわ!」
「このボクが、君みたいな魔法も使えない、貧相な使用人のような女と婚約すると? 思い上がりも甚だしいぞ
!」
血縁がないため、日々、義母や義妹からは虐げられ、召使のように扱われていたミルティア。
日々の食事にも事欠く有様で、どんなものでも自力で調理して、なんとか毎日を生き延びていた。
そんな中、義父と義母に甘やかされて育った義妹と、女の若さと見た目にしか興味の無い婚約者から、無残に婚約を破棄され、押し付けられたのは『呪われ公爵』と呼ばれるレンロット公との婚姻だった。
おぞましい怪物姿の公爵は、この呪いが原因で、多くの人達から忌避され人間不信に陥っており……当初、ミルティアにもきつく当たる。
だが、ミルティアにとって、調理の際に見慣れたタコの化け物のような姿は、それほどおぞましいものではなかった。
それよりも、衣食住の保証された公爵家での生活は、実家である伯爵家の生活よりもずっと幸せなものだった。
「……こ、こんなにあたたかでふわふわなお布団……初めて……!」
「すごく新鮮な魚介類……!! 腐っても、カビてもいない食事が一日に三度も!?」
「こんな小さな擦り傷に『回復魔法』をかけていただけるなんて……公爵様って、本当は、すごくお優しい方なのでは……?」
誠実に『呪われ公爵』に仕えた結果、ミルティアの行動があまりに想定外だったらしく、だんだんとレンロット公爵の固く冷え切った心を溶かして行く。
そして、特技の料理で公爵様の心と胃袋を射止めてしまう。
愛する女性の手料理により呪いが解けた公爵は、実は絶世の美青年だった。
それを知った途端、手のひらを返して「婚約者を取り換えましょう!」と騒ぎ立てる義妹だったが、そんな身勝手を許す公爵ではなかった。
やがて、ミルティアを虐めていた連中は、自業自得で落ちぶれて行く。
これは、虐められ、蔑まれ、何でも食いつないで生き延びてきた少女、ミルティアが、呪われた公爵様に溺愛され、幸せになる話です。
※アルファポリス様にも先行連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-07 20:00:00
103095文字
会話率:33%
モラルハザード甚だしいクソを超えたunkな会社に殺された氷河期世代ど真ん中のハサマが、
鑑定・倉庫・通販の揃ったチート、不可視の商品棚(プロダクト・シェルフ)でのんびり一人旅。
派手なバトルしたり貴族になったりハーレム作ったりはしませんよ
最終更新:2021-02-19 17:00:00
110839文字
会話率:36%
世紀末も甚だしいことです。
最終更新:2020-06-16 22:13:48
1328文字
会話率:31%
夕焼けの差し込む教室での話。
※たいあっぷ,NOVEL DAYS,アルファポリス,カクヨム,ノベリズム,ノベルアップ+,NOVEL DAYSにも掲載しています。
たいあっぷではイラストレーターさん募集中です!
最終更新:2020-04-16 19:52:41
975文字
会話率:28%
俗にいうブラック会社に就職したプログラマーであるゼロイチは、最早恒例ともなったデスマーチによって心身が疲弊して交通事故によって命を落としてしまうことになった。
死んだと思っていたのに、目覚めるとそこは今まで生きていた世界とはまったく別の
世界であり、魔法という超常技術がある世界であった。
何と夢のある世界かと思っていたらとんでもない。
この世界は『魔法狩り』という政策のせいで魔法開発者は減る一方であり、技術力低下も甚だしいことになっていて、仕事はあるのに開発は追いつかないというとんだブラックな世界だった。
設計書もない、仕様書もない、無い無い尽くしの魔法世界で、今日も楽しく(寝る間を惜しんで)魔法開発!!
※この世界には労働基準法なんてものは存在しません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-20 10:00:00
447678文字
会話率:37%
ある日の深夜、滝川ケンタはビルから落下し、命を落とした。
……はずだったが、気が付くと剣と魔法の異世界にふわっと転生していた。
都合よく成長した状態でギルド前に転生し、これからハッスルしようと意気込むケンタだったが、初日に荷物を
盗まれてしまう。
そして落胆した気分に追い打ちをかけるように、この物語にはヒロインがいなかった……。
転生特典をくれる女神もいない。
勇者と心酔してくれる王女もいない。
訳あり格安奴隷もいない。
百歳オーバーのエルフ幼女もいない。
ツンデレ令嬢もいない。
どこを切り取っても、ヒロインが一切登場しなかったのである!
なぜならこの作品がアクションメインだったためである!
イチャコラしているシーンなど不要! ジャンル違いも甚だしい!
求められるのは採石場でのガソリン爆発とハリウッドダイブ!
そんなこんなで、異世界ファンタジーの皮を被ったB級アクション、ここに開幕!!!
■ご注意下さい■
本作品は主人公としぶとく生き残るライバルの皆さんとのやりとりや、良かれと思ってしたことが裏目に出てままならない様を見てニヤニヤしてもらったりする作品です。
そのため、悪役が死なないと気が済まない人には向いていない作品となっています。
また、ストレスフリー系やチーレムTUEE系作品でもありません。
コメディを挟んで軽くなるように調整はしてありますが、基本的に主人公の能力が高くて思い通りに事が運ぶ展開は少ないです。
全四部構成。一部はライバル紹介。二部、三部、四部は対象ライバルとの決着、という形で進行していきます。
又、本作品は以下の表現が含まれます。
残酷、グロテスクな表現
ステータス、レベル、スキルの表示
ヒロインなし
ハーレムなし
凄いチートなし
成り上がらない
下ネタ
メタネタ
主人公の良心が希薄
主人公が殺人を犯す(2章以降)
登場人物の死亡
死なない敵
物理法則より演出重視
ベタなお約束、ご都合主義
お読みになれる際は作品の性質上そういった内容になっていることを予めご了承下さいますようお願いします。(`・ω・´)ゞ
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-25 11:00:00
1663415文字
会話率:29%
タイトルの通りです。
最終更新:2019-10-13 03:26:20
2146文字
会話率:0%
心の叫び。
経営者と労働者の解離が甚だしい今の世の中。
取り敢えず、思った事をそのまま書き殴ってみました。
最終更新:2019-05-09 16:36:35
424文字
会話率:5%
冒険者の女性がダンジョンの奥底で窮地に立たされたその時……現れた怪しい扉の向こう側には……場違い感も甚だしい奇妙な空間が広がっていた。スナック【まほろば】を舞台に奇妙な二人が経営者となり様々な人々をもてなす一風変わった物語。なろう小説唯一(
これホント)の異世界スナック題材作品、ここに登場!!……の、宣伝告知用短編です。本編連載版は近日投稿予定ですのでお楽しみに!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-29 12:11:17
2604文字
会話率:28%
【毒者】という言葉を知っているかい?
そうそう、毒のある感想でもって、数々のなろう作家の筆を折ってきた、あの毒者の事さ。
もうほんと、「作者の気持ちも考えろよ!」って思うよね。
……でもさ、毒者の事って考えた事ある?
毒者だって、色んな
事を考えたり悩んだりする、一人の人間なんだよ?
ひょっとしたらその感想は、普段は真面目でちょっぴり内気な、自分の事を上手く表現できないだけの可愛らしい女の子が送った物かもしれないよ?
自分に素直になれない女の子が、インターネットの匿名性を仮面に、精一杯の声を上げているかもしれないんだよ?
きっと、そんな女の子の普段は言えない心の奥底にある何かが、その感想には詰まっているのかもしれない…………いや、そうだ、そうに違いない!!
だからさ、ちょっとその毒入りの感想の『向こう側』を覗いてみないかい?
※現在、毒感想(の情報)の持ち込みを歓迎しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-18 20:30:06
8302文字
会話率:23%
400メートルリレー、その掛け算を勘違いしたところから始まったとされている直線400メートルリレー、競技名ドミノラン。
400mの距離を100mずつを四人ではなく、4mずつを百人、しかも直線で走ると言う、
そんなとんでもなく人数とスペースが
必要な競技のある世界。
その競技の初めから二番目のランナーを務める草食系男子が思いを寄せる、女子ドミノランのスターターを務める男女共に人気の少女。
彼女にとある日の部活終わり、思いがけないゲームをふっかけられてしまう。その彼にとって無茶ぶり甚だしいゲームは、しかし魅力的すぎる報酬が用意されていた。
拒否権なくやらされることになったそのゲームに、主人公唐木田康樹は報酬目当てで挑むのであった。競技が霞むほどに全力で。
ーー 以下は無断転載対策文章ですので、お気になさらず。 ーー
作者:ぷちミント
初回投稿日:2018年 09月03日 18時21分
「小説家になろう」にて掲載中。
無断転載を固く禁じます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-08 11:14:09
27827文字
会話率:37%
――救いの主、尾を引く星の煌めきと共に来たり。邪悪なりし竜、蔓延りし時、彼の者、一振りの輝く剣を以て無辜なる竜の世界に平安を齎さん――
根っからの善人、何処にでもいる様な少年”錦 凛音”はある日角と羽を生やした、浮世離れも甚だしい少女
”ルーン”と出会う。救い主と凛音を呼んだルーンは彼を突如別世界へと連れ出し、自らと共に邪竜の一族と戦い、危機にあるその世界を凛音に救ってほしいのだと言う。
凛音は戸惑いながらも、危ないのならば放ってはおけまいとその世界、竜たちの理想郷”ドラゴニック・グランガルド”へと旅立つのだった。
P.S.
カクヨムでも投稿しているのですが向こうではうだつが上がらないのでこちらにも投稿させていただこうと思ってやってきました。どうか皆さんに楽しんで読んでいただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-13 23:04:04
163594文字
会話率:30%
迷宮。それは神が創造したとされる神秘の地下世界。地上世界のすべてを凝縮して創造されたような、もう一つの世界ともいうべき人知の及ばぬ箱庭である。稀少な資源と無限の財宝に溢れた、その広大な世界に挑む小さな者たちを、人々は冒険者と呼んだ――。
迷宮で富と名声を掴む冒険者がいる一方で、彼らの中には命を手放すものも少なくない。彼らの死因、その栄光の一位は魔物の襲来。堂々の二位は罠や地形環境による負傷。そして不動の三位は食料不足――すなわち餓死である。
もしもあなたが冒険者で、迷宮の奥深くで食料を失い途方にくれているのなら、諦める前に辺りを探ってみるといい。樹齢を重ねた大樹の洞、切り立った岩棚の陰、あるいは地底湖の水底、もしくは魔物の巣窟のただ中に――運が良ければ入口が見つかるだろう。
危険な迷宮には場違いも甚だしい、望む者に食事と休息を提供する一軒の店。その店の名前は『鱗と翼と歯車軒』。世にも珍しい、迷宮の遭難者をメインターゲットとした料理店である――。
一話完結。不定期更新です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-12 04:24:31
66801文字
会話率:37%
前提が激しく間違ってる
勘違いも甚だしい
すれ違いもここまでくるとイライラも頂点に来る。
異世界?救世主?知ったことか!
これは異世界に召喚されたはいいが色々と勘違いされて鬱陶しい日々を送る召喚勇者達の日常です。
最終更新:2018-02-10 12:27:49
1259文字
会話率:20%
――ある日、唐突に俺の人生は幕を閉じたのである。
文明開化甚だしい、激動の時代――西暦。
その始まりはキリストの誕生による、主を祝う暦。
そして、紀元二千年は科学文明の大航海時代と言っても過言ではない時代である。
そんな豊かな
時代に、一人の日本人男性がいた。
そんな彼はある時を境に、命を落としてしまう。
彼が目を覚ましてみれば、そこは巨大な体躯を持つ天女の御前。
「ここに、未だ文明の発展が乏しい異世界が存在する。
そこでお前には、ここの文明のレベルを、生前の文明レベルと同等か、またはそれ以上の文明レベルにまで発展させるまで死ねないという刑罰を課すこととする」
ひょんなことからそんな使命を背負ってしまった青年は、生前とは真逆の時代。
未成熟な文明が交錯し、ついでとばかりに魔法のような技術体系――呪術を操り、魔物が跋扈する異世界へと放り出されてしまう。
(面倒くせぇ……)
これは、快適な暮らしを求めて努力する、めんどくさがりな少年が起こす、異世界文明開化計画の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-31 23:00:00
75221文字
会話率:20%
1945年、時代は戦乱と人々の死を持って進む時であった。
そんな時代のとある大隊とその指揮官は最後の命令を受け葛藤と苦悩を余儀なくされる。
しかしまさに決断するその時、大隊が屯する洞窟に敵の砲撃と思しき轟音と振動が襲う。
そしてその衝撃が止
んだ時、洞窟ごとどこか見知らぬ場所に大隊ごと移動してしまった。
混乱する大隊とその指揮官は周辺探索をし、少しでも現状認識を進めようとするもすぐに武装集団に襲われる商隊を見つける。
その武装集団は大隊から見れば時代錯誤も甚だしい武装であった。
これを助けこの世界を知り、何を思い何を成すのか。
大隊の仲間達と知り合う人々、そして大隊指揮官が辿る異世界での戦記です。
※これは旧日帝を擁護、推進するものではありません。
なお、この物語はフィクションです。実在の人物、団体とは一切関係ありません。
更新は2週間に1回を目標にしてますが、何分多忙極まるので遅れることもままありますが・・・・
生暖かい目で見ていただけると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-06 22:27:15
40046文字
会話率:46%
「私があらすじに──来た!」
「こんなところで何してるんですか先輩! 早く、早く本来のあらすじを──」
「無駄よ! やつは私が倒した!」
「倒した!?」
「そう! 決して何も思いつかなかった作者が『こいつら都合いいな』と思って間に合わせで私
たちを喋らせているわけではないわ!」
「……」
「いやあ、なかなか手強いあらすじだったわ。なぜって、私のことを『バカ』とか『怠惰』とか書いてるんですもの! この才色兼備の超優秀大天使たる私をそんな風に書くなんて、許せないわ!」
「自分のことを才色兼備なんていうやつは全員バカだと思いますけどね」
「うるさい! バカって言った方がバカなの! 後輩君のバーカ! クロウのバーカ!」
「おい作者をディスるな! 消されますよ!?」
「はっ、人間の分際で私を消せるなんて思い上がりも甚だしいわね」
「いや多分その人絶対神だから! この世界の唯一神だから!」
「あーもう。ごちゃごちゃとうるさいわね。あんたはいいからプロローグを読んできなさい!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-20 15:34:09
11510文字
会話率:31%
俺が通う六花総合学園には、六花廷という裁判がある。お金持ちのお嬢様方が、日常の不平不満を訴える場なのだが、不本意にも弁護する立場に任命されてしまった俺にとっては迷惑も甚だしい。
そして今回、不運にも些細な事故で俺自身が六花廷へ訴えられてしま
った。
俺は自らの無罪を証明するべく、幼馴染と共に学園を奔走するのだが――。
お嬢様学校を舞台とした、お嬢様たちと平凡な男子高校が舌戦を繰り広げる、ラブコメ裁判小説ここに誕生!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-12 20:00:00
116684文字
会話率:47%
「夢」
夢を見た。どうしてか私はまた病院のベッドに寝ていた。二度と入院はしたくないと思っていたのに、どうしてまた入院することになってしまったのか。事態がまだ呑み込めていなかった。そこが病院とは思ったが、まるでテレビによく出てくる避難所のよ
うだった。広い体育館のような室内には、ベッドが何十と並び、患者達はその間を点滴台を押したりしながら、のんびりと歩いていた。大部屋と言ってもこれは甚だしい。患者達はそれに少しも不満な様子もなく、挨拶を交わしたりしながら談笑している、よく見ると昔の病院とは違って、ベッドが持ち込みなのか、まるでショールームで見るような豪華なベッドが競って並べられ、それぞれのベッドの横には、また贅を凝らした立派なサイドテーブルが置かれていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-01 02:43:30
15752文字
会話率:29%
四年前、画家レナラストは消えた。
後に残されたのは「幻想三部作」と呼ばれる美しい絵画と、短いメッセージだった。
その絵に魅せられた人々は、やがて世界を覆う閉塞感を打壊そうと声を上げる。
――テロリズムの激化が問題視される中、サフラテス・サ
ラは「システム研究所」に就職した。
配属されたのは特殊警備隊。実質的な、テロ対策の部署である。新人研修の途中、引き抜かれる形で派遣された先のイスヴィラ国でサラを出迎えたのは、畑違いも甚だしい、年下の美大生の青年だった。そして彼は、「僕があなたの、この地における指導教官です」と告げる。
仕事がしたいと主張するサラに、彼は「新人に出来ることはない」と告げて一向に相手をしてくれない。それでもどうにか関係を築こうと努力するサラだったが、そんなある日、サラの目前で爆破テロが起きる――。
近未来的SFのようなファンタジーです。
~2015/10/27 完結
2015/11/06~2016/09/27 本編ではない諸々折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-27 23:44:01
264259文字
会話率:52%