〔パート一〕
島津は、ある事故で、写真を見れば、人の生死がわかるような超能力を持つようになる。
電車の中で、見かけた女性が写真でしか見えない黒い膜と金色が全身をまとっているのを見て、驚いて、彼女をつけて、毎晩、その家に通う。
中年の高岡
刑事は。英雄インターナショナルの前畑沙世という事務員から、仇名がダンボという会計課の女性の失踪届けを受け取る。そのダンボの家を見張っていた島津を尋問する。
ダンボの失踪届けを捜査する過程で、前畑沙世という女性がCIAのエージェントで、英雄インターナショナルの社長を追っているという事と、ダンボは、科学の進歩した他次元からの人間であるというのが解き明かされていく。
他次元は、同じ人間世界であるが、科学の進歩が格段に進んでいた。
ただ、百五十年ほど前に起きた核戦争で土地が汚染され、食料の枯渇が眼前の緊急課題になっていた。
鞍馬天狗が教えてくれた井戸を潜り抜け、ダンボは他次元から来た事を隠し、英雄インターナショナルで、働いていた。
が、身分証明書等が偽造とわかり、クビになりかけるが、社長の手配によって、救われる。
核戦争をどうして防止するのか、疑問に思った社長は他次元から来た猫のローラにうまく聞き出す。
インターセプターという爆発物探査器機が、人工衛星に積み込まれ、核爆発を含めたあらゆる爆発物を探査して、自動的に爆発させていく、というのがわかる。
社長は部下の北川と組み、このインターセプターを手に入れようとする。
膨大な食料と引き換えに社長はインターセプターとの交換をダンボに持ちかけた。
社長はそれを使えば、核兵器を持っている国を脅し、大もうけすることが出来る、と考えていた。
高岡とキャサリンは必死になって止めるが、ダンボは自分の世界の人間の飢餓を救う為に、英雄インターナショナルと契約を結ぶ。
しかし、他次元に通じる井戸の中を抜けるときの手順を間違えて、社長と、北川は別の者になっていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-07 01:25:12
67654文字
会話率:28%
「私、予知能力があるんです」
クラスメートのそんな一言から、佐々木の人生が次々と転調していく。
瞬間移動能力を持つ少年、銃や爆発物を誰でも買えるサイト『爆弾屋』、他人の欲望を加速させる能力者、国に絶望した元警官、人心掌握のエキスパート、
国家の陰謀、全てを翻弄する『ラプラス』の存在ーーー。
凡ゆる思惑が舞台上で絡まり交じり合う時、物語が動き出すーーー!
現役京大生が送る異能群像活劇、開幕!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-11 14:44:40
4851文字
会話率:12%
依頼を受けて爆破テロを行う、御荘と呼ばれる男。
彼が唯一、爆弾以外に興味を示すものは美食であり、彼にとって美味い物を出す店は守るべき対象であり、逆に優良店を脅かすことは許されざる行為だ。
ある日、御荘は依頼された爆破に関して裏切り行為を受け
て負傷すると共に、折角発見した店を破壊され、料理人でオーナーである女性も負傷してしまう。
『食べ物の恨み』で怒り狂った御荘は、復讐のために依頼主を襲撃するのだが……。
※本作に登場する爆発物の製造方法などの危険行為はフェイクが含まれております。また、爆発物の製造は違法であり大変危険な行為です。絶対に真似をしないでください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-19 18:00:00
101146文字
会話率:38%
20XX年、東京――。
神獣《しんじゅう》を祖とし、高い知能と特殊能力を持つ動物、式獣《しきじゅう》と共に災害救助などを行う「式獣使《しきじゅうつか》い」という役職が警察に存在した。
父の遺志を継ぎ、16歳で式獣使いになった渡月遥《とげ
つはるか》は、配属先の彩瀬署《あやせしょ》に向かう途中、謎の爆発事故に遭遇し、すぐに現場に飛び込んだ。
しかし、絆侶(パートナー)の黒柴犬・スピカと共に、残っていた爆発物を前に窮地に陥ってしまう。
そこへ現れたのは、19歳にして式獣課の若き課長を務める、朝霧空良《あさぎりあきら》と絆侶の白い大型犬・アリエスだった――。
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こちらの作品…
実は『エッグプラネットカフェ~茄子神様の舞い降りた店~』に脇役として出てきた『彼女』が主役の物語です。そして同僚の『彼』も出てきます。
ちょっと…いや、実は結構前に書いた作品なのですが、
受賞記念(?)に、毎日少しずつ公開していこうと思いますので、よろしくお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-31 17:00:00
99167文字
会話率:52%
マーク42は爆発物処理ロボットだった。今日も出動命令が下る。
不運にも、マーク42がその日は朝からセンサーの不調を訴えていた。
最終更新:2016-10-22 23:43:12
2258文字
会話率:66%
その男には富があった。
その男には名声もあった。
そして、それらに相応しいだけの力も持っていた。
……だが、その男が本当に求め必要としたものは、はるか昔に失われていた。
(らいちゃん、がんばれー!勝ったら、ちゅーしてあげ
る!!)
その男と共に育った幼馴染みであり、最愛の妻でもあった女性は難病を患い、20年以上の昔に命を落としている。
妻を失ったその日より、男は生きる屍になった。
心臓は動いている。呼吸もしている。何も知らない人間から見れば、栄光に溢れた、何一つ不自由の無い人生を送っているように見えるだろう。
しかし、それは妻の遺した言葉を機械的に実行し続けた結果であり、間違っても“生きている”とは言えない状態であった。
そうして日々を過ごし、40歳を越え、その男の魂がいよいよ朽ちようとしていたある日、彼の前に光の塊が現れ告げる。
【貴公の妻は異世界に転生し、我の託した使命を果たすべく奮闘している。望むのならば、貴公を彼女の元に送り届けよう――】
男はとうとう頭がおかしくなったのかと、自嘲しながらも首を縦に振る。
その男の行き先は、剣と魔法とモンスターが溢れるファンタジー世界。
そして彼の妻が託された使命とは、そんな危険な世界で人々が平和に暮らせる街を作りあげることであった――
プロローグから2話まではシリアス多め、それ以降はコメディ色が強くなります。
ストックが続く限りは毎週火、木、土曜日の20時~21時頃更新予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-11 20:04:49
41294文字
会話率:26%
一人の少年が、警察署の門をくぐった。
交通課に配属されたシャル・レンダーは、ラベル警察署で様々な先輩達と出会う。
若干19歳にして交通課班長を務めるディーズ。
無愛想で誰にでも厳しい交通課副班長ヴァウェル。
いたずら好きで不真面目なキール
とラウナル。
彼らに毎日のように遊ばれる真面目なモカ。
警察官嫌いな捜査課所属のカーサ。
魔法を使い、自らの命を削るお人好しのレイマン。
手先が器用でぶっきら棒な爆発物処理課の少年、クル。
鏡のように似顔絵を描くことができる9歳の少女、ルル。
男子寮ヘルパーの恋する乙女、ネアン。
そんな彼らとの日常は穏やかに過ぎて行った。
しかし、平和な日々は一人の男によって壊される。
脱獄した男は警官に復讐を果たすため、爆弾を街へ仕掛けてゲームを挑んだ。
絶体絶命の危機を迎える街を救うのは―――。
個性豊かな警察官の日常、事件、大事件の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-19 22:40:37
248479文字
会話率:61%
古来より人類の天敵として存在する闇の眷属、夜の魔王、万物の霊“超”にして絶対捕食者−−吸血鬼。
歴史の影で繰り広げられて来た、人類と吸血鬼の現代にまで続く壮絶な戦いの中、吸血鬼の真祖でありながら同族を狩る異端の存在があった。
同族殺し
として、また自身も吸血鬼であるが故に、両陣営から敵視される孤高のバンパイヤスレイヤー。
その存在を知る者は彼を、畏怖と憎悪を込めて、「暗黒の騎士-KNIGHT of DARKNESS-」と呼んだ−−。
血に塗れ、血に笑い、血に狂う。
壮絶なる残酷劇が、今宵も幕を開ける−−。
※タイトルについて。
EOD…Explosive Ordnance Disposal(爆発物処理)
とEnd Of the Darkness(闇の果て)のダブルミーニングです……(←だから何?)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-14 05:36:40
7975文字
会話率:13%
美貌の女子大生と風貌の冴えない中年刑事が活躍する痛快推理ドラマ。
リーマンショック後の世界不況。帰宅途中の美人OLが陵辱された死体となって発見された。喉元に目立つ傷跡が二つ。事件当日、死体が遺棄されている場所を通報してきた者がいた、死体
は、下着を脱がされ、上着が元通りに着せられ、血がきれいに拭き取ってあった、など、事件には特異な様相が・・・・・・。
ガイシャは大企業の支社幹部の娘。母親の轢死、父親の工場に仕掛けられた爆発物による無差別殺傷事件、これらはOL殺人事件と関係があるのか?
迷宮に入りかけた姉の事件にガイシャの妹・久美が立ち向かう。
肩の凝らないエンターテインメント小説。いわゆる「経済小説」的要素はないので、誤解なきよう、おことわりしておきたい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-18 11:22:27
155676文字
会話率:31%
姉の事件の真相は、依然として、不明のままだ。
久美は、夏期休暇に入って、母や姉のいなくなった家に帰省して、涙ぐむ日が増えていた。姉を殺し、母まで轢死させる結果を招いた正体不明の人間が許せなかった。
自分も捜査に加わり、一日も早く真相を
解明し、はっきりと決着をつけてしまいたい、そんな沸々とした思いが日増しに強くなっていた。現実には、捜査陣とは別に行動するしかない。牧山や竹添にも内緒で、事件に関わり始める。早速、迷宮に入りかけていた大事件、父親の工場に爆発物を仕掛けた無差別殺傷事件の犯人を特定して、捜査陣をびっくり仰天させる。しかし、久美にも危険が・・・・・・
肩の凝らないエンターテインメント小説。いわゆる「経済小説」的要素はないので、誤解のないよう、おことわりしておく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-20 12:11:58
21971文字
会話率:44%
2121年、人類の苦悩は頂点に達していた。
太陽系の星を何度破壊しても有り余るほどの飾りだけの爆発物、増え続ける人口、国際的テロ活動、国家間での極端な貧富の差…
それらの世界的情勢が、大規模な、おそらく人類史上類を見ない一大プロジェクトを
実現させた。
Magnetic
Extrasensory perseption
System
Incorruptible
A class
通称「MESIA(メシア)」と呼ばれるアメリカのウェップナー博士によるその発案は、地球上におけるすべての国家間を、ひとつのコンピュータで統括しようという大胆な発想から始まり、各国家の政治はもとより治安・軍事施設に至る殆どを統括するのが最終目的とされた。
開発責任者はウエップナー博士の息子にあたるウエップナーJr博士が担当し、コンピュータのMPU、いわゆる中央演算装置は、形式JX0001をベースとし、完全稼働させるまでJX6801までバージョンアップが行われた。実に発案より完成まで50年の歳月と12万人に及ぶ関係者が携わる極秘プロジェクトであった。
そのため当然全てが極秘の内に進められ、現在においても一切公表されていない。
2172年、ついに人類の夢と希望を叶えるべくして、超ニューロコンピューター「MESIA」が稼動を始めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-11-05 22:06:34
1473文字
会話率:0%
新宿副都心に爆発物と思われる紙袋が多数発見された。俺達は捜査に加わる事になった。
最終更新:2009-10-11 12:07:09
2092文字
会話率:39%