現代において原因不明の外来異種…モンスターが発生するようになった。
世界の救済、希望を絶やさぬ戦い、血なまぐさい生存戦争…なんてものは無く、その脅威は生活レベルにまで落とされている…。
しかし人の営みも仕組みも変わることはなく、新たに外来異
種を駆除する業界が生まれた。
新たな業界、業者が出てきたのであれば新たな経済も発展するが…それと同時に馬鹿なことをする人間も数多く出てくる。
赤字が続いた業績をなんとかすべく、無茶な仕事を請け負って大変な事故や人災が起こることもしばしば……。
主人公の荒野はその会社の数少ない生き残りであり、会社が潰れてからはずっと一人で駆除をこなし続けている。
※カクヨムでも同時連載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-26 04:35:24
631922文字
会話率:32%
私の祖父:西江直広の直筆の履歴書がみつかった。
じいちゃんの足跡を追いかけ、九州に赴く。
でたでた。。。じいちゃんの業績にくわえ、その父である「西江直治郎」のやらかしの数々。
それからも、一族のだれもしらなかった事実が、残っている記録からあ
ぶりだされる。
ちょっと艶っぽいお話もそれなりに。。。時は明治なのに、である
この履歴書をきっかけに、明治・大正・昭和の西江家の生活、じいちゃんの社交関係が判明。
私は、曽祖父である西江直治郎(99歳上)にあいたくなってしまったのである。
一人の明治の男の人生として、孫の私からみると・・・かっこいいものである。驚きもいっぱいあった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-24 06:51:14
2121文字
会話率:3%
石井光一は家業の雑貨店をやっているが、業績が思わしくない。店番を妻の伸江に任せて、自分は宅配のアルバイトをやっている。
ある日、おじの石井和助がやってくる。彼は亡父の弟で、フーテンの寅さんよろしく、全国を渡り歩いて暮らしている。彼が言う
には、今はマットレスの販売会社に勤めて、販売主任になっている。常滑で販売促進のキャンペーンを行う事になった。
石井和助の勧めで、石井光一は妻と共にマットレスの販売促進のキャンペーン会場に行く。そこには約50名ほどのお年寄りが集まっていた。
主催者の男は言葉巧みに老人達に簡単な質問していく。質問に答えた者に雑貨用品を配っていく。会場が盛り上がったところで、高級毛布を配る。毛布が欲しい者は展示してあるマットレスを買う事を勧める。沢山景品をもらい、高級毛布ももらえるとあって、多くの老人はマットレス購入の契約をする。
――これって催眠商法ね――妻の伸江が夫に囁く。
しかし落ち目の雑貨店を盛り返したい光一は、妻の囁きも耳に入らなかった。
このキャンペーンで20数台のマットレスが売れたと知った光一は妻のもっとよく調べてからにしてはいう忠告も耳に入らず販売代理店になる。
光一自身は物を売った経験もなく、販売は専ら妻の役目だった。
妻の伸江は必至な思いで、50軒ばかり、知人、友人、親類縁者を廻ったが、反応はなし。
新聞の折り込み広告も入れるが、いまいち反応がない。
光一は会社に販売促進のキャンペーンをやってくれるよう、再三にわたり依頼するが、ずるずると先延ばしされる始末。
その内、常滑でキャンペーンをやって、マットレスを購入した客から、これは粗悪品ではないかという苦情が舞い込むようになる。
昔からある石井雑貨店の評判もガタ落ちになりそうになる。
光一は妻と相談して、販売代理店を辞める事にした。
販売代理店契約の権利金の返還を求めようと、会社に連絡をしたが、電話が通じなかった。
以上、権利金を騙しとられた男の話である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-08 10:26:06
42643文字
会話率:20%
業績がはっきりしなくても内閣が「やる!」といえば決まるのが国葬と国民栄誉賞
最終更新:2022-07-21 00:17:32
602文字
会話率:17%
宇宙は広大で、無数の星が存在する。
宇宙の中央部には、「セントラル・リバー」と呼ばれる星域があり、星域の数は誰にもわからない。
もし「セントラル・リバー」という星域が円形なら、その中心には青緑色の惑星があり、レグルス星という。
この
惑星には、人間、獣、魔物、幽霊、鬼などの高次の存在が住んでいる。 魔物以外は全て地表の上で住んでいる。 ごめんなさい、陳腐な話の始まり方だよね。
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地底、魔界。
灰色と暗い地下世界の中央の領域には、そびえ立つ山がある。地下魔界に住んでいる悪魔は、山の近くに寄る勇気はない。 なぜならここが魔族の王、魔界の魔帝の宮殿であるのだ。山頂の最高地点には、3つの豪華な宮殿が三角形の形で、その中心は未知の建物がある。
その時、この奇妙な建物から轟音が聞こえてきた。
"この星域にはまだ残した昇天台はお前たちの惑星だけだ、早く破壊しろ、さもないと新しい仙人が神国へ昇天して私の業績に影響を与えるぞ。そうなるとお前たち3人は一生この狭間で土を食べる覚悟をしろ、 このゴミクズどもめ"
----------------------------------
荒狂海、海底の深いところには巨大な姿が動かずに蟠踞し、まるで太古の巨人のように恐ろしい姿で、深海の大型海獣もこの辺りに出没する勇気はないほどである。 巨人の体の下で、黒いインクのガスがゆっくりと飛び出すが、巨人の姿からあまり離れられないので、巨人の体の周りを、ちぎったり泳いだりしながら、不思議と予測不可能な方法で戻ってくる。
クリック、クリック、クリック。
突然、黒い糸が熱湯に投げ込まれた染料のように、混沌と激しく泳ぎ回り、さらに一瞬のクリックの後、巨人の下から4つの黄金の光がはじけ出て、瞬く間に四方八方に飛び去り消えた。 この時、黒糸は先程の静けさを取り戻し、まるであの光景がなかったかのようにゆっくりと巨人の周りを泳いでいた。
"愚か者め、俺様の魔力を使い果たせというのか!!この手伝いは最後だ"。 もう千年しかない、仕事がうまくいかないなら、お前らの尻を洗って、魔豚に刺されるのを待つんだな!!。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-23 17:33:02
2788文字
会話率:0%
外食チェーン店に勤める「私」は、コロナ禍で会社の業績は減少、妻からは事あるごとに小言を言われて、子供のように町のあちこちを歩いて回るのが唯一の楽しみと言う鬱屈した日々を送っていた。
そんなある日、彼は奇妙な空間に迷い込む。そこで彼の下した選
択とは…?
※上記の通り、この作品には新型コロナウイルス感染症に関する描写があります。
※この作品はpixivにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-22 19:18:05
3234文字
会話率:43%
闇の業積書をシェアするといいらしいので作成
業積というか失敗を主にまとめております
最終更新:2022-05-09 17:09:37
736文字
会話率:0%
主人公、津雲田(つくもだ)道行(みちゆき)は、事故死をきっかけに異世界に転生した。
その世界の神から固有魔法を授かり、魔法のある世界でどんな第二の人生が待っているだろうと転生した先は、前世と変わりない、科学技術が発展した世界だった。
紆余曲折を経てミチユキが辿り着いたのは、1つの会社。現代的で魔法でなく科学が支配する社会の陰で、はぐれ者達を集め、法の外から社会と関わり、利益を得る<魔女>が経営する会社だった。
ヒトならぬ存在であり、数多の魔法を操り、強力な異能を持つ<魔女>だが、その日常は会社の業績向上に余念がない。そして、彼女の周囲に集まる変わり者たち。ミチユキは、彼らの日常を時に傍で観察し、時に巻き込まれ、それを日記のように記していく。
※本作は、前作「選べるなら、人間以外で」と同じ舞台となっていますが、前作を読まなくても楽しめるようにしたいと思っています。説明不足の部分が出てしまったらごめんなさい。可能な限り修正します。
※「R15」を付けていますが、性的な描写は多分ないです。自分の思想をはっきり持たない年齢で拙作を読んで、変に感化されないように、という思いで付けています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-08 18:00:00
171422文字
会話率:38%
皇帝フリードリヒ4世は、得意の絶頂にいた。皇后の実家であるイリリア王国が、新興国に大敗。窮地に陥って援軍を求めてきたのだ。劣勢の続くイリリア王からの援軍の条件は、「皇后の子を次の王にする」という破格のものだった。これが成れば、我が子は2か
国を統べる覇者となる。皇帝権力の強化に心血を注いできた彼の最大の成果となるべき業績であった。
その、皇帝は、帝都のローゼンブルグ侯爵邸に行幸していた。援軍の将であるローゼンブルグ侯の、出陣の前祝いに招かれたのだ。
ローゼンブルグ侯爵と皇帝の間には少なからぬ因縁がある。侯爵の娘であるエミリアは、以前は皇帝の婚約者であったのだが、素行と皇帝への不敬を理由に婚約を破棄され、4年間に及ぶ謹慎処分を受けていた。
実は、この婚約破棄は、皇帝権力を強化しようと企てた、皇帝とその側近による陰謀であった。その秘密は皇帝の周囲のごく一部しか知らないもので、当然、侯爵にも知られていないはず。
ところが、それは既に侯爵家の者に知られていた。何事もなかったかのように尊大に振る舞う皇帝に、侯爵家が動き出す。
※人が死ぬシーンが出てきます。
※異世界恋愛ジャンルで連載中の『皇帝の罠、令嬢の罠』の基になった短編です。そちらの第21話、22話に本作のダイジェスト版が掲載されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-11 18:14:37
14622文字
会話率:17%
元新聞記者で出版社に勤める私(山沢)はうつ病により休職中だ。唯一の生き甲斐は離婚により母親に引き取られた娘との二週間に一度の面会。時代はちょうど昭和から平成に変わっていた。
山沢は自宅アパートで引き籠りの生活を送っていたが、編集を担当し
た作家の最上由春からしばらく匿ってくれと頼まれ受け入れる。由春は、山形の別荘で自殺に見せかけ殺害された経団連副会長で総合商社最上産業社長最上慶太郎の息子で、殺害現場にいた重要参考人となっていた。由春は「父親を殺してはいない」とは言うものの、警察に事情を話すことを頑なに拒否した。その事情とは最上家や最上産業が根底から覆るようなことだという。山沢は事件に関わるのを避けるためあえて事情を聞かなかった。
山沢が娘との面会の関係で仕事に復帰する必要に迫られて出社した日、由春は警察の訪問を受けて仕方なく事情聴取に応じた。聴取から戻った由春は、知り得る事情は話さなかったと言うも、昔いたフランスに逃げたいと弱音を吐く。
翌日も出社した山沢は東京地検特捜部への出頭を要請される。そこで、朝まで一緒に居た由春が行方をくらましたことを伝えら、由春が話した内容を聞かれた。由春は殺人事件だけでなく地検が捜査している大物政治家への違法献金事件にも深く関わっていた。山沢は由春の唯一の友人として検察と警察から捜査への協力を要請され、事情が分からないまま二つの事件に関わらざるを得なくなった。
意を決した山沢は、この事件に関わる事を決意し、自ら真相に迫っていく。
次第に明らかになるのは、戦後のドサクサで業績を伸ばした新興商社の闇、その商社との政権与党の大物政治家の関係、そして、時代と運命に翻弄されて踠き苦しむ人の悲しいサガだった。
昭和が終わり平成が始まる時期を舞台にした、ハードボイルド小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-19 11:34:00
80019文字
会話率:72%
ヒューゴー賞は、ワールドサイエンスフィクション大会で授与され、そのメンバーによって選ばれた、前年の最高のサイエンスフィクションまたはファンタジー作品と業績に対する毎年の文学賞です。 ヒューゴは、サイエンスフィクションエンスフィクション協会
最初の受賞
1953年
Webサイト
thehugoawards.org
賞はもともと7つのカテゴリーで与えられました。さDCで開催された第79回ワールドコン「DisconIII」で発表されました。2022年の賞は、9月4日にシカゴで開催された第80回ワールドコン「Chicon8」で発表されます。 、2022。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-14 09:01:49
760文字
会話率:0%
『世界は君を中心に』という乙女ゲームはこういう話である
様々な分野や業界で活躍し多くの業績や成果を残してる世界トップの4つのグループがある
『Rose』『蝶-cho』『Honeybee』『wolf』
この4つのグループは同盟を組んでおり同盟
の名は『nectar(ネクター)』といい
表世界では有名なグループだが彼らはただのグループではない。
不思議の能力を持ち、数年前から裏社会で起こっている謎の物によるゾンビ化の問題に関わりそのゾンビの始末をし解決しようとしている異能者達…それが彼らの本来の目的であり姿だ。
その4つのグループの中でもトップである『Rose』に不思議な少女が介入してくる
彼女を中心に物語が動きはじめゾンビ化の原因を探りながら彼女に惹かれていく男達ーー
その乙女ゲームのヒロインに転生した記憶をもつ少女が原因で何らかの力によって
その世界の住人で愛を知らないーー元々は悪女役であった『少女』を中心に乙女ゲームとは違う別の新しい
誰が主人公でもない
物語が 今始まるーー
◤◢◤◢注意◤◢◤◢
〇作者は掛け持ち&2作品目の為、亀更新の上誤字脱字もあるかもしれませんがご了承ください。
〇逆ハーレムの予定ですがシリアス展開多めかもしれないので苦手な方はご注意を折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-31 21:00:00
16689文字
会話率:53%
ミノア文明の古代文字が日本語として読める旨豪語したら、それならインダス文字もやってみたら如何か、と示唆されました。騙されたつもりで研究を始めたら、案の定、やはり日本語として解読可能との結論です。ヒントは、線文字Aの音声、また簡単な漢字に類似
する記号で、これらの音声を借用したら解読が進む様になりました。解読内容の適合性を判定する決め手は、今のところ漫画の描かれた印章であり、漫画とマッチする事です。
インダス文字が日本語として解読できれば、1920~21年にハラッパ遺跡が発掘されてから100年後となりますが、この様な展開は、最近、ミノア文明の線文字A を日本語として解読した経験に基づいています。(なお線文字Aの音声は、1950年代前半に VentrisやChadwickが、Kober女史の業績を踏まえて解読した線文字B の音声に依拠しています)
未解読の古代文字、線文字Aとインダス文字の双方が,基本的に日本語とは俄かに信じがたいですが、他方、最初から可能性を否定しても仕方ないのでしょう。
ここから「インダス文字の解読」(その1)~(その3)に続きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-30 05:25:17
12035文字
会話率:6%
新型コロナウィルスの影響で、勤めている航空会社が業績悪化したため、キャビンアテンダントの主人公が四国にある市役所へ出向になるお話です。
田舎特有の暮らし方や市役所での慣れない業務に苦労しながらも、新しく出会った人々との暖かな交流や市の特産
品をPRする奮闘を描いています。
物語の最後に、主人公は四国で暮らした生活の中で、何を得るのでしょうか。
新型コロナウィルスが落ち着かない世界で、様々な葛藤がありながらも、暮らし続ける人々のヒューマンドラマが始まります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-09 20:52:17
66961文字
会話率:46%
世の中で、役に立たないクズ男は、異世界に飛ばされその命が尽きるまで、這いつくばって無能な日々を送る。
これは、古くから日本に伝わる『都市伝説』であった。
これは、事実なのか?
隠れクズ代表として、この男が立ち向かう。
幼馴染みであり、現実
世界でもチートな友人、和希とともに、異世界での様々な困難を乗り越えていく。歴代の異世界転移者の業績が凄すぎて、俺、付いていくのに必死です。本当に、あの秘密を誰にも気付かれないようにするとか普通に無理だろ!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-18 19:23:03
29570文字
会話率:28%
ある日、リーサス村という人口の少ない村から狩猟へボルカナ密林という場所へ派遣された村兵の2人は、謎の黒影によって姿を消す。二人が失踪した数カ月後、二人が行方不明になった事件”ボルカナ密林事件”について村中に広まり、問題視とされ、”ボルカナ事
件”の真相を解き明かすべく、村会議が行われた。村会議で、議員や村民たちの意見が飛び交う中、ある一人の男性と少女がボルカナ密林へ村兵と同行したいと村長らに申請する。村長らは、男性と少女を村の者でないと悟るが、業績を得たものだけが下賜される銀色の簪と首飾りを見て、話を聞き、彼らの申請を許諾する。
どうやらその男性は、大規模であるトデット城の国王に仕える騎士と、少女はその騎士の娘であり、生まれたときから魔力や知力を秘めた神の子であることがわかった。
村長らは、彼らを半信半疑でありながらも、村の協力な助っ人になるかもしれないと期待し、彼らにかけることにした。
そして、騎士である男性とその娘神の子と呼ばれる少女とリーサス村の村兵とともにボルカナ密林を目的地として旅立つのであった。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2021-07-08 15:36:00
3969文字
会話率:31%
『詩の、翻訳ですか?』――私は驚いてしまった。彼の瞳が寂しそうに揺らいだ。緊張したようにテーブルのグラスを掴む手は、震えている。私の前にも何件か巡って、ことごとく断られてきたらしい。
『そう。方々を回って頼んでるんだ。もう、うちの国はおしま
いだからさ、せめて文化だけでも残したくて。ほら、忘れ去られるのって、寂しいし、怖いじゃん』彼の故郷では内戦が相次ぎ、民族ごとに独立運動が行われていた。来年にでも、地図から名前が消えていてもおかしくない。
『国の英雄でね、すっごく強くて、優しい人がいたんだ。馬の名手で、領土を山脈の方まで広げたり、身寄りのない人を引き取る施設を作ったり。で、これはその奥さんたち(彼の国は一夫多妻制なのだ)が書いた詩』私がメモまで用意して熱心に聞いているからか、彼は嬉しそうに話していた。
彼の話は、日が暮れても終わらなかった。その英雄の生い立ちや冒険譚を、妻たちとの出会いを、そしてその業績にどんなに国が救われているかも。窓辺から冷たい風が吹きつけるまで、彼は我を忘れたように語りつづけた。その硬そうな額には、汗が滲んでいる。「やってしまった」とでも言うような顔をしていた。
『あの、ごめん、遅くまで。失礼します。また、後日にでも電話で返事をもらえれば』
『お受けしますよ』
『……え?』
『この翻訳の話、お受けします。私でよければ』
驚きのあまり彼の細い目が真ん丸に見開かれるのが面白くて、くすくすと笑ってしまった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-18 22:22:58
7433文字
会話率:0%
大型衣料品店スゴフクは、近年急速に業績を拡大している衣料チェーン店。
夏物衣料エアロクールは、着るだけで涼しくなると評判だった。
そんな夏物衣料の新作が発売され、今度は着るだけで実際に体温が下がるという。
暑い夏が涼しくなるだけでなく、資
源を消費せず地球環境にもやさしい。
喜んで新作衣料品を身に着けた人たちは、体調不良に襲われる。
夏物衣料エアロクールとは何なのか。
大型衣料品店スゴフクの目的が明らかになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-03 03:54:39
6012文字
会話率:11%
大学時代に書いたレポートです。高句麗王・広開土王とは、古代朝鮮における高句麗、百済、新羅の三国時代において、中華(後燕)や百済、倭国(古墳時代)や北方の異民族(契丹など)の数多の敵を討ち平らげ、東アジア世界へ覇を唱えた朝鮮最高の英雄王です。
その業績を碑文として記した巨大な碑石「広開土王碑」のあれこれについて、ここで紹介させて頂きます。
作者が連載中の戦記小説『狂え虹色☆舞踏会』ではまさに今、広開土王(本名タムドク)や高句麗の価値観などもモデルとして「高句麗独立戦争」を描いています!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-14 12:07:08
2539文字
会話率:0%
「今期も業績1位はメイかよ…」
「あははっみたいだね〜」
メイ・アルマは嬉しそうにそう答えた。
メイは人間を幸せにする仕事を担当する「幸福指数上昇部」に在籍している天使である
「お前ぶっちぎりだったぜ…幸福指数プラス5700
って。どんな裏技使ってんだよ」
同僚のエリィ・ライメルは若干引き気味に尋ねる。
「裏技なんてないよ〜僕はただ人間を幸せにしてるだけさ!簡単な仕事だよ〜」
「それができねぇからみんな苦労してんだっつーの…」
事実メイは幸福指数上昇部の中でもずば抜けて優秀だった。人間の「幸せ」などという漠然としたものは天使ですら理解出来ないものだった。
「さて、僕はそろそろ行くよ〜今日も不幸せな人間が待ってるからね」
「お前ほんと仕事熱心だよな…」
「まぁね!僕は好きだよこの仕事」
「じゃあね〜エリー」
そう言って颯爽とメイは下界に降りて行った。
「はぁ…あいつどんな事してんだか…」
そう呟きエリィもしぶしぶ下界へと向かう。
今日も天使達は人々に幸せを与える。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-09 20:19:27
9084文字
会話率:56%