桜並木の足元に、ぽつんと置かれたぬいぐるみ。
“落とし主との待ち合わせ”
話しかけた少女に、ぬいぐるみはさくら色のやさしい声でそう言った。
最終更新:2023-04-11 22:45:00
2582文字
会話率:17%
『――さくらが好きです』
満開の桜の写真にその一言を添えて、僕は投稿ボタンを押す。
彼女は遠い街のどこかでこの一言を見てくれているだろうか。――見てくれていたとして、この一言の意味を、画面の向こうにいる君は気づいてくれるだろうか。
※
この作品は武 頼庵(藤谷 K介) 様主催、『第3回初恋企画』参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-11 17:00:00
500文字
会話率:20%
隣の席に座る腐れ縁野郎こと浅川大輝と白鳥卯月が宣戦布告し始めたのだけど、何故なのかさっぱりわからない。アタシ磯貝美来はただ、隣の席に座る大輝に不満を言ったり、卯月と初めて話した後、その他のダチ連れてファミレス行ったり、カラオケ行ったり、卯
月を抱きしめたりしただけなのに。あと、なぜか大輝と一緒に寝泊まりしたり、通学路の桜並木を一緒に歩いただけなのに、この行動の中に何か宣戦布告をするようなきっかけってあったのだろうか。さっぱりアタシにはわからねぇよ!
※本作品は武頼庵様主催の『第3回初恋企画』の参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-08 15:44:59
5000文字
会話率:65%
桜並木を写真を撮りながら歩いていると、桜吹雪に巻き込まれ幻想のなかにいた。静寂のなか、うたう声が響いている。オレは隣の樹が空いているからと誘われた。魔性に魅入られ、魅入り、桜吹雪のなかで決断する。
最終更新:2023-04-01 20:12:59
1469文字
会話率:51%
俺は、春日光輝(かすがはるき)20歳。調理師の専門学校に通っている。
同じ学校に通う、同期で同い年の恋人。桜井玲奈(さくらいれいな)と一緒に、まだ蕾の状態の桜並木のある遊歩道を歩いている。つまりデートだ。
彼女とは学校卒業後、カフェを一緒に
やりたいと思っていた。
この町には、ちょっとした名物となっている小学校がある。
既に廃校となっているが、90年の歴史と当時の建築技術の粋を集めて作られた建物は、現在歴史館として残されている。さらにその小学校には、現在「憩いの場」となっている桜の木がある。
その桜の木の場所で、プロポーズをすることを約束したのだが、デートを終えて別れたあと、彼女は帰らぬ人となってしまう。
悲嘆に暮れている俺に、とんでもないところから手紙が...
本作は、武 頼庵(藤谷 K介)様主催『第3回 初恋・恋愛企画』参加作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-31 21:00:00
4978文字
会話率:37%
ある時道にぽとりと落ちたあの花。
あの光景が、眼前一杯に広がればそれはとても美しいでしょう。そう思ったのがきっかけでした。
でも……やはりあの場所で咲いていた椿が最も美しい。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳
御座いません。
注意事項2
バッドエンドでは無いのかも知れません。
でも後味が何となく悪い。そんな幻想奇譚です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-21 13:05:31
860文字
会話率:0%
高校二年生の私は難しいなと思うのだ。なにが難しいかって生き方が難しいと思うのだ。私は北海道は森町というところで暮らしている。お父さんもお母さんもとっても優しいから私はわがままを言いがちだ。でも、そういうことを抜きにしてなにより森町が好きなも
のだから私は……。森町はほんとうにいいところなんだ。すばらしいところなんだ。毎年の桜並木を見ると泣きそうになる。美しくて、感動しすぎて。そのへんわかってくれないヒトとは付き合えないなぁ。たかが女子高生ながらも私はそんなふうに思うのである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-20 07:04:17
4907文字
会話率:51%
高校生の柏木ミヤと吉澤コウジは桜並木の公園で手を繋ぐ。
最終更新:2023-03-01 15:47:19
805文字
会話率:15%
街はずれの用水沿いに並ぶ桜並木の下、中学校を卒業したばかりの田口悠真と吉川英梨は、毎年の約束通り、桜の花を見ながら歩いていた。
二人で歩くのを照れくさく思う悠真だが……
私が歌を作るために書いた詩から生まれた掌編小説です。
この作品は
「pixiv」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-22 21:10:27
2170文字
会話率:17%
桜が満開に咲く、穏やかな穏やかな季節に僕らは初めて出会う。
初瀬川天が転向して来たのは、彼が高校三年生になる春のこと。
教師である僕、大谷晋二(オオタニシンジ)と生徒である彼、初瀬川天(ハツセガワタカシ)。
「普通」ということへの疑問を抱
えた二人の共通点が距離と近づけていく。
そして同性同士であるにもかかわらず次第に二人は恋心を抱き始める。
「LGBTQ」や「ダブル(ハーフ)」といった
マイノリティーとマジョリティーの境目をテーマにしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-02 11:32:09
22824文字
会話率:58%
木々の葉っぱが色付き始める季節。でも、モミジ(カエデ)だけが紅葉ではありません、というお話です。
※写真載せてます。
最終更新:2022-11-03 08:35:31
1783文字
会話率:0%
昔むかし、今から千年以上も昔の話、、、。
隠世(かくりよ)を守る神である龍と現世(うつしよ)に暮らす人間の娘が恋に落ちた。
それが悲劇の始まりとも知らずに、、、。
千年後、ごく普通の女子高生として過ごしていた船橋桜花(ふなはしおうか)は1
6歳の誕生日を迎えたその日を境に不思議なモノを見る様になる。
そして、千年に及ぶ運命が動き出す。
初投稿でn番宣時のお話かも知れませんが、読んで頂けると幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-23 01:10:23
37966文字
会話率:41%
ずっと昔に書いたやつの供養
最終更新:2022-06-22 17:24:57
548文字
会話率:0%
私は桜並木を歩いていた。
気つけば白い部屋にいた。
いつしか桜並木の真ん中。
気づけば白い部屋の中。
最終更新:2022-05-30 07:00:00
573文字
会話率:0%
『とある物語の話をしよう。その物語は、美しく咲き誇る桜並木の下で始まった。』
異世界と現実世界が交差し、融合している不安定な異空間"トワイライトゲート"に転移してしまった主人公たち。
現実世界への帰還を目指す主人公
たちが辿り着いた、この異空間の真実とは…。
様々な登場人物が織り成す、儚い旅路の群像劇。
恋、異空間、夢、希望、絶望。
全てががんじがらめに絡まった世界で、人は夢を見る。
【登場人物】
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-18 08:04:50
3275文字
会話率:41%
17歳の町野里子と若木テルが過去の殺人事件に巻き込まれる?
学校正門前の桜並木で昔、殺人事件があったのか。
数少ない手がかりから、学校の七不思議的な噂の真相に迫る。
最終更新:2022-05-08 11:22:36
8544文字
会話率:47%
とある美しい桜並木。これを望む丘の街。
片田舎の街で探偵稼業をする青年は、幼馴染の少女ととある依頼者の願いを聞き届ける。
桜にまつわるちょっと切ないような、温かいような、そんな春の一幕の話。
最終更新:2022-04-27 00:03:25
14392文字
会話率:75%
神社へと向かう桜並木に、桃色よりも淡く白よりも明るい桜色と若草色の暈しの地に、舞う花びらの刺繍の着物を着て、黒髪をおろした桜の精が現れるという。
最終更新:2022-04-24 10:51:25
1663文字
会話率:32%
メガネの女子高生、甘理(あまり)は「桜の下には宝物が隠れている」と言う。
彼女の言う「宝物」とは何か? 金銀財宝? 妄想かヨタ話?
謎に挑むのは幼なじみの少年、七味(しちみ)。
春の桜並木で繰り広げられる、推理と謎解きの結末は――。
★な
ろう企画「春の推理2022」参加作品
『絶対失敗しない? 嫁の料理の謎レシピ ~食卓探偵七味のテーブル推理!~』
https://ncode.syosetu.com/n0319gh/3/
二人の高校時代のエピソード、番外編となります★
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-18 12:50:52
4124文字
会話率:52%
ひな祭り後に起こった、ちょっと不思議なひと騒動。
最終更新:2022-04-16 10:00:00
1347文字
会話率:9%