記憶喪失編
魔術特区――浅木
そこに住む少年――天乃慎は,全ての記憶と魔術に関する常識を失ってしまった。
天乃は,病院に天乃を迎えに来た間森啓吾とともに帰宅する途中,小学生のような容姿の少女――水無月風華と出会う。
この二人の出会い
はやがて大きな騒乱へと繋がっていく。
登校騒乱編
退院した翌日,天乃慎は記憶喪失になったあと,初めて登校しようとするが,なぜか黒髪和装の無表情少女――英莉が天乃についてこようとする。
天乃は必死に英莉を宥め賺し,家に留まるように説得しようとするが,英莉は頑として譲ろうとしない。そうこうしている間に,天乃の下に間森啓吾が現れ,なぜか学校についていこうとする英莉に同調し始める。
こうして,天乃は英莉を伴った登校を決行することになるのだが――。
――これは,ニセモノたちの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 20:00:00
599118文字
会話率:36%
空を飛べるはずだ――
そう思ったのは、根拠などない本能だった。
魔法は覚悟があれば使える。そう信じて、ぼくは飛び降りた。
空に向かってではなく、落下へ。何も起こらず、世界は静かに終わった。
それが、始まりだった。
目を覚ますと
、赤ん坊だった。
知らない母の腕の中で泣いていたが、空だけはすぐに見つけた。
この世界には魔法があった。人々の生活を支える小さな魔法。
だが空を飛ぶ魔法は、誰にも知られていなかった。
幼い頃から、ぼくは空を見ては胸が騒いだ。鳥を見ては、翼を感じた。
母は言う。「また魔力を使いすぎて、気絶するよ」
それでも、ぼくは止められなかった。毎日、魔力を使い尽くす。少しずつ回復しながら、魔力が育っていく。
魔法を使うための知識も紙もない。
だから、ぼくの記録は“身体”と“感覚”の中にある。魔力が流れる指先、痺れる心臓、揺れる視界。
それらを積み重ねて、空に届く手段を探している。
前前世の記憶は、ない。
けれど、誰にも教わっていない魔力制御が、ぼくの中には確かに存在している。
それは、かつて空を駆け、魔法で戦った者の名残かもしれない。
魔法航空師団――その団長だった魂が、ラクスという名前の下で生き直しているのだとしたら。
空は遠い。
でも、命を軽んじて届く空ではない。
今度こそ、生きたまま、空へ至るために。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 20:00:00
16599文字
会話率:11%
5年以上前の記憶が無い世にも珍しい赤鱗のリザードマン・ドレイク、通称「赤蜥蜴」。
5歳以前の記憶が無い美しい深紅の翼を持つバードマン・フリルフレア、通称「赤羽根」。
ベテラン冒険者と初心者冒険者は森の中運命の出会いを果たす……………?
目の
前に落ちてくる尻、もがく赤い翼。
「大丈夫か、フライドチキン?」「ミイィィ!誰がフライドチキンですか!」
ひたすら人の名前を覚えない赤蜥蜴と泣き虫な赤羽根はコンビを組み冒険に出る。ドワーフにエルフ、ハーフエルフにケット・シーを仲間に加えて。
そして起きる、町を揺るがす事件。さらにそこには残酷な現実があった。
二人の出会いに残酷な運命の歯車が動き出す。
ノベルアップ+さんでも掲載中です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 19:46:39
2371882文字
会話率:56%
「サッカーだけの中学ってないかな?」
「野球だけの中学ってないかな?」
「陸上だけの中学ってないかな?」
6年生になった時、勉強が大嫌いな大柄の男子3人が集まって、夢みたいなことを話していた。
「お前はいいよな、勉強ができるから」
3人は羨ましそうにわたしを見た。
「俺たちバカだから」
自嘲気味に吐き捨てた。
「そんなことないよ。やればできるって」
4年生になって虐められていた時、彼らに助けてもらったわたしは、今度は自分が彼らを助けたいと本気で思っていた。あの時助けてもらわなかったら、今頃どうなっていたかわからないからだ。
それほど恐ろしい経験をしたのだ。だからなんとしても彼らの役に立ちたかった。
大人になったわたしは、男の子たちに恩返しをするための一歩を踏み出した。
それは、教育を根本的に見直す改革であり、日本初の学校を創ることだった。
勉強は大嫌いだけどスポーツが得意な子供たちが目を輝かすような学校を創るのだ。
✧ ✧
アルファポリスやベリーズカフェでも公開中ですが、こちらのものが最新編集版となります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 19:40:00
51805文字
会話率:34%
西暦xxxx年。
人類は地球全体を巻き込んだ、「終焉戦争」によって荒廃した………。
地上からは、ありとあらゆる生命が根絶したが、
それでも、人類はごく少数ながら生き残ることが出来た。
生き残った人達は、それぞれが得意とするコミュニティーを
設立。
その後、三つの国家ができた。
自身の体を強化する、強化人間技術を持つ「ティファレト」
生物を培養・使役する「ケテル」
自立無人兵器を量産・行使する「マルクト」
三国家が独自の技術、生産数、実用性に及ばせるまでの
数百年の間、世界は平和だった………。
そう、資源があるうちは………。
資源の枯渇を目の当たりにした三国家は、
それぞれが、僅かな資源を奪い合う形で小競り合いを始める。
このままでは、「終焉戦争」の再来になると、
嘆いた各国家の科学者たちは
有志を募り、第四の国家「ダアト」を設立。
ダアトの科学者たちが、技術の粋を集め作られた
戦闘用外骨格………、「EXOスーツ」と、
戦闘に特化した人間の「脳」を取り出し、
移植させた人工生命体「アンドロイド」
これは、そんな彼ら彼女らが世界をどのように導くかの物語である………。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 19:29:07
2919766文字
会話率:7%
おケツに強い衝撃を受けて蘇った前世の記憶。
日本人だったことを思い出したワタクシは、侯爵令嬢のイルメラ・ベラルディと申します。
一応、侯爵令嬢ではあるのですが……婚約破棄され、傷物腫れ物の扱いで、静養という名目で田舎へとドナドナ
されて来た、ギリギリかろうじての侯爵家のご令嬢でございます……
しかし、そこで出会ったイケメン領主、エドアルド様に「例え力が弱くても構わない! 月50G支払おう!!」とまで言われたので、たった一つ使える回復魔法で、エドアルド様の疲労や騎士様方の怪我ーーそして頭皮も守ってみせましょう!
頑張りますのでお給金、よろしくお願いいたします!!
ーーこれは、回復魔法しか使えない地味顔根暗の傷物侯爵令嬢がささやかな幸せを掴むまでのお話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 19:10:00
146607文字
会話率:23%
売国を目論む偽物姫×強者を演じる人外陛下。秘密を抱えた2人の切ない系異世界恋愛ファンタジー。
新規連載はじめました! よろしくお願いします♪
⭐︎あらすじ
クローゼア王国第二王女、リィル・カルーテ・ロンドラインは双子であることを理由
に忌み子とされ、蔑まれて生きてきた。
自分がもう長くないことを知った彼女は、敗戦した帝国にクローゼアを売国するために姉の替え玉として乗り込むことに。
交渉相手は先帝ときょうだいを全て根絶やしにしたという冷酷無慈悲な極悪皇帝……のはずなのだけど、彼には彼で事情がありそうで?
『絶対、偽物だとバレるわけにはいかないのに、叶うなら死ぬまでに一度だけでいい。彼に本当の名前を呼ばれてみたい』
これはそんな矛盾を抱えながらも、第二王女としての役を全うし、最期まで生きようともがく、偽物姫の人生全てを賭けた物語である。
他サイトでも掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 19:01:26
181288文字
会話率:35%
あなたの知る「異世界」は、きっと根底から覆される――。
ごく普通の高校生・ダイチは、ある日突然、壮大なファンタジー世界ガイアへと召喚された。
そこで出会ったのは、竜族の戦士トリアス、エルフ姉妹のシルルとジュラ、魔人のグラント、赤魔導士ク
ォーツ、そして未来から来たレオン、シャルマ、シュミットといった個性豊かな仲間たち「アークナイツ」。
彼らと共に、ダイチは王国を救う旅に出るが、この世界の「神々」や「魔族」には、想像を絶する「真実」が隠されていた。
友情、成長、そして世界の命運をかけた戦い――
あなたの常識を揺さぶる、重層的な世界観と深いテーマ性が織りなす、王道冒険ファンタジーの開幕です。
アークナイツと共に、星を紡ぐ旅に出ませんか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 19:00:00
102769文字
会話率:22%
日本のスーツアクター石上護は、ある日の撮影中、突如として異世界のドーラッド王国に召喚された。
勇者として魔王を倒してほしい、という国王に違和感と戸惑いを覚えつつ、第一騎士団長アルディスらから剣と魔法、異世界の知識を学ぶことになる。
生活にな
じんだ頃、第一騎士団と共に魔族退治に向かう護。
そこで、十年前に失踪した元ベテランスーツアクター近藤重敏、九年前に王国から姿をくらませた前第一騎士団長マクシーニ、その他召喚された地球人や亜人種の混成部隊が待ち受けていた。
近藤と刃を交えることになった護。しかし実力差を埋めることはできず、拉致される。
彼らの根城で聞いた、近藤とマクシーニの過去。それは、護の感じてきた違和感と黒い気配の正体を明らかにするものだった。
一方、護が誘拐されたことを叱責するドーラッド国王。だがすぐさま同盟軍を編成し行軍する。
同盟軍が用意した切り札は、護たちと同じ地球からの召喚者。
だが彼は、勇者と呼べる男ではなかった。ゲーム作品のロボットを創造し、他責思考と残虐性のまま敵味方なく蹂躙するほどに。
彼を止めるために、護と近藤はそれぞれの戦隊ロボで立ち向かう。
激闘の末倒したロボから投げ出された彼を、護は助けようとする。が、彼はそれも気に入らず最期の気力で撃ち殺した。
護は、召喚直後の彼に助言を与えた存在の前で意識を取り戻す。
この世界の創造者と名乗ったそれは、自分の使者として世界を救ってほしいと言う。
護はいくつかの条件を提示し、了承される。新たな変身ツールと共に、再び戦場に舞い戻った。
創造者が与えた変身ツールは護の分を除いて4つ。それらは、アルディス、近藤、マクシーニ、ヴィクトーリアを選んだ。
5人は日本の戦隊魂と異世界のマナの力で変身し、創世戦隊マナレンジャーとなる。
正体を現したドーラッド国王を死闘の末に倒し、世界には平和が戻った。
その晩、護は人知れず時間遡行する。目的は、ドーラッド王に憑く前の黒幕の連行。
それを成し遂げ、護は心の中でこれまでに出会った全てに別れを告げた。
数十年後。護は活気に溢れたドーラッド国の城下町を観光中、拘束される。
高位存在となったはずの彼を捕まえたのは、同じ存在となったマナレンジャーだった。
黙って消えたことへの追及を始めるアルディスと近藤から思わず逃げ、護は旅に出る。この広い世界へ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 19:00:00
117108文字
会話率:34%
高校生の原田幸直は、幼い頃兄の高校の学校祭で食べたクレープに魅了され、クレープ道を日々邁進している。
そんなある日、自身の学校祭のクラス模擬店で、アルバイト先の店長・水木が、あの日のクレープを作った〝妖精さん〟だということが判明する。
妖精
さんに無自覚で初恋を抱いていた幸直は、それを無自覚のまま水木を師匠と呼び、弟子になると宣言した。
しかし水木は憎々しげに拒否する。
だが幸直は諦めない。必ず弟子になるという思いを持ちながら、バイトに精を出す。
後日、ある妻子連れの客と水木が気まずい雰囲気になってしまうのを見た幸直。
以前、道路横断の介助をしたことで知り合った水木の祖母に相談してみる。
それをうけてか、祖母は翌朝水木に、幸直が案じていると伝えた。
水木は余計な着回しを、と思いながら、幼い幸直と出会った時のことを思い出す。
落ち込んでいた当時の自分を掬い上げてくれたことには感謝しつつ、それでも他者をどうしても信じられない彼は、翌日幸直と話をすることに決めた。
翌日、バイト終わりの幸直は水木に呼びとめられる。
撒き餌代わりに水木が作ったクレープを食べながら、幸直は水木が他人を拒絶する最たる原因を聞くことになった。
水木は新卒就職先のパティスリーにて、嫉妬に駆られた先輩からの酷いモラハラ、その先輩から脅された後輩からの意図せぬ裏切りに遭った。
それで心が折れ退職し、祖母の元に帰ってきたのだ。
その後輩というのが、先日の親子連れの父親である。
それを聞いて、幸直は初恋をはっきりと自覚した。
幸直は、恋心があることも白状しつつ、それでも弟子になりたい、絶対に裏切らないと告げる。
しかし水木は首を縦に振れなかった。パワハラと裏切りのトラウマは根強い。
どうしても弟子になりたいなら、と彼が出した4つの条件に、幸直は一も二もなく頷いた。
幸直はこの条件を達成する自信があったのだ。
それから数年後。幸直の専門学校卒業式の日に、水木は彼の本気を知らしめられることになるのだった――……。
原田幸直(はらだ ゆきなお)
高校1年生。
幼い頃に食べたクレープが忘れられず、クレープフリークとなった。
父方の遺伝で見た目も体格もゴツい。
水木裕斗(みずき ゆうと)
幸直がアルバイトしているクレープ店の雇われ店長。
過去のトラウマで他人には無愛想になってしまう。
中肉中背。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-21 19:00:00
64231文字
会話率:30%
【【目覚めた時、俺は“空白”だった――
かつて俺がいた街は、地図から“消滅”していた】
記憶喪失で目覚めた少年は、滅びかけた村と、意味不明な「警句」と出会う。
『世界はすべて偽りである』――奇妙な紙切れ。
手が勝手に動く謎の技術、反射に
違和感のある鏡、水面に映らない真実。
村人の目は怯え、審問では異端者として裁かれかけるが、彼は持ち前の“無自覚な才”と、消えた記憶の断片を頼りに、生き延びる術を探す。
■転生か? 転移か? それとも・・・
■剣でもない。魔法でもない。“認識と記録”こそが、この世界の真理をひもとく鍵。
■量子てなんだ? 世界てなんだ? 記録てなんだ? 観測なんだ?
村の祠に残された破壊痕痕と、“黒い灰”――
それが偶然ではなく、意図された“封印破壊”の痕跡だと知った時、彼は決意する。
この歪んだ世界の裏側に隠された真実を解き明かすため、封印の謎を追い、次なる地へと歩みを進める。
量子の魔法、解析眼、記憶再構築――
世界の設計図に隠された「観測されざる存在」の真実とは?
世界が偽りであっても、そこに誰かの“希望”の光が灯るのなら――彼はその輝きを、世界の“設計図”に深く刻む。
たとえ自身が孤独に苛まれ、存在そのものが“消滅”の運命にあったとしても。信じる“真実”がある限り、彼は立ち止まらない。
仮初めの現実を剥がし、封じられた過去をあばけ。
観測不能の少年が、崩壊する世界の真理を解き明かす、観測と記録、量子と記憶が交差する異世界科学ファンタジー!
存在証明を懸けた戦いが、今、幕をあける――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 18:52:00
184784文字
会話率:23%
出社、残業、サービス残業、空気読み、満員電車、コンビニランチ……
気がつけば、俺たちは「働くこと」が前提になった“職業:にっぽん人”。
楽しいの? 本当にそれ、やりたいこと?
なのに今日も「はい!」って笑顔で返事する俺、偉すぎて泣けてくる
。
──この国の“当たり前”に、ちょっとだけツッコミ入れてみませんか?
\もう仕事したくない~~~~!!/
共感100%、絶叫型エッセイ爆誕。
疲れたあなたに、“ちょっと元気が出る絶望”をお届けします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 07:45:59
1294文字
会話率:10%
小説投稿を始めて約2ヶ月。カクヨムで全く読まれず、「読み合い文化」に乗ろうと評価をしまくったら運営からアカウント停止警告! 「善意の★」も「応援コメント」もアウトだと!?
傷心のまま次に辿り着いたなろうでも、チートとざまぁにまみれた現実が
待ち受けていた。王道ファンタジーは息をしていない……。
このエッセイは、カクヨムでの苦い経験と、なろうの現実から見えてきた現代ネット小説界の「王道ファンタジー」サバイバル術! なぜチートが求められるのか、そしてあなたの作品を読者の心に届けるにはどうすればいいのか。「チートか王道か、それが問題だ」という問いに、ぶっちゃけとユーモアを交えながら、本質を突く答えを導き出します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 14:33:23
1001文字
会話率:20%
「あれ? オレだけ忘れられてる?」
集団転移に巻きこまれた社畜は、ひょんなことから魔王軍に所属することに。ただし、ニンゲンと魔族は戦争中! 「人生常にアウェー」がモットーの主人公は風当たりの強い中、生きていくために鑑定眼の力と社畜根性を武器
に、口八丁手八丁で健気に奮闘する。末は魔王軍最高の軍師となれるのか? 今日も社畜は汗をかく。
一話あたり2000字程度でさっくり読める、魔王軍の社畜となった主人公のゆるふわお仕事コメディ小説です。ストック分は毎日投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 18:50:00
57810文字
会話率:27%
ある邸で秘密の会議が開かれていた。
そこに出席している3歳児。王弟殿下の一人息子。実は前世を覚えていた。
どうしてちびっ子が秘密の会議に出席するような事になっているのか? 何があったのか?
『ばぶぁッ!』と元気な声で目覚めた赤ん坊。
おかし
いぞ。確かに俺は刺されて死んだ筈だ。
なのに、目が覚めたら見覚えのある部屋だった。両親が心配そうに見ている。
しかも若い。え? どうなってんだ?
体を起こすと、嫌でも目に入る自分のポヨンとした赤ちゃん体型。マジかよ!?
神がいるなら、0歳児スタートはやめてほしかった。
何故だか分からないけど、人生をやり直す事になった。実は将来、大賢者に選ばれ魔族討伐に出る筈だ。だが、それは避けないといけない。
何故ならそこで、俺は殺されるからだ。
ならば、大賢者に選ばれなければいいじゃん!と、小さな使い魔と一緒に奮闘する。
でも、それなら魔族の問題はどうするんだ?
それも解決してやろうではないか!
小さな胸を張って、根拠もないのに自信満々だ。
今回は初めての0歳児スタートです。
小さな賢者が自分の家族と、大好きな婚約者を守る為に奮闘します。
今度こそ、殺されずに生き残れるのか!?
とは言うものの、全然ハードな内容ではありません。
今回も癒しをお届けできればと思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 18:41:10
421096文字
会話率:55%
15年に渡る美容師の経験を経て、やっと念願の自ら経営する美容院を持つ事が出来た神野丈二(かみの じょうじ)こと通称ジョニー。
齢35歳の中年男性。
それなりのイケメンではあるのだが、独身な上に彼女いない歴数年。
そろそろ一人寡が板に付く頃合
いである。
そんな日常に一抹の寂しさが漂うも。
一念発起し、煩わしい東京の喧騒から離れ、地方都市で自由気儘に美容院を開店させるつもりであったのだが。
ひょんなことから美容院が異世界に繋がってしまった。
残念ながら日本で美容院を開店出来ない事に頭を抱えるが、それは覆し様がない事実であった。
異世界での美容院経営を無理やり強いられてしまい。
それを根に持ちつつも、やるしかないと腹を決めるジョニー。
そして異世界で様々な人々と出会い、そして美容師ならではのスキル?にて問題を解決?していくジョニー店長。
日本ではあり得ない出来事に「なんでこうなった?」と愚痴を溢しながらも、七転八倒する姿に世界が笑う。
そんなパロディー?コメディー?な作品です。
まあ、笑ってやってくださいな。
えー、業務連絡、業務連絡。
ジョニー店長、こんな話しであってますよね?
ジョニー店長談。
「・・・どうしてこうなった?」
知りまへんがな。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 18:13:35
371249文字
会話率:19%
「き、君はいったい誰なんだ!? なぜ僕の部屋のベッドで寝ているの!!」
まるで子犬みたいな無邪気な目をした美少女――黒髪清楚な女子高生と僕は運命的な出逢いをしてしまった。
それも自分の部屋のベッドの上で!?
「興奮してご主人様をぺ
ろぺろしちゃうかも。でも私は子犬だからどうか許してね。わん♡」
僕――猪野宣人(いのせんと)には誰にも言えない秘密の力がある。相手が心の中に抱えたもっとも悲しい記憶が視える不思議な力だ。
その力を発動させるには対象の相手と抱擁(ハグ)する必要がある。でも人の悲しみをのぞき見していったい何の得がある? 暗い気持ちに引きずり込まれるだけだ。
最初に力を発動させたのが若い女性だったトラウマから僕は高校一年生になっても女の子と接するのが大の苦手だった。
もちろん恋なんて一生出来っこない。そう思っていたはずなのに……。
「……オリザ、行く場所がない。おりこうにするからご主人様とここで暮らしたい」
部屋のベッドで寝ていた美少女はオリザと名乗った。なんと自分を犬だと信じ込んでいる。そんな訳ありな彼女を家に連れて来た僕の親父は多くを語ろうとしない。
「宣人、今日からお前が世話をしろ。それが部屋を使う条件だ」
「ふざけんなよ!! 誰が新しい犬の世話なんかするもんか」
子犬を飼うはずじゃなかったのかよ!? それが黒髪清楚な女子高生だと!! 他人との身体接触が苦手な僕がどうして女の子とひとつ屋根の下どころか離れにある個室部屋で暮らさなきゃならないんだ……。
なし崩し的に始まった奇妙な同棲生活、謎に包まれていたオリザの素性が次第に明らかになる。
彼女は隣町にある名門お嬢様女子高に通っていたそうだ。どうして彼女はそれまでの記憶をなくして自分を犬だと信じ込んでしまったのか?_
オリザの過去に隠された悲しい出来事を知った時、僕は人生最大の決断を迫られる
彼女と出会った頃の自分はその事実を知るよしもなかった……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 18:10:00
163420文字
会話率:52%
宇宙船の事故でカガヤ・コウが不時着したのは、魔法と魔獣が存在する剣と魔法の世界だった。
絶体絶命の状況を覆したのは、相棒のAIと、元研究者である彼の宇宙レベルの科学知識。この世界を支配する未知のエネルギー『魔素』を科学の力で解析・応用し、魔
法を凌駕する超科学の力を手に入れる。
「――魔法なんかじゃない。超科学的現象だ」
そのチートな科学力は、凶悪な魔獣が蠢く森での生存を可能にするだけでなく、やがて異世界の人々との出会いを引き寄せる。傷ついた少女を救い、困窮する人々を助ける彼の「奇跡」は、やて王国の根幹を揺るがす巨大な陰謀の影を浮かび上がらせる。
科学で魔法を凌駕し、世界の常識と巨大な陰謀を覆す、 型破りな宇宙商人が贈る、異世界サバイバル無双譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 18:01:05
239445文字
会話率:33%
この小説はChatGPTで書かれています
ウマ娘にインスパイヤーされた……訳ではなく、大昔に馬なり1ハロン劇場を読んで考えた設定をChatGPTにぶち込んで書かせました。一部、設定の不整合がありますが、生成AIのやることと、大目に見てくだ
さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 18:00:00
30725文字
会話率:29%
車が繋ぐボーイ・ミーツ・ガールの物語
ロータス・エキシージを駆り、新人ながらも既に箱根最速と噂される蓮實天道は、ふとしたきっかけで高校のクラスメイトで死にたがりの少女、司馬霞と関わることになる。同じ頃、箱根に首都高で無敵と言われた蒼色のフ
ェラーリ458、蒼ざめた馬《ペイルホース》が現れて……
この作品は『カクヨム』にも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-04 22:00:00
272172文字
会話率:41%
安易な転生の時代は終わった。これからは、転生で“生き方”を問い直せ。
「転生モノを書いたことのある人に問います──“なぜ転生したのか”を、作品内で説明できていますか?」
多くの転生ものが“設定のひとつ”として大量消費される時代に、あえて
問い直す。
その転生は、本当に“物語”になっているか?
その成長は、本当に“主人公の意志”によるものか?
本作では、Web小説『彩筆の万象記』を連載中の作者・銀河革変が提唱する、まったく新しい転生スタイルを徹底解説する。
準備型転生:修行・学習・試練を経た上での、意志ある転生。『彩筆の万象記』にて初定義。
多重転生:作中で複数の転生経験を積層し、深みと連続性をもたせる物語設計。
選択型転生:運命任せではなく、自らの意志で生き直す再誕のスタイル。
転生拒否:元の世界の生活を選び、そこで生き続ける至高のアンチテーゼ。
???:乞うご期待!
これらの思想は、単なる“分類”ではない。
物語の構造を根本から問い直す“創作論”であり、作品づくりの基礎を築く“設計哲学”である。
転生作品を書くすべての創作者へ──
この論が、あなたの筆を導く光となることを願って。
※2025年7月27日(日)から公開中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 18:00:00
2928文字
会話率:9%
昔、大きな戦争がありました。たくさんの人が亡くなる、悲惨なものでした。
心を痛めた神様は、力なき人々に新たな力を与えました。かつて、超能力と恐れられた力を、世界中の誰もが一つだけ授かったのです。しかし、その力、異能力には優劣の大きな差があり
ました。そして、女性ばかりが優れた能力を宿していったのです。
女性たちはその力を使い、戦争を終わらせ、新しい女性中心の社会を作っていきました。
その戦争からおよそ100年。女性中心の社会は、異能力と科学を駆使して、史実と似た発展を遂げていきました。
そんな世界の片隅で、主人公が生れ落ちます。転生者である彼は戸惑い、苦悩します。それは、ここが史実の日本のように見えて、彼の常識とは異なっている部分が多く存在したからです。そして何より、彼に与えられた異能力が、最弱であったからです。
彼は嘆きました。「何も、最底辺の能力にしなくてもよかったんじゃないの?」と。
しかし、直ぐに立ち上がります。「配られたカードを嘆いても仕方がない。今考えるべきは、このカードをどのように使っていくかである!」と。
このお話は、異能力の種類も、魔力ランクも、才能も恵まれなかった主人公が、努力と技巧とちょっとの根性で女性優位な世界を生き抜いていく。そんな彼の奮闘を綴った、1つの記録です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 18:00:00
2941463文字
会話率:25%
魔法×パワードスーツ 〈我が身を纏え!変身!〉
魔法が発達した世界、オリュートス
異次元の彼方から現れた生命体、通称“妖魔”によってオリュートス各地に壊滅的な被害をもたらし、国や文明や文化すら破壊し尽くす
人間、亜人、かつては人類と対立し
ていた魔族、様々な種族が垣根を越えて妖魔と対抗し、いつしか“妖魔大戦"と呼ばれた
魔法の鎧、魔装鎧〈パワードスーツ〉を纏いし12人の騎士達が妖魔を退け、妖魔大戦を終わらせた
人々は彼ら英雄を"十二騎士"と呼び、讃えた
国や文化、多くの技術技法、多くの魔法を失い、大勢の犠牲を出した妖魔大戦終結から100年以上経過した
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 17:25:35
103067文字
会話率:52%
『迫害された異種族。捨てられた令嬢。見捨てられた地。そこから生まれたのは──希望だった。』
辺境の低級貴族に転生した少年、ノエル。
魔力は桁外れ、頭もそこそこ──けれど、任されたのは国でも最底辺の地だった。
異種族への差別と偏見が根づく
この国で、
彼は森で出会った“異種族の少女”をかくまい、
追放された“悪役令嬢”と政略結婚を交わす。
「前世みたいに、何もできなかった後悔はもうごめんだ。
今度こそ、この場所でやれることを全部やる」
貧困にあえぐ民。潰れかけた領地。
誰もが諦めていた辺境で、
ノエルは仲間たちと“変化”を起こしていく。
誰の期待も向けられないこの僻地から、
静かに──けれど確かに、物語は動き出す。
これは、
“未来の芽を植える少年”と、
“居場所をなくした者たち”が紡ぐ、
小さな希望のはじまりの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 17:05:32
15649文字
会話率:37%