おれは山谷でドヤに住む日雇い労働者であった。
ある日、仕事帰りに、妖怪のようなババアに、霊が付いていると言われる。
そして仕事帰り、おれにしか見えない少女が現れたのであった。
最終更新:2016-06-05 02:00:09
23401文字
会話率:35%
魑魅魍魎、人外が跋扈し入り乱れる世界。耳の長い種族<豚飼人(ぶたかいびと)>の羽舌(はねじた)は父に耳を切り落とされる。それが原因で日雇い労働者の町泥霧(でいむ)地区で働くことになった。しかしそこは暴力に支配された町でもあった
。羽舌は様々な事件に巻き込まれながら日々を暮してゆく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-13 22:59:55
67731文字
会話率:43%
君は夢見ているだろう。
面倒な人間関係のないファンタジーな異世界にいけば、チート能力が手に入り、英雄としてチヤホヤされ、美少女のハーレムに囲まれた自由気ままな働かなくていい生活がまっていることを。
始めにいっておくがそんなことはない。
もう一度、言おうそんなことは一切ない!
王政に虐げられた民間人には、重すぎる税金がかかるし、中世クラスの文明ではあまりにも日常生活が不便すぎる!
魔法が使える奴らはいいけど、そんなものもっていないやつらには、日々の暮らしを送るのも一苦労だ。現実世界では高校生だった俺はこの世界では、学校にもいけない。毎日食べるための金を稼ぐので精一杯だ。
でも、そんな俺が働くのには訳がある。上に挙げた夢の中で一つだけ叶ったものがある。それは、美少女!の妻!!
俺は彼女のためにこの世界で今日も日雇い労働に励む!
これは冴えない高校生が、異世界に転生し、世界を救うでもなく、戦うのでもなく、ただ家族のために働く異世界転生ハードフルワークストーリーである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-12 22:58:13
1175文字
会話率:23%
映画の助監督の私は、自分の能力に限界を感じ、監督のもとから姿をくらました。そして、私は、無一文となり、札幌のとある飯場にたどりつく。
日雇い労働者となった私は、そこで、北風さんと知り合う。
北風さんは、いれかわりたちかわり飯場にやって
くる男たちの世話をやいていた。それは、見返りを期待しない無償の親切だった。
私は、北風さんという人物に惹かれていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-01 19:07:21
52532文字
会話率:51%
昭和28年、東京の市街を路面電車の都電が走り、日雇い労働者の日当が240円、ラーメンが30円だったころ、鹿児島県・屋久島からやってきた19歳のひんがら目の少年が、神田神保町の出版社の住み込み店員になった。そこは彼にとっての『私の大学』だっ
た。
─本稿は、他のサイト(「星空文庫」)に投稿したものに改行などの手直しを加えたものです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-23 20:02:28
19042文字
会話率:5%