都会の街に重鎮する摩天楼の、一鶴のケーキ屋さん。
そこで戴いた苺のタルトのお話です。
酸味が強く、故に飽きが来ない。
幾ら食べても構わない。そう思わせる一品……。
しかしそのお話をすると、ご友人は一言。
「気に入らなかったんだ」
注意事項
1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
渡が苦手な物を食べた時のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-17 12:27:21
1185文字
会話率:40%
今日もまた、明るく。
明日もまた、明るく。
これからずっと。この先何処までも、明るく。
雨を祈れば雨が降り、夜を願えば夜が来る。遠い、遠い昔の話。誰かがそんな機械仕掛けのカミサマを作り上げた。
分け隔てのない幸福の鎖は続
く。惰性も悪性も全てを飲み込み、障壁もしがらみも無くなったその場所は、永劫を約束された理想郷と相成った。
されど、視界に映る世界は少年達の瞳に映る彩を曇らせる。明かりがある世界には同じだけの『陰』が有る事を知った少年は、捨てられた街『サイハテ』から摩天楼の煌めきを睨む。
赤錆覆う廃材に、巻き付けた布切れをはためかせ。サイハテの少年達は口々に嘯く。
『これは、理想への反抗である』と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-24 08:45:27
55138文字
会話率:41%
心がない少女は旅をする。西へ東へ、自然に溢れた土地から摩天楼が空を突く大都市まで。その旅の中で彼女は多くのヒトと出会っていく。
そしてヒトとは何かを学んでいく。
全ては心を手にするために。それを体現するために。それが彼女の存在理由だか
ら。
果たしてヒトではない人工知能はヒトの心を学べるのか。
それは今の人類は知らない。
それでも、彼女は求め続けた。
ーーーーーーーーーー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-30 18:00:00
1934文字
会話率:2%
時計塔から降るは狂気。月光の檻の中、猟奇めいた殺戮の舞踏が今、始まる。
──孤島に集められたのは対立する二つの勢力。時計塔で笑う魔人に告げられたルールは、殺戮、ただそれだけだった。
ゴーストタウンじみた島に潜む因果律、憎悪、裏切り、狂気が
飛び交う地獄。
月が沈むまでに生き残った者が勝者となる猟奇めいた檻の中で、──『助けて』、その少女はただ、涙を流し呟いた。
※この作品はカクヨムでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-23 21:38:23
68363文字
会話率:35%
8年ほど前、このジパング国では一定よりも魔力の高い者を老若男女問わずありとあらゆる手段で殺害や拷問、拉致などをしたり、服従させたりする【魔女狩り】が起きてしまった。
被害者(死者)はおよそ10万人を超えてしまい、その影響で孤児となった子供の
人数も9000人を超えるんだとか…。
主人公、小槻(コヅキ)ツバキもその中の1人で、母親を殺され孤児となり、聖都トウキョウの第二区画<シンジュク>の孤児院に60人くらいの子供たちと住んでいた。
そんなある日、その【魔女狩り】に終止符が打たれたことが発表され、大親友の近衛(コノエ)ユノと将来について話し合っていた朝のことだった。
異端撲滅同好会を名乗る男が孤児院を襲撃、毎日ランダムにジパング中の孤児院を襲撃することを宣言した。
ツバキはユノと共に異端撲滅同好会を倒すことを決意し、旅に出る。
これは、理不尽に孤児となった少女たちの復讐の物語…であり、互いに互いが大好きな少女2人がイチャイチャする現代ファンタジーである。
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-10 00:10:18
8133文字
会話率:63%
天を突かんとする摩天楼、ユナイテッドシティを舞台にヒーロー、ヴィラン、一般人の好きな職について遊ぶ事が出来るVRアクションクライムゲーム『WCS』。
圧倒的なグラフィック、優秀なUIを兼ね備えた神ゲーに人々は歓喜した─────────のも束
の間。
蓋を開けてみれば、一般人がヒーロー、ヴィランを不意討ちし続ける無法地帯。ヒーローはデメリットの為に一般人を攻撃出来ず、ヴィランは一般人のぶっ壊れスキルの前に為す術ないという環境にかつての神ゲーはクソゲーへと成り果てた。
だからこそ一人のヴィランとその仲間達が立ち上がる。
全ては憎き一般人とその子分のヒーローにヴィランの恐ろしさを刻み込む為。
『WCS』の歴史に残るショーの幕が今、上がる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-11 16:06:59
20732文字
会話率:46%
2020/9/1(火)防災の日 公開
最終更新:2023-04-06 00:15:11
941文字
会話率:43%
高層ビルから飛び降り自殺を決行した、ある女性の話。
最終更新:2023-04-01 19:04:05
506文字
会話率:24%
雨の滴る摩天楼。
ビルの頂上にて、二人の男は対峙していた。
どちらも、人ならざる風貌で。
男は口を開く。
「そろそろ終わりにしようか」
改造を施されて人間を捨てたトカゲ型の怪人『マザラン』は、『黄昏の三連星』という組織の幹部、
四天王の最強角である。
組織の邪魔をする正義のヒーローである男と対峙し、死闘の末敗北した。
満足しながら死を待つ怪人。
だが、彼には安らかな眠りなど用意されておらず……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-31 07:00:00
262741文字
会話率:46%
ここは、迷宮都市《神界摩天楼ラピリンス》
世界に一つだけ、神秘と魔物、夢と危険に満ち溢れるダンジョンがある場所。
ダンジョンでしか採取出来ない資源が数多あり、それらを求めて各国から重要人物や商人、孤児までもがやってくる。
そん
な中、一人の少年が、英雄になりたいと夢見る男が現れる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-20 16:30:50
1296文字
会話率:20%
俺は山本沙耶が好きだ。だというのに、このところ毎日のように山本を殺す夢を見る。
ガラス張りの、ドーム状の屋根の下で、裸の俺が、裸の山本の首を絞めるのだ。
そんな夏休み、ささいなきっかけから関係が深まり、俺は山本とデートすることになりーー
最終更新:2022-06-07 18:18:27
11693文字
会話率:36%
遠くて近い荒れ果てた未来の日本。そのド真ん中に聳え立つ空想巨大摩天楼田舎都市、マッドナゴヤ。
何もかもが狂乱の渦の中に飲み込まれたこの街に、3人の男たちがやって来た。
その名はウノ、ヒジリ、サーティ。
彼らの目的は、このマッドナゴヤを闇から
牛耳る男を殺すこと。
ご当地近未来ディストピアSF、マッドナゴヤ。
はじまるよ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-17 12:00:00
10111文字
会話率:57%
「そして夜が明ける」春編の完結を偲び、記念した言うならばXFDみたいなものです。
XFDと言えど出版の見込みはまだありません。
アルバムで言うところのインスト感覚で読んでくれれば幸いです。
ちなみに、ニコニコ動画摩天楼で文化に浸りながら執筆
しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-31 02:33:52
10519文字
会話率:12%
「たらふく夢を見ろ少年少女」
詩風作品です。
最終更新:2021-08-28 11:12:17
704文字
会話率:0%
紅い花が咲いた。地に落ちた花は人の姿をした人形の様。全てが嘘で全てが本物。悲しみも、怒りも、憎しみも、偽物なのに本物で、可笑しな可笑しな物語。
最終更新:2021-08-26 14:25:53
240文字
会話率:0%
水によって生活の全てを賄えるようになった近未来。
「レインスクレイパー」
そう呼ばれるビル群は大気中の水を窓に結露させ最下層へと水を落とす。
全ての源たる水を豊富に得る最下層と常に枯渇問題を抱える上層。
貧富の差が強いこの都市では上層下層問
わず、奇病、麻薬、殺人etc...様々な問題が蔓延っていた。
そんな世界で様々な依頼をこなし生活を送っている少女が2人。
雨の降るような雰囲気の近未来摩天楼で送られるアクションSF。どうぞお楽しみいただけたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-08 22:38:46
9080文字
会話率:54%
ある日、ニューヨークの空が割れた。
ガラスの様にひび割れたのだ。
粉々に砕け散った空の破片と入れ替わるように、黒いシミのような空間が青空に一点だけ浮かぶ。
そこから降り立つ存在がこの世界にもたらしたものは、人間の幻想として存在していた
生き物達だった。
東京のビルの間を飛び交うハーピィ達。
魚の群れに寄り添い泳ぐ、マーメイド。
摩天楼の頂点で悠々と翼を広げるドラゴン。
常識外れの彼らの存在を"幻想種げんそうしゅ"と呼び、十数年の時間をかけて人間社会に溶け込んで行った。
だが、問題は山ほどあった!
エルフがエナジードリンク漬けになり、鬱になった!
天狗が現代社会に入った途端、鼻が折れ、下駄を脱いだ!
などなど、人間社会は幻想種にとって優しくない。
そんな幻想種のために動く人間が東京のとある繁華街に居る。
毎日、全身白のスーツに身を包むクールでハンサムなナルシスト野郎、下村ルイ。
彼は幻想種専門の探偵であり、日夜、困り果てた彼らの為に東京中を駆け回る。
そして彼の周りをチョロチョロと動き回るバカなマーメイドが居るとか居ないとか...折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-28 07:44:44
83263文字
会話率:34%
俺は、東京陰陽塾摩天楼に通う学生。
陰陽塾の屋上にある、五芒星を触れてしまった俺は、封印されていた怪異を解き放ってしまった。
その怪異はとても禍々しく、その美しさに一瞬で魅力された。
怪異の正体は少女だった。
「あ………や
……あ……た………こ……て」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-23 03:58:56
337文字
会話率:20%
魔術という神秘が渦巻く現代社会の裏側で、暗躍する暗殺組織『アサシン・マスカレイド』。幼少よりそこで改造手術と洗脳を施され、アサシンとして生きる事を強いられていた青年―――コードネーム『ジャック』。彼は短剣を扱う凄腕の暗殺者として、内外から『
切り裂きジャックの再来(ジャック・ザ・リターン)』と呼ばれ、組織内における幹部相当の地位である冠位の七位を与えられていた。
だが、彼はある時生きるためだけの殺人が、命令に従うだけの人生に嫌気がさして脱走を試みる。深夜の逃避行、追跡する同族たち、闇夜の摩天楼で始まった骸の舞。同じ運命を背負わされた暗殺者との死闘の果てに、彼は悪魔の少女と邂逅する。紺青の夜に起きた、一瞬の逢瀬がジャックのさだめを変えようとしていた。
こちらは2020年4月にpixivへ投稿した、現代ファンタジーです。若干の修正に加えて、読みやすいように細分化して掲載していきます。
pixiv版URL
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-14 04:10:10
38188文字
会話率:53%
妖狐の少年、空狐(アコ)は、理由あって人間社会で暮らしている。
人の世界で生きる妖怪は多い。特にアコが住む摩天楼市では。
一人の高校生として生きるアコの足元に影が差し始めたのは、まだ暑さの残る秋のことだった。
最終更新:2021-02-19 17:28:47
15160文字
会話率:41%