この世界には学校教育では更生の臨めない人間がいる。そういった対象を粛清するのが裏教育委員会である。彼ら彼女たちは人外な力と非道な感情を行使し、この世界を平和にすることを目的とする。
今回のケース。問題児のケンジはむかつくという理由だけで
教育実習生の鈴村にいたずらをしようとする。しかし、そのいたずらのせいで鈴村は屋上から落下してしまう。殺してしまったと思ったケンジは友達でいたずら仲間であるタカシとヒロと一緒にその場から逃走する。
一晩中、人を殺してしまったという罪悪感にさいなまれたケンジは次の日、ケンジとヒロに助けを求める。しかし、ヒロは「やったのはケンジだ。俺は関係ない。お前とは友達ではない」と言ってケンジを見放す。その時、ケンジは友達を失うことがどれだけつらいことかを知った――
裏教育委員会は粛清していく。人の心をえぐるひどいやり方で。
ときに、更生の余地なしと判断されたものには死という教育をも厭わずに。
世界の闇に巣くう、必要悪の教育機関。それが裏教育委員会である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-17 18:14:46
1075文字
会話率:16%
無様であろうと出来る全てはやったと満足を抱き、王女様は美しくわらいました。
それはそれは美しい笑みでした。
「お前程の悪女はおるまいよ」
王子様は最後まで嘲笑う悪女を一刀で断罪しました。
『きたいの悪女は処刑されました』のお話
最終更新:2019-12-02 05:24:55
5833文字
会話率:13%
西暦2115年 人類はこの星から消滅すると診断された。
人類は生き残るべく「真人類」として生き残る選択を取る他無い。
時代に取り残された不良・たった一人神の名を欲しいままにした男・真人類の必要悪として選ばれたヤクザ・たった一人全ての正義を
背負わざるを得なかった刑事。
そんな彼らの選ぶ未来とは折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-25 09:00:00
6528文字
会話率:54%
フレイスタ、スエルア大陸。
そこでは現在スエルア戦争と呼ばれる戦争が激化していた。
そこに生きる少年は、道を踏み外す。
ただ、少女の願いを叶えるために。
手段なら、選ばない。甘い考えなど、とうに捨てた。
彼女の敵に、勝ち目など作らない。
裏切り者など、許さない。
英雄が前に立つなら、堕とそう。
たとえ、彼女にさえ拒絶されようとも。
俺は。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-17 00:00:00
52177文字
会話率:18%
魔王ベルフェゴール(通称ベルさん)は、世界を脅かし、きっちり勇者に倒され、天界でバカンスを中。
何百年も人間社会の秩序のため、必要悪として君臨し続けられたのも、倒された後のバカンスという目標があったから。
これからは、仕事から解放されて
好きなことをするんだ。
自堕~落な生活を満喫していたところに……神様からの使い、天使ミカエル(通称ミカさん)がにこやかに現れる。
「ベルさん、も~しわけないのですが~……もっかい魔王やってもらえます~?」
天使スマイルの下に、魔王より怖い悪魔の姿を見た気がした……。
********************
思いつきで書いてるので、設定的な問題はスルーしてくれると幸いですー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-10 17:00:00
3222文字
会話率:27%
空虚。
その言葉を調べると、「物事の内容をなす価値、あるいは心のより所が、何もないこと。からっぽ」と出るのだが、男の人生はそれを体現したかのようだった。
しかしその色のない人生を終えようとしていた男を待っていたのは静かな眠りではなく、悪魔に
よって仕組まれた殺し合いの場。そして”必悪”、”必要悪”としての第二生であった。
望まぬ蘇りを果たした男は決意する。
「自分を好き勝手に使おうとした気に喰わない悪魔は皆殺しにしてやろう」と。
後に”悪魔喰らい”と呼ばれる男は、こうして生まれる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-26 02:06:21
34789文字
会話率:29%
タイトル通り、チーレム苦手な作者が、ハーレムはどうよ? と語りつつ。
チートと、読者の視点とかをみながら。
てきとーに書いて参ります。
チートは、きっと必要悪なのだと思う。
なろうを歩くとチーレムに当たる。
それくらい多い
、チーレムものですが、私はそれらが苦手です。
ストーリーはよくても、えぇーって思いながら読んでいたりします。
ヒロインがとにかく、チョロくて、こんな雌ばっかりなら、少子化にならないよね、と思うレベルで。
でも、上手い作品はその「多数の女性から好意を寄せられる」のをうまく肯定……するのかなぁ。
そんな中でハーレム作品で、大丈夫なのを見たので、比較をしつつ。
でも、そういう作品は、「希有」だよねっていう感じのお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-17 17:10:16
4525文字
会話率:0%
オタクである主人公の青年はゲーセンの帰り道で悲鳴が聞こえ、そちらを見ると女性が暴漢に襲われていた。青年は良心でその女性を助ける。だが暴漢は刃物を持っており、死にたくは無いが生きる理由も少ない青年は死を覚悟し、その刃物が自分の胸に突き立てられ
るのを他人事の様に傍観していた。次に青年が目を開けるとそこはファンタジーの世界でよく見る内装の一部屋であった。よく見る異世界転生かと思えば少し違う現状に困惑するが・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-27 06:00:00
1342文字
会話率:0%
〝その男、善か悪か? 害か利か?〟
普通の高校生を装って生き続けてきた少年、石杖黒斗(いしづえ くろと)。
成績も普通。性格も普通。人当たりも普通。
誰の目に止まっても、大差のつかない彼には、実は裏の顔が存在した。
世に蔓延る
理不尽。裁けない悪。
彼はそれを駆逐する者として、表では高校生、裏では犯罪者という二重生活を行っていた。
しかし、そんな彼の生活は、唐突に終わりを告げてしまう。
あるときから聞こえるようになった、謎の声。
導かれるようにして、たどり着いた場所は、会ったこともない祖父の墓の前だった。
その時、突如湧き出した光に包まれ、石杖黒斗はこの世から消えた。
目覚めた先は、なんと異世界。
そして彼は、自分が召喚された意味を、静かに告げられた――
「あなたは、勇者に選ばれたのです」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-20 18:08:37
207639文字
会話率:28%
ヤンデレDV男の話。中学時代創作したものに加筆してボリュームアップして掲載。DVの話とはいっても、暴力方面よりは心情描写が多めです。ただ、テイストはラノベ寄りかと思われます。
あくまでダークサイドにどっぷり浸れるようヤンデレは「(お話的に)
オイシく」なるように扱ってます。ただDVを擁護するものではないことご理解ください。
※出血描写がたまにあります。苦手な方は注意折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-13 16:47:16
16697文字
会話率:55%
魔女が呪いをかけました。
これより千年先に生まれた王子によって、この国は滅びるだろう。
それは、荒廃した国を救う為に、王様と魔女がついた嘘。
けれど嘘は、訂正されることのないまま生きつづけます。
千年の後、魔女の末裔・システィーナは、呪
いを断ち切るために、さいごの魔女になることを決めました。
そんな時代に、男として生まれたが故、「呪いの王子」と呼ばれるエセルグウェンは、厄災を振りまかないよう見張られる存在です。彼は呪いをかけた魔女を憎まずにはいられません。
人々に疎まれる王子はある日、森の中で一人の少女と出会いました。
これは、お互いの正体を知らない魔女と王子の物語。
はたして呪いの先になにがあるのでしょうか。
※カクヨム・エブリスタへも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-15 21:29:43
26758文字
会話率:27%
神隠し。万物には理解の及ばぬ、不可思議な現象の一つ。
神は何をもって、隠す相手を選ぶのか? 神隠しに遭った者は、どこに行くのか?
神隠しの間、その者には何が起こっているのか?
これは、それに対する答えの一つとして、時を越えて残された、真実の
一端である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-17 23:59:59
3451文字
会話率:0%
別にそうしたい訳じゃない。
昔からそうだった。
細かい選択は出来る。
でも…いつだって人生の分岐点に俺の選択肢は微塵も存在しなかった。
必然、予定調和、予め敷かれたレールのように俺の人生は思いがけないタイミングで分岐していった。
夢など見る
暇もなく…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-31 18:53:39
224文字
会話率:0%
人が生きるには、どこかで誰かの命を犠牲にしているのかもしれない。物語を書くと必要悪が、必要な死が、そこにあるのかもしれない。それにどう向き合えば良いのだろうか。
最終更新:2016-10-19 23:47:10
334文字
会話率:0%
感染病により化物となった人々を駆除する組織・心化隊。多くの精神異常者がかき集められたこの部隊は多くの問題を引き起こしながらも、必要悪として排除できない地位を築いていく。
発足以前から被験体として参加していた少年・藍沢夢七は、心化隊に新
たに加えられた少女・桐瀬美夜の教育係に任命される。中学生にもかかわらず冷え切った態度の彼女は殺人鬼である自分を抑える方法を探し、迷い悩んでいた。
≠の前日譚的な何かですので、読んでない方はそちらを先にどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-17 00:20:09
2068文字
会話率:39%
花木啓志は死んでしまった。そんな彼が目を覚ましたのは、死後の世界ではなく、見たことのない森の中であった…。
そんな彼は新たなる世界で出会った盗賊団に入ることを決意する。
しかしその盗賊団は普通の盗賊とは大きく違っていたのだった。
最終更新:2016-04-05 22:49:00
20895文字
会話率:29%
とある少年の心の変化をエピソードと共に。
最終更新:2016-03-21 21:46:41
1170文字
会話率:4%
必要悪。 ヒーローのお話です。
最終更新:2016-01-17 22:07:09
1279文字
会話率:43%
愚か者はいつも終わりに気がつく。今を捨て過去にすがる愚か者は過去の大切なモノを守る為に今を生きれずにいた。だが今を見つめた時、また大切なモノを失った事に気づかされる。これは復讐に生きた男の最期に自分の大切なモノに気がつく話
最終更新:2015-11-25 20:30:07
11284文字
会話率:31%
人外の変わり物が読みたくて自分で作ってみました。短編なので暇つぶし程度に見てくだされば幸いです。
最終更新:2015-11-17 21:00:00
4590文字
会話率:87%