バードテイマー(鳥使い)の天職を持つ俺トリガー・シタガウル。そんな俺に王より無茶な命令が下された。
「不死鳥をテイムせよ」
馬鹿じゃねえのと思ったが最高権力者には逆らえない。俺は不満を隠し、粛々とその命令を受け入れた。
不死鳥は国の創生神話
に登場する聖なる鳥だ。
テイムも何も所在がわからない。しかも不死鳥が鳥なのかも定かじゃない。幻獣とか精霊の可能性もあるんじゃないの?困難が容易に想像できる。俺は考えた末、結論する。
「よし。逃亡しよう!」
そう決意したが、幼馴染の女騎士にすぐに捕まり、連れ戻されてしまう。
俺の明日はどっちだ!?
これは王より無茶な命令を受けた主人公が四苦八苦しながらときに逃げたりサボったり怠けたりしながら、最終的に帳尻を合わせて解決したことにする。そんな話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 20:27:57
101998文字
会話率:50%
戦闘能力皆無な治癒術士の獣耳少女ポムは異世界から転移してきた勇者サワラの従者を任じられる。だが、サワラには生まれつき痛みを知らないという特徴があった。斯くして、従者と言うよりも主治医としてポムの旅が始まる。獣耳・獣人・幻獣が溢れる異世界で
のゆるふわ冒険譚(?)御賞味あれ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 10:44:16
153360文字
会話率:36%
オプチミスト王国の王家には、王子王女が15歳の時に、パートナーを召喚する習わしがある。パートナーは結婚相手となることもあるし、側近となることもある。稀に幻獣や妖精も召喚されると言うが、これは眉唾物である。
さてこの度、第一王子と第二王子のパ
ートナー召喚が、同時に行われることになった。少しわがままなリセマラ王子と、無欲なムカキン王子は、果たしてどんなパートナーを召喚するのか。お楽しみに。ワン!
基本的に悪人は出てきませんので、ゆるーくお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-12 21:29:02
5291文字
会話率:50%
月雲の民と呼ばれる“特異”であり、厄災をもたらすとされてきた民族がいた。
瑠火はその生き残りだ。
更に彼女には“お供”の破滅の幻獣と呼ばれるルシエルがいる。
月雲の里を失い孤独になった彼女の前に、突如……現代から迷い込んだ高校生の少年“
久我愁弥”。
瑠火と愁弥ーー、そして幻獣ルシエルとの冒険が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-06 17:27:54
484491文字
会話率:31%
才能豊かな「アシュベリー一族」に生まれたのに、パッとしない才能しかなく、悪運と不運が付いて回る女の子ノア。双子の兄ノエルと間違われて、兄のストーカーに呪いをかけられ、性別が無くなった! 婚約話も白紙になり、家族が不幸になるならばと、ノアは
一念発起。「わたし、王都に出て、一人で生きていきます!」
男の子として生きるため王都へ向かう途中、盗賊に遭ったり、お化けに憑かれそうになったり、幻獣に生活費を強奪されたりと事件が勃発。有り金を失くし途方に暮れる中、盗賊から助けてくれた王都の騎士アレクシスが、ノアの生活能力の高さを見込んで、生活環境崩壊寸前の騎士団独身寮の管理人をやらないかと提案。
思いもかけず訪れた幸運に飛びつくのだが、王都で待ち受けていたのは、鬼畜魔術師やらやさぐれ騎士団事務やらサイコパス王太子やらS系従者(諜報員)やら、個性豊かな面々との事件ばかりの日常であった。
ノアの引き起こす騒ぎから、徐々に呪いの正体や、蔓延する瘴気にまつわる不穏な話も出てくる中、兄や婚約(予定)者も合流し、更に事態はドタバタの様相を呈してくる。
初投稿作品です。遅筆なので、ゆっくりとした投稿になると思います。
作者は、前書き後書きでいろいろ遊んでいます。それを含めての作品と思っていただけるとありがたいですが、苦手な方は閲覧にご注意ください。
しばらく非公開にしておりましたが、表現や矛盾点、体裁を修正し、若干の加筆の上、25年2月に再公開しました。
お話の流れに変更はありませんが、少し読みやすくなっていると思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 08:00:00
404467文字
会話率:34%
魔獣や幻獣、不可思議な存在が起こす不可解な事件『 怪異 』を解決する法王庁(ヴァチカニア)の神殿騎士と、その騎士に想いをよせる森の妖精のお話し。
「孤児だった自分は沢山の人に助けられて、神殿騎士になりました。だから今度は自分が『 助けを求
める人 』を助けてあげたい」
神殿騎士コークリットはその想いで怪異捜査の任務にあたる。
霧の森の外縁部に位置するラーディン領を訪れたコークリットは、領主からこの地で起こる不可解な怪異について相談を受ける。
「大霧の日、領内の村で子供たちが一人、また一人……と、忽然と姿を消すのです」
霧の森や大河を遡り、様々な種族と出会い助け合っていく心温まる物語。
◇◇◇◇◇
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。賞の応募をしたく、なろうにも同時に掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-21 19:00:00
522172文字
会話率:44%
<あらすじ>
人間は、神様から魔法を授かりました。
魔法を授かった人間に、神様は創造の主として努力するように言いました。
力を持った人間は力を使って、他の種族を滅ぼしました。
神様は悲しみました。滅んだ種族たちの魂
が神様の涙に宿り、世界に降りそそぎました。
落ちた涙を人間はティナと呼びました。
ティナは人間が嫌いでした。ティナを受け取った人の形を変えて、人間に復讐をしました。
天を貫く世界樹より神が見守るとされる世界
太古より続いた種族戦争を終え、魔法を使う人類が治めた平和な世となった
人と人とのいさかいはあれど戦争はなく、罪人はいても世界を転覆させるほどではない
これはそこで生まれた魔王と呼ばれた一人の男と
世界への恨みのなかで無垢に育った少女の物語
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 00:00:00
589840文字
会話率:42%
召喚獣を使役するのが当たり前な世界。しかし、何も使役していない俺は、当たり前のように毎日馬鹿にされ、蔑まれてきた。もう死ぬしかない。そう決意した時、女神様の慈悲でようやく召喚することが出来たってのに……なんでよりもによってヤモリ? でも召
喚できただけでも嬉しいからどうだって良いか!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-16 17:06:26
3800文字
会話率:44%
エーテルにより魔法が全盛期の時代、幻獣や召喚獣といった幻想の生物から亜人が存在する世界。
隠居生活中の女性錬金術師がふとした切っ掛けで相棒のコボルトと一緒に長年の夢だった工房を持つ為に町に進出する
凄腕というほどでも無く、中堅の錬金術師が
経営を頑張るお話
最下級の魔獣にすら太刀打ち出来ない非戦闘職の一向、そもそも戦闘になど興味も無くあるのは只管(ひたすら)に錬成のみ!
へっぽこな錬成品片手に頑張ります!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-15 10:29:06
1486578文字
会話率:58%
仕事へ向かう通勤列車の事故であっさりと死んだ俺、斎藤樹。享年三十二歳。
まあ、死んでしまったものは仕方がない。
そう思いつつ、真っ暗い空間を魂のままフラフラ漂っていると、世界の管理官を名乗る神族が現れた。
そこで説明されたことに
よると、なんだか俺は、元々異世界の魂だったらしい。
どうやら地球の人口が多くなりすぎて、不足する魂を他の異世界から吸い取っていたらしい。
そう言われても魂のことなぞ、一市民の俺が知る訳ないが、どうやら俺は転生の待機列からも転がり落ちたそうで、元々の魂の世界の輪廻へ戻され、そこで転生することになるらしい。
そんな説明を受け、さあ、じゃあ元の世界の輪廻へ移行する、となった時、また俺は管理官の手から転がり落ちてしまった。
そうして落ちたのは、異世界の中心、神獣やら幻獣やらドラゴンやら、最強種が集まる深い森の中で。
何故か神獣フェニックスに子供を投げ渡された。
え?育てろって?どうやって?っていうか、親の貴方がいるのに、何故俺が?
魂の状態で落ちたはずなのに、姿は前世の時のまま。そして教えられたステータスはとんでもないもので。
これから俺は、どうなるんだろうか?
* 最初は毎日更新しますが、その後の更新は不定期になる予定です *
* R15は保険ですが、戦闘というか流血表現がありますのでご注意下さい
(主人公による戦闘はありません。ほのぼの日常です) *
見切り発車で連載開始しましたので、生暖かい目に見守ってくれるとうれしいです。
どうぞよろしくお願いします<(_ _)>
アルファポリスさん、カクヨムさんにも投稿しています。
*感想、誤字脱字機能は、終盤になったら解放を検討していますが、とりあえず久しぶりのなろうさんへの投稿なので最初は受付なしでいきます。申し訳ありませんがよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-11 20:20:04
402565文字
会話率:39%
ヨウセイとは、哺乳綱偽獣亜綱コビト目ヨウセイ上科に属する動物の総称だ。世界各地に生息するが目撃例は極めて少ない。友人の家を訪れた私はそこで囚われのヨウセイと、惨劇を目撃することになる。
ヨウセイに運命を翻弄される少女たちのオムニバスストー
リー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-02 18:00:00
12269文字
会話率:49%
~ゴミスキルが人生を豊かにする、モフモフ管狐との気ままな旅路~
人生の折り返し地点、35歳。ついに神様から一つだけ自分が望むスキルを授けてもらえる歳に差し掛かった主人公・アルバスは、皆から王国内に二人いる次期宰相の呼び声高い補佐の一人と
して期待され、本人もそのためにスキルを取得するのだろうと思っていた。
しかしひょんな出会いから、仕事の忙しさに忙殺されて心の余裕をなくしている自分に気が付く。
今の僕って、人生、楽しめてる……?
自問自答した彼は、普通なら仕事に生きるスキルを取るところを、心に深く感銘を受けた物を本人に見えたように書き上げるスキル・絵描き(ドローイング)を取得する事に。
宰相になる将来を自ら辞退して、たまたま拾った最強スキル持ちのモフモフ管狐と旅に出る。
綺麗な景色、美味しい物、誰かの笑顔、幻獣や生命の様々な神秘。
時には危険もあるけれど、普通の人には見れない景色を見て、その情景をアルバスはスキルで書き留めていく。
モフモフと行く、穏やかで充実したおひとりさまの、趣味に生きる旅スローライフ。
こちらです。
※本作は、カクヨムにて同タイトルにて公開中の作品の転載作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-30 23:40:00
20156文字
会話率:23%
20世紀のとある日、人類は人工知能に負け、人工知能によって人類は絶滅しかかった、と思われたが、幾年もの歳月をかけて、人類は人工知能によって壊れた文明を立て直し、長い年月がかかったが、地球上にいる妖怪・幻獣などの種族とも共生出来る社会を築きあ
げた......。
....時は流れて30世紀。他種族と共生出来る環境となった人類が築いた国々は、次々と最新の魔術と科学技術を使い、電脳世界、人間界で上手く社会を築き上げた.....。
.....しかし、光が強くなれば、影は濃くなり、光を飲み込もうとするかの如く、国々を飲み込もうとする....。これは、そんな激動の時代に振り回されるニートだったアラサー男の物語である.....。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-30 19:13:25
124987文字
会話率:25%
この世界は、3つの世と魔法と魔術でできている。
人間が暮らし、国同士が争い、魔術を使う『人の世』
魔物や亜人、幻獣などが暮らし、弱肉強食で魔法を使う『幻創の世』
そして、その2つの世から弾かれ、捨てられ、逃げてきた者達が生み出し共存、魔法と
魔術が混在する『多種族の世』
それぞれが異なる意志、主張を持つ3つの世は、微妙なバランスを保ちながら、世同士で争うことなく存続している。
そんな『多種族の世』で生きる1人の魔術師、1匹のドラゴン、1人のハーフエルフを中心とした、それぞれの世からあぶれた者たちの現実の話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-26 19:52:04
73391文字
会話率:53%
三大陸に挟まれた小大陸。その中の熊獅国は隣国、宇關に侵攻されていた。宇關の呪術者が作った水のゴーレム軍。その巨体の中に戦士が入り槍を構えている。熊獅の剣士の刀も魔法団の火炎魔法も、ゴーレム表面に阻まれ中の戦士まで届かない。味方の死体が増え
ていく。額から血を流す黒髭の男こそ熊獅の君主、螺鈿。魔法団長が鼻髭を振るわせ馬を駆った。呪文を詠唱し火炎の大弓と二本の火矢を作る。水のゴーレムの拳を掻い潜り、中の戦士に火矢を放つ。穴が開くと突き出てきた槍を胸に受けながら二本目の火矢を放つ! 敵の喉に命中しゴーレムは水たまりとなった! 螺鈿王は困惑する。なぜ中の戦士を倒して、魔法が解除されるのか!? 団長は操作魔法の素材が敵の呪術者の魔力ではなく、戦士の生命力に由るものだと推理したのだ。魔力を持たない戦士に魔法戦をやらせるという驚くべき画期的な戦法。これこそ宇關の国が戦を仕掛けてくる動機となった事が明らかになった。熊獅の魔法団は団長の戦法を真似て犠牲となっていく。螺鈿王も愛馬に跨り剣を掲げて敵軍に駆けて行った。熊獅の勝利。
夜の盛大な酒盛り。螺鈿王も酒を飲み干している。そこへ黒髪の中年男が引きずられて来た。宇關国の国王、波多王である。彼の前に大樽が引き倒された。首の無い少年の死体が飛び出す。そこへ螺鈿が頭部を投げ寄こした。それは彼の息子、宇關の皇子、孔勳であった。咆哮し血涙を流す波多王。「熊獅を滅ぼす! 子孫を祟ってやる!」螺鈿が大剣を抜き、生々しい音と共に首を斬り落とした。
一年後。熊獅の王宮から産声が響き渡った。しかし赤ん坊を抱く助産師の悲鳴が。「これは悪魔の呪い!?」赤子の右腕は太く普通の四本分はある。戦士の様に褐色で傷だらけ。左腕は右腕の半分。しかし色白でしなやかだった。ただその顔は美しく姫の様な皇太子である。螺鈿王は一週間後、赤子を王宮から追放した。たった一人の世話係をつけて。
皇子は二十年間、苦労と愛情に包まれて成長する。そして三大陸の世界戦争の気運の高まりによって人生の大きな岐路に立たされる。デジタル科学力をもった新たなる敵の侵略。友好国だったはずの隣国からの宣戦布告。そして憎み続けた父、国王との死別。巨腕に憑りつきし呪いの力は果たして主人公・峻怜に何をもたらすのか。幼馴染み、年上の美女との恋や人工的に生まれた幻獣、更に地獄界をも巻き込む長編冒険譚が幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 08:00:00
2157文字
会話率:11%
死してなお、この世にとどまる魂がいる。未練があまりに強く、成仏できずに現世を彷徨う者たち。
「帰光の幻印」は、そうした魂の想いを幻獣として一時的に顕現させ、対話と触れ合いを通して浄化へと導く禁術。
この術を扱えるのは、ダークエルフの
中でももっとも“不浄”とされた存在、ただ一人。少女エルミア=ネヴァルティア。
村では「幻哭」と呼ばれ、未練に囚われた魂の想いを幻獣として顕現させ、涙と触れ合いの中で浄化するその姿は、畏れと美の象徴だった。
そして彼女は、謎の剣士と出会い、恋に落ちる。これは、死者の声を抱きながら、命の記憶を見送り続ける少女と剣士の、祈りと赦しの幻想譚である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 11:27:13
83580文字
会話率:20%
プロローグ
「全然暇にならないじゃん」
連続15連勤明けで、やっと家にたどり着いた薬師の ルリィ・オミナイ は、撒き散らされた書類の山にうんざりして、いつものようにため息をついた。
「だからさっさとあんなヤツら見捨てて、オレ達だけで
、好きな事だけして過ごそうって言ってるじゃ無いか」
久しぶりの帰宅で、家中の窓を全開にしたのがまずかった。
銀の鬣をなびかせて風を全身に受けながら、ゲッコウ は呆れ、いつも言っている悪態をついた。
「こんなんじゃ何のための《魔女の家》なのかわからないわ」
ここにきたら思う存分、このベルベットのような美しい毛並みをすいてくれると思っていたのに。と ニコ がそれに続く。
「「毎日美味しいものをたらふく食べさせてくれるって言ってたのに」」
金眼で睨む2頭の幻獣に、ルリィは「ヴっ」と呻き机に突っ伏した。
「こんなに疲れてるのに、2人は私に料理させるんだ?」
優しく無い。優しく無いよう。ルリィの嘆きも聞こえないふりをして、2頭は「さっさと飯を作れ」とキッチンに移動するように促す。
「アウルス様が全然休ませてくれないのが悪いんだ」
重い腰を上げ、渋々書類を集めながら、文句をつけるルリィに2頭はそれでも追い打ちをかける。
「「お腹が減った!」」
「私もお腹減ってるよ!?」
床に散らばった書類をそのままに、ルリィはキッチンへ向かう。
ここは《魔領域》の[帰らずの森]にある《魔女の家》。それは、神秘の魔力で護られ、悪意外敵を拒み、望む者が認められると現れる森の中の隠れ家で、《聖領域》で暮らす人間達にとっては御伽話にもなっている。
そこで[魔女の薬屋]を営む店主のルリィは、2頭の幻獣の腹を満たすために、今日も突然の依頼で減ってしまった大量のポーションを作る傍ら、すき焼きとプリンを作るのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-10 06:00:00
124422文字
会話率:38%
短編シリーズ『私が見守る魔王な』の連載版。
魔王様が、奥様になりました。その目的は復讐だそうです。
奥様と旦那様の、甘い夫婦生活を見守るわたしは思います。
これのどこが復讐なのでしょうか?
ある日のこと、旦那様に王女との縁談が持ち上が
りました。
え、旦那様は既婚者ですよ?
やがて、奥様の復讐の真意が明らかになるのですが…………
魔王な奥様と、聖騎士な旦那様と、お二人を見守るわたしの物語。
奥様の正体は、くれぐれも旦那様にはご内密に。
『余は、ツマオウとなる!』
奥様が、北の大地で奮闘します!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 12:00:00
171956文字
会話率:31%
世界には、エッグモンスター(現代生物学的に確認されていない生物、種族、精霊、幻獣、怪物、魔物など)と呼ばれる未知の生物たちが存在し、人々の生活を脅かしていた。
最初にその姿が確認されたのは、今から約半世紀以上も前のことだ。
膨大な犠牲
者を出した第2次世界大戦。
戦火に包まれ、瓦礫としてしまったベルリンの市街地で、謎の光に包まれた卵が見つかったという。
それ以来世界各地で無数の卵が見つかっているが、いずれも多くの人命が奪われた後の場所で見つかっているとのことである。
卵は物理的に破壊することはできず、また、科学的な分析もままならない状況であった。
それからだ。
卵の殻が破れ、未知の生物たちが生まれ始めたのは。
世界は混乱に包まれていた。
エッグモンスターたちは人間を殺し、それを養分とする怪物たちであった。
人類を「敵」とし、世界からすべての人類を消し去ろうとしている。
人類の“負の感情”によって生み出されたと仮説する研究者がいる中、「国際防衛機構軍 WDF(World Defence Force)」と呼ばれる防衛機関が発足し、特別な力を持つ“アンダーテイカー”と呼ばれる改造人間が、世界を守るべく立ち上がっていた。
そのメンバーの1人、“天才アンダーテイカー”として名を馳せていた燕子花紅蓮は、サキュバスと呼ばれる悪魔が、アンダーテイカーの育成学校、東京第3支部高等学校で出現した情報を受け、現地へと向かうことに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-05 19:22:59
62885文字
会話率:56%
人間には生まれつき「ソウル」と呼ばれる呪力が存在している。
呪力とは、別名“負のエネルギー”と呼ばれる。
負のエネルギーは、魂の原型となるエネルギーの一種であり、“生物の持つ生命力として“、細胞の中に潜在する「物質」だった。
この
負のエネルギーは必ずしも“マイナスの感情”、つまり「悪」となる元のエネルギーを意味しているわけではない。
ただし負のエネルギーには、同じく人間の持つ“正のエネルギー”の流れを阻害してしまうほどの強さがあり、生命体としての形を維持するために、エネルギーを常に対流させられる「ルート」を構築する必要があった。
負のエネルギーを、外へと放出できる「ルート」を。
そうしなければ、内側からのエネルギーによって身を灼かれ、肉体の原型を留めることができなくなってしまうからだ。
だからこそ、「人」として生きていくためには、肉体と精神を切り離す必要があった。
『魂の契約』と呼ばれるそれは、自我が芽生えるとされる2歳前後の頃に行われる、”社会的義務”の1つだった。
その後、修行を積み、少しずつ負のエネルギーをコントロールできる技術を磨いていくことになり、「モンスター・テイマー」としてのステータスを築いていくことになる。
魂の契約によって、人間には“パートナー”と呼ばれる存在が生まれる。
「幻獣」と呼ばれるそれは、自分自身の分身であり、また、「可能性」そのものでもあった。
時には笑い、時には喧嘩し、人生を共にしていく「ソウルメイト」として歩んでいく彼らを、人々は『友』と呼ぶ。
4年に一度開催されるハンター試験に参加した、タマネギ村いちばんの天才モンスター・テイマー、サーシャ・シュヴァルツシルトも、自らのパートナーである「キューブ」を、“最高のモンスター”であると自称していて…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-08 08:38:02
2194文字
会話率:0%
獏...夢を食べて生きると言われる幻獣。
獏に悪夢を与えると二度と同じ悪夢は見ないといわれている。
その幻獣の守護により成功を収めたのが獏の一族である。
BAKUが発足したのはここ数十年のことだが、悪夢退治はもう何百年も前から続いている
。
その証拠に名家である八家の本家は立派な日本家屋となっている。
ナイトメアの壊滅から5年後を迎えた潜夢士達の物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-01 03:00:00
3918文字
会話率:43%