いつも通りの日常だと思っていた。
いつも通りの光景だと思っていた。
その少女によって、その大鎌によって、突如殺されてしまうまでは。
どこにでもいる平凡な高校生・疾太(はやた)は、とある喫茶店の中で目を覚ます。そんな疾太の記憶は、帰宅中に
突如醜悪な肉塊に襲われ、その場に表れた少女に肉塊もろとも殺されたところで途切れていた。
「僕、生きてる……よな?」
「ごめんね」
喫茶店に集う面々は言う。
この街はとある『ゲーム』のゲーム盤で、自分達はそこを舞う駒であると。疾太は殺されることで『生屍(いかばね)』……プレイヤーに使役される生ける屍としてゲームに取り込まれてしまったのだと。
この街から出ていくためには、戦い続けてゲーム序列トップを目指すかしかないと告げられる疾太。
その言葉に反発を覚えながらも、流されるがまま疾太は『ゲーム』の殺し合いに身を投じていくが……
「『生きること』に対して、腹はくくれた?」
今、運命を切り開く招盤紙が、プレイヤー達の頭上に舞い落ちる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 07:24:45
22155文字
会話率:31%
特別治安維持部隊『イージス』。
それは近年悪化の一途をたどるニッポン魔法共和国の平和を取り戻すために結成された、政府直轄のピースメーカー部隊である。
イージスの強襲攻撃部隊の隊長で、若きエースと目される凄腕エージェントのカケル・ムラサメ
は、とある任務で悪の秘密研究所を急襲、壊滅させた。
そこでムラサメは、副官のミリアリアとともにサファイアという名の実験体の少女を保護したのだが、
「むらさめ……どこ……」
サファイアはムラサメにしか心を開かなかったため、ムラサメは特別任務として父親役を命じられてしまう。
◇
「結婚もしていないのに、いきなり父親役をやれとか言われても困るんですが」
「君が優秀なエージェントなのは皆が認めている。リーダーとしての部下からの評価も高い。父親役もなんなくこなせると我々は判断した」
「強襲攻撃任務に投入される実行部隊におけるリーダー適性と、小さな子供の父親役をすることに、どのような因果関係があるのか分かりかねます」
「大丈夫だ、問題ない。我々イージス上層部はそう判断した。あと有休がたくさん残っていただろう。それもついでに消化したまえ。総務がうるさいんだよ。我々は公務員だからな、法律には従いたまえ」
こうして凄腕エージェントムラサメはある日突然、一児の父になってしまった――!
◇
「むらさめ! ママがごはん、できたって! だから、おしごと、おわり!」
「お、呼びに来てくれたのか。偉いぞサファイア」
「はやく! はやく!」
「そんなに急がなくても、ご飯は逃げないよ」
「にげないけど、さめちゃうもん! だから、はやく!」
「なるほど。たしかにそうだな。せっかくミリアリアが作ってくれたんだ。冷めないうちに早く食べないとだ」
「むぅ! ミリアリアじゃなくて、ママ!」
「ああうん、そうだった。そうだった」
「れんしゅうです! もういっかい、いってください!」
「み、ミリアリアママがせっかく作ってくれたんだもんなぁ」
「よくできましたね!」
◇
果たしてカケルはサファイアを守りつつ、不慣れな父親役をまっとうできるのか――!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 07:10:00
58347文字
会話率:49%
2055年、国家主導で大阪湾に建設された人工島〈シンフォニア〉が襲撃を受ける。
首謀者は、「アダルトレジスタンス」を名乗る子どもたちだった。
かつて大人たちに虐げられてきた彼らは、武器と未知の技術を手に国家に宣戦布告。
国家も本気で応戦し、
警察・公安・自衛隊が動き出す。
少年少女による武装蜂起 × ディストピアSF。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 06:50:00
154180文字
会話率:28%
瀨戸悠莉、35歳外科医。精神科医である恋人を病気で亡くしてしまった。
葬式の帰り道、トラックに追突してしまった…と思ったら、いきなり見知らぬ世界に来ていた!
しかも、そこで出会ったのは恋人そっくりの青年、そして彼女の姿も今までとはかけ離れた
美少女になっていた。
そんな彼女には世界を行く末を左右する使命が託されていた(ほぼ強制的に)!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 06:26:29
202098文字
会話率:39%
記憶を失った「私」と二人の少女が織りなす万華鏡の如き夢幻の物語。
溺れているところを菜々愛梨春(ナナアリス)という少女に助けられた「私」だが、すべての記憶を喪失していることに気づく。やがて「私」は、複雑に絡み合う夢と現の世界を行き来しな
がら、と或る洋館にたどり着いた。そして、そこで仮面をかぶり、四肢が傷だらけの不思議な少女、湊妬瑠夏(ミナトルカ)と出会う。
果たして彼女の正体とは?
また、記憶のない「私」が抱える罪と秘密とは?
真実と虚構、夢と現実が混ざり合う、エロスとタナトス、又は狂気と美をめぐる物語をぜひお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 02:57:36
56562文字
会話率:15%
ボーイズラブ同人を愛する腐女子の女子大生、高瀬真琴は、コミケットに出す新刊漫画の追い込みで三日間貫徹をした結果、過労死してしまう。
次に目が覚めた場所は、西洋風パン屋の二階で、見たことの無い西洋風の兄がいた。
そして自分も西洋風美少女にな
っていた彼女は、自分がBL同人漫画を描いていた乙女ゲーム「光の空へ祝福を」の主人公、マコト・キンボール(ディフォルト名)に生まれ変わっていた事に気づき愕然とする。
ゲーム通りに、魔力属性鑑定式で規格外の光属性を得たマコトは男爵家にもらわれ、三年の間、マナーや学問にいそしみ成長していく。
アップルトン魔法学園の入学式前夜、マコトは、ある決意をする。
「親友キャラとの友情エンドを目指そう、修羅場とか面倒くさいし」
だが、その願いもむなしかった。
入学初日の王子さまとの出会いイベントを避けるために早めに登校した先で、親友キャラのカロルに絡む、悪役令嬢ビビアンの姿をマコトは発見してしまう。
思わず介入してしまったマコトに、ビビアン嬢は激怒し、子飼いの騎士、マイケルにマコトを打擲(ちょうちゃく)するように言うのだが……。
乙女ゲームの世界に生まれ変わった腐女子が、イケメンどもにも目もくれず、親友ポジションのヒロインと百合っぽくいちゃいちゃしたり、正統派悪役令嬢と派閥抗争したりするお話です。
だまされたと思って、五話目までお読み下さい。
とてつもないドライブ感と没入感をお約束しましょう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 01:02:58
3207316文字
会話率:46%
男はある日見知らぬ土地で目が覚めると身体が少女になっていた。
元男の時の剣術はか弱い身体ではまともに使えない。
記憶も曖昧でどうしていけば良いのかわからずゴブリンに襲われ、とある老婆に拾われる。
それからゴブリンの件もあり男装するこ
とに決めるが……。
「帰らなければ……やらなければならないことがあったはずだ……何か……大切な事が」
身体は『少女』魂は『男』が、醜くも美しい世界『アストロ』で色々巻き込まれていく話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 00:09:59
172145文字
会話率:37%
バルタラ山――かつて人類に甚大な被害を齎した邪龍が住み着いたとされるこの山には、ある噂があった。
山頂には龍の魔女が住んでいて、対価次第でどんな願いでも叶えてくれるらしい。飼い慣らした邪龍の、強大な力を使って。
主人公グラウスは噂に
縋り、単身でバルタラ山を訪れ、そこで一人の少女に出会う。少女は自らを龍の魔女と認め、グラウスに邪龍の力の一端を見せた。
魔女というには余りに純朴で、素直で、扱いやすそうな少女だった。グラウスは自らの願いを叶えるために、彼女を利用することにした。
魔女だろうが邪龍だろうが、使えるのならなんだっていい。
これはグラウスが私欲を叶えるための物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 00:08:40
135722文字
会話率:45%
とある乙女ゲームの世界で目覚めたのは、原作を知らない一人の少女
産まれた時点で本来あるべき道筋を外れてしまっていた彼女は、知らない世界でどう生き抜くのか。
母の愛情、突然の別れ、事故からの死亡扱いで目覚めた場所はゴミ捨て場
捨てる神あれば
拾う神あり?
人の温かさに触れて成長する少女に再び訪れる試練。
『ダレカ タスケテ』
その声に応える者がいれば、違ったのかもしれない。
応えてもらえなかったのだから、応える義理もない。
心のササクレを自分で何度も剥きながら成長する少女は どうなっていくのか。
そして、本来のヒロインが現れない世界ではどんな未来が訪れるのか。
主人公が7歳になる頃までは平和、ホノボノが続きます。
プロットは出来てるけど、随分長編になりそうです。
書ききれるように頑張りマッスル。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 00:00:00
873833文字
会話率:27%
教師との恋は叶わず、彼と共に死ぬことになったのが前世。少女は、シャーロットという名の少女に、異世界転生していた。
少女が暮らすは、春の女神を信仰する国。冬に閉じられた国に、春をもたらすとされていた。
少女は魔法屋を営んでいた。恋心の主張が激
しい幼馴染に口説かれつつも、平和な日々を送っていた。そんな彼女に送られてきたのが、名門学園からの推薦状。その学園に訪れたことにより、前世の教師を彷彿させる男。そして。―モフモフと出逢うこととなった。
学園への入学を迷っている中、破壊されたのは女神像。破壊の容疑者とされた少女は、抵抗する間もなく命を奪われることとなった。絶命したと思ったところに、現れたのはモフモフだった―。
死が何度も訪れる少女は、抗うためにやり直すことを決意する。彼女に襲いかかるのは、死だけではない。鳥籠の中の少女を見つめるヤンデレ達。永遠に閉じ込める気だ。
彼らとのフラグ回避の為、少女はモフモフと力を合わせていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 00:00:00
698506文字
会話率:56%
隠れ里で暮らしていた少女アシュリーは、傷だらけの少年と出逢う。彼は獣の耳と人の耳を有しており、ヨツミミと差別を受けてきていた。少女は彼に惹かれ、彼の旅に同行することになる。因縁の敵魔王を打ち滅ぼし、彼は勇者と讃えられることとなった。未来は約
束されたも同然だったが、少女は裏切られることになる。それでも少女は世界を巡ったが、自分は『裏切りの白魔女』とされていた。傷心のまま、故郷に帰る少女。時は経て、平穏な暮らしにも影が迫る。世界は再び危機に瀕しており、元凶は勇者達にあるという。大切な存在を失ったこともあり、少女に宿るのは復讐心だった。
少女は決意する。時を逆行し、かつて自分が愛した相手。そして裏切った勇者を打ち倒すことを
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最終更新:2024-05-14 23:00:00
102210文字
会話率:54%
※(1700万アクセス突破いたしました!本当にありがとうございます!)
『最後に残ったのは、竜との約束』。
人間族と亜人種が存在する大陸において、両者の対立が厳しい時代……。
そんな時代、あらゆる人種との共存を果たしたがゆえに、人間族
の勢力から『魔王』と蔑みと畏怖をもって呼ばれる男がいる。
ガルーナの気高き王ベリウス。
亜人種びいきの魔王と呼ばれた、人間族の王の一人である。
そして、このガルーナ王に仕える、『竜騎士』の一族がいた。
ストラウス。この蛮勇なる剣鬼たちは、飛竜を自在に駆り王国を守ってきたのである。
しかし、その武勇を愛する王国も滅びることとなる……。
圧倒的多数の敵を前に、竜騎士である父親も兄たちも討たれた。
ストラウス家の四男ソルジェは、一族に残された最後の古竜アーレスと共に敵陣への特攻を行う。
―――竜騎士として戦場で死して歌となることは名誉であったが……。
戦場で死んだはずのソルジェは、古竜アーレスの魔力で蘇生を果たす。
古竜アーレスの亡霊は語るのだ、同盟国の裏切りに遭い、魔王は殺されたと。
裏切り者どもを殺せと、古竜アーレスはソルジェに願う。
故郷を失い、一族を殺され、竜という翼さえ無くしたソルジェ・ストラウス。
最愛の妹の骨を指に抱きしめ、彼は復讐を誓うのだ。
それから歳月は過ぎ……仇敵、ファリス王国は勢力を増しつづけ、巨大な帝国を築き上げていた。
いくつもの戦場を経て、ソルジェは白獅子と呼ばれる老いた傭兵に拾われることとなる。
『パンジャール猟兵団』……亜人種を弾圧する帝国に反する、少数精鋭の傭兵団。
エルフの弓姫、巨人の戦士、獣人の少女に、詩人の男。
心強い仲間たちを手にしたソルジェ・ストラウス、彼が再び『竜』に出逢うとき、運命は動き出す。
……これは、13人の戦鬼と1匹の黒き竜が歌う英雄譚である……。
※熱い物語がお好きな方、どーぞお越しくださいませ。巨大な帝国と腕力と策略で戦う、ダークヒーローのストーリーです。
※カクヨム様でも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 23:52:25
15183946文字
会話率:49%
主人公、馬路龍我、高1の男子は大型トラックに撥ねられる寸前の子猫を助けて自分が撥ねられて、人生に幕を閉じた。だがしかし、女神から別の世界でなら転生する事が出来ると言われ龍我は最強の美少女として転生したいと要望する。その願いが叶い、最強の美少
女になったはずが、あれっ、なんか変だぞ、あっ!角と尻尾がある!龍我はドラゴン娘になった!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 23:15:14
329757文字
会話率:77%
大学生・芦屋空(あしやそら)、彼女いない歴=年齢。
ごく平凡に暮らしていたはずの俺の生活は、ある日突然、隣に越してきた謎の美少女にぶち壊される。
その女・藤堂カレンは、なぜか俺の部屋に合鍵で侵入してカレーを作り、
「ねぇ、私たち、昔付き合
ってたよね?」と元カノヅラしてくる始末。
……知らねぇよそんな記憶!!
なぜか部屋も大学も行動も恋愛も、どんどん侵略されていく俺。
だけど、気づけば──
「俺、今……こいつのこと、好きかもしれない……?」
恋愛経験ゼロの童貞大学生 × 元カノ(自称)の謎隣人。
ハイテンション暴走系ラブコメディ、ここに開幕!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 23:07:19
5748文字
会話率:50%
とある酒場に【ナナシ】と呼ばれる道化師がいた。その道化師は明日の日銭を稼ぐため、今日も今日とて多くの人に演奏を届けていく。そんな道化師には素敵な相棒がいた。その名は【ミュウリン】であり、小柄な体形で枝分かれした巻角が特徴の少女だ。
少女
が歌手となり素敵な歌声を届けていくのは日銭を稼ぐためでもあるが、同時に趣味であった。なぜなら、二人とも人々が楽しそうに笑っている光景が好きだから。
しかし、歌声を届ける少女にはとある秘密があった。それが「魔族」という秘密だ。
数年前、魔族と他種族で結成された人類との間で大きな戦争があった。「人魔大戦」と呼ばれるこの世界の命運を決めるような大きな戦いだ。その戦いの結果は人類側に召喚された勇者に魔王が倒されたことによって戦いが終わったが、それが終ろうとも物語は終わりではない。むしろ、続いていくばかりだ。
敗戦した魔族は人類から隠れて生き延びるが、中には弔い合戦を企てようとする魔族もいる。その魔族を排除するための制度を敷いた人類によって、魔族が生き伸びる環境は増々難しくなる。
そんな環境の中、魔族の少女は魔族の象徴たる禍々しい角をそのままに人間社会に溶け込もうと頑張る。その相棒を支援し、より楽しく笑える日々にするのが道化師の役目であった。
そして、道化師は今日も今日とて相棒と一緒に歌越えを届けながら、人類と魔族が手を取り合い本当の意味で「平和」を紡ぐための旅をしていくのだった。
※「喜劇道」と書いて「ハッピーロード」と読みます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 23:04:54
639991文字
会話率:33%
大学二年生の【夏樹歩】は梅雨の時期、決まって実家に帰省する。それは彼にとってその季節がとても思い出深いからだ。
連日雨が降り止まぬ中、傘を差した歩は駅に向かって足を進める。その道中、彼は道路の向かい側で見覚えのある少女を見つけた。
黒髪に黒
い制服を着た高校生ぐらいの少女。その少女に目を奪われた歩は彼女に近づき、意を決して声をかけた。人生の初のナンパであった。
ナンパに成功すると歩は少女と一緒に歩き始める。近くの商店街から少女が通う高校、ゲーセン、カラオケ、本屋など色々な場所を巡る。
楽しい時間を過ごしていけば、いつの間にか夕刻となり二人は公園で話を始めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-07 00:40:21
5094文字
会話率:40%
気が付くと<天野 カイト>は知らない世界にいた。見たこともない空、大地、そして魔法。
そして、記憶のない自分。
とにかく「生きている限りは死にたくないな」と思ったカイトはなぜ自分がこの世界に来たのか、自分は何者なのかを知るために旅を始め
た。
そして、その道中で一人の少女に出会う。名前はクレア。
彼女はとある理由で追ってから逃げているらしい。
そのことを聞いたカイトはどことなく誰かに姿を重ね「ほっとけない」と思ったので「自分と一緒に旅に出ないかと」声をかける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-18 17:00:00
113507文字
会話率:45%
【連載中】1章:魔法少女とは出逢わない
弥堂優輝は普通の高校生である。そんな彼はある日の放課後に魔法少女と出会う。
日常生活の中で魔法少女と出会ってしまった時の準備を怠っていた弥堂は諦めて死を受け入れるが、その魔法少女はなんとクラスメイトの
女子であったため特に何事もなかった。
ありえない出来事ではあるが、まぁ、起こってしまったのなら仕方ないと日常生活に戻る弥堂に風紀委員会より指令が下る。
『放課後の道草はやめようね週間!』だ。正常で優秀な風紀委員である弥堂は当然その指令を忠実に実行する。
まず手始めにと考えたのは、「街の平和を守る!」などと世迷言を言って毎日遅くまでおかしな仮装で街を徘徊する学園の面汚しを取り締まることだ。
だが解せぬ点もある。それは魔法少女に変身をするとどんなパンツを穿いていても必ず『しましまおぱんつ』に換装されることだ。どう考えてもそんな必要性がないため、弥堂はどうしても魔法少女のおぱんつに納得がいかなかった。神は無駄をお許しにはならないはずだ。
こうして狂犬は街へ解き放たれ、魔法少女と魔法少女のおぱんつの謎が明らかになっていき、そして思わぬ事態へと発展していく…。だが、弥堂優輝という男にはそんなことは関係ない。
例え世界の危機に直面しようとも、魔法少女などという非行行為に手を染めるクラスメイトを必ず更生させる。
その為の手段は問わない。
※1章の前日の話の序章が、同シリーズ別作品として投稿されています。1章からでも読めなくはないと思いますが、更新を待つ間にでも読んでいただけたらうれしいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 23:02:50
4623644文字
会話率:46%
夢が叶わない少女たちが迷路の中に迷い込み魔女に襲われそうになったとき不思議な動物と契約して魔法少女に変身した。不思議な動物は魔女が持っている宝石を集めたら夢が叶うと言った。
迷路では魔女がうじゃうじゃいるから気を付けてね? 魔女に捕まれば喰
われるけどね? まるで迷路の中で魔女と鬼ごっこみたいだね? といい笑う。果たして魔法少女たちは魔女から宝石を奪い夢を叶えられるか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 22:59:25
209文字
会話率:0%
ヴァンパイアが因縁のある一族の少女に恋をする物語。血が飲めねえ!?
最終更新:2025-05-13 20:56:24
262文字
会話率:0%
魔女に呪われて命を奪われた少女たちは涙や感情などそれぞれ違うが失ってしまい取り返すために魔法少女になって戦った。
最終更新:2025-03-09 13:57:18
289文字
会話率:0%
――過ちを犯すなら、”死”という罰を与える。
恵まれた家庭環境。良好な交友関係。勉強も運動もそこそこに、何不自由ない生活をする”上凡”な女子高生、香取千代梨(かとりちより)。彼女は事業を成功させた厳格な父と優しい母との間に生まれ、母
譲りのお人好しな兄と可愛らしい真面目な妹を持つ香取家の長女である。また母方の祖父母との二世帯住宅で、千代梨は家族団欒の温かさを知る少女であった。
そんな彼女は、ある日受験を控える妹に代わり母からお使いを頼まれる。それを渋々とも承諾した千代梨は、母に見送られながら家を出た――が、それが全ての『過ち』の始まりであった。道中兄と遭遇し、別れ、歩み出した矢先でのトラックとの衝突。しかしその痛みを感じることは無く、気が付けばそこは見知らぬ森の中であった……あれ?私の身体、なんか【別人】に変わってない?
******
初めまして。こちらは主人公香取千代梨が【パンドラ】と呼ばれる魔族の少女に憑依し、異世界で魔王になる事を強制させられるという内容の作品です。一応ループもので、道を違える度主人公が何者かに惨殺され世界をやり直しさせられます。その為多少過激な描写はあるかと思いますが、出来るだけ控えめに書いていこうと思います。よろしければ是非、ご一読ください。
※こちらは久米鱈鯛子初めての作品になります、予めご了承ください。
※投稿作品は予告なく加筆・修正を行う場合がございます。(本編の内容を変えない程度)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 22:00:00
86279文字
会話率:41%
35歳の陰キャ派遣社員のおっさんが、ある日倉庫の作業中に事故死。気が付くと幽霊になって異世界に。
彼は死んだ人間に憑依することで、その人間の記憶と能力を受け継ぐことが出来た。
ヘタレで地味な男の願望は、ただただ目立たず静かに生きること。
し
かし、男が憑依した死体達の人生は皆、波乱万丈。平凡の要素などかけらもない。
そして、男は嫌々他人の人生の義務を背負わされて生きていくことに。
これは、消極的なダメ人間を自認するおっさんが、病弱な子供になったり、悪役少年になったり、エルフ少女になったりと、次々と別々の人間の人生を生かされて、嫌々奮闘していく、ちょっと切ないヒューマンギャグ冒険ストリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 22:00:00
604217文字
会話率:34%
ある日、少年は屋上に向かうと、そこには1人の女の子が立っていた。その少女は今にも消えてしまいそうな脆さを持っていた。そして少年もまた闇を抱えていた。少年は少女に向かいある提案をする。この物語は何処へ向かうのか。
最終更新:2025-06-25 21:37:35
13837文字
会話率:47%
定年間近の熱血刑事が、長年追い続けていた凶悪犯を追い詰めるも、隙をみて刺され殉職。
異世界にエルフの美少女として転生し、行く先々で遭遇する様々な出来事を警察官の知識や経験を生かして解決する。
また、異世界には純粋な警察組織が存在しないた
め、様々な人々との出会いを通じて、警察組織の構築を目指す物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 21:14:45
224095文字
会話率:41%