六年前、いきなり和彦の前から姿を消した幼馴染、沙織が突如戻ってきた。最初は突然の出来事に戸惑いながらも、すぐに六年という空白を埋めるかのように元通りになっていく二人。
だが、突如として帰ってきた沙織には和彦にも言えない秘密があった。
一組の幼馴染が送る、甘く、酸っぱく、難しい、普通で普通じゃない不思議なラブコメ。
(本作品は小説新人賞用に書いており、なろうの体裁とは少し異なります。なので画面を一度下までスクロールしていただき「縦読みPDF」で読んでいただくことを推奨します。分量は文庫本の2/3くらいです) それではぜひお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-27 18:00:00
102870文字
会話率:35%
第208回コバルト短編小説新人賞「もう一歩」作品。
手島光希《てじまみつき》は、高校でも友達……とくに男子とは距離を置いていた。バイトに勤しみ、彼女なりに時間を有効に使っている。
「恋愛はしない」
そう心に誓う光希には固く封印した過去
があって―― 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-06 22:43:33
9204文字
会話率:40%
自分より上手な人はいくらでもいる。そう身にしみて分かっていながら夢を追いかけるのは孤独な闘いです。それでも決してめげることのない、バレリーナを目指す女の子のお話です。
⭐︎第208回短編小説新人賞「もう一歩」作品
最終更新:2020-10-02 11:40:54
10214文字
会話率:23%
翔太は美和のことが大好き。
その美和も翔太のことを大好きでいてくれる。
無二の親友の正隆もいるし、部活のバスケも絶好調。
お母さんの手作り弁当は毎日とてもおいしい。
絵にかいたような、満点の高校生活!
そんな日常が続くなんて、それはやっぱ
り奇跡でしかないのかな。
第163回コバルト短編小説新人賞「もう一歩賞」受賞作品 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-23 09:57:37
9410文字
会話率:33%
ヒロトは生まれいずる前に堕胎された一人の少年である。
しかし、その死を与えた張本人の彼の母親による“もう一度、この子宮に戻って生まれてきて”という願いにより、彼の精神は次に彼女に宿った翔也と共に生まれた。翔也の体にはもちろん翔也自身の心
も存在していた為、ヒロトの不条理な心は翔也と一つの体を共有せざるを得なくなった。
ヒロトと翔也、そして幼馴染の由梨だけが知っているその事実。奇妙だけれど、お互いの優しさで秘密を共有しながら続いてきた誰にも知られざる三人の関係。
背理した彼等の日常に今、終わりの時が来る。
第161回 コバルト短編小説新人賞「もう一歩賞」受賞作品
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-23 02:16:05
9263文字
会話率:18%
「俺」こと東光才人は、現役高校生ライトノベル作家である。
高校に入学した俺は、自分が小説家であることを周りのやつらに隠し通そうと目論んでいたが、ひょんなことからその事実がクラス中、学年中にまで広まってしまった。
その噂を聞きつけ、俺の前
に現れた一人の同級生。彼の名は、新米颯夏。
そいつもかつての俺と同じ小説家志望であり、俺に弟子入りを申し込んできた。というか、半ば強引に俺が小説の師匠に仕立て上げられてしまったのだ。
こうなったら仕方がない。俺が、こいつを必ず小説家にしてやる!
そういうわけで、早速修行開始だ! 題して、東光才人の「0から始める書籍化への道」!
――って、おい! いきなり寛ごうとするな、自由すぎるだろ!!
※異世界ファンタジーがお好きな方は、お読みにならないことを推奨いたします。もしも作中にて「イラッ」とする表現が出てきたとしても、作者は一切の責任を負いません。
※完結まで毎日1話ずつ午後5時に更新予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-16 17:00:00
141682文字
会話率:44%
ヒューマノイドと爬虫類型人類の混血児プリズマは賞金首を狩るハンター。
元・女医のリューセをたった一人の『社員』として雇い、銀河系の辺境の砂漠惑星で今日も賞金首を追っかけていた。
テロリストの情報を嗅ぎまわるうち違法サイボーグの襲撃を受け大立
ち回りの挙句倉庫街爆破の嫌疑で逮捕される羽目に……
冒頭のあらすじ語るのも苦痛です。
スペースオペラかぶれの中二病患者が書きなぐった、ってレベルです。
第4回スーパーダッシュ小説新人賞応募、そして落選。
現在の作家志望者の皆さまには反面教師としても参考にはならないでしょう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-11 10:14:55
130300文字
会話率:56%
受賞間違いなしだと思った小説新人賞にあっけなく落選。
絶望し自殺を企てている私の前に、世にも奇妙な占い師の老婆が現れた。
彼女は私の計画を見破り、阻み、笑って見せる。
ニルヴァーナの黒Tと黒のダメージデニムを身にまとう、世界で一番ロックな
占い師・ニル婆と私の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-03 00:00:00
45460文字
会話率:32%
高校生の一典は、ある日教室から聞こえてくる音に気付いた。
歌だ。音楽にうとい彼にもわかるその特別な音楽。
「木野さんを、口説き落とす!」
なにげない青春の1ページの物語。
コバルト短編小説新人賞応募作
最終更新:2019-11-19 18:00:00
9356文字
会話率:34%
※集英社・短編小説新人賞で「もう一歩」だった作品です。
どこにでもある喫茶店で、ある青年がひとりの女子高生に二億円を請求されていた。借金をしたってそんな額にはならないだろう彼は莫大な額に慄くが、不遜な態度の女子高生に「婚約者が事故で死ぬの
を回避できる」といわれ心が揺れる。
––––「時間を巻き戻すなんて法外なこと、代償もなしにできると考える方がおかしい。」彼女は金銭と引き換えに時間を巻き戻せる少女だった。
––––しかし、そこから青年の運命は狂っていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-23 20:47:13
8848文字
会話率:41%
第26回電撃小説大賞一次落選物(応募時使用名義:冬静鶚)(固有名詞に係る部分について、応募時から一部変更)。
最終更新:2019-07-10 19:04:25
24188文字
会話率:24%
美術専門学校に通う同い年の男女の話。第199回コバルト短編小説新人賞「もう一歩の作品」
最終更新:2019-04-07 20:57:06
10024文字
会話率:28%
壊れた世界の人間とアンドロイドの話。
第196回コバルト短編小説新人賞で『もう一歩の作品』です。
最終更新:2018-10-06 00:04:28
7818文字
会話率:46%
雑誌の懸賞に小説を送って賞金を稼ごうと思ったぼくが、いざ書き出そうとして、何も書きたいことがないのに気づき、誰も読んでいないような英語のペーパーバックを盗作しようとする。その内容も貧しいので、嫌になって、気分転換しようと思い、買物に出ると、
近所の大学からの普段聞かれない賑わいが、小さな私鉄沿線の街に溢れていた。
学生のころを思い出し、あのころはあんなに胸を高鳴らせていたのに、金を稼がなければ生きていけないことに苦しめられる自分を悲しく思った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-30 20:06:05
2324文字
会話率:8%
主人公の愛美は友人から、「レンチン彼氏」という商品の話を聞き
興味本位で購入してしまう。
数日後に届いた「レンチン彼氏」は何の変哲もない
むしろ冷凍食品そのもののパッケージとサイズの商品。
それをレンジで解凍すると、目の前に現れたのは男
性だった。
――――――――――――――――――
第195回 コバルト短編小説新人賞で「もう一歩」に選んでいただきました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-03 19:57:34
10639文字
会話率:43%
主人公の紫陽花(むらさきはるか)は、高校二年生。
友人であり作家志望仲間の武藤と、毎回コバルト短編に応募する小説を
下読みしあったり、落選するとなぐさめ合ったりしている仲だ。
しかし、武藤のある出来事により、陽花は彼を避けるようになってし
まう。
第194回 コバルト短編小説新人賞、選外でした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-01 20:37:39
8404文字
会話率:41%
築八十年超えのオンボロの家に住む雛子は、19歳。
新築の家に憧れるあまり、ポスティングのバイトを始めたが……。
第193回 コバルト短編小説新人賞、もう一歩でした。
最終更新:2018-04-08 22:58:21
8539文字
会話率:27%
王の名代として友好国のレーンの大祭に招かれた王太子・スタニエール。何もかもに恵まれ、順風満帆な人生を送る彼を人々は『比類なき王子』『創世神の申し子』と呼んで称える。しかしスタニエール自身は憂鬱から抜け出せないでいる。恵まれ過ぎた己れの境遇が
つまらなくてもやもやする。
レーンは実は二度目の訪問で、彼は最初の訪問の時に偶然出会った少女のことが忘れられないでいた。しかしそれが何故なのか、彼にはよくわからなかった。わからないままラクレイドへ帰り、うやむやのまま無意識のうちに彼はその気持ちを押し込めていた。
今回、スタニエールはレーンの娘を側室として迎えることが事前に決まっていた。まったく相手の娘に期待していなかったスタニエールだったが、そこに現れたのは……。
恵まれ過ぎた環境故か、自分の気持ちすらよくわからなくなっていた王子様の、不器用な初恋譚。
webコバルト第189回短編小説新人賞「もう一歩の作品」を修正。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-17 19:27:46
10620文字
会話率:24%
架空の王国ラクレイドの片田舎・ウエンレイノ領を治める伯爵の腹違いの妹マリアーナ。
元々兄に疎まれていた彼女は、ウエンレイノが王族とよしみを持つため差し出されることに。
しかし視察にきた末の王子・アイオールは一筋縄ではいかない若者だった。伯爵
のマリアーナに対する冷たさ、自分という王子とよしみは持つもののいつでも切れる状態を画策しているらしいのを察し、怒りを感じる。伯爵自身に夜伽を所望するなどという突拍子もないことを言い出し、常識的で頭の固い伯爵を大いに慌てさせる。
マリアーナが内心で悲壮な覚悟をかため、精神的に追い詰められていたのを察し、同情するアイオール。
同情は次第に恋心へ……。
少しひねくれた王子様と凛とした薄幸の姫君の、初恋が始まる。
webコバルト・第185回短編小説新人賞「もう一歩の作品」を修正。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-10 22:42:02
11651文字
会話率:32%
穏やかな家庭を維持することだけを妻に期待し結婚した雄一。律子は期待通りの妻で問題はないが、愛している気はしなかった。
しかし、まだ新婚と言えそうな時期に急病で律子に先立たれ、雄一は妻を大切にしなかったことを激しく悔やむ。妻が行きたいと言って
いた流氷の海を独りで見に行き、そこで妻の幽霊と出会う。
哀しいすれ違いの物語。
webコバルト短編小説新人賞第188回「もう一歩の作品」を修正。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-02 22:46:57
7948文字
会話率:15%
あの〈降車ボタン早押し競技〉に青春を捧げた、とある青年の物語。
(コバルト短編小説新人賞 落選作)
最終更新:2018-04-06 18:00:00
8190文字
会話率:22%
「ねえさんは釣った魚にはエサをやらないタイプなの?」
ひょんなことから化け狸に惚れられた林田ねね子(二十六歳・事務職)の物語。
(コバルト短編小説新人賞 『もう一歩の作品』)
最終更新:2018-02-02 18:00:00
7801文字
会話率:20%
「探偵にとって一番大切なものって、なんでしょうか」
久良知涼子がそう訊ねられたのは、彼女が八月の暑さに負けて、事務所内のソファに寝転がっているときのことだった。
(コバルト短編小説新人賞 落選作)
最終更新:2017-08-05 12:00:00
9382文字
会話率:53%
とある写真部の大学生、牧野高志(まきのたかし)のもとに、藤野智子(ふじのともこ)という女子大生が、現れる。智子は高志に、「写真を教えて欲しい。」と頼み、高志は嫌々ながらも、智子にとっての最高の1枚、「ベストショット」を撮る手伝いをするのだ
が…。
「写真」をテーマにした、心温まるラブストーリー。
※第192回 集英社 短編小説新人賞 「もう一歩の作品」に選ばれました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-24 18:00:00
8038文字
会話率:38%
互いの俳句で競い合う「俳句甲子園」は、五人一組による大会。しかし、橋枝高校文芸部には、小原まりただ一人しかいなかった。部員集めが捗らず、ついに諦めようとした時、まりは小学生時代の旧友である誠二と再会する。
友人の莉子の協力も得て部員が集
まった頃、五人は季語と、そして自分自身と向き合いながら俳句を作り上げ、俳句甲子園に挑む。
※第七回ポプラ社小説新人賞一次選考通過作品です。こんなのでも通るので、ぜひぜひ皆さんも新人賞挑戦しましょう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-09 01:58:08
85405文字
会話率:59%
大学の文学教授をしている伯母・るり子の手伝いのため、自らが在籍している大学とは異なる私立大学に通う智枝子。ある日、なぜか智枝子を特別扱いする隣室の教授・廣谷に、研究室から本が知らぬうちに減っていることを聞く。盗まれたのではないかと危惧した智
枝子は原因を探るため、廣谷の学生である鷹村とともに調査を始める。
※ 幻冬舎×pixiv「幻冬舎小説新人賞」・第7回ポプラ社小説新人賞 一次選考通過作品です。
※ 『なんでもない日々』 https://ncode.syosetu.com/n4761do/ 読んでいただいた方へ:瀬戸さんは赴任前なのでいません。また、今作では全員標準語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-11 00:00:00
175535文字
会話率:42%
みいこは普段通りだった。クラスメイトが遠巻きにしていても、怪しげな男が迎えに来ても、マスコミが待ち構えていても。
第191回コバルト短編小説新人賞「もう一歩の作品」です。
※架空の宗教団体が登場します。
最終更新:2017-12-02 22:17:43
9520文字
会話率:46%