高齢者人口比率の急激な増加。それに伴う、経済破綻。日本の未来を憂いて、新党立ち上げました。今、当然のようになされているお節介、偽善、無理、無駄を見直し、高齢者・非高齢者双方にとって住みやすい日本を!!と、ブラック満載でアナザーワールドを展開
していく物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-11 20:00:00
29520文字
会話率:27%
「生のカカオって食べたことある?種を包むようにあるワタの部分を食べるの。甘酸っぱい味で、一応、食べれるけど、あまり食べる人はいないわ。でも、カカオから人工的に作ったチョコレートはとても美味しい。人間が生のカカオなら、ヒューマノイドは人工的に
美味しく作ったチョコレート」
【概要】
米国シリコンバレーでそれなりの成功を果たした水島は、しかし、その成功を享受する間もなく不治の病に倒れ、余命数ヶ月と宣告される。藁をも掴む気持ちで人体の冷凍保存に望みをかけ、2016年、尊厳死の認められたオレゴン州でマイナス196度の世界に身を投じた。それから半世紀後、シンギュラリティ(技術的特異点)を超えた社会で水島は目覚めることになる。そこは、AIが前提の社会、優しいAIが人々を愛し、社会を支え、多くの人々は働かずとも人生を謳歌している、・・・ようにも見える社会。
本書は三部で構成され、第一部(1〜10話)では、病院での蘇生、リハビリを通じて高度に進化したAI(ヒューマノイド)との出会い、ふれあいの模様を描く。
第二部(11〜41話)は、日本に帰国し社会復帰した水島が、出逢いや不可解な事件に巻き込まれながら、この社会の光と闇の側面を経験していく様子を描く。水島の目を通して現代社会の問題を見極めようとする社会学の教授、ヒューマノイドにペットのように飼われる女性との交流、そして、ヒューマノイドが起こす不可解な事件。
第三部(42〜57話)は、超ハイテク社会で起こった大停電による奇妙なパニックを描く。
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『人が歴史から学ぶことは、人類は歴史から学ばないということだ(ヘーゲル)』
・・・それなら、未来から考えよう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-07 18:00:00
280800文字
会話率:73%
人類が不老不死を獲得した未来、自然な出産以外認められなくなる法律が成立して100年後、人が尊厳死するためには、「死亡許可書」が必要になっていた。
尊厳死をあと一日に迎えた主人公は、至福のコーヒータイムで最後の時を楽しんでいた......
※カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-23 10:05:39
2233文字
会話率:16%
僕が住むこの日本は、とある政府の発表によって恐怖に覆われた・・・・
日本の人口が10億人を超えた現代、国は「尊厳死案」という案を発案する。
尊厳死案とは、人口約10億人の中から無作為に約三億人を選出し、尊厳死という名の下で安楽死剤を投与する
というもの。これにより肥大した人口の縮小を図るというものである。
突然、死が確かな実体をもって襲い掛かる。
抗いようのないその現実で、僕は大切な人のために何が出来るのか・・・。
死の存在、命の価値を見つめなおす物語。
あなたならいったい、誰を想いますか折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-16 07:00:00
19954文字
会話率:19%
主人公、雪子の兄は病によって意識不明の重態に陥った。母はそのことが受け入れられず延命治療を続けようとする。雪子はそんな母を気味悪がりつつ、母を肯定する。しかし、兄が微かに意識を取り戻し雪子に願ったことは『死にたい』だった……!
誰も悪くなく
、誰も罪を犯していない中で一人の少女が全ての悪と罪を背負う話です。
正直私は延命治療のことはよく分からないですが、こういうことがあるかもしれないという感じで書きました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-21 00:01:15
4479文字
会話率:33%
「僕」の母と父と弟妹と、三番目の親の小さな物語です。
最終更新:2015-07-18 12:32:11
7573文字
会話率:17%
西暦2053年。自殺に悩める国、日本では「自己尊厳死容認法」が可決。2055年には自己尊厳死(自殺)が実施できる施設、ライフケア・ステーションが全国に開業された。
その中のひとつ、名古屋地区にある悠久乃森(ゆうきゅうのもり)の所長を務め
ることとなった木下航路(こうろ)。所長となった所以と彼の部下、橘優輝との関わりを通して語られる苦悩の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-03-13 20:27:09
42315文字
会話率:57%
自滅支援事業と世間で揶揄される「ライフ・ケア・ステーション」で自己尊厳死(自殺)志願者に対して手順を説明する「ガイド」を仕事としている橘優輝。
彼にとって人の存在と繋がりは不用で無用のものであるとしていた。
しかし、「ある女」という
人間との遭遇により不用で無用であるはずのものが動き始めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-01-31 20:40:09
34628文字
会話率:43%