数百年もの昔、世界史上災厄と謳われた魔王と勇者の戦いに終止符が打たれた。
勇者の命を賭して放った一撃が魔王を穿ち、奴は呪詛を吐き散らしながら消滅した。
直々の部下だった強き魔人たちもそれぞれの場所に封印される処置がとられた。
そ
の後時がたった現世。
魔王が復活したと同時に、かつて『聖邪』という異名を授かった魔人である主人公は目を覚ます。
――が、実は魔王の性格はとんでもないクソ野郎であり、彼女はその魔王に対して嫌悪感こそ抱いていた。
『まぁいい。俺様は寛大で強強魔王様だから許してやる。さて、さっそくだが早急に魔王城へ来てもらうぞ。他の魔人たちとの定例会議だ』
「はぁ。はーい」
その後寄り道として、自分がかつて滅ぼした王国に足を運ぶが、彼女はそこで信じられない物を眼にする。
それは――可愛らしい衣服に美味しく調理された様々な料理、そして立派な住家であった。
感動に触れた彼女は、クソガキ魔王とそれに仕える魔人達と、世界と文化を護るために勇者の仲間となる事を決意するのだった。
「一人くらい抜けても、強強なら問題ないですよね?」
※ カクヨムにも投稿しています
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-04 00:43:01
3336文字
会話率:29%
ある世界に魔王がいた。それに対抗する勇者が召喚された。激しい戦いの末、勇者と魔王は相打ちとなる。
だが彼らは転生し、再び因縁は始まった……乙女ゲームの世界で、悪役令嬢と攻略対象として。
図らずも幼馴染の関係になるが、現代日本風世界の常識か
らずれている悪役令嬢(元魔王)に振り回される元勇者。
しかし、彼は知らなかった。実は魔王が勇者に一目惚れしていたことを。今でも自分を射止めようとしていることを――
※「乙女ゲームの世界に転生したが、人選ミスだろこれ」の連載版になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-16 22:51:15
70886文字
会話率:34%
うちの執事は実は魔王さま。はたから見たら普通のイケメン執事で何事も完璧にこなしてしまうそんな執事はたまにドS。
なぜ、魔王が人間の女を守るのかーーーー
魔王の隠された秘密とはーーーー
「姫、ダージリンティーです。あ、馬鹿舌の姫には違いが
分かりませんよね、ただの紅茶です」
「誰が馬鹿舌よ!ちゃんと違いぐらいわかりますぅ!!」
裏《魔王》と表《執事》の顔を持つ魔王さま。「過去の契約《やくそく》の為、未来の為に姫のご命令とあらばやりましょう。」
ーーーー貴方は最後まで見届けられるか、主と過去に背負った罪の為に全うする魔王のこの物語をーーーー
ドキドキラブコメ小説!ギャグが盛りだくさん!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-15 14:50:01
36092文字
会話率:45%
歴代最強の魔王「エデン」
人類最強である勇者王のパラメーターがオールSに対し、現魔王のパラメーターはオールSSS。
「勇者」の資質の中でも最強である「勇者王」であっても、現魔王に対しては全く太刀打ち出来ない。
そんな中、「
勇者」の資質の中でも異質の「ピンポイント勇者」であるゼロスはパラメーターがオールFだが、唯一魔王を討伐出来る能力を持っていた。
能力「魔王即死効果」は魔王及び魔王から放出されたものに触れるだけで、魔王が即死してしまう常時発動型の能力。
ユニークスキル「転移」で魔王の体の一部のみを転移することも可能で、魔王を倒す事自体はヌルゲーだが、魔王討伐後の自分に存在意義が無い事に気づき、魔王討伐をやめる事にした。
基本的にユニークスキルが他人に漏れる事は無いが、ゼロスは自身のユニークスキルを「魔族予知」と偽り、魔族が現れる所を予知する事で「転移」を隠して生きている。
ゼロスは転移を使い魔族を特定の位置に転移し、その転移先を事前に勇者達に知らせる事で、約10年間もの期間、人類への被害を抑えている。
ゼロスのパラメーターは低いが「ピンポイント勇者」の能力と「魔族予知」の偽ユニークスキルで悠々自適な暮らしをしている。
そんな中、勇者王であり幼馴染のアリスに、勇者パーティーに加わり魔王討伐に行く様に誘われるが、実は魔王を脅して裏で世界を操ってるなんて言えないので困っている。
『俺は弱いから魔王討伐なんてしません』
魔王を操ってのんびり暮らしていたはずが、ある出会いをキッカケに、思わぬ方向に進むこととなってしまった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-11 12:00:00
72006文字
会話率:50%
カシマ・ユーベルトは最強ギルドの勇者を偽った、正真正銘の魔王だった。
長きにわたる人間とモンスターとの戦いを終わらせるため、自ら勇者の少女キールを育て上げることで、自分を打ち負かさせる計画を立てていた。
そして、のちに彼女を追放させることで
、自分に報復しにきてくれると期待していたのだ。
これは、世界を救うために自ら死を選ぶ魔王の目線と、世界を救うために純粋に勇者を目指す村人の目線の物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-24 09:40:04
2719文字
会話率:48%
いま世界は滅亡の危機に瀕していた。
千年の眠りから魔王が目覚め、邪悪な力で、世界を闇に覆い尽くしていったのだ。
その邪悪なる魔の手は、小国ヴァロガン王国にも及ぼうとしていた。
人々が絶望しかけたそのとき、ひとりの勇者が現れた
。
勇者サファ、金色の髪と碧眼の美少年。
サファは、魔法使い、僧侶などとパーティーを組み、魔王討伐の旅に出る。
サファの敵は、天魔王エルケニヒ。
15歳の美少女だった。
人々に恐れられる、悪の親玉と思われるエルケニヒ。実は彼女こそ伝説の勇者の血を引いていた。
そして、勇者サファは、実は魔王だった。
天魔王エルケニヒは、勇者サファの野望を砕き、人々の誤解を解くことができるのか!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-17 20:33:14
42842文字
会話率:41%
いつものように当たり前の毎日を過ごしている浅野良太は、ある日一人の美少女と出会う。
少しずれた感覚とコスプレのような服。その美少女リムは、家出をしてきたのだというのだが、気づけば母と二人暮らしの家に転がり込んでいた。
彼女がただの
設定厨かと思いっていた良太だったが、本当に魔王の娘だった?!
なぜか懐かれてしまった良太は、学校にまでやってくるリムの行動に振り回されてしまう。好意を寄せるクラスの柊梓との間に、なぜか次々とフラグが立つ中、それをへし折っていくリム。
良太の恋は無事、実るのか?
これは平和であまり目立ちたくない良太が巻き込まれてしまう、非日常系ドタバタラブコメディ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-09 17:12:19
33353文字
会話率:50%
高校生が異世界と日本を行ったり来たりするやつ。
同級生のイケメンは主人公より先に異世界行ってるし目的が人間への復讐だからまじ強め。
主人公はめっちゃ心優しい子なんだけど実は魔王の息子ってゆーね。
イケメンを止めるために異世界行って力をつける
んだけど、イケメンまじ強い。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-08 16:34:49
1407文字
会話率:31%
「お前はクビだ、この穀潰しの職人気取りが」十五歳になると自らの能力を数値化するステータスが目覚める世界。勇者パーティーの武器や防具、マジックアイテムを作るのが仕事だった道具職人の村人・レグスキンは勇者に散々こき使われた挙句、くだらない理由の
為に勇者パーティーを追放されてしまう。横暴な勇者から解放されたレグスキンは生活費を稼ぐ為に仕事をしている最中、勇者が強いのではなく、自分が作る武器や防具が優秀だっただけな真実に気づく。遠隔操作で勇者の装備をガラクタ同然にしたレグスキンは、自分が本当にやりたい事を求めて安住の地を探す。一方自分達の実力を勘違いしたまま魔王に挑んでいた勇者パーティーだったが、戦闘中に全ての装備の性能がガタ落ちして……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-16 12:23:43
9869文字
会話率:29%
俺、明石雄太は平凡な高校生。働いてるわけでもなく、だからと言って学業にいそしんでるわけじゃないから実質ニートみたいなもん。
だけど悪魔に支配されているデストピア社会に俺みたいなのはいられない。
許せねぇよなぁ、悪魔ども。
「お前は魔王の子孫
だ」
「は?」
気が付けばテロリストになっていた兄貴に言われるがままに世界平和を担って悪魔と全面戦争することに!?
魔王の子孫の力は最強! チートな潜在値で暴れ放題!
いっちょ世界、救っちゃいますか!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-24 00:00:00
96261文字
会話率:28%
高校一年生の矢崎透は異能力を持った特異な存在であった。
特異な存在が故に学校生活では素性を隠し、地味な上にヘタレという設定で生活していた。
とある日の昼、それは唐突に起こる。
矢崎透がいつものように教室の隅でガタイのいい男達に囲まれ暴
行を受けていると、教室中の床に魔法陣らしき模様のものが現れ、そして辺りが光に包まれたのだ。
矢崎透が目を開けると目の前にはノベルのような王とクラスメイト……ではなく。
ニコニコと微笑む神(複数)がいた。
そして矢崎透は神に
「クラスメイト? そんなものここには呼んでません。てか君のクラスメイト達に魔王倒させるとかかなりヤバいことしか起きなさそうだし、実は魔王良い人だったりするからもう君が世界平和にしちゃってよ」
的なことを言われたのでとりあえず世界平和にして自由気ままに生きよ、と目的を持ち、学園に通ってみたり世界一の剣聖を配下にしてみたりしながらゆっくり世界を救う事にしたのだった。
※このお話は主人公が颯爽と無双していく物語です。(多分)
※更新はとてもとてもそれはとてもゆっくりです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-18 21:52:42
9014文字
会話率:36%
火事で死んだ俺は、気付けば生前やり込んでいたゲームの世界に転生していた。
そのゲームは、聖乙女騎士であるヒロインと共に魔王討伐を目指すRPG要素の強いギャルゲーだった。
ゲーム時代の知識を持つ俺は、ヒロインと共に魔王軍相手に無双する。の、だ
が……俺、実は魔王軍に敗北して闇堕ちしたヒロインの方が好きなんだよなぁ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-30 20:20:35
7111文字
会話率:43%
魔王が現れ、勇者に倒された。以後三百年、人々は平和に暮らしている。
とても美しくあらせられますミエール陛下はビスクヘルムの女王様。ここは三百年前に魔王が現れた山を有する国です。今では観光名所になっています。
平和になった世界ですが実は魔王
も消滅したわけではなく、人知れずこの世を生きています。世間に紛れ、スカートに紛れ……
勇者と魔王と甘味とネコ。ゆるい世界観のスイーツファンタジー。
この作品は別名義でピクシブにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-19 20:10:55
151020文字
会話率:40%
【2019/04/02 一迅社アイリスNEO様より書籍化! 第一回アイリスNEOファンタジー大賞 銀賞受賞】
「私はごくごく普通の女子高生です! 私に魔王は倒せません!」
職業:平凡女子高生。ただし現在は『勇者』という称号持ちだったりしま
す。
聞く耳持たない偉い人たちから逃げてるときに仲良くなった、謎の美少年。何度も私を助けてくれた彼こそ、実は魔王様だった……!?
勇者を押しつけられた普通の女子高生と、優しい魔王のおはなしです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-19 21:43:17
166102文字
会話率:23%
錬金術は魔法よりも圧倒的に強い。
そんな錬金術を極めたルードヴィヒは、史上最強の魔王を追い詰める。
だが、死の間際、逃亡するために魔王が放った謎の魔法に巻き込まれてしまう。
ルードヴィヒが目を覚ますと、そこは千年後の世界だった。
その上、齢80を超えていたルードヴィヒは若返っていた。
実は魔王の転生に巻き込まれて、自分も転生してしまっていたのだ。
ルードヴィヒは錬金術師として生活することにしたのだが、その世界では錬金術自体が衰退し、錬金術師は劣等職、役立たず、詐欺師の別名になっていた。
「今のは魔法などではない。錬金術だ」
最下級魔導師を名乗る天才錬金術師の無双が始まる。
アルファポリス、カクヨムにも掲載しています。
【旧題】魔王の転生に巻き込まれた史上最強の錬金術師は、錬金術の衰退した世界で無双する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-02 18:00:00
114839文字
会話率:39%
魔界創生以来、史上最強の魔王シュヴァルツは勇者との戦闘の最中死亡してしまい、転生を宣告されてしまうも手違いで転移させられてしまう!しかも転移先で勇者として振舞うことになってしまい!?
これは史上最強の魔王が最善の勇者になるまでの物語。
最終更新:2019-10-11 01:18:50
4135文字
会話率:50%
魔王を倒した勇者様はお姫様と結婚して幸せにくらしましたとさ。
物語であればそれでハッピーエンドなのだろうが、現実は魔王を倒しても続いていく。
幼馴染である女勇者を愛した青年の未来はハッピーエンドなのだろうかバッドエンドなのだろうか。
最終更新:2019-09-16 23:36:19
37656文字
会話率:51%
ある日、魔王城に無理矢理連れてこられ嫁になれとせまられる主人公レフィア。魔王に対して喧嘩腰でそれを断るが、魔王の中身は5年前に別れた幼馴染みだった。ちょっとしたすれ違いから魔王の正体を知らないまま、だんだんと魔王に惹かれ始めるレフィアと、恋
愛に関してはヘタレな魔王の物語。ラブコメ風ドタバタヒロイック活劇。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-14 00:00:00
1002115文字
会話率:25%
伯爵家の次男坊に生まれた『ロイ・ミスト』はある日突然、実家から縁を切られた。途方にくれるロイはある日魔族の少女と出会う。「どうせやる事無いからこの子を育ててみよう。」、ロイは少女に『ミーナ』と名付け自分の娘として育てる事にした。しかし彼は知
らなかった。ミーナが実は魔王の娘で次期魔王候補の一人である事を。これは家族に縁がない青年と少女が家族になって行く物語・・・・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-16 21:11:24
18779文字
会話率:51%
魔王が二人出現するという危機にあって、その内の一人を倒した
無名の少年デスゾルカ・レビと仲間たちであったが、
それからも彼らは無名のままだった。
実は魔王との戦いの際にデスゾルカは
悪名高き魔の神の王の力を借りてしまい、
勝利した暁には今度
は自分が手を貸すという約束をしたために、
せっかく訪れた平和に水を差してはいけないという想いもあって
「俺たちが魔王を倒しました」
とは言えなかったのである。
そして今、魔の神の王との約束を果たすため
デスゾルカは旅立ったのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-10 06:53:33
89971文字
会話率:26%