かつて大陸はいくつもの国に分かれ、それぞれが覇を競って戦っていた。
それを一つにまとめた巨人、人類で初の『皇帝』の座についたのが秦の始皇帝である。
しかし、その暴虐極まる治世は長くは続かず、二人の男の戦いによって新たな世となった。
覇王項羽
と高祖劉邦。
圧倒的劣勢を覆し、勝利した劉邦は秦でも生まれ故郷の楚でもない国、漢を興す。
それから四百年。
政治は腐敗し、ついに民衆の不満が爆発した。
一八四年、黄巾の乱である。
それは漢軍によって鎮圧されたが、新たなる動乱の序章に過ぎなかった。
群雄割拠の中で頭角を表し、本来一人しか存在しないはずの皇帝が三人乱立する三国鼎立時代によって漢はついに潰える。
時代は三国時代。
魏の初代皇帝、曹丕。
蜀の初代皇帝、劉備。
呉の初代皇帝、孫権。
だが、この偽りの鼎立は平穏とは程遠く、戦いは収まる気配を見せない。
そんな戦乱の時代を根底から覆す様な大事件が、二三四年に起きる。
五丈原の戦いの後、蜀の天才軍師諸葛亮孔明が陣没。
その異才によって支えられていた鼎の足は大きく傾く事になる。
蜀の天才軍師諸葛亮の後継者として軍事の全権を担う、かつて麒麟児と称された姜維伯約。
一農政官だったが、魏の大軍師司馬懿仲達から見出された鬼才、鄧艾士載。
三国時代の終焉を彩る、才能のぶつかり合いが始まる。
※知っている方でも楽しめる様に、三国志の事をまったく知らない方でも興味を持ってもらえる様な内容を目指してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-18 01:00:00
553487文字
会話率:37%
三国志への舞台に転生する一人の男と、
とある3人(曹操、劉備、孫権)が王を目指すおとぎ話です。
三国志の登場人物だけを出そうと思っているのですが、設定は忠実ではなくとってもファンタジーです。小説のジャンルに迷いました…
三国志の中に、
シンデレラとか赤ずきんとか魔法とか出てくる戦記物です。
昔、こういう世界観のスマホゲームがあって、それの世界観が好きで、それにインスパイア?されて、続編?的なものを書かせてもらいました。
そういう前提で、諸々ご了承のうえ、楽しんで頂ければうれしいです。
各ページに登場人物の挿絵を付けてみました。
不定期更新だと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-01 23:00:00
9659文字
会話率:24%
三国志を彩る者たちの多くが未だ雌伏の時を過ごす西暦一九〇年の後漢
後に魏を建てる曹操と蜀漢を建てる劉備はそれぞれ都と地方の一役人に過ぎず、呉を建てる孫権はまだ一〇歳にも満たない子供であり、今は父の時代
そんな三国志の前半にあって曹操を人生の
中でも最大級のピンチに陥らせたのが軍師陳宮、曹操にその才を惜しまれた男は如何にして歴史の表舞台を駆け抜けたのか折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-12 19:00:00
5447文字
会話率:62%
皆さんも三国志はご存じですね、私も学生の頃嵌って読みふけりました。丁度図書委員をしていたので放課後遅くまで図書館で読んでいたのを思い出します。
三国志を見ていると弱くて何時も逃げている劉備と強い曹操を見て何時も不思議に思っていました。
劉備の配下には曹操配下の猛将に劣らない関羽、張飛、趙雲等の勇将が居るのに、なぜ?何時も負けているのか?
劉備は5千から1万近い兵力も持っていたのに、小さな群規模なら充分占領出来ただろう。
又平原の令を務めていたのに陶謙の危機と聞くと何もかも捨てて徐州へ赴く等私たちから見れば不可思議な行動が多い。
普通の人なら全兵力5千の戦力の中で平原の守りに2千程の兵を置き、3千の兵で応援に行くのが一般的な考え方だと思う。自身の家族や身内又部下の家族や軍属の召使等守るものもあるはずだからだ。
劉備も漸く軍師諸葛亮を得て蜀と言う辺境の小国の主となりますが、漢王朝の復興も出来ないまま死んでいきます。
反三国志等が出て、徐庶の母親を趙雲が助けて、鳳士元、諸葛亮、徐元直の3名の軍師が揃って、劉備が曹操を打倒する物語もあります。
他だ黄巾党が滅んだ時点で軍師なり有能な文官が付いていれば1国の主となり、曹操や孫権、董卓や袁紹等にも対抗で来たのではないでしょうか?
兎も角劉備に漢帝国を再興して欲しいので、この物語を書きました。是非、皆さんも応援してください!
早くに父親を失った劉備は従兄らと長安を牛耳る秦王劉星玄に招集され、彼の一番下の息子となる。
秦王には16名の息子、娘がいてそれぞれ師範級の腕前を持っていた。
彼らの教育を受けながら劉備は成長して行く、10歳になり幼年学校に進み同じく劉氏の子弟達と争いながらも成長して行く。幼年学校を3年で納めた劉備は12歳で高校に進んだ。
劉備はここで知己を得て人脈を築いていく、師範級の兄達に幼少時から剣術、槍術、弓術、太極拳等を叩き込まれた劉備は学生では敵う者がなかった。高校を是も2年で終わらせ大学へ進む。
大学では学生以外に学者や官吏、商人とも接する機会があり、劉備の人脈は急速に拡大した。
大学を3年で終わらせ劉備は18歳で南陽の丞(太守の副官)となり政治の世界に入った。
これから太守を目指して勉学に勤しむ劉備の姿があった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-24 13:00:00
51980文字
会話率:0%
雷子では蜀編・呉編・魏編と三国のそれぞれの立ち位置で物語を進めていきます。
蜀編 :主人公のキョウが時空転移で飛ばされた先は三国時代。キョウは劉備達と共に曹操と戦うことになり、諸葛亮から軍師としての指導を受け乱世を生き抜く。
呉編:呂蒙
から強引に呉軍へ引き込まれた陸遜は、個性的な呉軍の仲間達と共に呉軍の軍師として孫権を支えるが……
魏編:乱世を統べるべく覇道を歩む曹操。強力な軍事力で劉備・孫権と戦う曹操は何故生き急ぐ……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-14 22:14:40
745085文字
会話率:77%
完結済みの三国志浪さんの作品”賢英帝 劉禅” のその後を作者様の許可をもらって描いたものです。
三国鼎立の230年前後の中国大陸。
史実より抜群に英雄化した二代目蜀漢帝劉禅とその下で戦う孔明や司馬懿と、それと争うめちゃめちゃ頭脳明晰だけどそ
れ以上に性格が悪い二代目魏皇帝曹叡の戦いがメインです。
呉の孫権もちょくちょく関わってきます。
また董卓の話とは違い三国志演義からも話を持ってきていますが史実よりになりがちかもしれません。。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-02 20:01:15
53669文字
会話率:28%
私立三緑高等学校は、中国の歴史書「三国志」を教育プログラムに取り入れた学校。学校内は、魏・蜀・呉の三国に分割され、生徒たちは互いの領地を奪い合って、日々競い合っている。
そして生徒たちは試験に合格することによって、劉備、曹操、孫権などの
「玉璽(ぎょくじ)代理人」となり、歴史上の武将に憑依できる力を持つことができる。
学園の美少女たちが武将と化し、学園の覇権をめぐって争う(けど、大半はまったり進む)話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-25 11:00:00
153325文字
会話率:47%
後漢末期、漢帝国は荒んだ政治に陥っていた。
群雄たちは割拠し、欲しいままに国を切り取り政治を行った。
数多の武将が中原を駆け抜ける!
そして劉備、曹操、孫権。
それぞれが国を建て、三国が鼎立してゆく……!
……てのをサクサク読みやす
くしてあります。
※ただ途中で数点(無駄な)画像を使用しておりますので、あなたの通信制限に影響を及ぼす場合があります。(推奨:wifi)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-19 07:07:21
43698文字
会話率:98%
あらすじ
北郷一刀のいる世界よりもほんの先の未来から
外史に繋がる穴へと落ちながら、様々な外史の一端を男は見た。
曹操が天下を手にした世界
孫権が多くの意志を繋ぎ平穏を手にした世界
劉備が皆と手を繋ぎ、三国が協力していく世界
その中で多くの血が流れても、涙を流しても彼の英雄達は笑顔だった。男は解を得たかった、何故と・・・・・・。
そして、本来はなかった閉ざされた外史。作られた外史が作られる前の時間軸へ、新たな外史へと落ちた。
本来ならば因果の中で死を迎えるはずだった男は自身の新たな生に得られなかった答えを求めて外史を生きる事にした。
彼はそこで何を得て何を為し、何を見て何を失うのか。彼はその中でどのような最期を迎えるのか。
テーマが少々重めですが、ほのぼのと書ければと思っています。
試行錯誤をしながら完結まで行けるかどうか。出来る限り原作様を汚さないよう努力しますが、作者の技量足らずはご容赦ください。
とりあえずプロローグはほとんど恋姫要素皆無です。すみません。
タグを少し整理しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-29 01:39:44
615551文字
会話率:34%
第六天魔王と恐れられた織田信長。本来は本能寺でその生涯を終えるはずであったが、甲賀衆のすんでのところでの注進により明智光秀の翻意に成功する。天下統一を成し遂げる直前に、奇天烈な現象にみまわれ、時空も場所も超えた見知らぬ場所に軍団ともども飛ば
される。 気が付けばそこは後漢の三国志の世界であった。織田軍団と圧倒的な兵力をもつ曹操軍。漢王室復興を目指す劉備軍。江東の覇者孫権軍。三国志はその様相を大きくかえる。織田軍のほこる猛将vs三国志の猛将、竹中半兵衛等織田軍の軍師団と諸葛亮孔明や荀彧・周瑜達との知将対決。領土もないこの世界で果たして織田軍は生き残れるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-01 04:30:03
45124文字
会話率:5%
時は三国時代。弱肉強食の時代。
魏の曹操、呉の孫権、そして蜀漢の劉備。
どうやら俺は憑依したらしい。
誰にかって?聞いて驚け!
漢の皇帝の血筋をひくあの人物。幼少の頃にはあまたの戦場を見てきた人物。もうみんなわかっているだろう?
そう。…
…………………劉禅だ!(一応間違ってはいない。)
最近、皇帝に即位したらしい俺。
やった。これなら適当に遊んで暮らせる。
え?何だって?
国が、先の戦で疲弊してる?蜀南方の益州で反乱。太守が殺された!朝廷に孔明が出席しない!?
数々の危険の動乱の時代で、劉禅は生き残れるのか。
不定期更新です。
※あらすじ一部変更
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-30 18:00:00
802文字
会話率:23%
新しい三国志の物語。
最終更新:2015-12-18 10:32:47
1056文字
会話率:12%
北郷流忍者・北郷一刀は主君探しの旅に出るが外史の世界に連れてこられ孫策!…ではなく孫権に仕えることになる
最終更新:2014-05-14 22:43:55
761591文字
会話率:55%
あの有名な三国士を自分なりにアレンジを加えて小説化。ゲームや、三国士演技、人形劇三国士などから得た史実を基に構成し、劉備、曹操、孫権の生涯を描いたストーリー。
最終更新:2013-11-12 16:13:34
614文字
会話率:36%
もしもの世界シリーズ第二弾。
歴史のタブー、「IF」。しかしそれは誰もが考える。考えてしまう。この物語は三国志のそんな「IF」で紡ぐ物語。しかしこれは実際にあったかもしれない物語でもあるかもしれない。
「ハーメルン」にてマルチ投稿中
最終更新:2013-09-28 11:00:00
2345文字
会話率:44%
そこには一人の勇将がいた。その名は凌統。孫策に仕えし若き将である。そこには一人の元江賊の頭領がいた。その名は甘寧。孫権に仕えし若き将である。同じ孫家に仕えし若き将たち。そんな二人が織りなす外史が今、幕を開ける。※この作品はハーメルンでも掲載
しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-22 00:00:00
96953文字
会話率:58%
時は中国三国時代初期。
周瑜の庶子・周瑾は旅先で偶然、賊に襲われていた孫権の長子・孫登と出会った。
周瑾は義母の見舞いに行く途中だという孫登の護衛としてともに行動することに決めた。
しかし彼の議母は孫権に離縁されてから、気が触れて孫
登を自分の夫として疑わなかった。
周瑾はそのことで孫登に共感を覚えた。
なぜならば周瑾の母も孫登の義母と同じ病。自分を周瑜と間違えることがあるからだ。
二人は義兄弟の契りを結んだあと、周瑾はいったん孫登と別れて邸に帰る。
待ちかまえていたのは次兄の周胤。
長らく家出をしていた『妹』をしかりつけた。
周瑾の本当の名は――周薔(しゅうしょう)。
周瑜の庶子というのは嘘で、周瑜の一人娘だった。
彼女は父・周瑜の死の真相を追う。
そして父を殺した犯人とは……。
三国志秘話・長編ミステリー歴史ファンタジー!
(アメーバーBlog・pixiv・フォレストノベルなど転載)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-09-24 23:29:12
50992文字
会話率:41%
渾元暦という架空の歴史において、天下の覇権を巡って争った武将たちの群像劇。享楽の覇王、曹操。愚直なる帝王、袁紹。乱世の詐欺師、劉備。暴虐の化身、董卓。最強の鬼神、呂布。氷貌の名君、孫権。妄執の鬼才、周瑜。歴史の傍観者、諸葛亮。神を目指す男、
司馬懿。王朝の腐敗、民衆の叛乱、魔王の暴政を発端として、狂気と装飾に満ちた歴史物語が幕を開ける。第二部開幕。赤壁の戦いを経て、中華は三国鼎立時代に突入する。歴史の裏で渦巻く神の謀略に、人は抗えるのか。三国志をベースとしたファンタジー小説。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-09-17 06:26:36
1254694文字
会話率:19%
時は三国時代。
荊州を治める劉備は、北の曹操、東の孫権の猛威に怯えていた。
軍師孔明は、西に位置する益州を力づくで奪い、それらに対抗するよう勧めるが、戦争を好まない劉備は益州との和平を望んだ。
双方の意見が一向にかみ合わない中、益州出身であ
る馬良が名乗りをあげ、自分が益州の主である劉璋に会い、益州を劉備に譲るよう説得してくると言い出した。
無謀とも思える提案に疑問の声もあがるが、劉備は馬良に託すのだった。
劉備を益州に迎えたい一心で荊州を出発した馬良であったが、その旅は過酷なものとなった。
馬良は無事任務を遂行することができるのだろうか……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-10-30 01:11:32
17266文字
会話率:53%