「あっ」私は誤って聖女アニエスにジュースをぶちまけてしまった。「何をしている!」そこに登場する怒り顔の私の婚約者のエミール王太子。アニエスは「クラリス様にわざとかけられました」とあろうことかエミールにすがりついて叫びだしてくれた。なんでなん
でこうなってしまうの?
女神様に悪役令嬢として転生させられた私は前世で地味で大人しい令嬢だった。前世ではどちらかというと虐められていた。そんな私が悪役令嬢なんて出来る訳はないじゃない! 案の定、王立学園では逆にヒロインの聖女に虐められていたんだけど……そもそも私を悪役令嬢に転生させるなんて無理があるのよ! そう思っていたのに、ゲーム補正でこんな事になってしまうなんて。それでなくてても、ドジな私はしょっちゅういろんな間違いをするし、転けるし、王妃様にも陛下にも呆れられているんだけど……こんなところでえん罪にかけられて断罪されるなんて。まあ、ジュースをかけてしまったのは事実だけど、日頃されていることからしたら大したことはないわよ。ああでも、なんかエミール様の顔が恐ろしいんだけど。
そうこの話は地味で大人しい女が悪役令嬢として転生させられて断罪されるお話になるはず……
ドジっ子悪役令嬢と氷の王子様のお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 08:01:35
201128文字
会話率:35%
◆あらすじ◆
大好きな人の死ぬ日を知っていたら、君はどのように生きるだろうか?
ある日、人生に退屈していた大学生【みなと】は、神様から「お前の運命の人は来年の12月17日に死ぬ」と告げられた。
相手は、同じ大学に通う同級生の【リリア】
という女の子だった。
彼女から、唐突に人気のない教室に呼び出され「実は、あなたに一目惚れしてたの」と告白されて、みなととリリアの二人は恋人関係となった。
そんなリリアは、表では真面目で寡黙でおしとやかな女の子を演じていたのだが、付き合っているうちに、コーラとジャンクフード大好きな束縛系ド変態メンヘラ女子ということを思い知らされる。
湊とリリアの二人は、限られた時間の中でイチャイチャを極め、愛を育み、お泊りに明け暮れ、旅行に出かけ、リリアの先輩という恋敵が現れて、愛の略奪に巻き込まれて・・・彼女の命日は、刻一刻と近づいてくる。
「私たちがあの世に行ったとしても、絶対に忘れられないぐらい甘いキス、しよ♥」
これは、大好きな人の命日を知って、あの世でも忘れない思い出を作る青春の物語。
衝撃と感動のラストは必見。
◆登場人物◆
【大空 湊(おおぞら みなと)】
・人文系の学科に通う大学二年生(20歳)
・神様から運命の人の命日を宣告される
・友達なし、彼女なし!恋愛よりもどちらかというと、ゲーム、読書、映画!
・大学では大人しいが、仲良くなった人とは、わりと仲を深められる
【石蕗 莉々亜(つわぶき リリア)】
・湊と同じ大学に通う女の子(20歳)
・地雷ファッションがお気に入り
・洋服の買い物や映画鑑賞、【推し事】が趣味
・外向きは、大人し気なお淑やか女子。内向きは、コーラとジャンクフード大好きな束縛系ド変態メンヘラ女子
【横浜 紫恩(よこはま シオン)】
・湊とリリアの先輩(三年生、21歳)
・リリアの親友であり、恋敵
・趣味はドライブと買い物
【石巻原 亮介(いしまきはら りょうすけ)】
・湊とリリアが通う大学の教授
・おおらかな性格で、湊とリリアのお気に入りの先生(後に、湊とリリアのゼミの担当の先生となる)
※なお、【カクヨム】様のサイト上でも、同じ内容で投稿しております。予め、ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-22 19:48:47
274899文字
会話率:44%
県立清明高等学校では毎年7月13日に生徒が行方不明になる事件が起こっていた。
その事件は生徒達の間で噂話として広まり、半ば怪談として扱う様になる。
一年生の女子生徒二人もその例に漏れず部室の中で噂話を話題に盛り上がっていた。大人しい性格の
アオイに活発で明るいソラ、お互い友人同士で入学してからすぐに
意気投合し良き話相手となっていた。
そして7月13日の今日、18時以降に起こる惨状を知らずに二人は話に夢中になる。
気付けば行方不明の事件が起こる18時の時間に近付いていた。
そしてそれぞれの思惑を胸に秘め、想像を超える恐怖が襲う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-13 18:00:00
36856文字
会話率:33%
この世界には、色鳥という神様がいる。
彼の者は自身が選んだ人間に恩寵と御名を与え、世界を作り出した。
世界を作り出した代償は重く、世界の維持には…犠牲が必要だった。
恩寵を受けし者は、色鳥から人智を超えた力と権能を与えられる代わりに、これま
での人生を、名前を、容姿を…そして未来を奪われ、世界を維持するための贄と化す。
今代の役目が終わるまで、残り一年。
浅葱は恩寵を受けし者達が暮らす「鳥籠」の世話係「籠守」に、その中でも大人しい金糸雀の専属へ任命された。
「無口で無関心だから、最低限の世話さえしていたらいい」
そう先輩に伝えられたはずなのに、金糸雀は交流を図ってきて…。
これはとある一年の、二人の少女が過ごした時間の物語。
壊れかけた世界の中心で、二人が見つけるのは互いが望んでいたものか、それとも…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-10 01:10:00
118240文字
会話率:55%
【悪夢に魘される人をほっとけない少女】と【その少女をほっとけない少女】の話。
春。新学期が始まって一週間ほど過ぎた頃。お嬢様学校【夕霞女子学院】中等部三年【伊欲櫂凪《いよくかいな》】は、校舎入口で不思議な少女に出会った。他校生らしき制服
で、敷地案内を見つめて立ったまま眠る少女。櫂凪は遅刻間際ながら無視できず、声をかける。
少女の名は、【舟渡鳴子《ふなとなるこ》】。突発的に眠ってしまう体質で、職員室の場所を探しているうちに眠ってしまっていた。制服が違うのに夕霞に居る理由は、転校生だから。なんと、櫂凪と同じクラスだと言う。それだけではなく、夕霞には珍しい庶民であるところも大体同じで、寄宿舎の部屋も同室。
そうして、二人の関係は始まった。
冷めた性格で他人に興味が無い櫂凪と、朗らかで誰ともフレンドリーな鳴子。近くも遠くも無いそこそこの距離感で過ごしていた二人だったが、ある日を境に関係が大きく変わる。魘される櫂凪の悪夢に、鳴子が現れたのだ。
夢での出来事をきっかけに、櫂凪は鳴子の【特別な活動】を手伝うことに決め、以降二人は悪夢に魘される人を助けるため、夢の世界へと漕ぎ出すようになった。
陸上部のエース、大人しいクラスメイト、学校中の憧れの的……。一見して順風満帆の夕霞の人々も本当は、淀み乱れた夢に苦しんでいた。櫂凪が【姉妹《あねいもと》の契り】を交わした、才色兼備のお姉様であっても……。
悪夢に触れていく中で、櫂凪は鳴子の【悩み】を知る。
※カクヨム殿と同時投稿です。
※全体の1/3くらいになったので、7話くらいポツポツ投稿します。以降はまとまりごとに投稿予定ですが、後半の展開次第で投稿済みでも若干修正するかもしれません。
※よくある設定のシンプルなお話になると思います。
※全てが同じ制度の学校は存在しません
※百合です。たぶん。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-05 15:10:00
255422文字
会話率:57%
龕灯 真理〖がんどう まり〗は女性として日本で生まれ、平凡な人生を送っていた。
しかし、大人しい内気な性格が災いし、友人や恋人に恵まれず。 容姿にコンプレックスがあったマリが表舞台で活躍する事は無かった。
THEオタク街道まっしぐ
らだったのだ。
そのまま成人し、平凡な会社に就職したマリはオタ活の幸せな日々を過ごしていたが、とある日に会社の飲み会で全てが終わった。
お酒を普段飲まないマリに、パワハラ上司が無理矢理飲ませ泥酔させたのだ。
そして、初めて泥酔したマリは無敵だった。 パワハラ上司を言葉の暴力でボコボコにしてしまう。
しかし、帰宅途中に足がふらつきそのまま道路に倒れトラックに轢かれ死んでしまったのだ。
走馬灯の最後に、信じてもいない神に願った。
願わくば、あの大好きな乙女小説の主人公みたいな人生を送りたいと。
そして、恋をし。
幸せな日々を送りたいと。
次にマリが目覚めた時には、願いが叶ったのかその乙女小説の世界に!?
でも、マリとしての記憶が残ったまま転生したのは最悪な事に小説の序盤で滅びるモブ王国のお姫様!?
容姿はめちゃくちゃ可愛いけど、既に王と王妃は死んでて私が女王になれって!?
マリの下には超絶可愛い弟が!
最悪だけど、最高な事にその弟はマリの推しだった!!
小説では、国が滅んだ後に主人公ハーレムに拾われ立派なイケメンになる予定の弟君だ!
それに、このお姫様は小説では女王になった後1年後に原因不明で死去していた!
抗うマリに容赦なく襲いかかる滅亡フラグ! 果たしてマリは可愛い弟の為に国を残存させれるのか!?
痛快爽快の恋愛コメディ、内政も恋愛も酔って解決泥酔無双!
※ この作品に登場する人物、団体、地名は全て架空でありフィクションです。
※ご都合主義と逆ハーレムが苦手な方はご注意下さい。
少しでも楽しんで頂けたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-16 22:30:00
460183文字
会話率:49%
兎雷は小学生の女の子。忙しい両親と祖父、受験生の兄・姉、怪我で愚痴っぽくなった祖母と一緒に暮らしている。口数少なく大人しい彼女はほったらかされ気味で、ほしいものも手にはいらず、鬱屈とした日々だった。
ある日の放課後、隣の席の有理という男
の子に、たまたまはまっているアニメのカードゲームをすすめられる。その上デッキをもらえた兎雷は、それから毎日対戦をするのだが、段々と「カード」に対する執着が酷くなっていって……。
©2025 弓良 十矢
夢を見たので
ルールが現実的じゃないのはわかってます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-29 14:57:58
16569文字
会話率:34%
※ タイトルを『もふもふ長者』から、副題にしていた『隠された神域で幻獣をモフるだけの簡単なお仕事です』に変更しました。
「セイのスキルは──【会話する】! ……なにと?」
「……さぁ」
セイが生まれ育った国では十六歳以上は全員、教会
でスキルチェックを受け、それに沿った職業を国から決められる。幼馴染みたちは良スキルを出していくが、セイのスキルは全くの意味不明。なにと会話できるのかを探すためにと、大人しい性格で非力であるにも関わらず、冒険者になるよう命じられ村を出る。
ひとりで旅立ったその日に、魔獣が生息する危険な森の中で『タスケテー!!』と叫ぶ小鳥と出会う。それをきっかけに尻尾が二本ある猫、翼を出し入れできる大きな白狼、真っ白な体に目尻だけ紅い小狐、尾が刃物になるカワウソ……そんな珍しい生き物たちと知り合っていく。
そしてセイは神域と化していた秘境へと足を踏み入れた──。
『人間にも魔獣にも襲われない楽園があると聞いて』
幻獣、神獣たちが続々と集まってくる秘境で、セイともふもふたちのこっそりのびのび生活が始まる。
※ ゆっくり進みます
※ 幻獣が出てくるのは2章からです
※ カクヨムにも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-29 00:52:20
576364文字
会話率:39%
ある日、婚約者であるエドワードがローズ嬢を連れて私の元にやってきた。
一体何事かと思えば、私との婚約を破棄してローズ嬢と結婚をしたいとのこと。
つまり、婚約破棄を要求してきたということになる。
怒りを堪えつつその話を父親に報告した。
しかし、父の出した驚愕の提案は
”エドワードとの婚姻関係は続行し、アンリエット嬢を愛人として迎える。そして、正妻であるはずの私はどこかの別荘で住む。“
…という、屈辱的なものだった。
この提案に、皆同意したという。私に一言も言わずに。
・・・私のことをばかにしていらっしゃるのかしら?
弱気で大人しい、従順な公爵令嬢(?)のレイチェル・ランカスターによる逆襲劇。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-25 23:10:36
9625文字
会話率:38%
瑛翔(えいと)と光莉(ひかり)は幼い頃からずっと一緒に育った。光莉は普段大人しい性格だが、マジックを見ている時はいつも輝く笑顔を見せる。そんな光莉の笑顔に魅了された瑛翔は、彼女をもっと笑顔にするため、自分もマジックを学び始める。マジックの力
に魅せられ、成長していく瑛翔だが、光莉との約束を果たすことができるのか…?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-13 05:58:48
5247文字
会話率:26%
リズとノアは双子の兄弟。
そっくりな容姿なのに性格は正反対。
やんちゃな姉のリズに、大人しい弟のノア。
そんな2人と、そして1人の男の子とのお話。
前作の「黄緑の鳥」の続編として描きました。
そちらも読んでいただけると幸いです。
読まな
くても十分楽しめると思いますので、よろしくお願いしますm(_ _)m折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-11 00:22:57
82378文字
会話率:29%
メリアは見た目は普通の平凡な伯爵令嬢であると自認している。
ある日、社交界で鬼と呼ばれて恐れられている辺境伯との婚約が決まった。
鬼の辺境伯と、ちょっと変な伯爵令嬢が愛を育み、国を守る。
最終更新:2025-01-07 18:48:40
2617文字
会話率:34%
異世界の広大な森の中。顔面つよつよ美人エルフに転生した橘と、顔面凶器の巨人族に転生した杉岡が出会う。二人は前世の職場で同僚であり親友だった。けして大人しい性格とは言えない二人のへんてこな異世界旅をお送りします。
最終更新:2024-12-26 12:00:00
16509文字
会話率:58%
【注意:この物語は『転生王子と黄昏の騎士』の続編です。前作を先に読むことをお勧めします。】
オタク女である早川涼子がグレイシス王国の第七王子ハーシェリクとして転生して七年近く経とうしていた。
相変わらず運動神経なし、魔力なし、王族の中で
は残念な金髪碧眼王子だが、いつまでも大人しい王子を演じているわけにはいかない。前世の某世直し時代劇の如く行動を開始した中、ハーシェリクにお見合い話が舞い込んだ。更には薬事件に関与したと思われる教会も動き始め、美女が現れて……持ち前の行動力と前世の事務員スキル、そして(オタク的な)頭脳を武器に陰謀に立ち向かう王子の物語。
【続編-転生王子と光の英雄に続きます。】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-07 16:01:10
180815文字
会話率:37%
華と蒼壱は十七歳の双子の姉弟。天真爛漫でスポーツ万能な華と、身体が弱く大人しいが芯が強く優しい蒼壱は仲が良く、互いを尊重し合う姉弟だった。
二人の両親は半年間程海外赴任をすることとなり、両親の留守中、進入禁止であると口を酸っぱくして言わ
れていた書斎に入ってしまった華と蒼壱は、そこで開発中の恋愛シミュレーションゲームを発見し、遊んでみることにした。
気が付くと二人は異世界へと転移していた。そこは先ほどまでプレイしていた恋愛シミュレーションゲームの中で、華は悪役令嬢役である事に気づき混乱する。
一方、蒼壱は現実世界同様、華の弟役ではあるものの、攻略対象の一人である騎士役となっている状況に混乱していた。
恋愛に無頓着な華は身体の弱い蒼壱を気遣い、自らがスポーツ万能である事を上げ、強引に入れ替わることを提案する。
華は攻略対象である騎士に。蒼壱は悪役令嬢にと入れ替わる二人だが、攻略対象達に翻弄され、事態は思わぬ方向へと展開していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-20 12:31:50
325385文字
会話率:48%
人と話すのが苦手。顔なんか見られない。社交会なんてもってのほか。そんな人見知りのレリエルは、国王陛下の命令で集められた夜会という名の、王太子殿下のお見合いパーティーに参加させられる。
偶然、そこでレリエルの能力を知った王太子により、王宮
出仕を命じられ、レリエルは絶望の淵に立たされる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-09 15:03:58
10162文字
会話率:46%
ある国に二人の姫がおりました。大人しい姉姫と活発な妹姫。ある日妹姫がこう言いました。「お姉さまのお菓子をちょうだい?」――強欲な姫・幸せな姫と同じ世界の話です。
最終更新:2024-09-26 03:43:55
1627文字
会話率:41%
『リリィとリリアと不誠実な婚約者』の番外編です。ネタバレを含みますので、本編をすべて読み終わってからの方が楽しめるかと思います。
没落したガルトダット家には、リリィとリリアという名前の二人の女の子がいた。リリィは病弱で空想癖があり、リリ
アは従順で大人しい性格をしている。二人の内のどちらかが、元王族のアレンと結婚しなければならない。アレンは童話に出てくる王子様のように素敵な人なのだが、どうやら他に好きな人がいるらしい。妹をとても大切に思っている二人の兄は、この婚約を白紙に戻そうとするのだが……
本編は完結済みです。
仕込んではみたものの、ちょっとこれは問題がありそうだなと判断し、本編の中に入れなかったお蔵入りエピソードがこちらに置いてあります。本編より多少糖度は上がっていると思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-18 20:47:00
952280文字
会話率:41%
優しくて大人しい男が嫉妬に狂った結果
キーワード:
最終更新:2024-09-12 12:10:09
596文字
会話率:50%
おれ、辰彦。昔からレイカンってやつがあって、生きてる人と同じように〈生きてないヒト〉も見えてしまうんだ。
夏休みのある日、親友の勝たちにダマされて旧校舎で幽霊探しをすることになってしまったおれは、記憶喪失のユーレイ、ユウコさんと出会った―
―。
【登場人物】
辰彦………「おれ」。どこにでもいる平凡な十二歳とおもいきや、母譲りの霊感があり幽霊が見える。お人好しで、やや巻き込まれ体質。
勝…………辰彦の親友。スポーツが得意なガキ大将。足の速さといざというときの瞬発力はピカイチ。態度はデカいがビビり。
大夢………辰彦の親友。勉強が得意な大人しい少年。オカルトが三度の飯より好きで、幽霊探しの言い出しっぺ。
ユウコさん…「旧校舎のユーレイ」。辰彦たちより年上らしい少女。記憶喪失になっており、自分の名前もどうして死んだかも、生きていた頃何をしていたかも忘れてしまった。どうやら戦時中に亡くなったらしい。
トモちゃん…ユウコさんの一番下の弟。ユウコさんによると、いつもお腹を空かせて泣いていた。ユウコさんは自分のことを忘れてもなお「トモちゃん」が心配で成仏できずにいた。
モトチョー…辰彦たちの通う小学校の先代校長。「元校長先生」を略して「モトチョー」と呼ばれている。
ひいじいちゃん…辰彦のひいじいちゃん。戦時中兵隊に取られ、南の島で餓死した。幽霊になって戻ってきたとき、自分の妻と娘に霊感があることに初めて気がついた。お盆になると帰ってくる。
橋の少年……辰彦が夏祭りから帰る途中、橋のたもとで出会った少年。実は川に落ちたことで亡くなっており、両親に気づいてもらえない寂しさから声をかけてくれた辰彦を道連れにしようとした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-26 11:46:18
41121文字
会話率:47%