今から100年以上、先の未来。
この世界では人間と、AIの人型ロボット『アンドロイド』が共に暮していた。
ある日、日本の都市部で原因不明の、様々な不具合や事故が発生しはじめ。
人々の日常は混乱に陥ってしまう。
そんな中、工事現場で働くアン
ドロイド、ブラックa2は。
かつての友、ホワイトc9が反政府組織『アイ解放軍』に関わっていると知り……。
友の暴走を止めるため戦う、近未来バトル小説。
世界の果てには、何がある。
*****
更新時間:午前6時予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-22 06:00:00
10710文字
会話率:22%
大きな街だけが世界の総てだった。
女性だけの街。
街が形成されてから、およそ三〇〇年。
性別という概念はすでに無い。
そして平均寿命は三〇才。
貧困層から、やがて反政府組織が生まれていく。
人々の不満は暴力となり、暴動を引き起
こし、そして反政府組織がそれを先導していく。
混乱が日常と化していた。
誰も外の世界は知らない。
政府への疑念は日々膨れ上がっていく。
政府が我々に嘘をついている──政府は何かを隠している──そんな主張で反政府組織プリムラは勢力を拡大していった。
組織の中で二人でチームを組んで活動するトモエとカナは、政府の研究施設への潜入作戦を決行する。元施設職員のエマから「世界の真実」のデータが存在するという情報を得ての行動だった。しかしその作戦に至るまでの行程は過酷なものだった。二人の過去がそれぞれの感情を刺激していく。
そして世界の真実は、残酷な選択を迫る......
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-27 11:50:22
69638文字
会話率:30%
大国マースの半植民地的な政策を世界戦争の敗戦によって受け入れている王国サターン。
横行する反政府活動に没頭する青年──ロザリスは同時に陸軍兵士でもあった。反政府組織のカリスマを父に持ち、多くの人間達がロザリスのカリスマを利用して革命を
実現させようと画策していく。その人間達に翻弄されていくロザリス。
繰り返されるテロ活動。その中でロザリスを利用しようとする人間達も、革命とは何なのか自問自答を繰り返す。
かたや戦争で父親を亡くし、新たな戦争の始まりと共に家族の生活を支える為に従軍する少年──アルクラス。元々墓守をしていたアルクラスは、従軍前、母の埋葬をしたロザリスと会う。
小さな国の紛争から大国を巻き込む世界戦争に発展した戦争の中で生と死の意味を自問自答しながら、自分自身の中の何かを変化させていくアルクラス。
同じく開戦と同時に従軍したロザリスは諜報活動を命ぜられ、その中で反政府活動を再燃させていく。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-04 01:12:50
181929文字
会話率:44%
「ステータスオープン」という意味不明なスキルを持たされて途方に暮れていましたが、意外に応用が利き、使えることが判明したので、これで頑張って異世界を生きて抜いていこうと思います。
↑本題目↑
↓あらすじ↓
◇一章◇
主人公であるダイスケ
は名前も知らぬおっさんをかばい、電車に轢かれてしまう。
ダイスケが次に目を覚ますと、そこは宇宙(コズミック)な場所。
美しくて仕事も出来る完璧女神様に導かれるまま、「最強」だか「ハーレム」だか、よくある初期設定を行うダイスケ。
『次に目を覚ませば、美女に囲まれ、皆に持て囃される理想の異世界生活になっている』
などと甘っちょろい事を考えていたダイスケは、人間が奴隷以下の扱いを受けるとんでもない国へと転生させられる。
すったもんだの末、ダイスケはそこで内臓を抜かれかけ、体ごと廃棄されかける。
そんなダイスケを救ったのは、全裸で、だらしない腹の、良い声をした中年のおっさんだった。
おっさんに連れられ、命からがら逃げてきたのは、くせ毛の男が組織する反政府組織。
そこでくせ毛の男がダイスケに問いかける。
「おまえ、何ができる?」
「ステータスオープンを少々……」
「なんだそれは」
「俺にもよくわかりません」
「まあいい、とにかくやってみせろ」
「ステータスオープン! ……うわ、なんか出た」
「……なにも見えんが」
「え? 見えないの? ていうか、なんか俺のステータス、触れるし動かせるんだけど……きも」
「まあいい。採用だ」
「え?」
ダイスケはその後、反政府組織と結託し、立派なレジスタンスとして現政権の打倒を目指すのであった。
※プロローグはほぼ主人公と女神のコントなので、興味がなければ飛ばしてください。
※主人公は最初はあまり強くありませんが、後からどんどん強くなります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-19 10:02:27
101051文字
会話率:46%
首から上は虎、首から下は人間(♀)の私はトラコ。最近目を覚ましたばかりの私は、身体はずいぶん大きいけど、まだまだわからないことばかり。何十年かに一度現れる怪獣の群れを撃退することが私の役目なんだって。この国の王子とも知り合いになったけど、
なんか変な人だしあんまり頼りにならなそう。協力して怪獣を倒すことなんて本当にできるのかな。
怪鳥の群れに襲い掛かられ、危機に瀕する王国の中で、反政府組織「つちのね」の最終兵器として生まれた「自分で思考する」兵器トラコが、勢力争いに巻き込まれながらも成長し、恋(?)をしていく冒険譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-10 14:58:16
59919文字
会話率:58%
昭和41年7月1日。新国際空港開発を間近に控えた片田舎の高校に特待生として編入した主人公、風祭周平は、数年ぶりに再会した従姉妹や、新たに出来た高校の仲間たちと一緒に無為な時間を過ごす傍ら、ある人物の指示により秘密裏に動いていた。
政府高官で
ある父からの命令。それは、新国際空港開発計画の頓挫を企む反対勢力を無力化させること。
運輸省直属の特派員としての顔を併せ持つ周平は、父親譲りの卓越した手腕を遺憾無く発揮し、時には非情とも言える手法を用いて反対派の意見を封殺する。
近代化を急ぐ国家の思想に忠実に従い、着々と土地収用を進める周平だが、素朴で温かな町の人々と接していくうち、自然豊かな故郷に対する彼らの純真な思いを知り、冷酷無比な心にわずかな綻びを生じさせていく。
無慈悲とも言える国と自分の行いに些細な疑問を抱き始めた周平をあざ笑うかのように、町では様々な異変が起き始めていた。
次々と謎の失踪を遂げる周囲の人間。『神様に会いに行く』と記された書置き。孤児院のアルバムに保管された、かつての自分の姿が写った一枚の写真。『イイヅナ様』と呼ばれる土着の神の存在と、町内でまことしやかに語られる『天狗攫い』という怪現象が、周平を追い詰めていく。
国家に敵対する反政府組織『AAA』が仕掛ける巧妙な罠に苦しめられる中、真相究明に焦る彼が辿り着く先は――。
とうの昔に忘れ去ったと思われた、遠い過去の記憶。
たびたび夢に出てくる巫女の少女と、彼女と交わしたはずの古い約束。
果たして、彼は、子供の頃に交わしたあの約束を守ることができるのか――。
これは、国家と神との間に翻弄される青年の姿を描いた物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-23 17:00:00
538976文字
会話率:35%
■あらすじ
反政府組織ナンバー2の僕は、仲間たちと独裁政権の大統領を暗殺すべく、演説会が開かれる広場へとやってきていた。仲間が拳銃を抜き、大統領の命を狙おうとしたとき、大統領の側近たちが会場の民衆に向かって小銃を斉射してきた。僕は命からが
ら逃げだし、セーフハウスへたどり着く。仲間たちと連絡を取り、無事か確認したが、組織のリーダー、ロイ・レオンスカヤと連絡がつかなかった。翌日、情報屋のヤコブ・ナボコフがロイの居場所を突き止めてきた。そこでロイを救出することに決めるが……。中央アジアの軍事独裁政権と反政府組織の対立を巡るガンアクション。
※400字詰め原稿用紙換算枚数:22枚
※非ラノベ作品です。
※こちらの作品はエブリスタ、カクヨム、小説家になろうの各小説サイトにも掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-06 00:00:00
7612文字
会話率:12%
フェンリルは暗殺業を営むかたわら行方が分からなくなった父親のロキを探していた。
ある日、フェンリルは兄で情報屋のヨルムンガンドと落ち合い姉で反政府武装組織〝ニヴルヘル〟の指導者のヘルの現状を知らされた。
ヘルはフェンリルの叔父で政府代表のオ
ーディンによって彼女を支持している街ごと焼き払われ重傷を負っていた。
フェンリルはヘルと再会し彼女の痛ましい姿を見た。
さらに彼はロキが政府高官に対する反逆罪に問われオーディンによって地下牢に捕らわれていることをヘルから知らされオーディンに対する報復を決意した。
[登場人物]
フェンリル…暗殺者。本編の主人公。
ヨルムンガンド…情報屋。フェンリルの実兄。
ヘイムダル…フェンリルの親友。
フノッス…フェンリルの義妹。
フレイヤ…政府高官。フェンリルの義母。
トール…政府高官。フェンリルの叔父。
ガルム…ヘルの部下。
ヘル…反政府組織の指導者。フェンリルの実姉。
バルドル…オーディンの息子。
オーディン…政府首相。フェンリルの叔父。
ロキ…政府高官。フェンリルの実父。
*登場順です。本作は北欧神話の人物と物語を参考にしています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-15 12:10:58
8012文字
会話率:50%
「この帝国全体が、貴方の敵だ」
全ての国が敵対するこの世界の内の一国、悪魔の帝国で事の全てが動き出そうとしていた。
悪魔の帝国次期皇帝のアルナイルと帝国一の魔術師ラムダアクァーリィはこの大戦争を終わらせるべく、まずは隣国の天使の王国を滅ぼ
すことを決意する。
しかし、軍の増援に現在皇帝が反対。
気づけば後に残された選択は「現在皇帝を排除する」事しか無くなっていた。
それが最後の選択肢ならばとアルナイルの崇拝者を集め、反政府組織を作りあげてゆくのだった。組織の組員の戦闘能力は常人よりも高いものが何人か集っており、その力は兵一万にも劣らない。
「儂が必ず天使の王の首を刎ねてみせようぞ!!」
アルナイルはラムダアクァーリィにそう自分の夢を掲げた。
いつしか玉座に座ることとなったアルナイルは、使命と共に”平和”への道を歩んでゆく__。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-21 22:14:29
1548文字
会話率:54%
年の瀬から憂鬱な事ばっかりで、鬱屈した心で書いた、鬱屈した物語。
悲恋、超能力(非アクション)、但し一部バイオレンス・性的表現ありなので、苦手な方はご注意くださいませ。
主人公の一人称視点で話が進みます。女の子が主人公なのでちょっと乙女チッ
ク的な感じに寄せたストーリー。
以下あらすじ:
子どもの頃に夢で特殊なチカラを得た主人公・森翡翠は、偶然居合わせた銀行にやって来た強盗達をその能力を使って対処します。
それをきっかけに、国防組織のとある部隊が彼女に興味を抱き、接触を試みて来ます。なんだかんだで彼女が行使可能なチカラの内、心と記憶を読む能力だけを明かし、組織幹部の息子・伊吹弥空との交際と部隊への所属をする事となります。
彼女はそこで捕らえた犯罪者から情報を収集するという、表舞台には出ない比較的安全な作業を任されます。
しかし、もう1人の能力者・千薙木瀧雄の登場と活躍をきっかけに、彼が身を寄せる反政府組織から彼女は目を付けられることとなります。そして彼女の警戒も虚しく、また経験の未熟さも相まって、彼等に人生を大きく狂わされてしまうと言う悲しい物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-06 05:00:00
58708文字
会話率:33%
私、湯川田美央の作品『ダチュラ〜あなたを信じてもいいですか〜』の続編です。
2100年の日本。アリアンという知能を下げる食べ物が爆発的にはやったり、火星移住計画が推進されたりする世界。主人公、倉敷湊は、女スパイで反政府組織に属している。倉
敷湊は、仕事をするときだけダチュラと名前を変える。ダチュラとは、花の名前で、花言葉には、偽りの魅力、愛嬌。ダチュラは美しさとは裏腹に毒性を持つ花。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-27 17:14:19
4646文字
会話率:45%
アウルガシア大陸の大国、ロンダリア連合王国。
産業革命を成し遂げ、海洋発展の道を進もうとするこの王国には、一人の王女がいた。
エルフリード・ティリエル・ラ・ベイリオル、御年十六歳の少女は陸軍騎兵中尉として陸軍大学校に籍を置く「可憐」と
はほど遠い、少年のような人物。
そんな彼女の隣には、いつも一人の少年の影があった。
リュシアン・エスタークス。
魔導貴族エスタークス伯爵家を継いだ魔術師にして、エルフリード王女と同い年の婚約者。
そんな彼に付けられた二つ名は「黒の死神」。
そんな王女の側に控える死神はある日、王都を揺るがす陰謀に遭遇する。
友好国の宰相が来訪している最中を狙って、王政打倒を唱える共和主義者たちが動き出したのである。
そして、その背後には海洋覇権を巡って対立するヴェナリア共和国の影があった。
魔術師と諜報官と反逆者が渦巻く王都で、リュシアンとエルフリードは駆ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-29 12:26:09
157883文字
会話率:40%
魔法界、かつて迫害と争いを嫌った魔法使いによって作られた世界は理想を忘れ腐りに腐った老害どもが貪るディストピアへと変わってしまった。厳しい情報統制、知識の独占が行われている中、反政府組織に所属し戦っていた少女は、戦いに敗れ人間界に落ち延びる
。
家がない、飯がない、魔法が使えない。
適当に転がり込んだ先にいた人間の男は少女が家を持たないと知ると空き家を貸してくれることになった。
トラウマを抱えた男と家のない少女の暮らしが始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-04 21:00:00
10568文字
会話率:15%
星間ジプシーのセリエスト・セラ・シュレインは、ある日馴染みの宇宙商船ヘルメス号船長マーキュリー・ディアスからの呼び出しを受けた。
彼を呼んでの仕事は一見普通の運送仕事のようだったが、その裏には、ディアスが肩入れしている惑星アラハンの反政
府勢力への「陣中見舞い」が絡んでいた。
クルーたちへの襲撃、宇宙海賊の襲来を潜り抜け、「陣中見舞い」を確保したヘルメス号はアラハンにたどり着く。
(以下未筆分)
近隣強国の言いなりに乱獲した資源を輸出する政府と戦う反政府勢力に、その政策の危険性を語るセラ。
危機的状況にある惑星を救うため儀式に挑むセラと、それを阻止しようとする近隣強国の戦闘部隊、そして、資源の輸出の制限を訴える反政府組織と、それを言いがかりと決めつけて排除しようとする現政府の、四ツ巴の決戦が始まった……!
筆者の30年前の未完作品、最初の「ヘルメス号」です。ほとんどそのままの文章なので、お見苦しいのはご容赦ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-18 12:00:00
176020文字
会話率:52%
―政府と反政府組織が、限定された超高層都市の内部で、果てのない闘争を繰り広げる時代―
環境汚染による国土の封鎖と極端な超高層都市化を果たした近未来を舞台に、政府と反政府組織の内戦に巻き込まれた少年少女の軌跡を描く。
サイバーパンク・ディ
ストピア的な世界観の下で繰り広げられるハードな犯罪劇・陰謀劇。
【注記】
第3部84話掲載。
引き続き協力することに合意したゴトーたちは、敵対するAGWを騙す計画を組み立てる。一方、AGWのエマは仲間たちが死んでいった戦場を訪れ、内通者の手がかりを探ろうとする。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-08 17:23:20
379045文字
会話率:44%
2059年。二つの超大国、米国とソ連がキューバ危機を回避できなかった世界。
第三次世界大戦が勃発し、核汚染により地球の四割が人類の住める土地ではなくなってしまった。
"小学校"を卒業し、政府軍へ就職するのを疑問に感じた主
人公は"レジスタンス"と呼ばれる反政府組織へと入る。
そこで待っていたのは過酷な仕事、スクラップの山から"使えるモノ"を探す日々。
スクラップの山から見つけた"86式"。
その"86式"はある不思議なチカラを持っていてー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-21 03:37:04
1826文字
会話率:47%
思い出の花畑の女の子そのことの再開を望みながらも反政府組織の親の息子として育った主人公「クリス」彼はいつかこの生活からの脱却をもくろみながらも戦闘員として働いていた。ある日、アジトが襲撃され、子供たちがピンチに……
彼はどうなってしまうのか
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-03 14:21:44
2166文字
会話率:41%
中学二年生でぼっちだったハルトは、ある台風の日、虐待やいじめで溜まった鬱憤を晴らすために無我夢中で走っていた。そうして嵐に飲み込まれた彼は気がつくと異世界に転移していた。
もともとぼっちだった彼は、この異世界でも一人で生きていくため様々
なスキルや能力を身につける。戦闘スキルにおいては万能の才能を持っていた彼はわずか3年で最強ソロプレーヤーとして名を馳せることになる。
そんな彼は依然としてどこにも属さず気ままに生きていた。しかし、彼を利用しようと国家権力や反政府組織の綺麗なお姉さんたちが彼に接触してくる。そして、彼に示された元の世界に帰る方法とは……?
彼は自らのぼっち道を貫くことができるのか……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-22 20:25:54
10909文字
会話率:57%
先代皇帝による帝国至上主義政策で疲弊したグレイスト帝国は他国からの批判を多く受け、過去の栄光は去ろうとしていた。スラムに人があふれ、孤児による窃盗、犯罪率の増加、度重なる戦争のために金品を巻き上げられた貴族による奴隷への暴行など、市井は荒れ
ていた。そんな状況を少しでも変えようと秘密結社ヴァスターニエは動き出したものの、ある時のボスの「皇帝をぶっ倒す」宣言により反政府組織と変化を遂げる。
これは秘密結社ヴァスターニエに所属する、ある男の回想録である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-05 18:13:19
4110文字
会話率:50%
なぁに、簡単な任務だったさ……
弾丸飛び交う戦場を駆け抜け、囚われのお姫様を救う……そんなけったいな話じゃねぇ。
帝国主義時代の負の遺産に振り回されて、未だ大国同士の思惑が重なる内戦が続いた某国で、下手すりゃ三度目の世界大戦《ドンパチ》が始
まるんじゃねぇかって、各国が冷や汗かく中、なんとか暫定政府と反政府組織《レジスタンス》の代表者による和平交渉がまとまった……そんな、朝飯食いながら見る新聞の国際面に載りそうな情勢《じだい》の話。
大した役割も果たさぬまま、激戦地から離れた安全区域で難民キャンプの連中と戯れていた国連の治安維持部隊もその任務を終え、そいつらの撤退《おひっこし》を支援するという、浪漫もドラマもないつまらん任務。
それが、あの日、国連直下の第54次治安維持部隊として派遣されていた日本統合軍特別派遣大隊第三補給小隊《オレたち》に預けられた最期の任務だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-16 08:25:14
2581文字
会話率:4%
統一国家・アンドリヴァ。世界は1つとなり、悠久の平和が築かれたかのように思えた。
しかしアンドリヴァの暴政は内部に反感を生み、数多の反政府組織が誕生した。
正義感の強い青年・アレスは、とある反政府組織に加入して、組織の長からある特殊な“能力
”を授かる。
それは、確定した未来への干渉を可能とする力だった。
(過去作[執筆完了日:2017年8月])折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-11 00:39:22
125749文字
会話率:37%