女神を崇める人族と、邪神を崇める魔族。この二つの勢力が絶え間なく争い続ける世界。とある村に、人族にあるまじき白髪に紅瞳を持った少女がいた。彼女は生まれてからあらゆる方法で村人たちに虐げられ、終いには最も女神に愛された存在である勇者の1人に
殺されかけてしまう。その寸前、最も心優しい魔王に見初められた彼女は力を得、人間への憎悪を抱えて復讐鬼となる。これは、そんな彼女の物語……ではない。
彼女にも、寄り添おうとした少年がいた。理解しようとした人間がいた。彼女は知らない。裏切られたと思っていた初めての友達が、他の村人の圧力で会いに行けなかったことを。その少年が何度も彼女に食べ物を渡そうとして、何度も親に殴られたことを。彼女が彼を他の人間と共に殺そうとした時、少年だけはその殺意を当然の報いだと受け入れていたことを。
……かくして、少年ケネルは蘇った。この世界のどちらの神とも違う、「外神」の使いによって。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-23 22:54:46
45448文字
会話率:54%
主人公、篠宮神人は勇者召喚された。
仲間と友情を深め、恋人も出来、魔王を倒すまでに至った。
だが、無残にも少年の気持ちは裏切られた。
魔王を討伐した瞬間本性を現した仲間に背後から心臓を貫かれ死んだ。
高笑いをする仲間をしり目に、意識がどん
どん薄れていく。
「俺の予想通りにね!」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-17 20:10:06
4605文字
会話率:22%
※物語後半の大量の改変をしました。具体的には16部以降です。NTRをなくし、ドラゴン族女王を早めに出すようにしています。申し訳ありません。よろしくおねがいします。
13歳の秋、教会に村を襲われた俺はスキル《空間転移》をうばわれ奴隷兵士と
なった。主人である隊長ドレークや奴隷仲間であるはずのエリオットに虐げられ、徐々に心が死んでいく。
しかしある日、Sランク冒険者になっていた幼馴染のエルマに救われ、世界は一変する。
子ども時代にスキル《空間転移》を使いまくり、様々な場所で友人となった幼馴染たちは、今とんでもないことになっていた。Sランク冒険者、一国の姫、ドラゴン族女王に女魔王!
俺が虐げられていたことを知った彼女たちは怒り狂い復讐にかられる。
しかもなぜか彼女達は俺のことを慕っていて……。
彼女らが出会ってしまったとき俺は一体どうなってしまうのだろう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-17 23:00:00
101642文字
会話率:39%
嵐によって引き起こされた土砂崩れがダルブ村を襲った。
村の大部分が土砂に呑まれ、村の人々が悲しみに暮れながら土砂崩れの跡地を片付けている時。生き埋めになっていた子供が奇跡的に救出された。
その事故の影響か、すべての記憶と言葉を失った
状態で保護された少年、ユラ。温かい家庭に引き取られ、新しい生活が始まると思われたその時。
突然の魔族の襲撃により、彼は再びすべてを失ってしまう。
人付き合いが上手く、容姿の整った兄のような存在のアルフォンソ。
気が強くて向上心の塊のような女戦士、マリアンヌ。
マリアンヌの友人で、医術師の見習いのイーラ。
同じ目的を持つ仲間に支えられ、ユラは魔王の討伐に向かうことを決意する。
しかし、心優しいユラは虫さえも殺せない性格だった。
そんなユラの前に現れたのは、クレハという謎の美女。
――人間と魔族は、生まれたときから相容れぬ運命にあった。
互いに土地を奪い合い、争いの歴史を繰り返す。
※マグネット!にも投稿中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-30 00:12:35
126784文字
会話率:26%
「なあ、ピペタ。あんた、彼女を愛してたんだろ?」
「そんなわけあるか」
「友情だって、愛情の一種なんだけどねえ。広い意味では『愛してた』って言って構わないんだよ」
(シリーズの外伝作品ですが、前日譚にあたる物語ですので、シリーズ未読でも楽
しんでいただけると思います。よろしくお願いします)
これは、まだ彼らが『復讐屋ウルチシェンス・ドミヌス』ではなかった頃の物語……。
王都守護騎士団の一員であるピペタは、剣術には自信のある凄腕の騎士。だが三十歳を超える今になってなお、一介のヒラ騎士に過ぎなかった。
そんな折、今年も剣術大会が開かれる。今年の優勝者は、近衛騎士団にスカウトされるという噂があった。ピペタは、互いにライバルとして認め合う女騎士と、健闘を誓い合うのだが……。その彼女が陰謀に巻き込まれ、一つの悲劇が発生する。
騎士というものに失望し、自暴自棄になるピペタ。だが遊び人の男メンチンや、その情婦である占い師ゲルエイに励まされ、彼らと共に、復讐に立ち上がった!
ピペタにとって後に裏稼業の仲間となる者たち、そのうち二人との出会いを描く物語。異世界裏稼業シリーズ前日譚。
(この作品は「カクヨム」でも掲載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-04 12:27:31
148978文字
会話率:36%
巫女の予言に見出され、俺の親友は勇者となり、俺は魔法使いとなった。
国王に期待され、勇者は俺と共に仲間を集め、魔王を倒す旅に出た。
そして魔王に敗れ、俺は全ての仲間を失った。
失意と絶望の中でたった一つ、俺の中に芽生えたそれの名は復讐。
国王と魔王、全てを滅ぼし壊し尽くせと心で叫ぶそれに従い、俺は世界を滅ぼすことができた。
これは終わった世界を生きる、一人の空虚な魔法使いの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-02 23:04:49
15462文字
会話率:26%
全ての生物が先天的に授かる異能、スキル。そしてそれを操るための魔力が強さの全てを決める世界。
弱いスキルと乏しい魔力を持って生まれた孤児のアイゼンは、故国ブリタリア帝国の平民の星、民草の英雄と呼ばれる少年兵だった。
敵軍を追い払い、国
難を救った英雄となり、必死に戦い、護り続けたアイゼン。そんな彼には全てがあったのだ。
父同然ともいえる剣術の師、唯一残った実の姉、同年代の親友たちに慕ってくれる孤児院の年少組。弟分の若い部下たちに、自分を応援してくれた大勢の人々。
しかし、姉が幸せの一歩を踏み出すための結婚式の当日、彼は仲間、尊敬すべき主君として信頼していた皇族、貴族に裏切られ、家族や親友、部下たちを全員皆殺しにされてしまう。
「……奴らを信じた俺が愚かであった」
次見えれば、ブリタリアの支配者たちを全て滅ぼそう。自分を裏切ったばかりが、大切な者を根こそぎ奪っていった者共……後に勇者を名乗る者たちを討ち滅ぼすと決意するアイゼン。
時は移ろい四年後。ブリタリアで誕生、大量育成された、かつての英雄の称号を冠した残虐な侵略者たち、五千人以上の勇者が世界征服に乗り出した時代、黒い大太刀を担いでアイゼンは師から授けられた対スキル剣術、護法一刀流で血風戦場を駆け巡る。
その隣には同じような境遇を味わった猫獣人の女。一人行くはずだった修羅の道を共に歩いてくれるという彼女の手を握り、アイゼンは誓う。
「相手は勇者の名を冠した五千の怨敵。だが恐れはせん。なにより今は、お前が隣に居る」
「一人一人が天災クラスの強者? 上等にゃん。最後の最後まで一緒に戦いましょ、アイゼン」
これは英雄譚ではない。勇者の敵対者、魔王を名乗る者たちの戦いであり、一度は全てを失い、再び護るものを得た二人による弔い合戦にして成長の記録であり、命を懸けた純愛劇である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-13 19:33:30
75175文字
会話率:45%
魔王を倒した最大の功労者であるアサシンのクリュッグ。だが、彼は王城で仲間から難癖をつけられた上、王からも不興を買い、あげくに勇者パーティーから追放された。
「パーティーの皆のことを真の仲間、親友だと思っていたのに!」とクリュッグは憤る。
突然のパーティーメンバーからの裏切り。王からも蔑まされ、罵倒された。
パーティーから追放されたクリュッグは、王の命令により、見せしめに民衆の前で近衛兵から打ち据えられ、屈辱を味わう。
それに追い打ちをかけるように、勇者カインはクリュッグの恋人である僧侶のアンナにキスをした。
地位も栄誉も王から剥ぎ取られ、あげくに勇者から恋人までも略奪された。
これ以上の屈辱はない!
「復讐するは我にあり!」
真の仲間と思い込んでいたが、裏切ったパーティーメンバーと、貧民窟出身だというだけで屈辱を与えた王に復讐するためだけに生きるのだとクリュッグは誓った。
ここに復讐劇の幕が上がる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-12 07:00:00
149521文字
会話率:36%
ひょんな事から人型になったスライムは、仲間を殺した勇者へ復讐するために旅立つが、人間と交流するうちに仲の良い人間ができてしまう。人間への憎悪と友情の間で美女スライムは悩む。
アドバイス等を募集中です。ブックマークやポイントをいただけた
ら、はげみになります。修正版をブログに投稿しています。
第2章を10万字以上書き溜めるために1ヶ月程、更新を休止します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-26 19:00:00
130408文字
会話率:51%
剣士エルヴァンは親友で勇者マシューと恋人で僧侶のメディア、聖女シリ、魔導士クリスの五人で魔王を倒す旅をしていた。
ある日、エルヴァンは恋人のメディアと親友マシューが夜、同じ部屋で行為に及んでいるところを見てしまう。怒ったエルヴァンは二人を
問い詰めるが、逆にあることない事を言われパーティを追い出されてしまう。
失意の中、故郷に帰ると、二人が先回りし、悪評を広めたせいで故郷からも追い出されて、更に勇者パーティを裏切ったと国からも指名手配されてしまった。
この世に絶望したエルヴァンは、呪いの洞くつにある地獄の大穴という穴に身を投げた……。
この物語は、すべてを失ったエルヴァンが勇者や元恋人に嫌がらせと復讐を、国に対しては滅びを与えようとする物語です。
毎回1000から2000文字以内で書いて行こうと思っています。
30話以内に終わらせられたらなぁと思っていましたが……思い付きで書いているので、終わりそうにないです。
本編完結済みです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-16 22:52:32
56152文字
会話率:44%
片田舎の村『ドラファ』で育った道具屋の長男坊のフーワ。
ドラファ村で100年に一度開催されるビッグイベントのビンゴ大会で優勝し、“入れ替わりのスキル”を与えられる。
フーワは、ドラファ村のみんなで面倒を見ていた、ボケてしまった大賢
者ジンテと入れ替わり、その知恵と魔法の力を役立てるべく、冒険の旅に出る。
そして、勇者リクと出会い、一度はパーティに入れてもらうのだが……。
お気軽にお読みいただけますと幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-31 19:19:52
7839文字
会話率:30%
勇者として召喚され、魔王を討伐した主人公。喜びも束の間、苦楽を共にした仲間達から裏切られ絶望の果てに死亡する。
輪廻転生後、記憶を無くし再び日本人に生まれ変わり平和な日々を過ごしていた主人公だったが、ある日突然幼馴染達と共に異世界召喚され
る。
そこは、前世で召喚された世界と同じだった。
幼馴染達は勇者として。主人公は……魔王として。
蘇る記憶。
そこで更に知るは残酷な事実。
──魔王は必ず勇者に倒されるという宿命を。
──勇者は必ず仲間に裏切られ殺されるという結末を。
主人公は決意する。
こんな世界、必ず壊してやる、と。
大切な人を、殺させはしない、と。
*作者より*
シリアス気味のファンタジー作品ですが、頑張って笑い要素も取り入れていきます。
駄文で大変失礼致しますが、楽しんでいただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-29 00:08:17
1568文字
会話率:18%
グリンはかつて勇者と呼ばれていた。魔王討伐という栄光の絶頂で友と信じていた者達に、仲間と呼んだ者達に、そして肉親にまで裏切られるまでは。
彼は生涯を掛けて積み上げてきた全て――聖剣、名誉、そして魔力――を奪われ、残ったのはガタの来た三十
路の身体と、汚名のみ。
恥辱と拷問の末に処刑されようとしていた彼を救ったのは、これまで彼が戦ってきた相手である魔物達だった……
彼を助けたかつての好敵手にして魔王の娘ロレッタは、魔王を倒した君こそは新魔王として相応しいと告げる。
そして帰る場所を失った彼は決意した。それなら魔王として生きてやろうと。
そんなやさぐれおっさんの人生第二幕のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-20 13:38:44
139506文字
会話率:41%
かつて、伝説の勇者と呼ばれた者とその仲間たちは、世界を支配しようとした魔王をその者たちの秘めた力によって倒したという。ある人は喜び、またある人は叫び、またある人は泣き、世界中で毎日のように祝いの宴が開かれた。魔王軍とその手下であった魔物たち
は家族を失い、友を失い、帰るべき場所をも失い、逃げることのできなくなった者は世界中の狩人により倒され、いつしか魔物は地上から姿を消した。これは勇者に倒された魔王sideの復讐記である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-06 20:45:52
2699文字
会話率:33%
魔王の第三王子が己を暗殺しようとした犯人に復讐する物語。
王子は暗殺者の追跡を逃れるため正体を隠している、そのため人前ではチート能力は使えない。人間として使えるスキルは1つ、そのかわり単独行動では俺TUEE炸裂。
怪物を倒すパーティー戦から
、軍隊に参加し魔王軍と戦う大規模戦闘まで話しは拡大していく。
心を閉ざしていた王子だが旅の仲間とふれ合うことで心境に変化が訪れる。
友人の幼馴染みやエルフなどヒロインにフラグを立てる鈍感王子、だが恋より復讐優先。
血は流れますがグロくない描写に抑えてあります。
正式タイトルは『いつかあいつを ~ 墜ちた王子様』です。頻繁にタイトルが変更されます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-27 13:00:00
205202文字
会話率:40%
殺し屋の少年・ジェスは、ある夜仲間と共に仕事に出かけるも、幽霊の妨害にあって失敗してしまう。
仕方なく隠れ家に逃げ帰ったジェスの前に、突如殺しの邪魔をした幽霊と魔王が現れた。
幽霊はルーヴェリア国の第二王女・レリアと名乗り、ジェスと友人にな
りたいと言い出す。
ジェスは戸惑いながらも了承し、二人は友人となるのだった。
ジェスとレリアは次第に友情を深めていくものの、ルーヴェリア国内で生じた大きな動乱の中、二人は道を違えてしまう――。
第四十一回ウィングス小説大賞で三次選考まで残った作品を改題、改稿して、少年・青年向けを目指しました。
『その手に取るもの』(http://ncode.syosetu.com/n6718dq/)と『communio』(http://ncode.syosetu.com/n0262eg/) 、『碧玉寺へようこそ!』(https://ncode.syosetu.com/n2906ex/)に登場する魔王が出てきますが、世界観がリンクしているだけなので、他の作品を読まなくても支障はありません。
長い作品ですが、気長にお付き合い頂けると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-18 19:55:11
147454文字
会話率:26%
ほのぼのした学園生活には、ライトノベルのような恋愛・ラブコメも、シリアスもなかった。ハーレムを作る不良ならばいた。少年や少女の時代に、冒険も終わってしまった。無感動で怠惰な日々を過ごす。
そんな日常に飽きてしまった青年、小雲月清祥は、突
如異世界に転移してしまう。森に入ると、一人の美女に助けられた。愛も恵みも分からずに、右も左も分からない世界を、それでも生きていこう。世界の命運を背負いたくはないし、ありがたい存在でもない――それでも、この出会いを運命だと信じたい。
自己を追い求め、愛を追い求め、「特別」な存在になるために。勇者と農民、光と闇、対立の続く世界を歩んでいこう。
その剣を掲げろ。魔王でいい、仲間や友情をとってもい、ロボットを操ってSFに身を投じてもいい。成り上がり、復讐を誓ってもいい。神を信じていい。いじめに屈しないでいい。スローライフを送るだけなのか。
主人公最強、チート、現代(モダン)の境界線。
転生(新生)するのか、突き進め。
情熱と青臭さが渦巻く、世界に一つだけの青春バトルアドベンチャー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-16 03:05:06
7562文字
会話率:21%
当たり前の日常。親と喧嘩する、友と笑いあう、部活の仲間と大会に出る、かっこいい先輩の写真をこっそり撮ったり、明日の予定を立てたり、将来の夢を見る。だが、私にそんなものはない。ある日知らない世界に召喚されて、私は勇者になり、次に私は魔王になっ
た。勇者も魔王も人でない。愛する肉親も、笑いあう友人もいない。世界をころす力を手に入れた私は、世界をころす。だが、世界が滅びを迎える今もなお、私を人として扱う肉親も、友も居なかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-15 19:41:40
7977文字
会話率:21%
※以前短編で投稿した同タイトルを元にしていますが、第一章終了辺りから学園物以外の要素を色々と混ぜており、雰囲気がかなり変化しますので苦手な方はどうかご注意くださいませ。
『第一章』学園の中心で「邪魔しないでよ!」と叫ばれた少女
乙女ゲーム
によく似た世界に転生したヒロインちゃんの逆ハーレム計画を知らないうちにぶっ壊していた主人公、杉野宮子。
ヒロインの逆恨みによる復讐を、宮子は母親直伝の人生観と喧嘩術、そして仲間との絆で立ち向かい、乗り越えられるのか――。
「落ち着いて、私の話を聞いて。大丈夫だから」
人々との絆を大切にして、自身を磨き続ける少女の物語。
『第2章』騒動の中心で「絶対に!」と叫ばれた少女
平穏な学園生活の裏側で暗躍する陰、そして立ち向かう人達の間で杉野宮子は、友人達を守るためにさらなる力を求める。そうして過ごす日々の中、『何故そこまで他人を守りたいと強く思うのか』という問いかけに、宮子の脳裏にノイズがかった記憶が駆け巡る――。
「私は、何か大切なことを忘れている?」
日常と非日常の間を駆け巡る少女の物語。
『最終章』世界の中心で愛を叫んだ少女
魔王達に攫われた愛する少女のために、勇者は再び剣を振るう。
勇者の元へと駆けつけるかつての仲間達。運命に導かれて戦う人々。
そして囚われの少女は、暗いまどろみの中で答えを得る。
「世界の中心は――」
混沌とする運命の中で、遠回りをしてきた少女と少年の、愛と勇気の物語。
※以前短編で投稿した同タイトルの連載版です。
短編版とは大きく展開、雰囲気が異なり、様々な追加要素と共に世界観は変貌しています。そのため短編版の雰囲気が好きだった方、ファンタジー要素などを学園物に混ぜることを嫌う方からは批判的な意見もあり、作者としてもこの路線で進むべきか迷いましたが「頭に浮かんだ物語を書きたい! 見てもらいたい!」という思いを捨て切れませんので、このまま突き進みたいと思います。
風呂敷を広げすぎていることに心配してくださる方々のためにも、完結まで進める様に頑張りますので、どうか今後ともよろしくお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-04 15:46:59
187531文字
会話率:33%
勇者が魔王をぶっ殺してハッピーエンドちゃんちゃん
「ふざけんじゃねえ!」
魔王が居るから勇者が居る
悪者が居るから聖者が居る
悪魔が居るから天使が居る
現実だってそうさ
いじめる奴が居れば、いじめられる奴も、止める奴も、見てるだけの奴も
居る。
だから"主人公"が居れば、何が居る?
仲間じゃない、友情でもない、勝利でもない!
答えも無いけどな!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-28 02:43:31
4106文字
会話率:46%