ある日、舞は物体を透明化させる魔法陣を偶然発見する。
魔法陣をインビジブルと名付けた舞は、研究を続けながらそれを使い自身を透明化していたずらをするようになるのだが、あることを切っ掛けに欲望が膨れ上がっていく。そしてインビジブルの魔性の力
に次第に憑りつかれた舞は、遂には大きな罪を犯してしまう。
そんな舞は兄の優樹のお陰で留まることができたのだが、今度は失くしたポンチョが原因で殺人事件が起きてしまう。
これ以上妹に罪を着せるわけにはいかない優樹は、インビジブルを回収するため警察と化かし合いをしながら、親友の霧崎と共に見えない犯人を追う。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-12 18:37:44
201162文字
会話率:58%
素朴な外見の『杠』とチャラついた男『聖也』。
正反対の二人が出会い、互いの腹の奥を隠したままタヌキとキツネの化かし合いが始まる。
最終更新:2022-05-22 22:55:59
15307文字
会話率:45%
化け猫噺家、七代目 月見亭 鈴生(すずなり)師匠には、三人の弟子がいた。
一番弟子の九口(くくち)、三番弟子の細波(さざなみ)、そして今回の主役。二番弟子、鈴也の実娘・七星(ななほし)である。
川向こうの劇場主・虎次郎(こじろう)との縁談を
勝手に決めた父に反発した七星。
一流になりたい噺家になりたい七星を救うため、弟子たちはここに団結した。
「師匠が我らの【合作】の新作落語を『おもしろい』とおっしゃったら、嫁入りと破門は無し。いいでござんすね? 」
「ふん。いいだろう! やってみろイ! 」
『狐七化け 狸八化け』と申します。
日本古来より、『化かし』の二大巨頭といえばという諺(ことわざ)でございますが、昔ばなしにおきましては、イタチやかわうそ、そして猫なども『化ける』といいました。
大陸のほうまで手を広げますと、熊も、鹿も、虎も、獅子も、のみならず道端(みちばた)の草花や小石までもが、じつに節操なしに妖力をもって人間社会に紛れ込み、ときにいたずらを、ときに人と恋に落ち、ときに化かして食うという昔ばなしが多数ございまして、これは動物も植物も進化論が唱えられるずうっと以前から、生命(いのち)あるものには心あるとして受け入れられてきたということなのでしょう。
さて。
今日(こんにち)お話いたしますのは『猫』についてでございます。
九つの命を持つとも、年を経て知恵を得ると、尻尾が二又に裂けるとも。
犬と比べますと、猫という生き物は、賢(さか)しいイメージが付きまとうようです。
気まぐれな性質(たち)や、高いところから人を見下ろしているようすからして、連想されたものでございましょう。
比較される犬が、主への忠誠心を主だった魅力として上げられることを考えますと、あえて猫を選ぶ人間は、気位が高いその様子を愛しているわけであります。
しかし彼らは、けっして薄情者というわけではございません。
これは一匹の猫が、未来を掴むするまでのお噺でございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-22 23:06:45
7552文字
会話率:47%
文字を書くとそれが本当の事になってしまう能力を持った女子高生史香(ふみか)。その能力は先祖が犯した罪を償う「お勤め」に必要な力だと、お勤め見張り役の狸に言われる。「お勤め」が終われば能力が消えると聞いて、史香はお勤めに励むことになった。その
「お勤め」は、妖しの一生が記された書の大量な写本だった。お勤めをこなす中、史香はとある書に記されたモフモフの妖しに同情し、悲惨な顛末を変えようとするが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-23 16:44:12
91137文字
会話率:36%
むかしむかしあるところに……
最終更新:2021-11-22 20:27:36
2345文字
会話率:26%
一七歳の神さま、蟲生津(むしょうづ)鳴神(なるかみ)には、弟がいる。頭脳明晰・眉目秀麗__誰から見ても優秀で聡明な弟・教楽来百合(きょうらぎゆり)が、主席合格した中学を辞める、と突如家に帰ってきた。
どうやら彼にも、人並みのやんごとなき事情
があるようで__。
神様と化物と怪異と__魑魅魍魎たちのそれぞれの夏が始まる。
馬鹿しあって、化かしあう青春__。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-29 21:55:56
633文字
会話率:0%
ここで会ったが百年目。
最終更新:2021-04-25 00:00:00
733文字
会話率:100%
ライフプラン相談に予約していたタナカ。このまま何もしないでいると、二ヶ月後にお金持ちになると言われるのだがーー。いったいどういうことなのだろうか。
最終更新:2021-03-18 07:00:00
2989文字
会話率:82%
むかしむかし、あるところに、人を化かして金目のものを奪い取る泥棒きつねがいました。
「やいやい、ここはおいらの縄張りぞ」
「たぬきどん、ここはひとつ、わしら得意の化けくらべで勝負をつけよう」
最終更新:2021-02-03 00:00:00
3567文字
会話率:63%
妖怪の総大将の娘に生まれた娘が起こす。妖怪の化かしあい
父親は生まれてすぐの赤子を見るだけで、抱くことがなかった。
江戸時代後期を元にして考えていますが、歴史は得意ではないので、歴史についてそこまで触れないと思います。妖怪の物語です。
最終更新:2021-01-28 12:04:04
271文字
会話率:13%
キツネとタヌキ、とある夫婦の化かし合い。
キーワード:
最終更新:2021-01-21 12:26:11
492文字
会話率:85%
人の子を化かしたつもりの化けタヌキと、タヌキを化かしている人の子の御話。
たぶん最期は両方とも笑ってる。
最終更新:2021-01-10 13:38:32
1729文字
会話率:0%
客席をはさむように、客席奥から、たぬきときつねがやってくる。互いに「へそまがり!」とか「あまのじゃく!」とか「すっとこどっこい!」とか「いしあたま!」とか「わからずや!」とかののしりあいながら舞台へ。
最終更新:2020-12-27 08:01:04
13746文字
会話率:3%
私は妻子のある男性と不倫をしている。いわゆるw不倫で、私は夫を裏切り続けている。
ジャンルがよく分かりません。女主人公。
最終更新:2020-12-03 18:21:05
8282文字
会話率:34%
男の『こ』狐の化かし『あい』
最終更新:2020-11-25 19:34:34
6120文字
会話率:70%
たぬきが異世界に転移する話。助けてくれた姫様を得意の化かしで助けちゃう!
途中までです。
最終更新:2020-11-23 05:55:14
1576文字
会話率:31%
どこからともなく笑い声が聞こえてくる。さては今宵も誰ぞが化かされたか。
化かしたのは山の怪異である“天狗”を名乗る、水目桜月鳥(ミズメノサクラツキトリ)なる翼を持った不思議な物ノ怪。
しかしミズメは、出羽国が月山を根城に、悪徳役人を騙
してその富を貧者に分けたり、暴れて手が付けられない物ノ怪を退治する自称正義の物ノ怪である。
ある満月の晩、ミズメがいつものように愉しく辻捕り男を化かしていると、雇われ巫女が物ノ怪退治と称して立ちはだかった。
彼女はお人好しで方向音痴の巫女、その名は乙鳥(オトリ)という。
ふたりの出逢いが日ノ本を巻き込む大難事へと発展してゆく……。
狐狸に蛇に穴熊。神に物ノ怪、悪鬼悪霊、坊主に仙人。武士に狩人、貴人に変態、陰陽師。これらを相手取り、天狗と巫女が大暴れ。
歌詠み袖交う、みやびやかなる都人の時代を舞台にした平安幻想活劇。
あなたもきっと、天狗に化かされるに違いない。
※毎日16時(17時から変更しました)に1話づつ更新。全129話。
当作品は拙作、https://ncode.syosetu.com/n2216fs/と同一世界で別の時代のお話です。
ストーリーは独立していますが、読んでいると見えかたがちょっと変わってきます。宜しければ是非。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-06 16:00:00
873813文字
会話率:47%
キツネに化かされる。
それは多くの人にとって歓迎されず、いくつもの対処法が伝わるほどの、奇怪な現象。
けれど、ときには方向性の違う、化かし方もあるのかも……
最終更新:2020-10-23 21:00:00
3374文字
会話率:0%
妖怪達が集う妖(あやかし)神社。
夜も更け、そこにはケモノ妖怪--化け狐のコン、化け猫のタマ、化け狸のポコが集まっていた。
そこへ現れたのは人間の少年。三人は誰が一番うまく少年を騙せるかと、化かし合いを始めるのだった。
『北風と太陽』風の
日常系小説です。妖怪少年・妖怪少女達の日常をお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-16 19:32:12
9973文字
会話率:53%
駅の形を模して漂う、蜃気楼のような場所がある。
人を化かして運び去る貉駅という。
貉駅を追って行脚する私は、そこで老人と青年の2人組に出会い、言葉を交わす。
最終更新:2020-07-30 01:35:30
1704文字
会話率:29%