あらすじ
高校生の主人公・浅梨ましろは、いつも一緒だった親友・福圓陽菜が突然、SNSや現実の世界から姿を消してしまったことに心を痛めていた。調べていくうちに、陽菜はVRオンラインゲーム「オピニオデム」に深く依存していることがわかる。
まし
ろにとっては現実よりも楽しいそのゲームの正体は人々の感情や記憶を映し出す魔性のデジタル世界。
ましろは自分の凍った記憶と感情を溶かし、現実と向き合う勇気を取り戻せるのか?
閉ざされた陽菜の心を溶かし、現実の世界に連れ戻すことができるのか
ネオページでも連載中
https://www.neopage.com/book/33209028011186400折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 18:00:00
9112文字
会話率:22%
こよみです!あらすじいっくよー!
ひきこもりのお兄ちゃんは、お母さんの手伝いで家事をしながら暮らす日々。
料理はすごく上手いしいつでも嫁に出せそうなくらい。お兄ちゃんだけど。
お兄ちゃんを嫁になんてだせるかー! と思った私は、ヴァーチャルラ
イバーになることを提案してみた。
ほとんど声変わりしていないお兄ちゃん声は可愛いし、男の娘キャラで絶対に人気が出る。
可愛い外見と声が原因でいじめられて引きこもったお兄ちゃんには酷かもだけどそれを克服するためにもいいんじゃないかな?って。
もちろん全力でサポートするよ!
勇気を出して一歩を踏み出す…そんなちのお兄ちゃんの話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 17:00:00
51232文字
会話率:49%
人生最大の挫折と絶望の中、書道を封印した男がいた。太幽(だいゆう)――。彼を救ったのは、子どもの小さな言葉だった。
再び歩み始めた人生で、彼は奇妙なオーディション広告を目にする。
「どうせ詐欺だ」と半信半疑で足を踏み入れたその先で、太
幽は想像もしなかった歌手としての道を歩み始める。
疑心暗鬼の船出。しかし、その航海の途上で、彼は運命の相棒、アレンビーと出会う。
無償の情熱で太幽を支え続けたアレンビー。二人の間に芽生えた強固な「絆」は、やがて「AREN.D」という一つのユニットとして結実する。
「誰もが自分の人生の主人公である」――この普遍的なメッセージを胸に、彼らは過去の闇を光に変え、出会いの尊さを歌い、困難に立ち向かう人々に勇気を届ける。
これは、一人の男が疑いと葛藤の果てに見つけた、新たな「絆」の真実の物語。あなたもきっと、この物語の中に、自身の「主人公」を見つけるだろう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 23:39:11
6251文字
会話率:2%
かつて歌姫として国中にその名を知られたオフィーリア。しかし、ある出来事をきっかけに声を失い、幽閉された日々を送っていた。
そんな彼女に突如として舞い込んだ縁談――隣国の侯爵テオバルトへの嫁入り。
絶望を抱えたまま彼のもとへ向かうオフィーリア
は、次第に彼が向ける繊細な優しさと深い愛情に触れ、自らを変える勇気を見出していく。
「あなたがどんな過去を背負っていようと、どれだけ傷付いていようと、私は今ここにいるあなたが愛しい」
テオバルトの言葉が、オフィーリアの心に灯す一筋の光。
『彼に相応しい人間になりたい』と願う一方で、彼女の心の奥底には『自分は愛されるべき存在ではない』という葛藤が消えない。
ありのままの自分を受け入れられた時、オフィーリアは初めて真の幸せを知る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 21:34:21
326955文字
会話率:29%
高校入学の日、地味な男子・神原清透(かんばら きよとお)は、自分の身体の一部が“透明”になっていることに気づく。
最初は冗談か夢かと戸惑うが、意識すれば手や持ち物、時には服まで消せる不思議なスキルが本物だと分かる。
しかしこの力、ズルや悪
用をしようとすると必ず“強制解除”や“バレそうな事故”が起こるという厄介なペナルティ付き。
清透は、ごく普通の毎日を過ごしながら、家族や友達、気になる女子・美咲との青春の中で、透明スキルが暴発しないように必死でごまかし続けることになる。
たまにピンチを救ったり、少し勇気を出して人助けをしたり――けれど“秘密”はなかなか言い出せず、毎日がスリルとドキドキの連続。
透明化の力は便利で地味で、でも誰にも話せない「自分だけの特別」。
いつか“誰か”に秘密を打ち明けられる日が来るのか、それとも――。
「バレそうでバレない」透明人間高校生の、等身大で不器用な青春ラブ(?)コメディ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 22:14:52
57269文字
会話率:18%
腐敗した王国を倒し、民を救った英雄ユリア。
彼女の剣は人々に勇気を、祈りを取り戻した。
だがユリアが去り、その剣が粉雪のように崩れ落ちたあと――
世界はなおも、天と冥の狭間で蠢いていた。
小国セルヴィアの青年アベルは、祖父母を奪われた
その日、
復讐の獄炎を手にした。
だがユリアの遺した想いと、不器用な師ユダルの教えにより、
剣を振る理由を「守るため」に変えていく。
その炎はやがて天界と地獄、六つの大陸を巻き込む大戦へと繋がり、
アベル自身も知らぬうちに、選ばれし英雄の道を歩み始める。
これは――
英雄ユリアの物語のその先、
天と冥に挑む、新たなる英雄譚。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 19:00:00
6821文字
会話率:34%
誰も知らない森の中、1体誰かが泣いていた。
凍えるような小さな声で、寂しく寂しく泣いていた。
暗い暗い森の中、小さな怪物泣いていた。
ある時 人の声がした。「迷ったのかな?」気になった。
だけど小さな怪物は 小さなトラウマ抱えつつ、
中々声
がかけられない。 そんな自分を憎みだす。
勇気を出して 喋りかける折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-14 16:09:16
1724文字
会話率:70%
ある世界では、人間は「純人」「毛人」「赤毛人」に分類され、尾や耳の大きさによって異なる特性を持つ。そんな中、耳が聞こえない「赤毛人」の少女・小椋麻優子と、口のきけない「純人」の少女・新座秀子は、互いの障害を補い合いながら深い友情を育む。やが
てその絆は恋愛感情へと変わり、秀子は勇気を出して麻優子に想いを綴った手紙を送り、麻優子もまたその想いに応える。しかし、社会や家族、そして血のつながりという現実が、二人の関係に重くのしかかる。彼女たちは互いを深く愛しながらも、「家の中の自由」と「外の世界で生きるための選択」の間で揺れ動く。音楽という共通の夢を追いながら、受験や進学を通して、それぞれが自立と愛のかたちを模索していく物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-12 22:27:17
213667文字
会話率:1%
中原優人は高校の入学式を終えた後、校内で事故死した。が、それはあの世の手違いで、まだ死ぬ運命ではなかった。一連の話を夢だと思った優人は生き返りの手続きをする女性に閻魔様とは知らずにセクハラしてしまったため「知らない男性から欲情される」と「
敬語で話さなければとんでもない大声になる」罰をうけ、現世に戻される。その二つの罰のせいで、クラスメートの女子早川旭に恋人のふりをすることを約束させられてしまうが、その背景には予想もしなかった重い過去があった。
すでに起こってしまった悲劇はどうしようもない。しかし、人には過去を変える力はないが未来を変える力はある。
自分だけでは乗り越えられない悲しみも、誰かが手を貸してくれれば乗り越えられるかも知れない。
手を差し伸べられたときに、その手を握る勇気を持とう。明るい明日を迎えるために。
他の投稿サイトにも投稿しております作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-12 19:30:00
141436文字
会話率:40%
園川大地(そのかわだいち)、高校一年生。彼は同じクラスの小出千佳(こいでちか)に片想いをしていた。
そんな彼女と約一ヶ月後後に控えるクリスマスを一緒に過ごしたい、その一心で小出さんと仲良くなることを決心する。だから、まずは気軽に話し合える
仲になること。それを目標として頑張ることにした。
しかし、小出さんはとっても恥ずかしがり屋。いつもおどおど、わたわた、あたふた。いわゆる『コミュ症』な女の子。学校でもいつも一人ぼっち。
仲良くなるのにはかなり時間かかりそうだなと彼は思った。そんな彼女を振り向かせるため、園川大地はまず彼女の趣味である本の話を取っ掛かりにしようと話しかけることに。
すると、どうだろう。初めて話しかけた時はビックリされてしまったけど、でも、本のことになると小出さんは人が変わったようになる。目を輝かせる。好きなことになるといつでも一直線になる。
少しずつではあるものの、園川大地は小出さんとの距離を一歩一歩縮めてていくことになる。本、つまりは小説、漫画、アニメの話題を中心として。お互いが小説を書き合い、読み合う約束もすることもできた。同人誌に興味を持った園川大地と一緒に秋葉原に行くこともあった。
それらは全て、『本』が関わっていた。『本』が二人を繋いでくれた。そして、小出さんのコミュ症なところも変化していった。元々、小出さんの胸の中には溢れていたからに他ならない。『情熱』という名の感情が。
果たして、園川大地は勇気を出して小出さんをクリスマスデート誘い、一緒にクリスマスを過ごせるようになるのだろろうか。
これは二人を『本』が繋ぐ、純粋で、熱くて、ほっこりする、そんな恋物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-10 13:38:47
49197文字
会話率:40%
部屋の中にGがでた。私がゆで卵を作っている真っ只中。ふと玄関を見るとドアの隙間から這い寄る混沌、黒く名状しがたい、いやしたくもない奴が、こっそり顔をのぞかせてきた、と思ったらすぐに急発進。まて、そこには私が普段使っている靴がある。ゆで卵な
んかほっぽり出してすぐ近くにあったアースジェットを取りに駆け出した。すぐに振り返る。奴はまだ移動していない。今しかない!私は右手に伝説のアースジェットを持ち、そろりそろりと近づき、発射した。奴は苦しんでいるようだ。苦しいからか外に出たがるようにドアに向かって走り続けている。噴射し続けながら左手でドアをそっと開けると、ようやく外に出て行ってくれた。ようやく一安心だ。
周りを見ると、白い煙が充満している。どうやら噴射しすぎたようだ。ガスの警報が鳴らないといいな。
奴を打ち倒してからも私の中の警戒心は下がらなかった。そいつはドアを挟んですぐそこにいるかもしれない。しかも奴はドアの隙間から入ってきたんだ。想像をする。暗い部屋、寝ぼけて目で部屋の隅を見ると何やら黒いものが。いやだ、そんなのいやだ。私は今日は徹夜をしてドアを見張ることにする。スマートフォンを見ながらドアを5分おきぐらいに確認する。この緊張感はなかなか来るものがある。そうして1時間が過ぎた頃、私は勇気を出してドアを開けてみることにした。外はすっかり暗く奴が紛れるにはいい暗さだ。しかしそんなことを気にしていてもしょうが無い。左手には明かり用のスマートフォン、右手にはアースジェットの布陣でドアを開ける。いざ尋常に。私は、特殊部隊員さながらの素早さでドアの周辺のチェックを行った。奴はいなかった、私はようやく一安心できた。
私はドアの周辺にとりあえずアースジェットを吹きかけておいて、奴が嫌いな匂いだというレモンの汁もかけておいた。大量に。奴は暗い場所が好きらしいので、家中の電気をつけて寝ることにした。明日も朝早い。寝なくては。私は2時間ごとぐらいに不安で目を覚ましたが眠ることができた。ここ数ヶ月Gを見ていなかったから、この周辺には存在しないものかと思っていたが不用心だった。明日は絶対にG対策のグッズを買いに行こう。
1匹見つけたら30匹いると思え。奴はそう言われているから、この夏の私と奴との攻防はまだ続くだろう。次からは家の中に一歩も踏み入れさせずに、家に結界を張っておこう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-08 18:28:06
291文字
会話率:0%
英雄から一転、追放者となったレオン。孤独と絶望の中、迷宮都市で出会った仲間たちと“心の迷宮”に挑む!裏切り、涙、葛藤、そして自分の「弱さ」と真正面から向き合った先に、本当の勇気が生まれる。異世界で再び歩き出す、新たな英雄譚――。
最終更新:2025-07-06 14:34:36
6651文字
会話率:27%
あなたは死にたいと思ったことはありますか。
あなたの周りに死にたい人はいますか。
今辛い人の気持ちを分かった気になっていませんか。
毎日が辛い人の幸せは、必ずしも生きることではないかもしれません。
ですが死を強制してはいけません。
傷つけて
しまったら、取り返しがつかないこともあります。
あなた自身が死にたいと思うなら、一度でも周りを見てみましょう。
気づいていないだけで、助けてくれる人がいるかもしれません。
周りに死にたい人がいるなら、勇気を持って話しかけてみましょう。
あなたの言葉や行動が、その人を助けるきっかけになるかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-06 13:01:46
3685文字
会話率:40%
ある竜神族に拾われて育てられた少年は、世界を旅することを夢見る。勇気をだして旅にでる少年だが、様々な旅で仲間と出会い、ギルドを作ることになる。
最終更新:2025-07-06 11:38:04
4047文字
会話率:59%
物語の舞台は「アヴィア」という大陸です。アヴィアは美しい空と広大な大地が広がり、鳥人間たちが自由に飛び回ることができる理想的な環境です。鳥人間たちは人間の知性と鳥の特性を併せ持ち、羽ばたくことで自在に空中を舞い、地上を歩くこともできます。
物語の主人公は「エイラ」という若い鳥人間です。彼女は知識欲と冒険心に満ちており、アヴィアの歴史や文化に興味を持っています。エイラは自らの種族の起源についても疑問を抱き、その謎を解き明かすために旅に出ることを決意します。
彼女の旅の途中で、エイラは他の鳥人間との出会いや異なる地域の探索を通じて、アヴィアの多様な文化や社会構造を知ります。彼女は各地の鳥人間の集落を訪れ、その中で起こるさまざまな事件や謎を解決するために奮闘します。
エイラは知識と技能を駆使しながら、アヴィアの歴史の断片をつなぎ合わせていきます。彼女は古代の遺跡や伝説的な場所に足を踏み入れ、鳥人間たちの起源や進化の秘密に迫ります。その過程で、彼女はさまざまな試練や敵対勢力との対決を経験しながら成長していきます。
エイラの旅は次第に大きな陰謀や秘密に巻き込まれていきます。彼女は鳥人間たちの世界のバランスを保つために立ち上がり、自らの力と勇気を駆使して敵と闘い、アヴィアの未来を守るために奮闘します。
この物語は、鳥人間たちの進化と成長、異なる文化間の交流と対立、そして自らの起源と向き合うエイラの冒険を描いています。彼女の旅はアヴィア全体の運命を左右し、鳥人間たちの世界に新たな秩序と希望をもたらすのでした。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-07-05 12:14:37
21790文字
会話率:32%
子爵令嬢アデルとビョルン王子は幼馴染で、アデルは幼い頃にビョルンを助け身体に火傷を負っている。でも彼はその時に訪れていた隣国の姫が自分を助けたと思い込んでる。アデルはビョルンを好きだが醜い火傷跡が残ってるため気後れして伝えられない。やがて月
日が経ち、隣国の姫が留学してきて再会する。ビョルンは助けてくれた姫に改めて惹かれ婚約する。彼を愛してるアデルは私が助けたのよと言いたいが言えないジレンマと、愛してもらえない悲しみとで苦しむ。魔女を探し出して、美しい声と引き換えに火傷を直してもらう。火傷が消えた彼女は勇気をだして、しゃがれてしまった声で彼に伝えようとする。彼からは遠回しに拒否られ、しかも美しい声に癒されていたよと言われてしまう。絶望の中、ビョルンと隣国の姫クリスタの婚姻式が始まる。再び魔女の元に行ったアデルは美しい声を戻して欲しいと頼み、魔女に恋が成就しなければ死ぬという薬をもらう。成就しないと分かりながら薬を飲んだ彼女は、婚姻式の夜、美しい歌声をビョルンに聴かせる。拍手喝采の中、アデルは彼が幸せならばと満足し、翌朝、誰にも気付かれずに消える。哀れに思った魔女はアデルを魚に変える。魚になってもビョルンに近付こうとするアデルだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-05 11:54:15
2213文字
会話率:11%
全てに絶望していた。
そう、あの日までは……ーーー
いじめに遭い、自分の人生を嘆いていた主人公はある時とあるゲームを見つけた。その日から彼はゲームの主人公である勇者に憧れ、ツラい学校生活にも耐える勇気を貰った。
しかし、いじめっ子
のせいで電車に跳ねられそうになった彼は目が覚めると大好きなゲームのラスボスである魔王に転生していた。
推しとは戦えない。どうにか人間と魔族が共存する方法はないのか!?
勇者と魔王の関係はどうなるのか!?
2021年3月に投稿した同タイトルの性描写をカットした全年齢版です。
多少の修正はしていますが、内容は同じものです。R18版が読みたい方はムーンライトノベルズの方へ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 16:15:59
151778文字
会話率:43%
カミラは異国出身の祖父母に似て、目鼻立ちのはっきりとした濃い顔の美人。
しかしその容姿のせいで、キツイ性格で奔放な悪女という一方的なレッテルを張られ、通っている王立学院では『女の敵』『魔性の女』と噂されていた。
誤解を解こうとしても、逆に『
脅された』『睨まれた』と言われてしまい、卒業まで我慢するしかないと耐えていたある日。隣国に留学していた侯爵令嬢マグダレーネが帰国。取り巻き令嬢を引き連れてカミラに言った。
「わたくしの婚約者を返してください」
誰のことなのかわからないが、どうせなにを言っても信じてもらえるわけがない。
そう思っていたカミラだが、マグダレーネは「貴女の考えが聞きたいのです」と、話を聞く姿勢を見せてくれた。マグダレーネはカミラの祖父を知っていて、孫娘の話を聞かされていたらしい。
この方なら信じてくださるかもしれない。
勇気を振りしぼり、カミラは自身の気持ちを言葉にする。
そのうち、マグダレーネの婚約者とやらが現れて、騒動の真相が明らかになっていく。
謂れのない悪意に晒されて萎縮していたヒロインが、偏見にまみれた学院生活から脱出するおはなし。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 20:11:21
13960文字
会話率:39%
同じ会社に勤めていながら、顔を合わせることもなかったふたりの女性――
事務部でひっそりと働く白川若葉と、社内でも名を知られる凛とした上司・黒川若菜。
日常の交差点では交わることのなかったふたりが、ある日偶然に目を合わせる。
けれどその時、ふ
たりはまだ知らなかった。
自分たちが、もうすでに“別の名前”で出会っていたことを――。
ネットの中で「茅ヶ崎渚」として活動する若葉は、小説投稿サイトで憧れの作家「結衣と姉 希望の王」に出会う。
彼女の書く物語に心を揺さぶられ、勇気を出して送った一通のダイレクトメッセージ。
それがきっかけで始まった、名前も顔も知らない“渚”と“ベルおねーちゃん”の文通のような関係。
現実の世界では、少しずつ距離を縮めていく若菜と若葉。
仕事の合間に交わす短い会話、何気ないランチのひととき。
そしてネットの世界では、小説という架空の場所を通して、深く強く繋がっていく“渚”と“ベルおねーちゃん”。
同じ人だと気づいてしまった若菜は、その事実を伝えるべきか悩みながらも、ふたつの世界で育まれる友情と信頼に、静かに心を揺らしていく。
この想いを、どの言葉で伝えればいいのか――
現実の自分と、小説の中の自分。
本当の「わたし」はどこにいるのか。
誰かと心を通わせることのあたたかさと、ほんの少しの切なさを抱えながら、若菜は最後の一歩を踏み出そうとしていた。
これは、ふたりの女性が“物語の中”と“日常の中”で静かに出会い、
少しずつ、確かに、お互いを大切に想い始めていく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 11:46:25
13527文字
会話率:33%
ここは、どこでもない場所にある、静かな相談所。
かつて大国で“呪術士”として恐れられた魔導士ミルカは、
ある喪失をきっかけに人の声を聞くことを選んだ。
扉を叩くのは——
過去を引きずる元勇者、国を裏切った男、
家族に背を向けた令嬢、そし
て戦場を去った騎士。
ミルカは言う。
「正しさではなく、あなたの真実に寄り添いましょう」
傾聴から始まる対話。
誰もが抱える“選べなかった過去”を癒し、
再び進む勇気を手にするための物語。
——これは、迷える者たちと、ひとりの魔導士が紡ぐ再出発の記録。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 00:00:00
25515文字
会話率:40%