とあるおっさんがいた。
そのおっさんは古着生活30年、古着だからと言って粗末にはしない。
使えるものは大事にする。
毎年、両親が好きであった苺大福をお供え物として持参し墓参りへ行く最中、突如の地震に見舞われ、意識を失う。
目覚めて見ると、突っ込みどころ満載の女神に出会い、あたかもワザとらしい営業スマイルをしてくるのに対し、不快な思いをしながらも、話が進んで見れば、異世界で争いを無くす事を余儀なく使命にされてしまう主人公。
女神の恩恵を授かり、スキルを選ばされ、時間がないとロクな説明もなく、送られるは・・・とある異世界の密林の中。
数多くの生命が溢れる世界で、あらゆる種族の争いを無くすことは出来るのだろうか?
おっさんの選択したスキルが功を成すかどうか、
魔物と人間、魔人族と天使、魚介類と海藻類?
・・・渉(おっさん)と異世界・・・
・・・新たな生活が今、始まる・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-11 08:58:40
189408文字
会話率:33%
お願いします。神様。
お供え物もしますし、土下座もします。
どうか僕を、十五年間過ごしていた世界に帰してください。
僕にはこんな殺伐として非現実な世界で暮らしてた記憶はないです。
父は普通の会社員で、間違っても得物を持って狩りになんて誘
わない人でした。
母は優しい人で、生物の首を鷲掴みする様な人ではなかったはずです。それに片手で1mもある鳥を持ち、尚且つ笑顔で解体を手伝わせようとする人ではなかったはずなんです。
一般的な小学生と変わらない弟と妹は、ナイフなど使ったことなかったはずですし、にこにこ顔で緑色をした謎な生き物の耳を差し出してくる子達ではなかったはずなんです。
それに僕のいた世界は、空想の産物とされていた生き物が跋扈する世界ではなかったです。
ゲームみたいにステータスがある世界でもなかったです。
どうか、僕を本当のお家に帰して頂けませんか?
.......。
あっ、無理ですか。
そうですか......。
ーーー
確実なる亀更新です....m(_ _)m
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-06 22:20:13
5294文字
会話率:4%
ある森の中に、小さな村がありました。
その村では、狼が神の使いとして崇められていました。
そして、1年に一度、森の奥にある神殿にお供え物をして、村人が猛獣に襲われないように祈るのです。
昔は、村で一番美しい娘を神殿に生贄として供えていました
。
ですが、年月とともに信仰心は衰えていき……
お供え物が籠に入ったりんご五つになってしまいました。
それも、五年に一回、傷みかけのリンゴを。
これは、そんな村にいる幸せだった少女の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-13 01:15:21
4166文字
会話率:26%
毎年お参りにいく山奥の小さなお社。そこでいつもの様に掃除やお供え物をしていると、天気雨「狐の嫁入り」にあった羽月。視界の中の鳥居に黒い何かが見えたとき、手を引かれて異世界に連れ去られてしまった。
まるで時代劇のような町並み、空を浮かぶ島
、空を流れる川、遠くに見える山々に等間隔で立ち並ぶ巨大な柱。羽月が今まで住んでいた世界とは全く違う世界……元の世界へ帰るには七日後に開く門を通る必要がった。
何故この世界に連れて来られたのか、何故何も関係のない自分を葉月と紅葉と名乗った狐は気遣ってくるのか。心を殺し、他人を遠ざけることで安寧を保っていた羽月は流されるままになっていた。
何も理由もなくこの世界に連れて来られる訳もなく、ほんの少しの、羽月が求めてやまなかった幸せを感じた時、狂った神――マガツガミと羽月が心の中に押し込めていた力が触れあった。
些細なきっかけだった、ただ触れられただけ、ただ視界に納めただけ。なのにマガツガミに力を揺すられ、不安定になっていた羽月は自分を抑えられず自らつかみかけた幸せを殺してしまった。
嘘ばかりで固められ、他人のことばかり考えて自分をないがしろにする愚か者達が残った里で、羽月は自分の出生と運命に翻弄されながら、いじきたなく足掻きながらも心から欲しい物を掴もうとする。
それが神々の手の上で弄ばれ、操られていると知らずとも。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-17 14:19:54
129138文字
会話率:43%
明宮学院の裏には、誰も寄り付かなくなった廃神社がある。
廃神社には神様がいて、神様が気に入るお供え物を持っていくと願いを叶えてくれる。そんな噂の真偽を確かめるべく、天官琴乃はお供え物(※自家製油揚げ)を持って廃神社へとやって来た。
「神様。
どうかお降り下さい」
そうして突然出てきたのは、頭に狐の耳を生やした、謎の少年ーーが、宙に浮いていた。
その少年が実は神様で、まぁ成人誌が好きだったり綺麗なお姉さんが好きだったりと神様らしからぬ変態でして。
ちょびっと変態なケモ耳美少年の神様と、肩幅が広いのが悩みな女の子が謎だったり事件だったりを解決していく、謎解き日常ラブコメディー!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-19 16:28:44
43280文字
会話率:39%
ダンジョン冒険者になりたかった少年、ルイス。
不幸にも、そんな彼に神から与えられた加護は冒険の役に立たない低級なものだった。
落胆した彼だったが、実は彼は正体不明のスキルを一つ持っていた。
なんとそれは、神に加護を強化してもらうための「お
供え物」を生産できるスキルだった。
神にお供え物をするごとに強敵が雑魚に。
その快感を覚えたルイスは、しょっちゅう神にお供えをし……最高級加護の持ち主たちが腰を抜かすほど最強になっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-21 17:16:37
10517文字
会話率:9%
これは親に捨てられ、孤児院も潰され、あえなくスラムに身を堕とした少女の物語。
ある日目覚めるとケット・シーになっていた。
人間社会に絶望していた彼女は生まれ変わるべく、魔物として生きて行く事を決意する。
街から出て、近くの森に身を隠すが、
他の魔物に襲われ、安全すら確保出来ない状況。
周囲の魔物を駆逐し、強くなるべく力を求めた。
ある日突如として下位竜が街に襲い掛かる!
「アレを倒せばもっと強くなれるかもしれない」
打算のみで竜を倒し、森へ帰ろうとするが街の領主の息子、かつて自分の居た孤児院を潰した男が話し掛けてくる。
彼を心の底から嫌悪した彼女は出来る限り森へ引き篭った。
数日後、街の住人達が守り神だ、と御供え物や願いを言ってくる。
願いを叶える力なんてある訳が無く、御供え物にも手をつけずにひたすら家に引き籠る。
暫くすると、御供え物に惹かれて他の森からやって来たゴブリン達が、更なる食料を求めるべく街へ襲撃を開始する。
「1度助けたから」とゴブリンを撃退するが、魔力切れでちゃっかり街の中へ担ぎ込まれた。
面倒なので冒険者となるべくギルドへ向かい、様々な依頼を解決し、思考の甘味を買い漁る。
ある日「冒険者のケット・シー」の噂を聞きつけた何処ぞの馬鹿領主が押し掛けて来るが撃退。
何だかんだで王宮に呼び出され、事のあらましを説明すると無事釈放…とはならず、グダグダと小間使いをさせられるハメに。
それでも何度かの小間使いを終わらせ、面倒になった彼女は大陸の7割を覆うイラリア大森林に引き篭る。
その中で彼女は友蛇を、仇敵(狼)を得、更なる力を手に入れるべく奮闘する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-25 23:53:11
2855文字
会話率:18%
おばさんが住んでいるとある地域には、「欠けまんじゅう」のお供え物をする慣習がある。
完全な形ではなく、少し中身を割った形のまんじゅうを、お墓のお供えなどに使っているらしいんだ。
その理由となった、言い伝えとは……。
最終更新:2019-05-18 22:00:00
3917文字
会話率:4%
日が長い日、短い日。それはいつも太陽を動かしている神様の代わりに、年若い小さい神様が、動かし方を練習しているために存在すると、その地域では考えられていた。
さぞお疲れのことでしょう。
一日の終わり。彼らが帰る島へ、お供え物をする決まりがあ
った……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-15 21:37:10
3687文字
会話率:2%
ある日の朝。家の軒先で、何かが落ちた音がした。
外に出てみると、蛇が這いずったかのように、道路に黒い帯ができている。
「恩赦がおりる」。
それを見た祖母が、つぶやいた。
その日の学校の帰り道。
彼はクラスメートによるいじめの現場を目撃する
。
どうもお供え物の菓子を、食べさせようというのだが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-28 13:34:40
3974文字
会話率:4%
『江戸時代半ば、山奥でひっそりと暮らしている主人公、神道悠平はいつものように裏山の洞窟にある御神体にお供え物を届けに行くが、先日家の物置から見つけた金属片と、これまた偶然見つけた御神体の裏にある、金属片ぴったりの穴。悠平は好奇心のままに金属
片を差し込むが、洞窟は塞がれるは、地震が起きるは、朝が夜になるやで悠平は混乱していく。そんな中で目の前にはどこか見覚えのある巨大な金属の像。』初めての投稿ですが少し目を通していただけると嬉しいです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-05 19:11:00
3411文字
会話率:47%
出かける支度をしていたら、部屋にある鏡からおっさんの腕が伸びていた。それに引っ張られて、気がつけば薄暗い路地裏にいたのです。 何を言っているのかわからないと思う。大丈夫、私が一番わからない。わかりたくない。 それでも、いつまでも惚けてはいら
れないのだ。 どうやらここは異世界らしい。ならばこれは異世界トリップ。……よし、チートだ、チートを……ないの?そんな私は空腹からお供え物に手を出し、お金を稼ぐために仕事探しの旅に出たのでしたとさ。 ※間違えて短編として投稿してしまった同名小説の連載版です。お気に入り等してくださる方はこちらにお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-29 19:55:01
301722文字
会話率:45%
流行病によって相次いで夫と幼子を亡くした千代。
その二年後、三回忌の折に寺の住職に、その寺の山門脇にある石に花や菓子などの供え物があるのを不思議に思っていた千代はそのことを尋ねる。
住職は、子供を亡くした檀家のご婦人がその石に供え物をしたこ
とから、他の檀家も供え物をするようになったと言う。その石は見ようによっては母が子を負ぶさるようにみえることから、『母子石(ははこいし)』と呼ばれるようになり、いつしか、子のない婦人らが子授け祈願に訪れたり、妊婦が安産を祈願したりするようになった、と言う。
その翌(あく)る日、千代は母子石を確かめに寺を訪れる。丁度、その時、出かけていた住職が寺に戻ってきた。住職は幼子の手を引いていた。幼子はつい先日、父を亡くし、身寄りがなくなっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-13 17:36:58
11932文字
会話率:46%
給食を残したら、誰かが代わりに食べてくれてたんです。
最終更新:2016-06-18 12:59:20
570文字
会話率:13%
人通りの少ない町外れの道。
その脇にひっそりと佇む古びた祠。
子供たちの間の噂では、祠にお供え物をするととても『いいこと』があるという話だが……
※以前短編で書いた〖変人『野分鏡花』の処世術〗のキャラクターが登場します。スピンオ
フに近い何かなのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-10 22:01:41
9538文字
会話率:35%
お供え物が無くなるとの連絡を受けて、俺は祠へ犯人に会いに向かった。
最終更新:2016-02-05 01:20:55
5455文字
会話率:51%
主人公の高校2年生、御所院龍佳(ごしょいん りゅうか)は夏休みに京都の実家に帰省する。そこで迎えた8月16日の五山の送り火。
龍佳は京都御所の中に祀られている小さい神社に供え物をすると、突如彼の目の前が光った。
する
と、目を開けたそこには着物を着た自分と同い年くらいの少女が立っていた。後に少女は龍佳の先祖という事がわかり、同じ屋根の下で暮らす事になる。
しかしその少女にはある目的がありこの世界に現れた。
掟を破りその償いをするために・・・
自分の気持ちをうまく表現できない、ツンデレ幼馴染みに世間の影として生きる皇室の少女に囲まれた青春ストーリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-27 19:35:44
31890文字
会話率:63%
これは、何処にでもいる普通の高校生《原田 陣》を変えた出来事である。
いつものように神社にお供え物をした陣は不思議な声を聞く
「私を神様にしてくれない?」
最終更新:2015-03-26 21:57:50
808文字
会話率:29%
古く荒れた祠に住む神に「子供たちをいじめる中学生を倒すため、強くなりたい」と少年は願った。しかし祠に住むのは田の神。供え物欲しさに少年の願いを聞き入れた田の神は、自分の使える(主に米の)力のみを使って少年の手助けをするが……
最終更新:2014-11-04 08:13:23
4180文字
会話率:50%
主人公は、自らが通う高校の教師から、素晴らしい情報を得た。
それは、とある神社の話で、あるお供え物を持っていくと、願い事を叶えてくれると言う、夢の様な情報だった。
主人公は満を持してお参りに行く。
はたして願いは無事叶えられるのだろうか。
最終更新:2013-07-21 21:58:55
4712文字
会話率:16%
ゴールデンウィーク前日の夜。
不良の男性たちを軽くあしらい自宅に帰宅した陸斗は、妹の琴梨(ことり)に「帰りが遅い」としこたま怒らる。自宅を追い出された陸斗は、コンビニでさらなるお供え物を買い上げ帰る途中に、美少女と出会う。
美少女は「友達を
助けてほしい」と陸斗に懇願。嫌な予感はしたものの承諾して友達の場所に走りだす陸斗。陸斗、美少女、友達。この三人の出会いが陸斗を波乱を道あふれた生活に変えてしまうのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-14 01:00:00
52012文字
会話率:38%
蒲公英さん発案のもみのき企画に参加しました。
・ルール
「クリスマス」「聖夜」「サンタクロース」というワードをNGにした短編。
クリスマス前日までに更新。
と言うわけで、一番初めのクリスマスを題材に、宗教色バリバリでお届けいたします。
最終更新:2012-12-05 01:53:52
2622文字
会話率:21%