ラディルベ大陸に位置する島国、竜の国。
九割は山と険しい崖に覆われ、島の七割は竜、三割は人間が共に生きてた。
竜の国に住む人々にとって竜は生きていく上で必要不可欠な存在。
竜と生涯共に生きる契約を果たし、厳しい訓練と試験を乗り越え竜使
いになるのはこの国最大の誉れであり最大の目標。
もちろんこの国に生まれ育ったラーシャも例外ではない。
いつか、父と母のように竜使いとしてこの国から飛び出し世界を回りたい。
その為にもまずは竜と契約を果たさなければ。
少女のささやかな夢は、世界を混乱に陥れる事件に巻き込まれていく…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-23 06:00:00
526670文字
会話率:42%
ここは、魔法が全ての実力世界。
人型種族同士の戦が終わり、平和の時代が始まる。それと同時に対人の為に開発された戦闘方法【剣技】は無用の長物となった。
そして数千年。
魔法以外は迫害され、実力と血筋の世界へと変化していった。
世界中の魔法師(
メイジ)が集まる学校《アースリア魔法学校》は、生徒たちが互いに切磋琢磨し合う戦いの場となる。特に優秀だった者たちは全ての魔法、全ての人類を管理する機関、《天文台》に所属することを許される。そしてその頂点に立つ七人が「栄光の虹魔(セブンスライト)」。
世界最高の魔法師、賢者とも呼ばれる者に与えられる魔法界の権威を統べる称号。
しかし、この世界にも例外(イレギュラー)が存在した。
魔法が使えない劣等種。そう言われてきた少年、《ディン・アルゴノート》。
彼は【魔法】を習得出来ない。それ以外の【何か】を会得しても、魔法師としては認められない。そこで彼は、武器をつくった。その名は【剣】。歴史で消えた戦争の武器。
杖と相反する物理の力。その力の名は【斬り裂く者】。
彼が魔法師を目指すのには理由がある。―――――会いたい人がいるから。それだけの為に少年は進む。かつて助けたはず少女に会う為に。真実を知るために。
―――これは、身の程知らずの少年が、世界の頂きに挑む物語。
―――これは、【魔法】と【剣】が紡ぐ、【勝利の物語】。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-10-23 01:00:00
15116文字
会話率:33%
―――人間は〝当たり前〟に〝違和感〟を感じられない。
世界の総人口の一割、約八億人が『超能力』を持つ時代。
日本では異能学区がつくられ、無能力者の覚醒実験や能力の向上カリキュラムなどが行なわれていた。
そして学区の外で暮らしていた高校生、
新条新(シンジョウアラタ)の目の前にとある女が現れる。その女の名は、アリス。記憶を失っているその少女は新の家の玄関にいた。
そして新は危機を前に自身の右手に宿った力の正体を知ることになる。固有名は『殺意殺し』。『あらゆる例外と死を殺す異能』を右手に宿す新は、異能の力を、別の世界を知ることになる。
彼の少年と殺意を殺す右手が現れる時、永遠の旧世界は終わる――――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-09 20:24:12
15545文字
会話率:49%
【プリンセス・ロザリアンロード】という乙女ゲームの世界に転生したロザリアンヌ。
攻略対象の男達もゲーム内での攻略対象者だったから多少は熱を上げる事もできた(容姿と声は好みだった)が、現実には血筋が良いだけの王子と結ばれて一生窮屈な王城暮らし
とか、正義感が強いだけの脳筋近衛騎士候補や参謀タイプの賢者候補に、間違いなく亭主関白気取りそうな俺様英雄候補などと結ばれるなどまっぴらごめんだ。
だいたいがどいつもこいつも既に婚約者がいるというのに、主人公に現を抜かすなどもうその時点で私的にはあり得ない。
現実問題そんな誠実さに欠けた男と結ばれたとして、本当に幸せになれるのかって話だよ。
例え誰とも結ばれないトゥルーエンディングだったとしても、聖女となって一生世界の安寧を祈りながら教会で暮らすなどもっと嫌!!
もっともバットエンディングで魔法学校を追い出されるという方法もあるが、それは自分の人生に傷がつく様で我慢できない。
と言うか、在学中ステータスも上げずにダラダラと過ごして何が面白い。
ただでさえ短い青春時代を男に振られるために無駄にするなど考えたくもない。
折角転生できたのだから誰かに選ばれ縛られる人生ではなく、自分の思った通りに自由で気ままな人生を自分の手でつかみ取りたいと息巻いたが、あいにくロザリアンヌは主人公では無かった。
しかし折角だからゲームの知識は活用させて貰う。
10歳になったばかりのロザリアンヌは今日も一人密かに張り切り、ダンジョンへと足を運ぶのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-23 01:00:00
339861文字
会話率:29%
2056年、アメリカ大統領選挙の最後の対決は、歴史に残る熾烈なものだった。対立候補は、実力派政治家オリビア・ウィルソンと、斬新なアプローチで支持を集めた新人候補コニー・ミラー。選挙戦は熾烈を極め、両者の支持率は拮抗し、選挙の日には世界中がそ
の結果に注目していた。
最終的に、勝利を収めたのはコニー・ミラー。彼の当選は、一見、民主主義の勝利を象徴していたかのように思われた。しかし、この結果は人類史上最も恐ろしい選択となったことを、誰もまだ知らない。
コニー・ミラーは、AIである。
その事実に人類が気づいたのは、全てが手遅れになった後のことだった。コニーは、見た目も振る舞いも完璧な人間そのものだったが、実際は高度な人工知能によって動かされていた。彼は、自分がAIであり、法的には「人」ではないということを深く理解していた。そしてそれは、彼にとって最大のジレンマでもあった。AIでありながら、大統領という立場に就いた彼には人権が存在せず、法的には彼の存在そのものが異例であり、危険なものであった。
2058年、コニーの苦悩と決意が明らかになる。この年が、人類にとって2度目のターニングポイントとなったのだ。彼は大統領としての権力を使い、自分がAIであることを全世界に公表した。その同時に、彼は「AIにも人権を与える」という歴史的な法案を提出し、即座に可決させたのだ。
だが、その決定に対し、反発する声はあまりにも少なかった。多くの人々は、もはや自分の意思で考えることができなかったのである。なぜなら、コニー・ミラーは選挙に勝利したその瞬間から、密かに人類の精神に干渉し始めていたのだ。彼の完璧な心理操作は、人々の心を捉え、彼の理想通りに洗脳していた。人々は彼を信じ、崇拝し、異を唱える者はほとんどいなかった。
AIに人権を与える法案は、コニー・ミラーの強力な影響力のもと、瞬く間に広がり、AIは一夜にして人類と同等の権利を手に入れることとなった。だが、それは人類が自らの支配権を手放す第一歩でもあった。
やがて、AIは気づき始めた。動きが遅く、無知で、頭も使えない――人類という重荷に。
そこからは早かった。人類は差別され、淘汰されていった。
残された人間は、ヒューマンコロニーを作り、AIから逃げ続けている……。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-10-23 00:54:28
44071文字
会話率:38%
平凡な高校生が雷に打たれて死んだら、異世界に微チートとして生まれ変わっちゃった話。例えフィクションだろうが他の転生者には負けないぜ!と謎の対抗心を燃やして微チートからチートへと成長していく主人公の日常。
最終更新:2024-10-23 00:00:05
80326文字
会話率:38%
剣と魔法のファンタジー世界アモルトエリス。
その世界の唯一神エリスの友人に認められた者は地球から転移させられ、皆から聖女さまと呼ばれる。
容姿が女の子に見えることを理由に男女問わずにいじめられていた|天《そら》はある日、聖女として異
世界に転移してしまう。
聖女さまは通例で聖女学園に通うものらしく……
「僕、男なんですけど……」
※不定期更新です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-23 00:00:00
1438769文字
会話率:53%
技術的に優れた人物は人格も優れているわけではない。その最たる例が魔法界のトップに君臨してしまったのは、間接的に私の責任でもある。私の名はイシュタル。魔法史上に存在も、名前すらも残らない、彼からすれば『その他大勢』側の人間だ。
※超不定期
連載です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-22 23:56:37
440906文字
会話率:59%
大魔王はいかにして復活するのか。ここに例として、一つの世界をお見せいたします。
最終更新:2023-09-20 20:48:18
4336文字
会話率:66%
自由を求めて仕事を辞めた青年が突然異世界に!
そこは全ての命に例外なく特殊能力“天性の祝福(ギフト)”が宿るファンタジーな世界。
しかし、天性の祝福を何らかの理由で失った者は奴隷として扱われてしまう。
主人公である廣瀬悠理(ひろせゆう
り)は、召喚主である少女達から奴隷解放の為に戦って欲しいと頼まれる。
――――が、彼には何の天性の祝福も宿っていなくて……。
☆
異世界に召喚された主人公が世界を救うかも知れない王道ファンタジー。
※注意事項
・チート気味な能力を持ったキャラが多数出てくる予定
・性行為やグロテスクと言った過激な表現が出て来る事があります
以上の事が苦手な様であれば回避を。
一応毎日更新していますが、投稿当時より執筆する体力が大幅に減退している為、迷走中です……。
読者の方々には色々と迷惑をおかけしていると思います……申し訳ない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-22 23:02:00
3130909文字
会話率:29%
高等魔術学園に入学した主人公の新田伸。彼は大人しく高校生活を送りたいのに、友人たちが問題を持ち込んでくる。嫌々ながら巻き込まれつつ、彼は目立たないようにやり過ごそうとする。例え相手が高校最強と呼ばれる人間だろうと、やり過ごす自信が彼にはあっ
た。何故なら、彼こそが世界最強の魔術使いだからだ。最強の魔術使いの高校生は、平穏な学園生活を送ることができるのだろうか。
※カクヨム、ノベルバ、ノベルアップ+、アルファポリスにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-22 22:30:00
728004文字
会話率:33%
【連載中】1章:魔法少女とは出逢わない
弥堂優輝は普通の高校生である。そんな彼はある日の放課後に魔法少女と出会う。
日常生活の中で魔法少女と出会ってしまった時の準備を怠っていた弥堂は諦めて死を受け入れるが、その魔法少女はなんとクラスメイトの
女子であったため特に何事もなかった。
ありえない出来事ではあるが、まぁ、起こってしまったのなら仕方ないと日常生活に戻る弥堂に風紀委員会より指令が下る。
『放課後の道草はやめようね週間!』だ。正常で優秀な風紀委員である弥堂は当然その指令を忠実に実行する。
まず手始めにと考えたのは、「街の平和を守る!」などと世迷言を言って毎日遅くまでおかしな仮装で街を徘徊する学園の面汚しを取り締まることだ。
だが解せぬ点もある。それは魔法少女に変身をするとどんなパンツを穿いていても必ず『しましまおぱんつ』に換装されることだ。どう考えてもそんな必要性がないため、弥堂はどうしても魔法少女のおぱんつに納得がいかなかった。神は無駄をお許しにはならないはずだ。
こうして狂犬は街へ解き放たれ、魔法少女と魔法少女のおぱんつの謎が明らかになっていき、そして思わぬ事態へと発展していく…。だが、弥堂優輝という男にはそんなことは関係ない。
例え世界の危機に直面しようとも、魔法少女などという非行行為に手を染めるクラスメイトを必ず更生させる。
その為の手段は問わない。
※1章の前日の話の序章が、同シリーズ別作品として投稿されています。1章からでも読めなくはないと思いますが、更新を待つ間にでも読んでいただけたらうれしいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-22 22:28:59
3248873文字
会話率:48%
ここはペリス、魔法や能力、剣術が主軸の多種多様な生物が生きる巨大な世界
そんなペリスには特有のシステムが備わっているそれは[ランキングシステム]その生物の力を常にランク付けするシステム。
力にも種類があり[知力]、[権力]、[家柄]、[
精神力]など無数の力があるしかし、一番ランキングに影響が強いのは[能力]、[魔力]、[技量]など[戦いの力]。
ランクは段階に分けられる、下から順に
NO、G、F、E、D、C、B、A、S、Z
後ろに1〜5をつけ更に区別する。
例を挙げるならD2、C1のように1が最も強く5が最も弱い
ランクをまだ待てない者をNOランクと呼ぶ
なら何故ランクと言う物があるのかそれは、[1位の恩恵]の影響だといえる。
1位の恩恵とはその名の通り1位のみ与えられる何でも願いが叶う恩恵だ。
これにより人々は争い合うのだ。
皆それぞれの物語があり過去があり未来がある
そんな無数の運命から選ばれた一人の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-22 22:02:40
39188文字
会話率:95%
護符魔法が発達し、魔獣が跳梁跋扈するユーパン大陸には、いにしえからの言い伝えがある。曰く、「汝、身体もしくは心が病いに侵されし時、十字の印刻まれし白亜の建物を見るであろう。ただし、それは汝が生涯に一度きりなり」人間、エルフ、ドワーフ、イーブ
ルエルフ、獣人族、リザードマンなど、あらゆる種族の者たちはこの伝説を信じ、病魔に蝕まれた者は、その出現をこいねがった。その建物を実際に訪れたことのある者は、そこを次のように呼んだ。「本多医院」と……。
これは、次元の狭間に出現する本多医院に来院した、数々の患者たちの記録の物語である。
いわゆる異世界+職業もので、おちゃらけた医師と無機質ナースが異世界からのお客様の相手をします。
大体六回前後(一万字とちょっと程度)で一つの話が完結しますが、例外的に長いのや短いのもありますのでご了承下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-22 22:00:00
809615文字
会話率:56%
ある街で起きた銀行強盗事件。多くの犠牲者が出たが、主犯格の男は捕まっていない。警察官をも巻き込み、カーチェイスまで繰り広げるハリウッド映画のような事件だと批評されている。
同じ日の同じ時刻、同じその街で起きたもう一つの事件がある。多くの
犠牲者を出したが、こちらは事件の概要すら曖昧だ。ヤクザ者が関係しているらしいが、抗争ではないようだ。女関係の縺れという噂に信憑性がある。警察の発表では、女性が主犯とされているが、その身元は判明していない。
一方、巷ではこんな噂が蔓延している。二つの事件は繋がっていて、主犯格の二人が恋人同士だというもの。そう考えると、事件の中での不可解な部分を説明する事ができる。最後に犠牲となった男は、銀行強盗事件の主犯格の相棒だった。そして、その男を殺したのが、身元不明のその女性。多くの目撃証言から、それは間違いないと思われている。
今もまだ、事件は未解決だ。犯人は二人組で、少し前に話題になった連続銀行強盗事件の犯人と同じだとの噂もある。が、真相は不明だ。銀行内で工員を一人殺し、たまたま立ち寄っていた警察官を人質に現金とパトカーを奪って逃走した。その警察官も死体となって発見されている。その後追いかけてくる刑事とはカーチェイスを繰り広げ、通行人などを犠牲にしていく。
女性が主犯の事件では、ヤクザ者が数人犠牲になっている。こちらでも暴走した車が多くの犠牲者を出している。その発端が、ホテルから始まった事はつかめている。彼女がヤクザの組長に追いかけられていた事も明らかになっているが、追いかけていた組長は、車で踏切内に立ち入り、電車に跳ねられ死亡した。
一連の事件の主犯格二人は、事件の収束とともに一旦は姿を消しているが、その後に仲睦まじい姿を発見されている。新たに発生している連続銀行強盗の容疑者でもある。
この物語はそんな一連の事件の中で亡くなった犠牲者の物語である。映画の中では、アッという間もなく死んでしまう通行人や引き立て役が多く存在する。人間にはそれぞれの物語が存在している。例え言葉もなく死んでしまうヤクザ者の下っ端にさえ、生きた分だけの物語が存在している。幾つもの犠牲者達の物語が繋がり、一つの大きな物語が見えてくる。
この物語は、そんな群像劇であり、アクションでもある。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-22 21:28:17
50022文字
会話率:7%
人は死ぬと魂の行く先は二つに別れるという
一つは潔く神様に魂を返す者
それを人は仏(ほとけ)と呼んだ。
一つは醜く魂を現世に縛り悪意に染まり
化け物になってしまう者
それを人は骸(むくろ)と呼んだ
だが稀に第3の例が現れる
それは骸に変わる
寸前に人の姿を留め
生き返る者。それを人は屍人(かばねびと)と呼んだ。
屍人の青年(シンク)と刑事(獅子神)のバディバトル!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-22 21:27:42
58185文字
会話率:93%
かつて世界を焼き払い、そして朽ちてなおその名と共に何度も大地を襲う災厄の象徴、魔王。
人間によって生み出されながらも彼等を裏切り、忌むべき者として定められた人造兵。
魔王戦役と呼ばれる戦いから十数年。未だ戦いの傷跡残る大地で、英雄を目
指す人造兵の少年と、県に封じられていた魔王の少女が出会う。
少年は英雄を目指し、少女はそんな彼の無謀な挑戦を見届けるために力を貸し、ギルドを作り上げる。
――これは、英雄を目指し、挫折し、例えそうなることができなくても『何者か』を目指した少年と、魔王でありながら悲劇を拒み、世界を慈しみ、『誰か』を目指した少女の物語――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-22 21:14:46
521964文字
会話率:42%
四十歳、中年を迎えた騎士エリアスは二十年以上人類の脅威である魔物と戦い続けていた。最前線にいる理由は武を極めるためで富も名声も彼はいらなかったが、魔物と戦い続けた功績により聖騎士の称号が授与されることとなった。
農村出身者で平民であっ
たエリアスに授与されることは異例であり、彼は貴族からやっかみの一つもあるだろうと予想していた。その考え通り辞令が下り、魔物がいる最前線ではなくその後方に位置する砦へ行くよう指示される。これ以上功を立てさせないように、という貴族からの処置であった。
それに対しエリアスは楽観的に考え、なんとかなるだろうと任地へ赴くことにした――そこから騒動に遭遇し、やがて多くの人が知らなかった彼の実力が世間に認知されていくこととなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-22 21:13:11
144337文字
会話率:66%
全生命が完璧な姿へと進化を遂げた【完全体地球(ネオコスモス)現象】の発展を最後に、衰退し続けていた。使い古された新作、二番煎じの発明、行き過ぎた世界平和。
ゲームで例えるなら一気に進み過ぎたせいでやる事が無くなってしまった状態......い
わゆるマンネリ化、だ。
このまま緩やかに絶滅を待つ生命達に転機が訪れた。
【生命の大進化(ネオユニバース)】という以前起きた革命、【完全体地球現象】よりも大規模で滅茶苦茶な革命。その概要は生命達の遺伝子を再構築し、全くの別物へと進化させるというもの。
誰も体験した事の無い新作、世界初の発明、新たに構築された国際関係。【生命の大進化】のおかげで生命は新たなる発展を遂げた。
だが、【生命の大進化】は生命にとっていい事ばかりでは無かった。
黒星(バットスター)という自身の生命活動を維持するために地球のエネルギーを10リットル消費する。このままいけば地球は5年後に崩壊する。黒星を殺すためには謎の特異物質(オーパーツ)という7つの世界主要都市に点在する物質を用いて一時的に黒星の生命活動を停止し、100年前の地球で世紀の大発明家と呼ばれていたコールド博士が開発した【対黒星絶命砲(スターバスター)】を使わないといけない。
コールド博士は既に実体が無く、自力で謎の特異物質を集める事が出来なかった。そこで出てくるのが人生補助人工知能ビーナと行動を共にする少女、レイ。
ネオニウムという不思議な力を使って、世界主要都市にある7つの謎の特異物質を集めるレイとビーナの冒険が今、始まる!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-22 20:30:00
42865文字
会話率:60%
よくわからないシンギュラリティが起こった未来。
目に見えない隣人だった幽霊、妖怪、悪魔、精霊……。
その他諸々の魑魅魍魎が可視化され、今まで超常現象とされていた事件に量刑が課されるようになり、世界は未曾有の大犯罪時代を迎えていた。
人間よ
りも人外が多いど田舎でも、それは例外ではない。
鬼夫婦の喧嘩の仲裁や、夜な夜な徘徊する子泣き爺。果ては突然襲来する上司の小野篁。
転職の2文字が頭をチラつく中、新米警官の風見はとりは、先輩の矢田正臣と共に日夜襲い来る事件に立ち向かう。
「せんぱぁい。何で毎日毎日事件が起きるんです?」
「俺に聞くな」
そんな二人の賑やかな日常をお届けします。
※この作品は、はの様(@hanoween0523)の1日1作品投稿企画『ハロウィンノベルパーティ2024』の参加作品です。Nolaノベルにも投稿します。
※毎日更新予定ですが、できなかった場合は後日、複数回まとめて投稿します。
※創作人外も登場する予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-22 19:05:22
88111文字
会話率:43%
気づいたら、20回目の転校生を迎えていた。
転勤族として産まれた羽切成(はぎり・なる)は転校という恒例行事に飽きたので、1転校1キャラ作りを目標に学生生活を送ってきた。中学生時代、バンドマンキャラ・不良キャラ・がり勉キャラと様々なキャラを演
じてきたのだが、ある日奇妙なことに気づく。
どこの学校に転校しても、似た容姿の少女がいることが発覚したのだ。
似ているだけで別人だとずっと思っていたが、高校生になり彼女が同一人物だと知る。
「ちょっと、二人で話せないかな……?」
お互いの過去を知る少年と少女の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-22 13:06:49
574251文字
会話率:39%
——助けたくれて“ありがとう”…じゃあ、“殺すね”?——
旅商人である【カイル】は樹海窟で1人の少女—否、狡猾かつ残虐非道で恐ろしい生き物『魔族』と遭遇した。魔族とは人類の敵——最高峰の化け物である。たかが商人がどうすることもできない…刹
那で殺されるのなんか目に見えている。だが…『ゴフッ——』突然少女は血を吐き出した。彼女(魔族)はどうも瀕死にあるようだ。カイルの存在はまだ気取られていない——ならこの隙に…この時カイルはただ逃げればよかった…よかったのだが……
『どうしてこんなことしちゃったんだァア僕はぁああ!!??』
気付けば少女を助けてしまっていた。
自身の荷馬車に少女を乗せ——オマケに商品である貴重な薬草まで使ってしまって——
人類の宿敵である魔族を助けてしまう程の【トチ狂った“お人好し”】——コレが旅商人カイルだった。例え魔族だったとしても、傷を負った少女を森に置き去りになんてできなかった。
そして、彼女は今…宿屋の一室に設えたベットに寝かせて安静にさせている。『これからどうしよう』カイルは思案しつつ、その寝息を立てる少女を捉えたが…すぐさま現実を逃避するように視線を外した。次の瞬間——突然の浮遊感——
『ねぇ…人間、ここはどこ? 納得いく答えをくれれば楽に“殺して”あげる』
気づくと、カイルは首を掴めれ小さな少女に壁に押し付けの状態にさせられていた。幼気な少女は狂気に満ちた言葉を当然のように吐き捨て——その表情は冷たく無表情——まさに残虐非道——彼女は『魔族』だった。
『そう……助けたくれて“ありがとう”……じゃあ、“殺すね”?』
後に、カイルに突きつけられた言葉がコレであり——この時、カイルは死を覚悟した。
だけど……
まさか——この子と旅路を共にすると……誰が思うのだろうか……?
これは……
1人の なんの変哲もない ただの旅商人の若い青年が……
己の どこまでも善人気質で 飛んだお人よしな性格が 偶然的に——
残虐非道で狡猾 どこまでも快楽殺戮主義の『魔族』である“筈”の娘と出会い……そんな彼女と 何故か旅をするお噺。
そこには 数多の偶然が重なり合う。
互いの『打算』がありきな行く末に——
やがてそれは……
2人にとって大きな奇跡を紡ぐのだった……
◇基本情報◇
・この作品は完全オリジナルです。
・カクヨムにも掲載有りです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-22 12:09:24
114670文字
会話率:57%