ママと喧嘩してしまい、仲違い真っ只中の女の子、穂乃果。
ある日彼女は、人と話すことができるシカと出会い……?
最終更新:2024-08-01 17:18:35
5323文字
会話率:33%
政略結婚によりわずか12歳で公爵の妻となったファナは、10年後のある日、夫から離婚を切り出される。突然のことに驚くファナだが、長年の『白い結婚』に見切りをつけることを決意する。その翌日、もめ事の末にファナに怪我を負わせた義弟が遊学先から
帰って来た。かつて敵意をむき出しでファナにきつく当たってきた少年は、19歳の容姿端麗で立派な青年となり態度も大きく変化していた。子供時代のわだかまりを解消し、晴れやかな気分で新天地に向かうファナだったが、追いかけてきた義弟の剣幕にとんでもない勘違いをしていたことに気づく――。
22歳のヒロインと、子供の頃に仲違いをしたまま離ればなれになった19歳の義弟のお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-15 16:21:27
17918文字
会話率:49%
あなたのおもちゃにも、付喪神が宿っているかもーー。
千日 繋(せんにち けい)は、ある日、母と2人で祖父の家の掃除に来ていた。
しかし、ささいなことがきっかけで、繋(けい)は母と仲違いしてしまう。
こんな辛い思い、もうした
くない。
帰ってきてよ、おじいちゃん。
神にも縋る思いでいたが、繋(けい)の目の前に現れたのは、おもちゃに宿る"付喪神さま"だった。
フランス人形のみかとともに、絵本の中の世界へ、いざ出発ーー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 20:27:32
9677文字
会話率:27%
トレーディングカードゲーム。
人種性別国籍年齢その他を問わず、カードを通じて相手と戦うことができる文化が20世紀末に生み出されてから半世紀ほどが過ぎた日本。
「カードは人生の楽しみのひとつ」ではなく、「人生はカードをするための道具のひとつ」
と理解したカードキチガイ、紙莫迦――カミバカ――が今日もまた全力を込めてカードを引き、カードを出し、カードに笑い、カードに泣く。
無実の罪を押し付けられそうになった女子高生・伊藤ステラと、それを救うべく奔走する女刑事・織宮翼。
悪人たちの仲違いにより、カードに勝てば無罪となる奇妙な事態へと追い詰められる。
窮地の中、カードゲームを楽しむ余裕などあるわけのない状況だったが、突如として現れた奇妙なホームレスが、状況を変えていく。
カードに笑い、カードに生き、カードこそが生きる意味。
紙莫迦たちのフロンティアを、今日も紙莫迦たちが行く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 23:50:00
44796文字
会話率:32%
高校生活が二年目を迎えたとき、進む方向を巡って別離の兆しが見えてきた。二人に学力差がついていたので高志は京大へ、佳世は私学の道を進むことになった。二人に恋愛感情が芽生えていたので、特にその気持ちが強かった佳世は、何とか高志をつなぎとめようと
折に触れ気持ちを表わす。高志は学習能力は高いが軟弱で気が弱く、神経性胃炎を発症する身であった。逆に佳世は肥満体で気が強くて人を引っ張っていくタイプであった。喧嘩しながらも互いに助け合って進んできたが二人の父親の仲違いによって一旦引き裂かれそうになるが踏ん張った。
高志の父親はワンマンで筋を通す性質だ。佳世の父親はひねくれもので、やきもち焼きで、嫉妬深かった。美容界の超スター佳世の母親を巡って両者の仲がこじれてくる。佳世の父親の僻みが原因なのだが、尊厳を傷つけられた高志の父親が佳世の父親を殺害してしまう。高志は親の殺人事件を受けて、経済的基盤を失い、将来の夢を断たれた。佳世の助言でアルバイトしながらなんとか京大を卒業する。佳世は中高校時に家事に追いまくられた反動で、大学に進んでから遊び捲くって当初のボランティア活動家の道を捨ててしまった。高志の外交官への道は遠い、このまま過ごして居れば佳世を誰かに取られてしまうと怯えて、学生時代にアルバイトしていた運送会社に就職し生活の基盤を作る。佳世に結婚を申し出て家庭を持つことを決意する。それは実現したのだが厳しいものだった。結婚式は形だけで新婚旅行すら行けなかった。そんなことがあって八年後、三人目の子をお腹に宿して二人は当時両家族が顔つなぎした思い出の旅館で食事しながら回顧している。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 10:37:49
33407文字
会話率:53%
「あんなこと」の粗筋(完結編も含む)
この小説は2008年十月に宇治市で実際に起きたセンセーショナルな殺人事件をヒントにしている。犯人と被害者の年齢から推測して高校生ぐらいの子供が居たと仮定した。登場する場所も人物もすべて架空である。そ
のことをお断りしておく。
高志と佳世は高校二年生である。一九九〇年の八月生まれである。出生地は宇治市の黄檗山万福寺町で同年同月生まれであった。幼児期から一緒に過ごし小中高校を同じ学校で共に過ごした。
二人が育った環境は大いに違った。
高志はワンマンの父親に京大に入学し外交官になるレールを敷かれてその通り歩んできた。佳世は母親が美容院を六店舗経営し、父親も関連店を経営する共働き家庭で育った。持って生まれた性格も環境も違う中、周囲が気にかけほど二人の仲は良かった。互いにカバーし合う相関関係にあった。
高校生活が二年目を迎えたとき、進む方向を巡って別離の兆しが見えてきた。二人に学力差がついていたので高志は京大へ、佳世は私学の道を進むことになった。しかし二人に恋愛感情が芽生えていたので、折に触れ気持ちを表わす。高志は軟弱で気が弱く、神経性胃炎を発症する身であった。逆に佳世は肥満体で気が強くて人を引っ張っていくタイプであった。互いに助け合って進んできたが二人の父親の仲違いによって引き裂かれそうになるが絆は深まった。
高志の父親はワンマンで、佳世の父親はひねくれものだった。佳世の母親を巡って両者の仲がこじれてくる。佳世の父親の僻みが原因なのだが、尊厳を傷つけられた高志の父親が佳世の父親を殺害してしまう。高志は親の殺人事件を受けて、経済的基盤を失い、将来の夢を断たれた。佳世の助言でアルバイトしながらなんとか京大を卒業する。佳世は中高校時に家事に追いまくられた反動で、大学に進んでから遊び捲くって当初のボランティア活動家の道を捨ててしまった。高志の外交官への道は遠い、このまま過ごして居れば佳世を誰かに取られてしまうと怯えて、学生時代にアルバイトしていた運送会社に就職し生活の基盤を作る。佳世に結婚を申し出て家庭を持つことを決意する。それは実現したのだが厳しいものだった。結婚式は形だけで新婚旅行すら行けなかった。そんなことがあって八年後、三人目の子をお腹に宿して二人は当時両家族が顔つなぎした思い出の旅館で食事しながら回顧している。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 09:22:02
64791文字
会話率:50%
バンド活動がうまくいかない光輝。ギターの弦も切れるばかり。バンドメンバーともちょっとしてことで仲違いをいをしてしまう。そんなとき光輝は知らない場所へ迷い込む。
最終更新:2024-04-20 18:51:31
3774文字
会話率:66%
織羽志かばねの隣には、金髪碧眼の美少女、國乃アリスが座っている。
ある日、かばねはひょんなことからアリスが便所飯をしていることを知ってしまう。
アリスはその美しい外見とは裏腹に、中身が残念な陰キャのボッチだった。
アリスの夢は
友達を千人作ることで、友達になってほしいと頼まれたかばねは無下に断るが、それ以降付き纏われるようになってしまう。
アリスがボッチになった理由は、クラスの中心であるギャル、眞城ましろと仲違いしたからで、二人を仲直りさせれば付き纏われなくなると考えたかばねは、渋々ましろとの仲直りに協力することにしたのだが――。
ぼっちとぼっちが互いに貶しあったり罵りあったり馬鹿にしあったりしながら、仲良く友達を作ることを目指す、ハートフルラブコメディです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-04 19:00:00
111830文字
会話率:41%
私にはどうしても忘れられない親友がいた。仲違いしてもう三年になる。
ほんの些細な勘違いから始まったその擦れ違いは、断層のように私たちを隔て
気づいた時には、もう修復不可能。
胸に刺さった棘は黒ずみ、顔を思い出すだけで酷く痛む。
でも…
…よせばいいと思うのに私は今日も彼女のSNSを覗いている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-09 11:00:00
747文字
会話率:66%
幼馴染同士の中学生女子が仲違いするまで
最終更新:2023-08-10 08:38:20
10947文字
会話率:27%
僕はファンナといいます。下の名はありません。トリアーデという街の食堂 青鷺の枝束亭に派遣されているギルドの冒険者です。
まだ生まれてから12周期ぐらいの背格好から初心者として見習いか、お手伝いぐらいしかやらせてもらえません。
でも走るが好き
だからお店の外へのデリバリーをやっています。お店にはローゼマリア ローザリンデの姉妹かな?仲間もいます。
女将兼料理人のシアターに怒鳴られながらやっているよ。見知らぬ僕を頼まれたからと預かってくれるんだもんね。
内緒ですか魔法も使えたりするんですよ。もっと内緒だけど僕は人ではないです。魔法で作られた人形マギークラフトと呼ばれるものなんだって。
作られたもののせいか髪は白色と灰色が混ざっているし目の色だって他で見かけない紫色ですよ。ある人のリハビリ用に動いてると聞いてます。
たまに中の人と仲違いするけど、うまくやっているよ 多分。
そんなこんなで本日も天気は良い。走り日和。行ってきます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-15 21:31:47
28820文字
会話率:45%
「おかしいよね?」
そんな一言から始まる妹たちのお茶会会議。
最近姉たちの様子がおかしい。何かあったのではないか。
そんなことを思いつつ調べていくと大変な事件が起こっていることに気がつく妹2人。
姉の1人はヒロインで?1人は悪役?仲のいい姉
たちの仲違い。私たちが解決しなくてどうするんだ!
調査、手回し仲直りさらには婚約者探しまで。その最中に繰り広げられる登場人物たちの恋愛模様。
妹たちの奮闘劇が今始まる!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-25 21:21:26
96631文字
会話率:51%
2人の女の子のお話
幼少期〜思春期ほどまでは仲の良かった2人だが、育った環境の違いから仲違いしてしまう。
そんな2人が大人になって再会し、その胸中は……
そして、結末は……
※この小説は作者がネットでとあるイラストを見て衝動的に
描き始めた妄想です。
元となったイラストに気付いて結末を察した方ごめんなさい ´・ω・`折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-20 13:33:04
8641文字
会話率:8%
絶対戻ってこいとは言わない!!
フォル、エリク、ミア、シャラの四人は最高ランクの五ツ星冒険者パーティー《フォーマルハウト》!
……だったのだが、仲違いから神官のエリクをパーティーから追い出してしまう。
そこから始まる転落、五ツ星危うし!
危機感を覚えたフォル達は神官の新たなメンバーを加入させたのだが……。
一方その頃追い出されたエリクは傷ついた魔族と出会ったのだった。
別れた《フォーマルハウト》とエリクの運命が再び交わる時、そこに待っていたのは――
本作は第35回前期ファンタジア大賞、三次選考落選作です。
毎週月・水・金18時更新予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-12 18:00:00
109803文字
会話率:46%
ダンス大会での優勝を目指し、練習する王子様と令嬢だったが、王子様はヒロインと教室に閉じ込められてキスしたとの噂が立ち、仲違いしてしまう。
大会の朝、王子様と令嬢は賊に捕まり、旧校舎へ監禁されてしまう。そこで楽しくダンスを踊ったら、まさかの!
最終更新:2023-04-11 19:39:07
2317文字
会話率:51%
とある高校に通う【ゆう】と【もも】は、それぞれ心にちょっとした悩みを抱えていた。
毎日、学校に行くふりをして、ふたりで河原を歩いたり、海や山に出かけたりした。
ある日、ふたりは仲違いを起こしてしまうがーーー
最終更新:2023-02-21 22:43:50
4992文字
会話率:40%
これは、感情をエネルギーに変換する心の新領域「聖杯」によって、特殊能力を行使できる「アイドル」となった少女たちが、黒色の怪物「イドラ」との戦いや仲間たちとの葛藤を乗り越え、成長する物語である。
気弱で口下手な少女クレアは、アヴァロン・プ
ロダクションで学びながら、アイドルユニット・キャメロットとして活動しているアイドルだ。
五年前。彼女は母親からの虐待と同級生からのいじめを苦にして、学校の屋上から飛び降り自殺を図ったのだが、そのときにアイドルの力に目覚め、死を免れていた。
特別な任務が目前に迫っていたある日、クレアは同級生のメイと再会する。
メイと顔を合わせた瞬間、五年前の辛い過去がフラッシュバックとなってクレアを襲った。アイドルにふさわしくない弱い自分を自覚した彼女は、それを追い出すために優越感と全能感をこじらせていく。
一週間後、クレアは不健全な聖杯のまま、特別任務に臨んだ。案の定、彼女は戦闘中にフラッシュバックを発症し、聖杯を暴走させてしまう。制御不能のままイドラに取り囲まれたのだが、先輩アイドルのジニーによって窮地を脱することができた。
任務中の失態を重く受け止めたクレアは、自責の念にさいなまれる。
キャメロットのメンバーと仲違いして、絶望したクレアは、再び死を望む。しかし、ジニーの奔放で強い心に魅せられて思いとどまり、ジニーのように「正しくぶつかって、向き合い続けられる」自分になることを誓うのだった。
クレアは、絆を取り戻した仲間たちとともに特別任務の最後の難関、強大なイドラ・レヴィとの戦いに臨む。全員が自分の持てるすべての力を出し尽くした結果、辛くもレヴィを退けることに成功した。
今回の特別任務を経て、心の奥底に囚われていた過去の自分を解放し、辛い経験を克服したクレアは、メイと向き合うことを決意する。
互いの想いを伝えあった二人は、五年前の葛藤を乗り越えることに成功した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-17 07:00:00
127976文字
会話率:40%
人間から排他されながら日々を送っている魔人種族の一つ「吸血族〈ヴァンパイア〉」。
そんな世界で、耳以外は吸血族に見えない人間のような吸血族の少年が冒険者デビューを果たした。その少年、シドラは密かに人間と吸血族の共存を夢見ていた。
そんな彼は
、クエストや宴を通して人間に吸血族の真実を伝え、町の住人たちと和解することを第一目標にしていたが、人間から拷問を受けた吸血族の少女ブルーハ(自称、呼び名:アオイ)を助けたことで軋轢が生じてしまう。
しかし、伝承で語られた悪の吸血族『Tepes・army(吸血連合)』のトップであるジル=ルガティックとエルゼベル=カーリアの復活により、世界は危機に陥ってしまう。
もう一度人間との共存を試みるべく立ち上がったシドラとアオイは吸血連合を自分たちの手で壊滅させることを目標に、世界樹(ユグドラシル)へ向かい、旅に出る。
その先では堕天王ルシファーの配下である72柱の悪魔たちに妨害を受けたり、仲違いの末に友情や愛情を深めたり、仲間を増やしたり――。
これは、人間と吸血族の共存国家ができるまでの旅路、その初代国王の軌跡の物語。
※学生の為、更新は毎日23時30分以降となります。また、更新できなかった次の日はなるべく2話更新するようにします。
※この物語での「秘技」は、一定の条件を満たさないと発生しない技のことを指します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-29 01:07:46
60280文字
会話率:87%
維新後の新時代。武士の時代は終わり、華族の時代が始まった。家族のように育った美冬と拾われた秋人はある秘密と事件により仲違いをしてしまう。
道を分かち、戦争に歩みを進める世界に翻弄されつつも二人を繋ぐのはかつての思い出だった。
時代は帝国主義
。己が信念を貫き、懸命に切り開いていく二人が見た未来は――。
*明治、大正を参考にしていますが、いい所取りをしている節があります。ゆるくお楽しみください。
*史実とは異なるため、異世界ファンタジー扱いです。この国のどこかであったかもしれない、と思っていただけたら万々歳。
*当時の時代ではない制度や仕組みの設定も盛り込まれております。調べてもわからない部分は都合のいい世界観として作っております。本当に書きたいのは彼らの関係です。勝手ではございますが、ご了承くださいませ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-02 19:00:00
42888文字
会話率:30%
長年片思いしていた幼馴染みが、姉と結婚した。二人の結婚を素直に喜べなかったアリシアはその日、不運にも蒼の吸血鬼に襲われ――目覚めると吸血鬼になっていた。
助けてくれたのは、紅の吸血鬼の住まうハイグランド帝国の皇太子フォルネウスだった。
アリシアはそこで破格の厚待遇を受けながら、吸血鬼として生きていくための知識を身につけてさせてもらう。
さらに普通の血が飲めず血液錠剤で食事を取っていたら、フォルネウスが毎晩自身の血を与えに来てくれるようになった。
魔力にも目覚めたアリシアは特殊な魔法も覚え、無事一人前の吸血鬼になれた。
借りすぎた恩を返すため、そろそろ自立して頑張ろうと思っていた矢先に、とある現実を知る。
何故かハイグランド帝国では幼い頃の自分が、皇太子様を救った奇跡の聖女と祭り上げられていて銅像まで作ってあった。
確かに昔、迷子になっていた吸血鬼の少年に血を分けて助けてあげた事がある。その少年がフォルネウスだったようで……
私が、皇太子様を救った奇跡の聖女?!
血嫌いの皇太子様が唯一美味しく飲めるのが、私の血だけ?!
愛のある結婚しか許されていないこの国で、アリシアは未来の皇太子妃として期待されていた。
平民の自分にはそんなの相応しくないと、地に足をつけて自立しようとしたアリシアだが……
「ずっと、好きだった。あの時俺を助けてくれた君の事が、ずっと好きだったんだ。たとえ君の心が別の者へ向いていたとしても、それでも……失いたくなかった。こんな邪な気持ちで君を縛り付けた者に、感謝などしなくてよいのだぞ」
フォルネウスの溺愛に、溺れずにはいられない?!
「脅されてあんな吸血鬼の花嫁にさせられたのでしょう?! あぁ、可哀想にっ! 貴方の居場所は私が作るわ。だから一緒に帰りましょう」
その上実は、姉が対立する蒼の吸血鬼を統べる女帝で?!
このお話は、二つの愛の力で奇跡の聖女として覚醒したアリシアが、遠い昔に仲違いして二つに分かれた吸血鬼の種族を一つにまとめあげ、世界を平和へ導く物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-27 19:02:23
195958文字
会話率:61%
古代ギリシャの支配地の一つ、貧しい漁村で兄妹のように育った二人は、ある日つまらない喧嘩で仲違いしてしまう。彼女の心を傷つけてしまった彼はきちんと謝れないまま苦しむが、関係改善の兆しを見つけた矢先、彼女は売られ、島を離れてしまう。事実を知り、
大人たちに失望した彼は現実に打ちのめされながらも島での生活を続け、やがて故郷を捨てて彼女を探す旅に出る。様々な人々との交流を通し、大きく成長した彼は一兵卒として、巫女となっていた彼女との再会をようやく果たす。彼女は彼がかつて兄のように慕った人物と気付かず、立場の隔たりを超え惹かれる。しかし恋だと気付くと同時に神との契約により命のカウントダウンが始まり、彼女は命尽きる前に結ばれようとする。彼は悩んだ末、あくまでも兄としての立場に拘り拒否する。惹かれ合いながらもすれ違う二人。やがて彼女はひとりで、ある一つの決断をする。それは、残り少なくなった命の全てを使って行う事だった。
この作品は、第五章までamebaブログ(望月桔梗のブログ)にも掲載しております。また、内容はブログに載せたものとほぼ同じですが、一部加筆等書き換えをしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-23 15:30:08
240506文字
会話率:61%