元日本人アラサーのアウロラは金髪巻き髪、スタイル抜群、吊り目、第二王子の婚約者、闇属性魔法所持と悪役令嬢設定てんこ盛りな自分に頭を抱えていた。断罪、追放は嫌!!しかし、なんか自分が読んでいた悪役令嬢とは違うようで…?ギャグです。ザマァはあり
ません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-04 16:32:03
3408文字
会話率:64%
とある国の王妃の誕生日を祝う夜会で、それは起こった。
第二王子が公爵令嬢に対して婚約破棄を宣言し、国外追放を言い渡す。
そんなありきたりの光景の中、自称悪役令嬢は楽しんでいた。
バカ王子らしいわ。国外追放ですって? それを貴方が言うの?
だってその罪状は作り上げたものでしょう? 偽者の正義って笑えるわ。
そんな自称悪役令嬢の話である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-29 20:00:00
8534文字
会話率:38%
華妙院男爵家の苺子は、祝賀会の場で悪役令嬢と罵られ婚約破棄を告げられた。
というか、逃げられた。
その半分は『華妙院家のヒモ』こと、書生の生天目樟陽のせいだとしても、なんとも納得がいかない。
……そもそも悪役令嬢とはいったい何なのか?
自分にまつわる汚名を返上して、新たな婚約者を獲て華妙院家を盛り立てるために、苺子は樟陽とともに悪役令嬢の噂の出どころを探すのだが──。
ありとあらゆるところで悪役令嬢への逆アシストを決める樟陽に加え、可愛がっている妹の桃子の異能の力までが不安の種になっていく。
華妙院苺子お嬢様の目指す幸せは、遠い……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-27 22:28:51
36566文字
会話率:33%
フィリスは、友人のダイアナと婚約者のブルースが自分の悪口を言っているのを聞いてしまった。たしかに、普通の令嬢とは違いフィリスは聖女だし魔法学園の授業を途中で抜けて仕事に行くこともあった。
それでも、彼らと対等になるためにフィリスは馴染
もうと必死に努力をしていた。
しかしそんなフィリスの努力はまったく報われておらず、彼らは悪口を聞かれたことも適当にごまかしても問題ないと思っている様子で、心が折れて学園から抜け出し実家に帰った。
出迎えたのは母だった。しかし母もフィリスの気にしすぎだというし、家を継ぐために養子に来ている兄はフィリスが帰ってきた事実を疎んでいる。
悩んでいるうちに、ダイアナとブルースが屋敷にやってきて被害妄想はやめて大人になれと言ってくるのだった。
続編書いたら愛着湧いちゃったのでさらに続きます。他人に左右されてばかりな主人公がどうにか自分の指標を見つけるお話です。
他サイトにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-21 18:42:45
144081文字
会話率:35%
フィリスは、友人のダイアナと婚約者のブルースが自分の悪口を言っているのを聞いてしまった。たしかに、普通の令嬢とは違いフィリスは聖女だし魔法学園の授業を途中で抜けて仕事に行くこともあった。
それでも、彼らと対等になるためにフィリスは
馴染もうと必死に努力をしていた。
しかしそんなフィリスの努力はまったく報われておらず、彼らは悪口を聞かれたことも適当にごまかしても問題ないと思っている様子で、心が折れて学園から抜け出し実家に帰った。
出迎えたのは母だった。しかし母もフィリスの気にしすぎだというし、家を継ぐために養子に来ている兄はフィリスが帰ってきた事実を疎んでいる。
悩んでいるうちに、ダイアナとブルースが屋敷にやってきて被害妄想はやめて大人になれと言ってくるのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-23 20:01:25
14050文字
会話率:37%
マリーゼを出産した時に難産で母親のヴァネッサが亡くなった。
母親のいないマリーゼを父親のバランティノ男爵と兄のヨーク卿は、可愛がり甘やかして育てた。
しかし母親の実家から付いてきた侍女達は、マリーゼを生んだせいでヴァネッサが亡くなった
と思っていた。
「奥様はマリーゼ様を生んだせいで亡くなった」
「ヴァネッサ様が亡くなって、旦那様と坊っちゃんがどれほど悲しまれたか」
侍女達は日々、マリーゼに辛くあたった。
マリーゼは自分に意地悪をする侍女や使用人を次から次にクビにするが、それが男爵領に広まり我が儘令嬢と噂されるよになる。
少し屈折して育ったマリーゼは、令嬢とは思えない行動に出る。
日々、街中を歩きネタを探しては暴露記事を書きお金を稼ぎ捲っていたのだ。
そんなマリーゼを面白く思っていない謎の人物が現れる。
ライバル誌のホットラブ暴露記事の記者である。
マリーゼの記事の批判から始まり、誘拐事件にも関わっている疑いがあるが、証拠がつかめない。
しかしそんな悪役令嬢として嫌われるマリーゼにも、味方がいた。
学生の身でありながら、金髪碧眼、ハンサムな男爵領の実業家の顔を持つ兄のヨーク卿。
そして黒髪を1本でしばる美形なマーティン(マリーゼ曰く背が高くて細身だと思っていたが、ある事件で抱き締められた時に、肩幅が逞しかった)は、伯爵の身分でありながらヨーク卿とは名前で呼び合う親しい友人。
マリーゼは2人に助けられながらも、アイデアと暴露記事を武器に、自分の足でしっかりと前に進む素敵な女の子だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-20 07:30:00
72497文字
会話率:43%
「この『天下ご免』の向こう傷! プレヴァルゴ家の退屈令嬢とはわたくしのことですわ!!」
今日もまた、高笑いとともに王都に響く声。
巷で評判の、弱きを助け強きを挫く、「退屈ですわ」が口癖の伯爵令嬢、メルツェデス・フォン・プレヴァルゴ。
国内で法律にも不文律にも縛られない『天下ご免』を国王から許された彼女は、その振る舞いから王都の名物となり、庶民から愛されていた。
だが、その裏で一人誰にも言えず抱えている悩み。
彼女には、前世の記憶があった。
それによれば、この世界は乙女ゲーム『エターナル・エレメンツ~光の聖女と精霊の騎士~』の世界。もしくは、それに類似した世界。
そこに出てくるメルツェデスは、『高笑いバーサーカー』とあだ名を付けられる程の武闘派悪役令嬢。
実際、記憶の戻った十歳の時点で既に、突出した剣の腕を身につけているほどだった。
このまま行けば、将来的には破滅フラグ一直線、血まみれになりながら追っ手をバッタバッタと斬り伏せ、最後は高笑いをしながら討ち取られるという壮絶な最期を遂げることになってしまう!
そんな危機感を覚えたメルツェデスは、何とか運命を回避しようと奔走する。
果たして彼女は、迫り来る運命から逃れることができるのか。
そしてその先に待つ未来はどんなものなのか。
少なくとも血塗れエンドだけは避けたい! と切に願いながら、彼女は今日も奮闘する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-07 05:38:59
1090719文字
会話率:27%
社長令嬢とはいえ愛人の娘である麗は、大好きな正妻の娘である姉のため、どんな男が相手でもいいと覚悟を決めて政略結婚をした。
しかし、結婚相手は姉の親友で、麗自身も妹分として可愛がってくれていた明彦だった。
誰もが認めるイケメンで、何をさ
せても優秀でスマート、家柄もいい明彦と、とてもではないが釣り合わない麗。
お飾りの妻だろうと高を括っていた麗に、明彦は好きだと言いだして?
エブリスタでも同時掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-30 16:45:29
128419文字
会話率:37%
卒業パーティでの婚約破棄に至る前に、王子と悪役令嬢との婚約は最初からナシで、という身も蓋もない話。
相性が悪いなら、無理に婚約させないほうがいいよね。
最終更新:2024-04-28 18:00:00
8544文字
会話率:13%
断罪の最中に前世の記憶が蘇ったベルベット。
ここは乙女ゲームの世界で自分がまさに悪役令嬢の立場で、ヒロインは王子ルートを攻略し、無事に断罪まで来た所だと分かった。ベルベットは大人しく断罪を受け入れ国外追放に。
──……だが、追放先で攻略対象
者である教皇のロジェを拾い、更にはもう一人の対象者である騎士団長のジェフリーまでがことある事にベルベットの元を訪れてくるようになる。
ゲームからは完全に外れたはずなのに、悪役令嬢と言うフラグが今だに存在している気がして仕方がないベルベットは、平穏な第二の人生の為に何とかロジェとジェフリーと関わりを持たないように逃げまくるベルベット。
しかし、その行動が裏目に出てロジェとジェフリーの執着が増していく。
そんな折、何者かがヒロインである聖女を使いベルベットの命を狙っていることが分かる。そして、このゲームには隠された裏設定がある事も分かり……
独占欲の強い二人に振り回されるベルベットの結末はいかに?
※完全に作者の趣味です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-14 18:40:14
79154文字
会話率:45%
メアリは、ウェールズ辺境伯家の次期当主である。
メアリは、秘密結社の最高位の長である。
メアリは、その身に猛毒を秘めた怪物であり、美しくわがままな令嬢であった。
そんなメアリの十五歳の誕生日に、家の当主である父親が亡くなった。
そ
れは、ウェールズ辺境伯家の権力が少女のモノになることを意味し、少女の中の怪物が解き放るれたことを意味する。
己の好み以外に制御がなくなったメアリの前に、立ちふさがる者達がいた。メアリの若さを理由に侮って、彼女が持つ辺境伯家の利権、秘密結社の成果、メアリの猛毒を奪おうとする者達が、集まって来たのだ。
花の蜜に群がる害虫のようなそれらの蠢動を見て、メアリお嬢様は毒の滴るような笑みで決定する。
――叩き潰す。
「ええ、私らしく、私らしくやるわ! 合理的に敵を枯らし、贅沢に生を養い、美しく咲き誇るの!」
世界を己の庭として、美しく咲き誇るため、メアリ・ウェールズは自らの歩みを踏み出す。
間もなく、その名前は歴史に記される。
真っ赤な血文字で、大きく――ブラッディ・メアリと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-18 12:00:00
306393文字
会話率:34%
領主は日々、夢を見る。自身が変じた蛇の夢だ。
屋敷の寝台の中から這い出て、窓をすり抜け、領地を離れた山へ向かう。辿り着くのは決まって一本の木に作られた鳥の巣で、蛇は中の卵を親鳥代わりに温めていた。
婚姻を前に令嬢が輿入れをする日の朝
もその夢を見た。蛇が抜け出る窓の向こう、南の山嶺の彼方から従者たちを引き連れ訪れる。可憐な少女から美姫へと成長した令嬢を迎えて、ようやくその由来を知れた。幼かった令嬢とはじめてまみえた、南の国の庭園だった。
前祝いを兼ねた晩餐の後寝室を訪れる。2人きりになった部屋で10年ぶりの対話を楽しむが、ふと令嬢の雰囲気が変わったことに気づいた。かつての幼さの片鱗を脱ぎ捨て寝台の上で待ちわびる姿はまさしく妻としてもので、その視線は夢に見ていた蛇が卵へ向けていた視線と同じであった。
領主は誘われるままに褥へ入り、一昼夜をかけて肢体を絡めあった。
婚礼後まもなく、領主夫妻は第一子を授かった。さらに5人、6人と子宝に恵まれると、成長した子どもたちの助力で執政を盤石のものとした。
領主の名はやがて巻き起こった戦乱を平定し一国を築いた初代国王として伝わっている。
晩年まで国へ献身を捧げた王妃の葬儀には数多くの領民が嘆き悲しみ、長子へ地位を譲った領主は妻君の眠る生家で余生を過ごしたという。
---
本作はGitHubで管理し、note及びカクヨムにも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-09 18:00:00
2867文字
会話率:0%
前世で隠しルートをクリアするまでプレイし尽くしたサバイバルホラー乙女ゲーム「ラブサバイバル〜暁の乙女〜」の世界の悪役令嬢に転生したベアトリス。故郷の街タチアナはゾンビ化ウイルスに冒され、民は散り散りに避難している。ベアトリスは、前世で貯めた
ホラゲ知識をもとに、お付きのニーラントとともに街と民を救うと決意する。
ヒロイン・レイラと四人の攻略対象とともに、転生もののラノベの定番である「チートスキル」を活用しつつ、ベアトリスは立派な悪役令嬢を目指しながら戦う。悪役令嬢とは程遠い、とはニーラント談である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-13 19:11:06
119125文字
会話率:62%
「アレクサンドラ・ベランジェ伯爵令嬢、ジュリー・ギュマン男爵令嬢を虐めているというのは本当なのか?」王立学園の卒業パーティーの最中にわたくしの婚約者であるサミュエル・ゴテルリエ伯爵令息が叫んでいます。わたくしはアレクサンドラ・ベランジェ。ベ
ランジェ伯爵の娘です。サミュエル様の隣にいるのは、ジュリー・ギュマン男爵令嬢。彼らはいつの間にそんなに仲良くなったのでしょうか。ジュリーとはわたくし、お友達だと思っていたのに…。
ゆるゆる設定です。よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-07 07:00:00
2667文字
会話率:49%
『悪役令嬢』という存在への考察というか雑記です。
かなり昭和臭が強めですのでご注意下さい。
最終更新:2024-01-03 08:45:48
1638文字
会話率:0%
卒業パーティーが開かれる王立セントワーズ学園の舞踏ホール。
卒業パーティーに限らず公式の社交の場では、婚約者がいる者は婚約者にエスコートをされて入場するのが通例なのにも関わらず、アスティナ・ダストンは今日、一人で入場した。
たった一人きりで
立つアスティナとは対照的に、目線の先には複数の令息に囲まれ幸せそうに談笑する女性、ダリア・ラビットソンが立っている。
ダリアは元々は孤児院育ちで、16歳となり成人してからはリンカーン修道院で生活していたダリアは、ある日突然強い癒しの力に目覚める。
それを知った王室が、ダリアの強い癒しの力を国で保護するためにラビットソン男爵家の養女として、この王立セントワーズ学園に転入させたのがちょうど一年前。
他の貴族令嬢とは違う、市井育ちの天真爛漫で心優しいダリアは瞬く間に学園の男子生徒を虜にした。
そう、今私の目線の先のダリアの隣で穏やかな表情を彼女に向けている───アスティナの婚約者、ラルフォンス・エーベルハイトもその一人だ。
卒業パーティーが進むうち、ダリアを取り囲む令息のうちの一人である第二王子ロベルトが、皆の前でアスティナと自身の婚約者であるジャクリン・タウンゼンを呼びつける。
ロベルトの隣には、腕をべったりと組んで立っているダリア、その隣にはラルフォンスと、宰相の子息、騎士団長の子息、魔法師団長の子息が並ぶ。
そしてロベルトとラルフォンスは、アスティナとジャクリンに向かって、こう宣言する。
「私、ロベルト・ジョースターはジャクリン・タウンゼンと───」
「私、ラルフォンス・エーベルハイトはアスティナ・ダストンと───」
「「婚約を破棄する!!」」
*********
※一話が短編並みに長いですが、続編があるので連載形式にしています。
※一話が長いため不定期連載。恐らく3〜4話で完結予定。
※貴族制度などはオリジナル設定でふんわりしています。細かい部分はお目溢しください。
※一応魔法がある世界線ですが、ファンタジー要素は薄め。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-28 07:00:00
46737文字
会話率:39%
最強令嬢決定戦とは!
優雅さを争う歴史ある大会である。
王家が主体となって大会運営を行い、
厳正かつ公平な審判をしているともっぱらの噂だ!
魔術、謀略、毒殺、暴力、洗脳、破壊など、あらゆる妨害と攻撃が認められているが優雅で無いとポイント
は大幅にマイナスされる。
優勝者には様々な特典がつくが、同時に厳しい修行も課されるらしい!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-23 19:09:36
11395文字
会話率:50%
完璧令嬢の呼び声高いエルザベラ・フォルクハイルが思い出した前世の記憶。それは日本という場所で女子高生とやらをやっていて、そしてそんな自分がとある乙女ゲームに入れ込んでいたこと。
そして気づく。前世で事故死した自分が、入れ込んでいた乙女ゲーム
の世界に悪役令嬢として転生していたことを。ただし悪役令嬢とはいってもエルザベラは正統派ライバル令嬢であり、仮にルートに入っても破滅没落とは無縁の将来安泰。
だからヒロインなんぞよりよほど問題なのは、このエルザベラという令嬢が、前世で入れ込んでいたもう一人の悪役令嬢、クレアラート・エルトファンベリアとすこぶる仲が悪いということだった。しかもゲームのヒロインはどうやら王道ルートを行くようで、それはつまり愛しのクレアラート嬢が破滅することを意味している。
彼女を救えるのは私だけ! ……私はライバル令嬢だけど、悪役令嬢を救ったっていいわよね?
大好きな悪役令嬢を破滅から救うため、完璧“ライバル”令嬢が奮闘するガールズ・ラブ・ストーリー……的な何か。多分、だいたいそんな感じ。
番外編表記について
幕間、番外:本編と同一世界線ですが、本編のお話に直接関係のない部分。読み飛ばしても本編に影響ありません。
if:本編とは異なる世界線のお話。基本的には本編と繋がりはありません。
EX:本編完結後の後日談。本編エピローグ以降のお話になります。本編読了後にどうぞ。
※カクヨム・ノベプラでも公開中です。
※2019/9/14 完結しました。以降は時々番外編などを追加する予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-07 17:41:58
581350文字
会話率:50%
隣国で婚約破棄され、わが国に身を寄せている従妹がどうやら奇病である『悪役令嬢症候群』に罹ったらしい。側近からそんな言葉を聞かされて会った彼女は確かにちょっと普通の令嬢とは違うようで……?
一部は王太子の視点、二部は婚約破棄された公爵令嬢の視
点……と視点が変わります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-03 10:56:14
60243文字
会話率:37%
コーネリアは義姉が大好き。義姉の幸せをそばで見守りたいがゆえに、義姉の夫である将軍クレメントの弟と結婚することを思いつく。
「将軍さまの弟と結婚するにはどうしたらいいの?」というなんとも直接的なコーネリアの質問にクレメントは、「庭に行って
みなさい」と言うばかり。
「馬鹿なことを言っていないで働け」と言われたのだと判断したコーネリアは、将軍の言葉通り庭師として働くことにし、令嬢とは思えない慣れた手つきで庭仕事をこなしていく。
やがてコーネリアは、庭師のモリスと仲良くなり……。
義姉が大好きなヒロインと、そんなヒロインに共感と信頼を持ったヒーローの恋物語。
ハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-31 20:10:05
7978文字
会話率:68%
母が亡くなり、父である男爵に引き取られた平民育ちのケリー。
彼女は父の命令により、貴族の子女が通う学園に放り込まれてしまう。結婚相手を見つけられなければ、卒業後すぐに好色な金持ち老人に後妻として売り飛ばすと脅された上で。
そんな彼女が目
をつけたのは、婚約者の公爵令嬢とは不仲という噂の第二王子。正妃である必要はない。殿下の妾になればきっと今より幸せになれるはず。
必死にアプローチする彼女だったが、ある日公爵令嬢と第二王子、それぞれの本音を知ってしまう。
バカらしくなった彼女は慎ましやかな幸せを手に入れるため心を入れ換えるのだが……。
悪人になれないお人好しヒロインと、一目惚れしたヒロインを一途に追いかけた策士なヒーローのお話。
ハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-07 20:01:06
8027文字
会話率:50%
※この作品は、別サイトにも投稿している重複投稿作品です。
私は、どうやら転生したようだ。
前世の名前は、憶えていない。
なんだろう、このくだりに覚えが?猫?夏?枕?まあ、そんな事はどうでもいい。
私の今の名前は、アウエリア・レン・フォール
ド、8歳。フォールド家の一人娘であり、伯爵令嬢だ。
前世では、多分、バンビーだったと思う。
よく思い出せぬ。
しかし、アウエリア・レン・フォールドの名前は憶えている。
乙女ゲーム「黄昏のソネア」の登場人物だ。
まさか、乙女ゲームの世界に転生するなんて・・・、いや某駄目ろうでは、ありきたりだけど。
駄目ろうとは、小説家になろうというサイトで、通称が駄目ろう。駄目人間になろうっていう揶揄らしいのだが。
有名な面接系の本には、趣味に読書はいいけど、決して小説家になろうの名前は出さない事と書かれている。
まあ、仕事中に読んだり、家で読み過ぎて寝不足になったりと社会的には、害のあるサイトとして認定されつつあるからね。
それは、どうでもいいんだけど。
アウエリア・レン・フォールドは、悪役令嬢である。
それも殆どのルートで処刑されるという製作スタッフに恨まれているとしか思えないような設定だ。
でもね、悪役令嬢とはいえ、伯爵令嬢だよ?普通は処刑なんてされないよね?
アウエリア・レン・フォールドさん、つまり私だけど、私が処刑されるのは、貴族学院卒業前に家が取り潰しになったからだ。何の後ろ盾もない悪役令嬢なら、処刑されても仕方がない。
という事で、私は、ゲームが始まる前、つまり貴族学院に入学する前に、実家を潰す事にした。
よく言うでしょ?
ゲームはスタートする前から始まってるってね。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-01 06:00:00
180966文字
会話率:46%