拷問により両足と片腕を無くし盲目となった少女リサーナは復讐を誓うも叶う事なく森に捨てられてしまう。その場から動く事自体もできず絶望の淵に立たされる。そんな少女を救ったのは元奴隷の女性だった。ここから少女の、いや少女たちの復讐劇が始まったのだ
。
といってもイチャイチャ観光しながら。復讐心はライター式。押さなきゃ燃えない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-24 00:27:27
35382文字
会話率:46%
「マリア。私は、君との婚約を破棄しようと思う。承諾してくれるだろうか?」
テオドール伯爵家の令嬢である私は、イシュトヴァーン公爵家のグラディスから婚約破棄を通告された。
私の目の前に、婚約を確かなものとしていた血の契約書が置かれ、事実
上、その撤回を要求される。
「……分かりました。承諾いたします」
私はグラディスの圧力に負け、彼との婚約破棄に同意した。
しかし、私には婚約破棄された心当たりがあった──。
自由に動かない両足だ。貴族学園で悲劇的な事故に遭い、私の両足はただの飾りと化していた。
公爵夫人としての仕事をまっとうにこなせない私など、不要というわけだ。
そして、私は事故に遭ってから、婚約者だけではなく友人達も失った。
……いや、仮初めの友人達が、私の下を去っていった。
「私にはもう、誰もいなくなっちゃったなぁ……」
「……マリア様。そんなことを言わないで下さい。まだ私がいます」
私の呟きに侍女のエルザが目から涙を溢れさせる。
ついには、大粒の涙を流して、子供のように泣き出してしまった。
私は、そんなエルザを見て、軽く微笑みながら優しく語り掛けた。
「エルザ。そんなに泣かないで。実は私、スッキリしてるんだ」
「……マリア様?」
「私はもう自由なの。これからは、『公爵夫人になるのに』と咎められることもないのよ?」
私は真っ青な大空に右手をグッと伸ばすと、雲をつかみ取るように手の平を握りしめる。
「私の前には、希望に満ちた無限の未来が広がってるのよ! 私は諦めない! 私はこれから、エルザと一緒にたくさんの幸せを手に入れるんだ!」
これは、全てを失った伯爵令嬢が、持ち前の明るい性格を生かして、より良い未来を求める物語です──。
※当初、短編として公開予定でしたが、あまりにも長くなってしまいましたので、九話に分割しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-06 12:51:46
52513文字
会話率:48%
人公「ファラーシャ」は天候を操る星族の里長の一人娘。
生まれつき両足が動かず、声もろくに出せなかった。
両親はファラーシャを産んですぐに亡くなったと言われ、新しく里長となった叔母はまだ結婚していなかったにも関わらず、星族の1族の中で絶
大な星の「力」を持っており、巫女であり里長に君臨していた。
叔母はファラーシャを「一族の呪い」とし、物心ついた時から屋敷深くで幽閉生活を送らされる。ファラーシャは知りたいことが沢山あった。
「何故自分は声も出ず両足も動かないのか。」
「何故自分はこんなに力が制御出来ないのか。」
「星族とは何なのか。」
幼少の記憶が曖昧で、沢山の疑問を抱えながらも自分は「呪われた身」だからと気持ちを抑え、幽閉生活を静かに送っていた。
10歳になった時、ファラーシャは「力」がうまく制御できなくなってきていた。そして、とうとう暴走してしまい人を襲ってしまう。
ファラーシャは処刑が決まるが、1族で殺すのは呪いが降りかかるとされ、星族とは敵対関係にある「月族」に執行を任せられることになった。
明朝、ファラーシャは速やかに殺されるはずだったが…処刑執行人のその人は、真赤なボサボサの赤い髪をして、だが美しい赤い瞳をもち、そして顔立ちの整った、どこか違う世界から来たような雰囲気をもつ優しい青年だった。
処刑執行人の青年セレネに助けられそれまで知らなかった事をちょっとずつ学んで知っていく、歳の差×恋愛×ほっこり冒険ファンタジーです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-16 17:02:43
6933文字
会話率:27%
交通事故に遭ったことで両足を失い、ガールフレンドにフラれた主人公は悲しみにくれる。しかし夜になると主人公の身に信じられない変化が起きる。
最終更新:2023-10-26 18:58:31
3011文字
会話率:11%
ある日、俺に懐いていた後輩が事故に遭い、両手両足を失った。その日から俺は本当の思いに蓋をして彼女のサポートをする。
最終更新:2023-10-21 19:10:14
8508文字
会話率:18%
私は中立派の伯爵令嬢として日々平穏に学院に通うカミーユ。でも平民出身の美少女ユリアと意気投合して大親友になってからは、毎日がヒヤヒヤだ。特待生で優秀なユリアは王太子殿下やその側近達と仲が良すぎて周りにやっかまれているのに、忠告しても「仕方な
いのよ」と遠い目で舌打ちするだけなのだ。そして今日、とうとうユリアは階段から突き落とされて両足を骨折してしまった。青い顔で駆けつけた私にユリアは「あーあ。イベントが起こっちゃった」と諦めたような苦笑を見せて言った。
「この世界で起こることを、私が知っているって言ったら、カミーユは信じる?」と。
R15は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-17 17:03:41
19388文字
会話率:62%
日本で最も天国に近い病院だと言われている、高山中央病院。
そこが、頭おかしなお調子者・|鶴喜亮《つるきりょう》の入院先である。両足を骨折しても、彼は笑顔を絶やすことはなかった。
それどころか、車椅子をゲットした日には奇声を上げながら廊下で全
力疾走、あろうことか危うく謎の美少女・ガラス姫とぶつかりそうになり……!?
そして、彼女が抱えているある秘密とは……?!
ハイテンションでハートフルな病院コメディー、開幕!
毎週月、木曜日朝6時に更新いたします!
この物語はフィクションです。登場する人物・団体・地名等は架空のものであり、実在する人物。団体等とは一切関係がありません。また、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
この作品は「小説家になろう」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-26 16:02:43
108806文字
会話率:41%
言葉はいつも怒り口調のじじいとゴリラのような姿勢で両足の膝を曲げて両手を前にだらーんとしながらトイレに行くときは恐竜がまるで走ったかのような大きな足音で小走りに走るばばあとパニック障害と不安障害と闘いながらもそんなジジババを観察するまごの話
家族それぞれ変な所はあるけれどもそんな三人がぶつかりながらも毎日を過ごす。
そんな毎日の中の一部を物語にしてみました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-06 12:34:24
5510文字
会話率:0%
「遥かなる北方の大地、険峻な山脈を超えた先に天にも勝る楽土があるという。そこに実る麦や果実はまるで草原のように広がり、戦の火が灯ることのない暖かい土地である」
世界の果てにあるといわれる、そんな楽園の伝説があった。
奴隷の身であった記憶喪失
の少女ルノは、飼い主である貴族の元から逃亡を図り、その最中に楽園を目指す旅人と出会う。
その姿は亜麻色の羽根、獣人の両足、黒い霧を纏った右手、深緑と瑠璃色の瞳を持ち、まるでバラバラになった人形に誤った部位をつなぎ合わせたような奇妙なものだった。
旅人に助けられ自由の身になったものの行く先のないルノは自身の記憶を取り戻すため旅人に追従することにした。その旅の中で、多くの人々と出会い、ルノは記憶の断片を拾い集めていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-07 20:24:29
3448文字
会話率:19%
中学時代の事故により両足がなくなってしまった主人公ハルトは今までやってきたサッカーを諦めることになってしまう。今の家族は義理で、ハルトが二歳にも満たないときにフランスで捨てられているのを単身赴任中の義父が見つけてそのまま日本に連れてきたら
しい、ハルトはアルビノという先天的な病気を持っていた。外国人、アルビノ、そして日本語が喋れないということが重なり、小学、中学時代は同級生にいじめられていた。そんなハルトが唯一信じられたのは義理の家族と小学校時代から通っていたサッカークラブの仲間だった。それだけがハルトの心の拠り所だった。しかし、両足を事故により失ってからは信じられる仲間もいなくなり、ハルトは心を閉ざしてしまった。
そこで出会ったのが、VRMMORPG[フロンティアスピリットオンライン]というゲームだった。このゲームはハードコアを頭に装着する事によって、意識ごとゲーム世界に入ることができたのだ。これなら今までのように足を動かす感覚を味わえるのではないかと考えた両親はこのゲームをハルトに買い与えた。
これがすべての悲劇の始まりだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-01 18:53:15
12223文字
会話率:23%
※{ }は振り仮名。
コルトとのランチと進路確定を行ったリッパーは、ラボで弾丸を受け取り、旅支度をした。 お気に入りのヒマワリシャツは小さくたたんで、食料と救急パックと一緒にバックパックに入れて、細いフィールドパンツの両足に三五七リボル
バーをセットした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-22 10:16:21
122382文字
会話率:53%
私には昔から異常性癖がある。
綺麗な人形の身ぐるみを剥いで、逐一観察すること。
平たい胸、肉のない腿、あるはずない球体関節。
そうして一頻り観察した後、両手両足を縛って、夜もすがら放置する。
今はそれが人になっただけ。
注意事項1
起承転
結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
耽美奇譚です。勿論際どく奇妙な話。
幼い頃に遊んでいた異常な人形遊びの助長。
それ故のガールズラブです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-25 20:49:39
848文字
会話率:47%
幼い頃、同居していた祖母から言われたことがあった。
もしも嫌なことがあったなら、電話の下の棚から髪飾りを取り出して持っていって、近所の神社の鳥居を両足でくぐりなさい――。
◆
十七歳になった真琴は、ある日母に理不尽に当たり散らされたこ
とで家出した。
彼女が向かったのは神社。
その鳥居をくぐると――?
著作者:四季 無断転載は固く禁じます。
全23話(分割あり)、2020.5.20~2020.7.24執筆
※この作品は「アルファポリス」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-20 20:12:54
56047文字
会話率:46%
危ない角度で傾いている小さな木屋に僕と彼女はいるようだ。
僕は粗末な木製の椅子に座らされ、手首には縄が巻かれている。
くるぶし周辺も、椅子の両足に縛り付けられていて身動きが取れない。
加えて、彼女は僕の額へ銃口を向けているが、その対処法とは
――?
この作品は、「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-07 16:10:38
4152文字
会話率:49%
『クライバル』と呼ばれる怪人が人々を襲い、それに対抗する為に結成された組織『剣聖心』との血で血を争う死闘は10年以上経ってもまだ続いていた。
剣聖心に所属する新入隊員の少女マグ・マナグは、自身の夢を諦めてでも戦いに身を投じる道を選び、そ
して幼い頃に突如消息を絶った親友を見つけ出すのを目標に毎日を生きている。
そんな彼女が言い渡された初任務の内容は人探し……それはクライバルの魔の手から人々を守り世界救済を目指す者、紅蓮の炎を両足に纏い多種多様の印章を武器にする桃色の髪をした一人の少年『負けなしの魔法使い』を見つけ出すことだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-07 04:28:36
844文字
会話率:0%
子供の時に両足を失い、19歳まで生き続けてきた幸。
趣味のVtuber漁りから推しを引き当て、この日も同じように推しの声を聴きながらヴァイオリンを弾いていた時に、画面から自分の音が聞こえたのをきっかけにこっそり妹の部屋を見ると…?
妹で
ありながら推しのVtuberである彼女とどう向き合っていくか、そしてどんな出会いをするのか。
妹がとてもなお姉ちゃんと、お姉ちゃんを前にするとうまく喋れない妹のちょっとしたお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-02 02:00:00
14255文字
会話率:57%
いわゆる『なろう系』に一石を投じるお話。
なろう系のテンプレが読みたい人も、そうじゃないのが読みたい人も、ランキングがテンプレに席巻されるのはマズいと危惧しているなろう運営さんも、これで三方一両損じゃないですか? と。
(一両足す役は、
システム改修とかする運営さん)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-13 21:11:30
863文字
会話率:11%
「熱っ!」
ゆで卵から生まれたヒヨコ。
固まった白身に両足を通して、ちゃんと目もクチバシも両手羽もある。尻尾は埋もれて性別は分からない。そんな黄色い、けれども白いおしめをつけたヒヨコ。取ってやろうとしたら怒るのだ。
火傷した左手
。薬指に氷を開けながら。三連休の二日目が終わり、三日目である、今日を迎える。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-09 08:37:51
1242文字
会話率:12%
「かゆくなる四肢切断」というお題で書いた短編です。
事故で両手両足を失った男、その後ただでは転びません。
1分程度で読めるショートショートです。
最終更新:2022-06-23 22:23:08
577文字
会話率:0%
ある日、私の前に助けを求めてやって来たのは両足を持つテケテケだった……
ハーメルン でも
最終更新:2022-04-09 20:12:31
2590文字
会話率:30%