魔物と人類の大きな争いがあった。それは永い歴史でも類を見ないほどの大戦となる。
その争いを収めた勇者は、諸国が無事であることを悟ると久方ぶりに故郷へと戻る。
大きな功績を残しながらも、決して語り継がれることのなかった彼は、その想い
を息子へと託した。
大戦が終わっても、魔物による被害は絶えない。父の想いを継ぎ、息子は三代目ネギの勇者と成った。
世のため人のため、更には謳われることのなかった父の名誉のため、目指すは大英雄。少年は一癖も二癖もある仲間たちと諸国を廻る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-29 17:00:00
1281238文字
会話率:45%
銀髪の冒険者アルビスの持つ「物真似士(ものまねし)」という能力はとても優秀な能力だ。直前に他人が発動させた行動や技をそっくりそのまま真似て放つことができる……しかし先行して行動することが出来ず、誰かの後追いばかりになってしまうのが唯一の欠点
だった。それでも優秀な能力であることは変わりがない。
そんな能力を持つアルビスへリーダーで同郷出身のノワルは、パーティーからの離脱を宣告してくる。ノワル達は後追い行動ばかりで、更に自然とではあるが、トドメなどの美味しいところを全て持っていってしまうアルビスに不満を抱いていたからだった。
半ば強引にパーティーから外されてしまったアルビス。
一人にされこの先どうしようとか途方に暮れる。
しかし自分の授かった能力を、世のため人のために使いたいという意志が変わることは無かったのだ。
こうして彼は広大なる大陸へ、たった一人で新たな一歩を踏み出してゆく。
自分の授かった能力を駆使して、多くの人々を救って見せる――アルビス、16歳の決断だった。
それから2年後……東の山の都で、“なんでもできる凄い奴”と皆に引っ張りだこな、冒険者アルビスの姿があった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-26 12:08:27
133391文字
会話率:39%
転生者アタル・パルティノによって民主主義国家がもたらされて三百年、政治は腐り形骸化を始めた。市民も政治家も揃いも揃って自己利益の最大化を図り、それでも過去の遺産であるインフラや福祉制度によってなんとなく生活が成り立ってしまう。そんな中、折
れかかるとも腐らずに世のため人のためたろうとする稀有な首相ダールは神託を受ける。曰く「初代首相のアタルを背後霊アドバイザーとしてつけてやるからどうにかして頑張ってくれ」と。
これは、革命家であり扇動者であるアタルと、憂国の士であるダールがどうにかして市民の政治への関心を取り戻し、国を再び民の手に戻すまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-01 16:50:13
9726文字
会話率:57%
スーツアクターとして戦隊のレッドを10年間演じている赤城省吾。
ある日、無茶な撮影に挑み、命を落としてしまう。
目が覚めると、撮影していた番組の世界観や設定とそっくりな異世界に転生していた!
転生特典で、レッドに変身して超人的な力を手にした
赤城省吾は世のため人のため、悪魔将軍との戦いに身を投じるのだった!
2部構成の短編です。
ファンタジーに見せかけたコメディーのような気もします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-28 15:58:24
2579文字
会話率:38%
聖女アリアによってぽっちゃり魔王は討伐された。
と思われたが、そのぽっちゃり魔王は死んだフリをしていただけだった。
しかし魔王城からの帰り道、異世界からやってきたと思われる女子高生のせいで死んだフリがバレてしまい、なんでもしますと命乞いをし
た結果、魔王という素性を隠して一緒に世のため人のため善き行いをするはめになってしまう。
だが実のところ、ぽっちゃり魔王はなにをやってもダメダメな、ダメダメ魔王だった。
ところがなぜか事あるごとにラッキーなことが起き、素性を隠すためにオークの仮面をつけた魔王は、図らずも『オークヒーロー』と呼ばれることとなるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-26 04:54:35
8347文字
会話率:90%
産まれた時から霊や神が常時見える狗狼豊海(いぬおか とよみ)が、自分を取り巻く環境や運命と戦っていく話
『全ては世のため人のために』
最終更新:2021-04-23 19:00:00
1320文字
会話率:0%
イザベラ・マクレガーは公爵家の令嬢だ。
3歳の時に、この国の第1王子のジュリアスと婚約。
「貴族は国のため、民のために尽くすもの」という教えを胸に、厳しい妃教育にも耐え、立派な王妃になるべく努力を重ねてきた。
しかし、王立学園入学後。
ジ
ュリアスは男爵令嬢マリアに入れ込み、イザベラをないがしろにするようになる。
イザベラは嘆いた。
「一体わたくしの何が悪いというの?」
そして、気が付いた。
「……ん? 待って。わたくし、何も悪くないわよね?」
じゃあ、悪いのは……?
この話は、開眼した令嬢が、国と民のために不幸の元凶を炙(あぶ)りだしてポイする話である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-20 19:35:27
7465文字
会話率:38%
死神とは。
多くの人間が恐怖の対象や、死の擬人化だと考えるだろう。
しかしとある文献によれば
『死を迎える予定の人物が魂のみの姿で現世に彷徨い続け悪霊化するのを防ぐ為、冥府へと導いていくという役目を持っている』らしい。
これはそんな死神が人
間の魂を正しく導くために、
様々な事件を解決する話である。
※評価すると続編が出てきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-18 16:42:45
16708文字
会話率:30%
世は幕末、維新志士達が幕府を転覆すべく暗躍する京都の町にて新選組と斬り合う動乱の時代。
刀を握り、世のため人のためと人々が救われる新しい時代を夢見て研鑽を積み重ねてきた侍がいた。
その名は、釼崎 冬真(けんざき とうま)。
人は彼を
死神の剣の通り名で恐れ見た者、対峙した者に絶対の死を与えると噂される。
「釼崎をみたらまず逃げろ」彼は、その台詞と通り名に恥じぬ最強の刀を振るい続けた。
動乱の時代を終えたある時、函館から江戸(後の東京府)へと帰る道中に病に見舞われ死んでしまう。
目を開けた先は綺麗な森の中で野盗に襲われていた荷馬車を護衛する少女を助け、傭兵となり異世界を生き抜く。
しかし、そこでの暮らしは侍を休ませることはなく、世の中の不条理に立ち向かうため、魔法ありの異世界に再び鍛えぬいた刀を振るう。
毎週金曜日から土曜日にかけて更新します!
それ以外の日は、気分投稿になりますのでご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-31 00:20:14
30474文字
会話率:48%
たった一日で人類の七割は死人となった。
その死人達は蘇り、人を襲う化け物へと姿を変え、たった数ヶ月で世界の七割は機能を停止した。
ある二人の少年は家族を殺され、自分の、自分たちの無力を呪った。
その二人が望むのは家族を殺したやつへの
復讐を果たすための力。
もう誰一人大切な人を失わないために、これ以上自分たちのような人が増えないように戦うことを決意した。しかし、実際この二人は世のため人のために戦うつもりは少ししかない。
戦う目的はただ一つ、大切な家族を奪ったやつを自らの手で殺すことのみのはずだった。
そう、復讐することしか見えていなかったはずだったのに折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-10 01:01:55
300838文字
会話率:49%
※ちょいちょい加筆修正します
マオは歴代最強の魔王と呼ばれているが生まれた時代を間違えた。
人類と魔族の争いは生まれたときには既に終わっており、争うどころかちょいちょい交流がある始末。
あっれれー? おっかしいよー? この力をどこで使えば
いいのかな?
そうだ世のため人のために使おう。
と、冒険者になっちゃった魔王の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-05 00:13:16
6180文字
会話率:37%
聖女たちの聖女たちによる聖女たちのための組織、それが聖女派遣協会!
今日も彼女たちは、聖なる力を使って世のため人のために働きますよ!
(ただし、料金はきっちり頂戴いたします。)
最終更新:2020-06-03 19:38:44
20998文字
会話率:44%
勇者の影武者ウルティオラ。
彼は今まで本物の身代わりとして、幾度となく死線を潜り抜けてきた。
だが、いざ真の勇者を導入する段階で、彼は謀計にはめられ追放されてしまう。
これまで世のため人のためと身を粉にしてきたのに、結果がこれか。
そんな
絶望に落ちかけた彼を、影武者という呪縛から解放したのは聖女だった。
「あなたとなら命運を共にできる。そう思ったのは、勇者だからではありません。私はウルティオラさんとともにありたいのです!」
これは、偽りの勇者とあまあま聖女が営む悠々自適ライフの話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-12 19:03:31
117469文字
会話率:43%
強さと正義を追い求め、そして優しく正しく在らんと、世のため人のために生きた男は、その末に世界に敗れ、ふらりと死んだ……なーんて。
そんな俺が気付いたときには、いつの間にやら異世界の住民……転生した先は叢雲と言う名の武神の子供だった。
自分から死んでおきながら、望んでもいない新たな人生と新たな名前を手に入れてしまった俺ことムラクモ・ハヤテは、生きる理由を探すために旅に出る。
鍛え上げた肉体と、叩き込まれた武力でもって、俺は二度目の人生を歩むことになったわけだが、冗談じゃない。
俺の今生は俺のものだ。親父も何も関係ない。俺は俺のためだけに生きる。
――いつの日か、俺が身を投げ打てるほどのモノと出会うために。
戦う相手は人間から魔物、勇者から魔王、ドラゴンから神に至るまで、五体と武気で全てを打ち破ってやる。諸々のトラウマは……後回しだ。
なんということはない、これは俺が拳を振るうだけの物語だ。
※本作はフィクションです。実在の人物や動物に素手で殴りかかろうとするのは大変危険です。
※pixivで二次創作とかもやってます。暇つぶしにどうぞ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-04 15:47:46
129984文字
会話率:54%
この物語は、超能力を持ってこの世に生を受けた、松木(まつき)智(とも)・真(まさ)・詩(うた)の3人兄弟による物語です。
彼らは、自分の能力を使い、何でも屋として日々世のため人のために···というのは建前で、実際は?
智「なんとなく··
·」
真「面白そうだから」
詩「楽だから」
こんな3人ですが、どうかよろしくお願いします!折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2019-05-26 01:47:34
17234文字
会話率:50%
私立悪役令嬢女学院
日本屈指の伝統と学識を誇る名門にして、数々の歴史に名を残す悪役令嬢を輩出。
悪役令嬢といえば〝悪女〟
多くの人はそう思い、その名を讃える。
〝悪女〟とは世のため人のため悪役令嬢を育成する、日本一、いや、世界一の教育
機関なのだ。
そして今日も、全国各地から良家の子女が集い〝至高の悪役令嬢〟を目指して、日夜熾烈な権力闘争を繰り広げているのである。
これは中国地方の田舎町から〝悪女〟に編入してきた少女――広能可憐――が、如何にして良家の子女相手に下克上を行い、如何にして〝悪女〟を制覇し、如何にして〝至高の悪役令嬢〟として〝悪女〟に君臨したか――――、その一端を刻んだ一代記なのである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-20 16:00:00
3003文字
会話率:35%
副島家は名門で裕福で大きなお屋敷を持っていたが、戦後、落ちぶれた。
しかし、副島行雄は訳あって北信電機製作所に勤めて、その会社の
美人秘書、絹子と1958年に結婚。その後1959年2月27日に
長女、恵美子を難産の末、出産したが、その後、子
供を
産めない身体になった。そのため、恵美子の教育には力を入れて、
小学校、中学でも、英語、数学が得意な元気な娘に育った。
その後、優秀な成績で卒業し都立の名門高校に合格してた。
その都立名門校でも負けず嫌いの性格で猛勉強の得意の数
学を生かし理工学部を目標にし、家からも近い東京工業大学
をめざし合格し、卒業した。その後、完成まもないソニー
橫浜研究所に勤務してパソコンの研究の仕事を与えられた。
そのうち、会社の同期の若者のグループ交際で早稲田大学を
卒業し営業に配属された箕島巌男と会った。偶然に彼の姉・
路子さんがと同じ東工大出身と言うことで急接近した。
やがて結婚し彼が世界各国を転勤し出世したが激務で身体を
壊し営業から教育研修課へ移動した。その後、奥さんの恵美子が
ソニーを退職して義理の姉、路子さんと株投資と投資教室を開いて
次々と成功していき、収益金を世のため人のために施し・・・
と言うストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-06 13:16:09
35721文字
会話率:0%
最強。それは男子なら誰もが憧れるのではないだろうか。
私は勇者だった。かつての魔王を倒し、美しいと言うか可愛い姫とも結婚した、金もあれば力もある。
そんな勇者も今となってはただの釣り人。
王様から手紙が届くその日までは。
世界のため世の
ため人のため、そしてなにより自分のために。
元勇者が頑張る波乱万丈のハチャメチャ物語!
あなたは新たな伝説を見届ける・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-10 23:37:40
30682文字
会話率:21%
時は江戸時代。
八代将軍徳川吉宗の治世は終わりを告げ、老中田沼意次へと権が移って20年余りが経過していた。
株仲間、貨幣価値の統合といった事業の他に、世を乱す妖怪変化に対抗すべく打ち立てられた【退魔士組合制度】の全盛期とも言える頃合。
田
舎から上京して来た少年、与平は退魔士となって大成する夢を胸に頑張って組合の依頼をこなしていく。
全ては世のため人のため、そして日銭を稼ぐため!
今日も明日も明後日も、頼れる仲間たちと共に!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-20 10:00:00
10936文字
会話率:29%
世のため人のためになる事をしよう。そう決めたとある夏の日。
私、鏡 昭一は死亡した。
書類の山が生い茂る場所で神様に出会った昭一は、出来うる限りの事をやり遂げて、いざ転生…と行きたかったが、やはりと言うかこの主人公、ひたすらに雑用しかやらな
い。
せっかくの転生。せっかくの異世界。
魔物の討伐?無理無理。怖いし危ないし。
流行りのハーレム?後ろから刺されるのが目に見えてますが?
内政チート?学力並以下ですが何か?
ヘタレでも出来る簡単な作業…それが雑用である。
この物語は、ただひたすらに雑用をこなす1人の少年の成り上がりの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-05 20:45:01
1791文字
会話率:39%