たった十七文字、たった三十一文字。その中に息づく気持ちや景色は自由で柔軟な発想です。川柳、短歌はおもしろい!
あわよくば、それら魅力を皆様にも伝えたい。そんな気持ちで連載を始めました!
※月毎にテーマを決めて『川柳、短歌』を詠みま
す。連載形式の詳細は『まえがき』をお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 15:54:05
8306文字
会話率:0%
妹を亡くした大学生・岸悠生は、止まった時間の中で届かないメールを送り続けていた。
亡き妹が決めていたメールアドレスは、今は誰のものでもない——はずだった。
ある日、そのアドレスにメールが届く。返ってきたのは、「お兄ちゃん?」という一文。
最終更新:2025-07-19 11:36:08
51919文字
会話率:47%
動画配信グループ 《ミッドナイトグレイ》 は
都市伝説や心霊スポットを
巡る動画で人気を集めている三人組。
三人が今夜訪れたのは
都心に取り残された古いホテルだった。
かつて屋上にプールがあったというその場所で
深夜の一泊生配信を始めた
彼らはすぐに異変に気づく。
廊下に続く濡れた素足の跡。
誰もいない隣室から滴り続ける水音。
ライブのコメント欄に流れた一文。
「……さっきから四人映ってる」
足跡の先は、立入禁止の屋上への扉。
そこには夜風に揺れる水面が
あり得ないはずの波を立てていた。
フェンスのそばに立っていたのは
五年前、あのプールで命を落とした女…
そして3人は知るのだった。
このホテルではいまだに“その人”が
名もない足音を増やし続けていることを───折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 22:01:46
3535文字
会話率:28%
「なんで俺にだけこんなに厳しいんだ……」
「なんでこの気持ち伝わらないのよぉ……」
社会人3年目。ちょっと慣れてきたとはいえ、まだまだ下っ端の俺・相沢祐介には、ひとつだけ越えられない壁がある。
――営業部副主任・如月凛(30)。
隙が
ない。冷静沈着。無表情で無慈悲な指導。
社内で「氷の副主任」と呼ばれる、完璧すぎて近寄りがたい女上司。
……が、なぜか祐介にだけ、やたらと当たりがキツい。
報告書のフォントミス一文字で説教30分。
会議の発言が「軽い」と言われて居残り。
挙句の果てに「最近、私の視界に入る時間が減ったわね」とか意味不明なことまで言い出す始末。
なぜ俺だけ……? 嫌われてる? 監視されてる?
もうマジで怖すぎて、胃が痛い。
――しかし祐介は知らなかった。
実は、凛は不器用すぎる超絶ピュアな乙女だったことを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 07:10:00
3458文字
会話率:24%
心に傷を負う男がいる。
心に傷を負わせた女がいた。
次郎と彩花。
二人の行く末が再び交わることはあるのか……
果たして……
『傷』を負った人間同士が……
『鎖』のような『絆』で結ばれることは、あるのか……
最終更新:2025-07-18 00:36:06
82391文字
会話率:45%
言魂。
それは人々の魂に刻まれた、超常の力を持つ言葉。
中でも戦闘に適した言魂を持つ者は、言魂学院に入ることを許され、魔族との戦いに身を投じる。
そんな学院で特例として、言魂を持たない少女が入学試験を受けることになった。
そしてその場には、
一文字使いの少年の姿もあり、2人は戦うことになったのだが――。
没落した家系で、言魂を持たず『無字姫』と揶揄され続けても、懸命に努力する少女。
最弱の一文字使いのはずが、規格外の力を見せ付ける少年。
彼女たちを中心に、人間と魔族関係なく、世界に変化が生まれ始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-15 18:11:29
22868文字
会話率:29%
10年前、世界中に『ダンジョン』が発生した。
ダンジョンには『モンスター』がいて、それを倒すとアイテムをドロップする。
ダンジョンを放置すると、ダンジョンからモンスターがあふれ出す『スタンピード』が発生する。
数が多すぎるダンジョンに軍人や
警官、自衛官などだけでは手が足りない。国々は、民間のダンジョン攻略者『冒険者』の職を認める事になる。
主人公『一文字 九朗』は冒険者だったが、ダンジョン内でのトラブルにより、冒険者に嫌気がさして引退を決意する。
最後に入手したアイテムがものすごい大金になったので、趣味に生きると決め、不人気ダンジョンを買い取り、その管理者をしつつ、ダンジョンを使ってパワードスーツの開発を始める。
ドロップアイテムからの金属精製、装備品のレベルアップを利用した装甲。スマホで制御する駆動部。ネタ装備の数々。多くの失敗を積み重ねながらも、その失敗すら楽しんで開発を行う。
その様子をネットに投稿したり、同じ趣味の者と語り合ったりしながら、九朗は『普通のダンジョンでも実用可能なパワードスーツ』の完成を目指すのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 23:34:03
979905文字
会話率:18%
日本から異世界の名門伯爵家の令嬢ゲルトルードに転生してきた私。ある日突然、一文無しになっちゃった。けれどそれは、家族を虐げてきた当主の死去に伴うもの。むしろ安堵を覚えた私は、大好きなお母さまとかわいい妹を養うために、前世の記憶を駆使してお
金を稼ぐことにしました。
だってこの世界、結構テンプレなんだもの。魔法にマズ飯に貴族の学園、もしかしたら乙女ゲーム展開があるかも? まあ、地味子な私はモブ確定だけどね。いや、とりあえず結婚しないと爵位を維持できないルールになってるので、稼ぐだけじゃなく嫁ぐほうもがんばって……がんばろうとは思ってます……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 20:15:57
1281622文字
会話率:37%
初めて彼女を見たのは、大学の図書館だった。
午後三時、いつも同じ窓際の席。光が柔らかく差し込むその場所で、彼女はひとり静かに本を読んでいた。
ページをめくる指が細くて綺麗で、時おり少しだけ笑う表情が印象的だった。
声も知らない、名
前も知らない。けれど僕は、その姿に惹かれていた。
僕よりも年上かもしれない。けれど、話しかける勇気が出なかった。
──ある日、彼女が読み終えた本の見返しに、こんな一文が残されていた。
「この本の最後、あなたは泣いた? 私は少しだけ泣いたよ。
― 綾乃」
それを見たとき、不思議と胸が高鳴った。
誰に宛てたのかもわからないメモだったけれど、なぜか自分に向けられたもののように感じた。
そして僕は、初めて彼女に声をかけた。
変わらない毎日が意外になる、恋愛小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 11:03:58
1834文字
会話率:25%
札幌駅前の廃ビルで途方に暮れる無職OL・片桐千歳。就活は全敗、希望はゼロ。そんな彼女の前に現れたのは、銀髪に羽根をまとった現役引退の女神・リィナだった。異世界から落ちてきた女神は、この世界で無一文。生きる術もなく廃ビルを住処にしようとする彼
女に、千歳は「会社を作って一緒に働こう」と提案する。
こうして、絶望の淵にいた二人が“神が経営する”異世界系ベンチャースタートアップ、ピコリーナ・カンパニーを立ち上げることに。社員は異世界からやってくる特異技能者たち。だが、拠点は電気も水道もまともに使えない廃ビル。地下には封印された魔王も眠る――。
果たして無職OLと女神の前代未聞の挑戦は成功するのか? そして、次元の裂け目から訪れる“迷い人”たちとは?
札幌駅前の片隅で、新たな世界が今、動き出す。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 07:00:00
181217文字
会話率:57%
「楽して生きたい」――それが俺、カイの唯一の願いだった。だが、授かったスキル【自動機能】は「役立たず」と罵られ、信じていた仲間から無一文で追放されてしまう。
しかし、そのスキルは、あらゆる作業を神レベルで自動化するどころか、世界の法則すら
書き換えかねない、とんでもなく規格外の『力』だった。本人はそれに気づかず、追放先で意図せず異常な成果を上げてしまうが、それは同時に、代償として魂を蝕むかのような『力の暴走』の始まりでもあった。
首筋には不気味な『黒い紋様』が刻まれ、制御不能な闇の力が彼を苦しめる。さらに、失われたはずの『異世界での記憶』の断片が蘇り始め、自分が何者なのかすら分からなくなっていく絶望の中で、カイは一人の健気な少女リリアと、森の奥に住むエルフのエルウィンに出会う。
彼らに導かれ、カイは自身の力と過去に向き合い、制御と調和のための過酷な『試練』に挑むことを決意する。リリアのひたむきな想いだけを支えに、彼は内なる闇と、世界の理に挑む。
これは、追放され、全てを失った男が、制御不能な力と忌まわしい紋様、そして衝撃的な過去に翻弄されながらも、大切な少女と共に、自分だけの『本当の楽』と『生きる意味』を見つけ出す物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-12 20:00:00
359027文字
会話率:21%
友達がおらず、”仲間”に憧れている女子高生のメイ。
突然、異世界の何もない森の中に転移させられてしまう。
そこでも一人きりで誰も助けてくれない。
助けてもらえたと思えば、人身売買の悪党だった。
そこからは、何とか、近くの村人達に救い出され
る。
無一文で行く宛のなかったメイは、救出を先導した旅人についていくことにする。
彼は、勇者パーティの一人だった。
勇者パーティの目的は、もちろん魔王討伐のはず。
ただ、何の力もないメイは魔王討伐までついていくのか、決められない。
しかも、勇者は性格が悪い。勇者らしくない。
パーティで移動する場合は、ほぼ無言。
”仲間”と呼べるようなものではなかった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-11 08:00:00
694358文字
会話率:27%
安藤舞は、専業主婦である。ちなみに現在、三十二歳だ。
朝、夫と幼稚園児の子供を見送り、さて掃除と洗濯をしようとしたところで――気づけば、石造りの知らない部屋で座り込んでいた。そして映画で見たような古めかしいコスプレをした、外国人集団に囲まれ
ていた。
「我々が召喚したかったのは、そちらの世界での『学者』や『医者』だ。それを『主婦』だと!? そんなごく潰しが、聖女になどなれるものか! 役立たずなどいらんっ」
「いや、理不尽!」
初対面の見た目だけ美青年に暴言を吐かれ、舞はそのまま無一文で追い出されてしまう。腹を立てながらも、舞は何としても元の世界に戻ることを決意する。
「主婦が役立たず? どう思うかは勝手だけど、こっちも勝手にやらせて貰うから」
※※※
専業主婦の舞が、主婦力・大人力を駆使して元の世界に戻ろうとする話です(ざまぁあり)
※重複投稿作品※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-10 23:20:04
27600文字
会話率:45%
本作は、自身の強大な魔力ゆえに孤立し、「世界を壊す笑い声」と恐れられた魔導姫レヴィと、真面目で実直な勇者ガイが、世界の命運をかけた戦いを通じて、互いを認め、支え合い、絆を深めていく「恋人未満」の物語である。
物語は、魔物の群れを一瞬で壊滅
させるほどの圧倒的な力を持つレヴィと、その力を危険視しつつも、彼女の人間性を理解しようと努めるガイの出会いから始まる。二人は、最初は衝突を繰り返しながらも、魔導兵器の脅威や、魔王率いる謎の組織「終焉の手」との戦いを通じて、互いの弱さを受け入れ、強みを生かした連携を築いていく。
レヴィは、かつて自身の魔力の暴走で親友を失った過去のトラウマに苦しむが、ガイの「君の力は、誰かを守るための力だ」という言葉に救われ、自身の力を肯定していく。特に、ガイが彼女を庇って重傷を負い、生死を彷徨う中で、レヴィは彼への深い愛情と、自分の力を「再生」のために使う決意を固める。
クライマックスでは、「終焉の手」が企む魔導城の暴走を止めるため、レヴィは自身の命を顧みず特攻する。一度は消失したかに見えた彼女だが、ガイの必死な呼び声に応え、奇跡的な生還を果たす。再会した二人は、互いへの揺るぎない絆と、共に未来を生きる誓いを新たにする。
エピローグでは、ガイが総騎士長に昇進し、レヴィも民間協力魔導士として活躍する平和な日常が描かれる。二人の関係は「恋人未満」のままだが、任務ごとに再会し、互いに支え合う姿は、もはや家族同然である。子供に「どうやって付き合ったの?」と聞かれ、レヴィは「付き合ってなどない!」と否定し、ガイは「いや、もう家族のようなもんだ!」と答える、彼ららしいやり取りで物語は締めくくられる。
新たな脅威の兆候がわずかに漂うとしても、レヴィとガイは互いを信じ、笑い合いながら、この世界が終わるその日まで共に歩み続けるだろう。「このふたり、世界が終わってもケンカしてるだろうな」という一文が、彼らの永遠の関係性を象徴している。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-10 11:05:36
49994文字
会話率:38%
高校の放課後、クラスの隅で過ごす隠キャの男子高校生・佐倉悠真は、幼馴染で学校一の美人、藤崎琴音との何気ないやり取りの最中、突然の教室爆発に巻き込まれてしまう。
意識を取り戻すと、そこは光に満ちた不可思議な空間。彼らの目の前には、すべてが自
分のミスだと語る優しい神様がいた。神様はクラス全員を、剣と魔法が息づく異世界アースラへ赤ちゃんとして転生させることを告げる。さらに、それぞれの魂に合わせた**『スキルツリー』という能力システムを与え、悠真には特に特殊な『毒使い』**の力が授けられるのだった。
神様からは、クラスメイトたちの位置を示す地図機能や、一日に一文だけ送れるグループラインのようなメッセージ機能を持つ便利なアイテム**『ブック』**も与えられる。不安と期待が入り混じる中、学級委員の橘ヒナタと黒崎レンは、**いずれ再会するであろう『有名な学園』**を目指し、新たな世界で各自の能力を磨き上げることをクラスメイトに呼びかける。
こうして、悠真たちクラス全員の、異世界での新たな人生が幕を開けるのだった。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-07-08 22:19:23
18827文字
会話率:27%
※この物語はフィクションです(←これ重要)。実在する国家、組織、個人、その他諸々とはいっさい関係ございません。
かつて、大きな戦争があった。
その戦争が終わりを迎え、そこから更に二十年以上の時が流れた……そんなある日。
一
組の"母と娘"、そして従者の三人が"とある港町"へ向かうところから物語は始まる。
果たして、彼らの行く手に待つものは……
※この作品は毎月1日、11日、21日に投稿されます(予定)
(なお、投稿開始から数話分に関しては、冬休み期間という事で、1月7日まで毎日投稿致します。←なお、この一文は予定の期日が過ぎましたら削除致します。)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-08 11:10:00
378992文字
会話率:32%
万年Dランク冒険者のアルトは、所属するBランクパーティー「深紅の爪」で『荷物持ち』兼『肉の盾』として、5年間も虐げられ、搾取され続けてきた。
「お前は黙って俺たちのために死ね、この無能が!」
ある日、リーダーのミスを一方的になすり付けら
れ、ついに一文無しでパーティーを追放されてしまう。
すべてを失い、絶望の淵に立たされたアルト。しかしその瞬間、彼の脳内に声が響く。
《ユニークスキル【無限成長】が覚醒しました》――それは、歩く、振る、拾うといった全ての行動が経験値となり、際限なく強くなれる世界でただ一つのチートスキルだった。
追放を機に、孤独ながらも地道な努力を始めたアルトのステータスは、爆発的に上昇していく。ゴブリンを倒せばレベルが上がり、薬草を抜けば筋力が上がる。その力は、もはやかつての仲間を遥かに凌駕していた。
一方、便利な雑用係を失った元パーティーは、実力のメッキが剥がれて凋落の一途を辿っていく。
これは、無能と蔑まれた心優しき冒険者が、本当の自分を評価してくれる仲間と出会い、やがて世界最強へと成り上がる物語。
「アルト、俺たちが間違っていた!戻ってきてくれ!」
――かつての仲間たちが後悔の涙を流して懇願してきた頃には、もう遅すぎる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-05 05:20:34
60337文字
会話率:29%
10歳歳上の女性に会いに東京に向かう僕。
夜行バスから降りたらそこは10年前の世界だった。
無一文で見知らぬ土地に放り出された僕は彼女との会話を思い出してその時代の彼女に会いにいく。
最終更新:2025-07-02 14:19:42
2213文字
会話率:29%
伯爵令嬢アリエスは、困窮した実家を救うために名前も知らなかった他国の伯爵に嫁ぐことになった。
六年間の悲惨な結婚生活に耐え続けたアリエスだったが、後継ぎができないことを理由に無一文で放り出されてしまう。
夢も希望もなくしたアリエスは、
実家に頼ることなく自力で生きるために祖国の王宮での職を手に入れた。
だがそれも名ばかりの閑職。――というわけで、アリエスはこれ幸いと自由気ままに欲望のままに、面白そうなことには首を突っ込み、面倒なことからは逃れて生きることにした。
そうしてアリエスが面白おかしく生きているうちに、周囲からは尊敬され慕われて、確固たる地位を築いていくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 16:49:07
321951文字
会話率:44%
怪異×日常×ホームコメディ!
ホラーとコメディは同居するのか!?
ホラーに興味がある、でも怖いのはちょっと…という方へ。安心してください、気軽に読めるライトホラーかつコメディ、そんな物語です。
一文字家は五人兄弟。長男は犬(!?)、穏や
かな次男、冷静な三男、元気な四男にマイペースな末っ子。
そんな彼らには秘密があって…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 18:56:41
36093文字
会話率:41%
この家の兄弟たちは、今日も賑やかで騒がしい。
普通だけど普通じゃない(?)五人の兄弟。謎の長男、穏やかな次男、冷静な三男、いつも元気な四男、マイペースな五男。そんな彼らの日常。
最終更新:2024-07-23 17:19:19
1976文字
会話率:49%