人間が生物ヒエラルキーの頂点に君臨するようになったのは、実は最近の事。
今こうして人間が平和に暮らしていられるのは、悪魔や悪霊、怪物といった「人外」のモノと戦い、勝ち抜いてきた、未来を思う先人達の、血と苦労の賜物である。
しかし数が減ったと
は言え、人に害を成す「人外」の存在が消滅した訳では無く、現在でも生きるために人を襲い、食い物としている。
闇に生き、闇と共に人を襲う醜悪で卑劣な「人外」は、もしかしたら貴方の隣人かも知れない。
このお話は人間社会となった現代の「人外」を狩る、ハンターのお話である。
※基本的に短編集。お話によって主人公が変わるので、どこから読んで頂いても基本的に大丈夫な作りとなっております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-15 01:32:47
361378文字
会話率:40%
アイドル。
所有する九十九(つくも)神を媒介として、人々の崇拝をパワーに変える、退魔士の通称である。
抜群の人気を得たアイドルはスターとも呼ばれ、彼等彼女等は人類の危機を幾度となく救った。
が。それはもはや40年以上も昔のこと。
SNS
の発達でテレビや雑誌といったオールドメディアは衰退し、特定のアイドルをごり押しして人気を集めることは難しくなった。
また、時代と共に妖魔が弱体化したことで、アイドルの退魔士としての活躍は事件ではなしに、娯楽として報道されるようにもなってしまった。
つまるとこ。
危機感が無くなり、娯楽が多様化し、アイドルへの注目度が薄くなってしまったのだ。
だからだろう、今やアイドルが個人で活動することは無くなった。
少しでも人々の耳目に触れるよう、多人数のグループとして活動し、メンバーの個性を前面に押し出すのが主流となっていた。
この物語は…。
スターになるなどおこがましい、アイドルのヒエラルキーのド底辺に位置するグループ『アネモネ』の5人がどうにかこうにか崇拝(ファン)を集めようと奮闘するお話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-10 18:00:00
41588文字
会話率:33%
私立碧亜学園は中等部から大学までの一貫教育を受けられる名門私立校。
学園の理事を母に持ち、
眉目秀麗、成績優秀、スポーツ万能と個人の資質にも恵まれ、生徒達から人気の的であった俺
里見浩史郎(17)はこの学園におけるヒエラルキーのトップに位置
するものといって過言ではなかった。
しかし、モブの女生徒 森野林檎(16)と出会い美人の彼女達との二股を暴露されてからは、
一気に学園でのヒエラルキーから転げ落ち、生徒の人気も信頼も失い、居心地の悪い日々を送っていた。
そんな中、両親から因縁の相手森野との許嫁関係、同居を申し渡され?
格差カップルのスクール&同居イチャイチャラブコメ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-20 15:00:00
267345文字
会話率:46%
取り柄も特技も特徴もない、どこにでもいる様なモブ女子高生な主人公。
そんな彼女の全身に原因不明の激しい激痛が走った瞬間、謎の植物の種になってしまっていた。
植物になってしまった主人公からしたら、周りにいる生物皆が捕食者だ。
人間界だ
けでなく、自然界の生存ヒエラルキーでも最底辺になってしまった私。
右に行っても敵、左に行っても敵。
そんな異常事態にも関わらずあっさりと飲み込み、持ち前の性格でそれなりに順応していく。
これはそんな植物系統の魔物の種になってしまった主人公が、泥臭くも雑草のようにしぶとく必死に異世界を生き抜き、成長と進化を繰り返して成り上がる——かもしれない、そんな物語である。
※1話だけでも目を通してもらえると幸いです。
また、評価や感想等は執筆の原動力となりますので、読了後の評価にご協力をお願い致します。
挿絵も存在しますが、最初の1枚以外は活動報告から投稿いたします。
絵よりも文で想像したいという読者を配慮しての処置ですが、もしよろしければ活動報告も覗きにきてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-15 07:34:49
125844文字
会話率:4%
タワマンでは上の階から降りて来たエレベーターを止めてはいけないらしいです。
最終更新:2023-03-17 20:00:00
1813文字
会話率:62%
この世界はモンスターとともに生きる世界。
成人の儀を終えた若者は、神から能力をもらい、仕事をしてこそ1人前と呼ばれる世界。
そんな成人の儀を終えた若者の1人、セリはテイムの能力を授かるも、虫に特化したテイムという、ほぼ前例のなく、そもそもテ
イムできるのか?というヒエラルキー最下位であろう能力になってしまう。
この能力で仕事できるのだろうか…?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-07 21:41:41
34811文字
会話率:31%
なんとなく生きてなんとなく過ごしてきた勇太は、ある日突如として発表された推しの彼氏彼女募集の投稿をみてこれだ!と思い立って参加する。社会が生み出したヒエラルキーの重さを実感しながら様々な出会い、戦いを通じて社会の底辺から一軍目指して奮闘する
物語。誰にも知られず一人孤独に終わるだけだった人生が今光を求めて動き出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-17 07:00:00
27601文字
会話率:23%
このお話の舞台は、紀元前47年頃の共和制ローマの頃。この頃のローマは、ローマ市民権を持つローマ人が人種ヒエラルキーのトップだったが、決して、有色人種差別をしていたわけではない。
有色人種(セム系・ハム系・アラブ系も含めて)のローマ特権
支配階級が、コーカサス系の白人金髪碧眼の奴隷を持つ、ということも多々あった。共和制ローマは、奴隷基本性の経済社会だった。しかし、ローマ人種であろうとも、一旦転落すればたとえ元貴族といえども奴隷となったのである。
人類のヒエラルキーで、白人種優位、有色人種下位という差別感はこの時代にはなかったのだ。それが生まれたのは、ごくごく最近の近世の頃だ。イエス・キリストだって、セム系かハム系のユダヤ・アラブ人で、21世紀で言う有色人種だ。決して、アングロサクソンやゲルマン系の白人種ではない。
ユダヤ人、アラブ人の区別だって、近世に生まれた。紀元前の世界では、まだイスラム教は成立していない。彼らが話す言語も原始アラビア語、フェニキア語、コプト語、ラテン語だった。少なくとも言えるのは、遺伝子的にほぼ同じだが、ユダヤ教を信仰する人々とそれ以外ということだ。イエス・キリストだってまだ生まれていない時代だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-31 20:29:38
8036文字
会話率:32%
※乳首芸はありません。
私は山本優羽、14歳。
一応女子なのだけど、何で一応というのかは、まぁ顔は正直並み以下で身体も男子を釘付けするような部位もなく、どちらかといえば幼児体型寄りで地味だからなのだ。
ただ唯一自慢出来るのは乳首の色。
これだけは負けない自信があるのだけど、当然誰にも見せれる訳もなく、単なる地味で目立たない女子としてヒエラルキーの底辺で誰とも関わらずに生きようと決めていた。
しかし私の出生のせいで人生は思い通りにはいかない。
私のご先祖は英雄と言われていて、今もその影響力が残っているらしく、何かと話題にされたりして、不細工な女子がそんなことで目立ちたい訳もないので、必死にステルススキルを磨いて凌いできたのだ。
しかし、14歳になって進学となった時、英雄の末裔というだけで、試験免除で超難関な魔法学校に無理矢理入れられてしまう。
そこでは、学内で人気を二分する超美人で聡明な坂倉さんとイケメンで貴族の御曹司の斉藤さんに目をつけられて、まだ14年しか生きてないのに多分人生最大の試練が起こってしまうのですよ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-29 02:39:03
111057文字
会話率:34%
れいのあれです。あれ。
最終更新:2022-12-17 23:00:00
954文字
会話率:31%
ー この物語を誰かの青春に送る ー
「孔雀座、見たかったなー」
女子高生、佐野由香里は同級生たちのエゴが渦巻く‘当たり前の日々‘に違和感を抱えて過ごしていたが、同級生の倉持咲との距離が近づくにつれ、その違和感が膨らんでいく。そんな時、咲は
血のついたナイフを由香里に突きつけた。咲にナイフを向けられたまま、由香里は彼女と共に行動することになる。自分の世界が揺れ動く果てに由香里が見るものとは……
この世界で純粋に生きるとはどういうことか。人の心の脆さを描いた青春サスペンス。
(カクヨム、ノベルアッププラス、ステキブンゲイでも公開しています。ご了承ください。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-10 18:00:00
100059文字
会話率:57%
エストキラは、村に住む少年で毎日神殿で、神に祈りを捧げていた。どうか、スキルを授けて下さいと。その願いが届き、二つのスキルを手に入れた。一つは、誰もが羨むマスタースキル。そうしてもうひとつが、おまけでつく「オプション」スキルだった。役に立
たないスキルだとがっかりしたところに、神殿からの初めての仕事が荷物の配達。攻撃スキルも武器も持たない彼が、村から一人で出ると言う事は死ねと言われているのと同じだった――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-26 22:00:00
94474文字
会話率:55%
運送業、軍事産業を生業とするボストラ。ファシーは配達部門を指揮しており日夜働いていた。しかし、配達員達は会社内のヒエラルキーでも最底辺であった。
FASTーーFlexible And Semi-automatic Transporter、
すなわち可変式半自動輸送機は操縦技術を要しないが、安全性は低く、配達員などただの駒でしかないのだ。そんな配達員達の不満が爆発したとき、ファシーもそれに巻き込まれて・・・・・・
会社員×ロボット
ファシーが待ち受ける運命やいかに折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-01 10:12:47
6049文字
会話率:54%
冴えない女子高生「儀間 聖子」。
校内ヒエラルキー底辺の彼女は、たった一人自分をかばってくれたクラスメートを守るため、世界最大のVRMMORPG『ペルグランデ・オンライン』に挑み、不死の王となる。
最終更新:2022-04-19 09:00:00
56888文字
会話率:44%
悪役令嬢ローズマリー・オルガノンはバナナの皮が原因でその命を落とす。
乙女ゲーム『チャンバラプリンセス』は剣の腕があらゆるヒエラルキーの尺度となる世界。ローズマリー・オルガノンはゲームの世界でも屈指の剣の使い手だった。悪役令嬢に転生し
た女子高生はフェンシングの天才、その経験が悪役令嬢の元来の才能に加わってローズマリーは剣の才能を更に伸ばしてしまう。
誰にも手が付けられなくなった剣の天才は前世でプレイヤーだった時分、ヒロインよりも寧ろ悪役令嬢に憧れていた。バリバリの体育会系少女は常に自分の力で道を切り開く悪役令嬢の方が好みだったのだ
悪役令嬢の私はヒロインにとってただの踏み台。
そう心の中では理解しつつも、やはり好きだったキャラがバナナの皮なんかで死んで欲しくない。そう考えた彼女はヒロインを幼少時からスパルタ教育で自分に待ち構える最後に見合う相手へと成長させる事を決意する。
ローズマリーは自力でゲームのストーリーを捻じ曲げようと心に決めた。
その決意からヒロインをラスボス化させるため、偶然出会った人々を巻き込んであれやこれやと裏で策を巡らせていくローズマリー。
それが結果的に彼女が巻き込んでいった人々から尊敬と畏怖の念を集める事となる。しかしそれは同時に不幸の序章だったのだ。ローズマリーが張り巡らせた策はヒロインを予想以上に追い詰める事となり、その成長を暴走させてゲームではあり得なかった結果を生んでしまう。
『アンタは私の全てを奪っていく、……私はアンタの存在そのものを認めない!』
そう狂気を含んだ叫びをローズマリーに叩きつけるヒロインの未来は誰もが予想だに出来なかったものへと変貌を遂げてしまう事になる。
乙女ゲームの悪役令嬢とヒロインが切り結ぶ金属音の先に待ち受ける未来とは?
悪役令嬢ローズマリー・オルガノンは自分の力で運命に打ち勝つことが出来るのか?
*初日は10話分を一気に投稿します。
1話 :プロローグ
2〜11話:回想編
20話未満で完結する予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-16 19:16:08
57290文字
会話率:37%
※2020年 12月10日現在、加筆修正作業をおこなっております。最新話投稿は暫くお待ち頂きますよう宜しくお願い致します。
お洒落を勘違いした自意識過剰な高校一年生、夜崎辰巳(やざきたつみ)は底辺校で退屈な青春を送ろうとしていた。しかし
、偶然誘われた"妙なテスト"により彼の運命は大変貌を遂げる。
突然、転校生と化した彼は"特別候補生"というある種異端児じみたの肩書きを持ち、新たな高校生活をスタートさせる。
同じく特別候補生で一切隙を見せる事のない黒髪美少女、錦織小雪合(にしきおりさゆり)。大学生のような可愛げのある謎多き先生、綾崎智紗(あやさきちさ)
多くの人と対話を交え、成長していくうちに自身の最終目標である"学校のみならず社会の問題を提起する人間"として奮闘していくことになる。
社会の負を徹底断罪。問題に対しての反論力を誇示する主人公が挑む青春格差目次録。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-17 11:35:20
112687文字
会話率:35%
日本の約9割の人が特殊の力を持っている社会で、無能力者は差別や偏見により虐げられる。
特殊な力といっても、せいぜい暗いところが他人より見えたり、1mくらい浮くことが出来る程度で、普通の人(無能力者)よりも少し秀でてる人が8割くらいである(
残りの1割は火を吹いたり、岩を砕く力を能力者を有している)。
能力者間でもヒエラルキーが存在する。
能力値の低いものは無能力者同様、下に見られ、他人よりも上に立ちたいという欲求は、人の性(さが)である。
2029年、東京に住む、高校1年生の江嶋 瑠偉(エシマ・ルイ)は、能力者しか入れない、私立岸ヶ谷高等学校の下校途中に不慮の事故で1人の男を死なせてしまう。
男は一般人ではない、差別と偏見で混沌とした日本では、能力を悪行に使う人は少なくない。
差別や偏見により、不良になった非行を行う暴力集団の下っ端に男はいた。
ー男の所属していた暴力集団から命を狙われるルイは、生きるためにある決断をする...!!ー
ーこれは序章だ、ルイが仲間と共に成長し前に進む物語ー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-04 08:19:27
22869文字
会話率:33%
席替えで隣の席が金髪の女子になった。
物語などでは、金髪少女と言えば明るくクラスの人気者が定石だ。
ただ、うちのクラスの金髪、小田さんは非常に評判が悪い。
遅刻・早退が明らかに多い。
そして、生活指導があっても金髪をやめない。
入学当
初は、体育教師・花岡に生活指導室へ連れていかれていた。
この花岡は、髪を染めてきた男子生徒の髪をバリカンで坊主したことがあるほど横暴だ。
ザ・昭和という感じの教師。
小田さんは、この花岡+生徒指導室という最悪パターンからも、何事もなく生還した。
金髪もそのままで。
それどころか、翌日から花岡が1週間学校に来なかった。
小田さんがシメたという噂が学校中を駆け巡った。
それ以降、生徒も教師すらも彼女の髪について何も言わなくなった。
それどころか、遅刻や早退についても何も言わない。
つまり、彼女はこの学校で最強の位置にいる。
ヒエラルキートップなのだと上級生も含め、全生徒が感じていた。
既に、クラスでも誰も彼女に声をかけられない。
クラスはいつもどこか緊張していて、ピンと張りつめた空気が流れている。
そして、その小田さんが僕の席の隣になった。
窓際の一番後ろ、僕はその右隣という一番被害を受けそうな場所になってしまったのだ。
これは、あることをきっかけに、彼女の笑顔を見てしまい、一発で恋に落ちてしまった僕の物語だ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-07 06:00:00
19828文字
会話率:44%
最近ヒエラルキーを感じた出来事が多々あったので書きました。そんな詩です。
最終更新:2021-12-03 03:49:53
534文字
会話率:50%
天翔元年 天の黒船と呼ばれる外国勢力「オートマタルニア共和国連邦」は人のみが生きている日の国に対して開国を迫った。
新しい技術と引き換えに機械人と呼ばれる未知の生命体との共存を求められた日の国は開国を余儀なくされる。
機械人(通称:カラクリ
)は不平等条約を建前に日の国で事実上の君臨者として支配力を強めていくのであった。
機械人たちは「潤沢なる機械人のための理想国家」を築くため「機械の上に人は立たず」と言う優生思想のスローガンを掲げ日の国の国民へ圧政を強いる。この「潤沢なる機械人のための理想国家」を完全なものにするために、機械人たちは古代文明に存在したローマ帝国やアメリカ合衆国と呼ばれた国で実際に行われた奴隷制度を再び採用し、人の民にヒエラルキー的上下関係を押し付ける。
そんな時代のうねりが世界を巻き込んでいったある時の事「清水の国 海上鉱山テーマパーク跡地」にて強制労働をしていた奴隷の少女「ミラ」は海上鉱山にて崩落事故に遭う。あの世とこの世の境を彷徨っていた彼女であったが、間一髪のところで一命を取り留める。「ミラ」を生かしたものは、同じく海上鉱山で働いていた第一級犯罪者の機械人「Mi120p」彼によって身体を再構築された「ミラ」は半機械人(通称:ポリゴン)として生きることを余儀なくされたのであった…
この物語は、差別を受けた半機械人(通称:ポリゴン)の少女「ミラ」が世界を歩き、仲間との出会い、友との別れに直面し、恋した機械人に会いにいく回顧録である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-01 20:00:00
3343文字
会話率:35%