ある日、ひょんなことから家出を決意した自称美少女・リリィは、何故か世界一の名門「ディスケ・ガウデーレ魔法学園」の入学試験を受けることになっていた…って、いや、何で?
そこで出会った魔導士・キアロや愉快な仲間達と共に試験の合格を目指すことと
なった。
「帰りたい。あっいや、家じゃなくて元いた場所にね?」
偶然がまた偶然を呼び、試験に合格。
晴れて「ディスケ・ガウデーレ魔法学園」に入学することとなった。
学園生活や魔導士として任務、学園行事などなどを落として、リリィ達は成長していく…
「体力無い私が家出を決行しましたが、何か問題でも?」
「取り敢えず、一発殴らせろ」
「なんで!?」
家出しただけの普通の少女が織りなす、学園ファンタジー!!
ねぇ、そこの君。ちょっとだけ覗いていかない?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-25 17:42:01
17935文字
会話率:39%
人類の未来を背負った宇宙船が、失われゆく地球を後にして果てしない旅路へと進んでいた。船を導くのは、アカシックレコードにアクセスし、人類の過去・現在・未来を見通す「最後の目撃者」──ウプシロン。かつて植物と機械の融合体として生まれた彼女は、人
類の希望と絶望を見つめ続け、失われた地球の記憶とともに運命の星へと導いていく。しかし、その旅は、人類の自己矛盾と対立をさらなる試練へと変えていく。ウプシロンの「目」に映るのは、救済への道なのか、それとも……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-25 06:37:21
41405文字
会話率:46%
【マリアンヌシリーズ2】
天才少女と呼ばれていたマリアンヌは公爵夫人となり、夫アレクサンドルと三人の子供たちと楽しく暮らしている。
天才少女は大人になっても天才っぷりが衰えず、戦争においてもマリアンヌの発明品が活躍し、救国の天才と呼ば
れる。
マリアンヌを愛する夫アレクサンドルと三人の子供たちとの生活はほのぼのしつつもハラハラする日々。優雅な公爵夫人とは思えない生活だ。
日常の小さな事件や天才なりの悩み、子育ての悩みを抱えつつマリアンヌは天才道を突っ走る。
大器晩成型だった夫のアレクサンドルはますます愛妻家っぷりが増していて、公爵としても王弟としても活躍している。
三人の子供たちは
・長男ハロルド(真面目で正義感の強い少年、王家に子がいないので次期国王の予定、六歳)
・次男ニコラス(愛称ニコ。見た目も中身も母譲り。天才の予感。三歳)
・長女フローラ(末っ子で生後半年。見た目は父親似。美女になる予定)
このお話はそんなマリアンヌ一家のほのぼのハラハラ生活のお話です。
この小説は「妹はたいてい憎まれ役 でも楽しく生きなきゃ人生もったいない!」
https://ncode.syosetu.com/n0807gn/
Nコード N0807GN の続編ですが、本作から読んでも楽しめます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-25 01:07:55
119015文字
会話率:46%
――異世界召喚が仮に死ぬまでがテンプレだったとして、悪役令嬢転生までセットだったっけ?
両親に甘やかされて高慢ちきな我儘お嬢様に成長し、最期はこれまでの目に余る横暴から国外追放にされるか、主人公が正式に聖女に認定された際に暗殺者を差し
向けた聖女暗殺未遂の罪で処刑されるか、主人公をナイフで殺しに掛かり、第三王子ヘンリーに剣で刺し殺されるかの三択いずれかのバッドエンドを迎えることが決まっている公爵令嬢ローザ=ラピスラズリは乙女ゲーム『スターチス・レコード』の悪役令嬢。
そんな彼女に転生した百合好きの少年、圓(まどか)は今度こそ平和で平穏な、好きなだけ百合を愛でられる人生を送りたいと願うのだが……。
乙女ゲームのボツ設定が復活してラピスラズリ公爵家が国王陛下のための毒剣一族だったり、関わりたくない王族の現国王陛下が向こうからやって来たり、関わりたくない攻略対象の家族や本人とやたら関わったりと、もう滅茶苦茶。
これは破滅フラグ回避という悪役令嬢の本業を全くできないまま、二歳で商会経営、三歳で外政参加、他種族差別撤廃に向けた活動、五歳で隣国の中枢の不祥事解決、隣国の領主就任、と様々な事業を前世のぶっ壊れスペックで解決していく、本当は百合を愛でて暮らしたいだけの悪役令嬢(?)の物語。
※乙女ゲーム関連のストーリーが進行するのは二章以降です。攻略対象の一人が正式登場するのは三章時点、それ以降も攻略対象本人よりも関係者の登場回数の方が多いです。
※百合好き、普通の悪役令嬢ものに飽きてきたという人、バトル好きにおすすめです。
※メインヒロインは前世の関係者の中にいます。主人公は一途にその人のことを想っているため男女問わず第一位は揺るぎません。相思相愛相ヤンデレです。
※本作は同時代のテクストを利用したインターテクスト小説となります。大体のキャラや展開に元ネタが存在しますので、下敷きのテクストの差異をご堪能ください。
※このテクストはフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。また、ここに書かれている思想全てを作者のものと考えるべきではないことをここに記しておきます。
※閲覧注意! Act.1終盤、Act.4-33,44、Act.6-30〜32、など。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-23 14:07:48
6964303文字
会話率:38%
士(フォーサー)という力を持つ者が当たり前となった時代。
アメリカ留学を終えて帰国した漣湊(さざなみ みなと)は、名門国立校へと入学した。
漣湊、その正体は『聖(ひじり)』という上層組織の隊長、コードネーム「クロッカス」であり、その強
さは世界屈指。知能指数は最高クラス。しかしそれは当然のように隠さなければいけない。
湊は全寮制の学園で爽やかで凛々しいイケメン男子と相部屋になる。その男子もまた、湊には一歩及ばないがとある組織の強者であり、湊は運良くその陰に隠れて学園生活を過ごせることになった。
これは、あらゆる勢力と勢力がぶつかり合う中、裏で湊がひっそりと暗躍していく物語。
_____レビューだけでも見て下さい(このあらすじより適確に説明できてます)。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-23 12:21:24
810357文字
会話率:35%
CODE BREAKER・EXECTION(コードブレイカー・イグザクション)
ー暗号解読者の処刑ー
アリテリオ帝国に未来から来た両義手と両義足のイラリオは、過去にやり残してきたことを変える為、処刑されそうなヨクドリアと接触する。
更
新頻度は
思い立ったら吉日でやっていきます
ご了承ください
不定期です 目安は月1回ペース折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-23 10:28:02
11829文字
会話率:61%
最前線にて動く、少年兵のみで構成された特殊部隊「タランチュラ」
メンバーはクレイ、カール、ランディ、オーロン、そして俺、ダレクだ。それぞれコードネームがあり、「暴風」「オカリナ」「包帯」「貝殻」「歯車」となっている。
殺伐とした世界で生き
る5人の少年の
友情と、情けの物語。
※この物語は完全にフィクションであり、戦争を助長するものではない。この物語にはいかなる政治的意図も存在しない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-22 21:43:29
77275文字
会話率:57%
世界は 「選ばれし者」 によって創られ、支配されていた。
人間は最下層のカーストに位置し、異種族に従属する日々を送っている。
そんな世界で、一人の奴隷 が自由を求める。
カイン――鎖に繋がれたまま生きてきた彼は、ある日、反乱軍のリーダーで
ある異種族・ライネル によって解放される。
しかし、彼が持っていた 「ある力」 が、やがて世界の均衡を崩し、神々をも巻き込む戦いへと発展していく。
「選択する」ことが未来を変え、
「選択しない」ことが運命を決める。
カイン、ライネル、そして数多の者たちが、それぞれの信念を胸に、世界の本当の姿を暴くために歩みを進める。
だが、神々は言う――
「お前たちに、この世界を選ぶ資格はあるのか?」
これは、世界のコードを書き換える者たちの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-21 23:30:53
23814文字
会話率:45%
誰得?なISBNコードの話。いや単に、こういう雑学が好きなだけ。
最終更新:2025-01-21 17:11:45
1113文字
会話率:0%
宮川大輔の顔が嫌いだ。
↑これだけではあらすじにも何もなって無いな。
「世はまさにコード決済時代」「日本はキャッシュレス決済後進国」。
ふ〜ん、そうなんだ。
インフォマーシャルの今の流行りなんだ。
最終更新:2023-06-10 15:49:10
18055文字
会話率:0%
「スター、今までごめんね」
それがサニーが残した最期の言葉だった。
呪文とオーバーパーツがある世界でスター・スタイリッシュは、ハゲが治る洞窟を見つける事で世界的な戦争からの復興を成し遂げた。
復興から五年後、スターは死者と対話す
る方法を探していた。
同じ孤児であったサニーが何故、死の間際に謝罪の言葉を残したのか、その理由を知りたくて。
そんな時、とある老人からタミヤの街に出掛けた箱入り娘を連れ戻してほしいと依頼される。
スターは即座に承諾して相棒のエネルと共にタミヤの街に向かう……。
仮想近世ヨーロッパ。19世紀末ぐらいのファンタジー世界観です。蒸気機関車とか車も出てきます。
【用語説明】
・呪文
→超常現象を発現する不思議な言葉。唱える事で炎を出せたり、電撃を出せたり色々できる。
・オーバーパーツ
→今ある科学では説明できない不思議な物体。ハゲが治る洞窟とかアカシックレコードなどがある。
※この作品はカクヨム様にも掲載させて頂いております。数日中に追いつきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-20 20:22:45
367723文字
会話率:46%
異世界レベェナという世界にクラス転移してから早一か月、主人公【仲居律】は自身に与えられた役職について苦悩していた。
その役職は【魔法陣術士】。魔法陣を専門に扱う役職であった。
しかし、問題がある。
それは―――魔法陣は誰にでも扱えるとい
うものであった。
個人の役職や性質に直結する「魔法」とは違い、「魔法陣」は老若男女問わず誰しもが魔力を使って魔法を起こせるようにしたものが魔法陣であったからだ。
故に、リツは自分自身が役に立てないことを不甲斐なく思いながら、せめて誰かの手伝いをして役に立とうと奮闘する日々を過ごしていた。
そんなある夜、いつもの通り手伝いを終えるととある空き部屋で三人の男の声を立ち聞きしてしまう。
その人物達は自分と同じグラスメイトであり、なにやらこの国からの脱出を企てている模様であった。
曲がりなりにも「勇者」という肩書を背負ってこの世界に召喚された主人公はその理由を聞こうと直接三人に声をかけてみるものの、逆に説得されて仕舞には脱出の勧誘まで受けてしまう。
その脱出が自分にとっても魅力的な提案であることは間違いなく、されど責任を放り投げていいものかと苦悩していると召喚した国の聖女【エウリア】に鉢合わせた。
エウリアの独特な雰囲気につい悩み事を相談するとなぜか肯定的な意見を受け―――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-19 22:57:28
692843文字
会話率:32%
オロソ連邦王国の片田舎に住む少年リックは、一旗あげようと村を飛び出したものの、瀕死の重傷を負う。
そこで助けてもらったエルフの魔道士エメオラに導かれ、リックは第四騎士団に入団する。
だがそこは「敵を殺すべからず」を信条にする、別名【不殺の騎
士団】と呼ばれる不思議な騎士団であった。
《記録の鎖(レコード・チェーン)》とかいう魔法を基にして生活を営み、他の騎士団とは一線を画しモンスター達を殺さずに任務を遂行するアシュリー団長達に、リックは初め戸惑う。だが次第に馴染み、意外な能力を発揮してリックは仲間達の信頼を得ていく。やがて連邦王国内政の謀略に巻き込まれザルディア魔王帝国との死闘を経ながらリックは仲間と共に成長し、第四騎士団は勢力を広げていった。
これは平凡な少年が王となるまでの一代記である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-19 12:25:50
393514文字
会話率:45%
——最後の一杯は、彼女への餞に。
上京した僕と、地元に残った彼女の年に一度の逢瀬。
いつものバーに行くと、見知らぬ女性が、いつもの席で、いつものカクテルを飲んでいた。
一夜の最後に流れた一曲が終わる前に。
最終更新:2025-01-19 06:26:08
4628文字
会話率:16%
本作品は中村颯希先生の「文系脳でごめんなさい」の二次創作です
ガイドラインに準じ作者様に許可をいただき投稿しています
すばらしき原作はこちら↓
文系脳でごめんなさい
Nコード:N5628FA
最終更新:2025-01-17 05:24:15
3963文字
会話率:3%
中村颯希先生の
「貴腐人ローザは陰から愛を見守りたい」の2次創作です
ガイドラインに準じて許可を頂いて投稿しています
素晴らしき原作はこちら↓
貴腐人ローザは陰から愛を見守りたい
Nコード:N5373FW
最終更新:2025-01-08 23:17:44
4072文字
会話率:24%
本作品は中村颯希先生の「東の魔女のあとしまつ」の二次創作です
ガイドラインに準じ作者様に許可をいただき投稿しています
すばらしき原作はこちら↓
東の魔女のあとしまつ
Nコード:N8570JU
最終更新:2025-01-01 08:00:00
9346文字
会話率:30%
HAWK——襲装機兵に搭乗するホーカーと呼ばれる傭兵たち。
TIと呼ばれる超越知能がテラフォーミングした火星では多くの勢力が争い、ノワール戦役と呼ばれた。無名のホーカーはこの戦争に参加する。
作戦中に第三世代超越知能ELの勢力から追放処分を
受けたノワールの英雄ジーンとコードネームさえももたない無名のホーカー。ジーンが率いる所属部隊は解散し、二人は生き延びる道を探す。
※小説家になろう様、カクヨム様で同時連載しています。
※第一部【ノワール戦役】完結まで毎日更新!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-16 19:17:24
114221文字
会話率:55%
異世界「スピルシティ」。そこに住む青年、マズル・Bは、銃を武器に街の平和を守る生活…もとい、掃除から人探しまで請け負う何でも屋を営み、答えの見えない日々を過ごしていた。
とある日、いつものように仕事に向かった彼は不慮の事態により意識を失うが
、目覚めると二人の男と出会う。
もう一つの異世界「ハルトダム王国」。戦士ツルギ=ユウキは剣を片手に魔物討伐のクエストをこなす日々を過ごしていた。とある日、謎の依頼を受けた彼は、森の中で思いがけず気を失い、目覚めると二人の男と出会う。
別々の世界から集められたマズルとツルギ。謎の男の言葉に従い、二人は『縁』を探す日々を迎える。新しく二人に与えられた力"追体験"(リライブ)とは?
異世界×異世界のW主人公による、第三者目線の追体験見聞録。
※追体験記(リライブレコード)とお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-16 15:38:06
348880文字
会話率:60%
ある日死んだと思ったら、見知らぬ異世界にチートキャラとして転生していた男の子、柊レイジ。
現代文明の代わりに魔法が普及した異世界で、新たに与えられた名前はコードネーム『閻魔』。
圧倒的力と自由を手に入れたと一時歓喜するレイジであったが、それ
は大きな間違いだった。
世界最強の冒険者パーティー『アンデッド』の大幹部の地位を持つ彼は、悲惨な事に柊レイジとしての前世の記憶はあるものの、『閻魔』としての記憶も力も持っていない。
つまり、""肩書だけ""チートキャラの中身凡人なのであった。
このままではパーティー内部の機密情報を抱えていながら使い物にならない無能と判断され『アンデッド』から抹殺される運命にあったレイジ、改め『閻魔』。
彼は自身を拾ってくれた新人冒険者のパーティー、『ステム』と共に『アンデッド』から逃亡することを決意し・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-13 20:02:33
246107文字
会話率:36%
未来都市ネクサスシティ。そこは、高層ビルが空を突き刺し、無機質な広告が人々の心を埋め尽くす、感情を失った街。そんな冷たい世界で、孤独を抱えて生きる女子高生、ハルカ・アオバ。
ある日、ハルカの日常は突然の激変を迎える。胸の奥から湧き上がる奇
妙な感覚、世界を歪ませるほどの眩い光、そして頭の中に響く謎の声。「シグナル・コード、目覚めし者よ」。彼女の中に眠っていた、感情の波動で世界を共鳴させる力、それが覚醒したのだ。
しかし、その力は同時に、彼女を危険な渦中へと引きずり込む。謎の組織「コード・ハンター」が、ハルカの持つ力を狙って襲いかかる。絶体絶命の危機に現れたのは、同じくシグナル・コードを持つ青年、レンジ・カイ。彼は、冷徹な瞳の裏に優しさを秘め、ハルカを救い出す。
「君の力は、世界を救う希望となる。だが、同時に、世界を滅ぼす絶望ともなり得る」
レンジの言葉は、ハルカの心に深く突き刺さる。彼女は、自分の力に戸惑いながらも、世界を救いたいという強い願いを胸に、彼と共に過酷な旅へと出発する。
コード・ハンターとの息詰まる攻防、新たな仲間との出会い、そして明かされるレンジの秘密と、ネクサスシティに隠された闇。感情と力が織りなす壮大な物語が、今、幕を開ける。
ハルカは、共鳴の力を制御し、人々の心に希望と感情を取り戻せるのか。そして、彼女はこの美しい街に隠された闇を解き明かすことができるのか。希望と絶望が交錯する中、ハルカの運命をかけた冒険が、今、始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-13 17:32:50
8694文字
会話率:18%
「嫁はいらんと言っただろう。つまみ出せ!」。女王の命令で王弟グレアムに嫁いだアレクシアは、彼の暮らすコードウェルに到着して早々、グレアムから厳しい言葉を浴びせられてしまう。
生家では、金色の光彩が入った赤紫色の瞳が気持ち悪いと虐げられてきた
けれど、ここでもやはり受け入れてもらえないのかもしれない。アレクシアは絶望するが、ここを追い出されたら、アレクシアにはもう帰るところはない。
「下働きでも結構でございます。こちらで働かせていただくことはできませんでしょうか?」。ダメもとでグレアムにそう申し出るアレクシア。
「は?」グレアムは目を点にしたが、最終的にコードウェルで暮らすことを許してくれる。
グレアムの邪魔にならないように、使用人として置いてもらおう。そう思ってアレクシアだったが、マーシアをはじめ、コードウェルで暮らす使用人からは奥様として扱われる。
それどころか、いつの間にかグレアムまでアレクシアを慈しむようになって……。
――あの、わたくし、こんなに幸せでいいのでしょうか。
アレクシアは戸惑いつつも、徐々にグレアムのことが好きになって――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-13 12:10:00
521903文字
会話率:33%
「終活みたいなものだよ。こんなのはさ」
祖父の言うところによれば、僕らの住む地球は50年も前に壊れてしまったらしい。
かつて世界を支配していた物理法則は遠い幻想に飲まれて消え去って、各国は伝承の中に現れる怪物たちの侵略を受けていた。
け
れどそれも十年前までの話。
少なくとも現在の日本はドラゴン級の撃破に成功して束の間の安寧を享受している。
だからこれは、どうしてかまだ心臓が動いている僕たちが次世代の後輩たちを育てるってだけの、それだけの話でしかないのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-13 12:00:00
3230文字
会話率:44%