穏やかな家庭を維持することだけを妻に期待し結婚した雄一。律子は期待通りの妻で問題はないが、愛している気はしなかった。
しかし、まだ新婚と言えそうな時期に急病で律子に先立たれ、雄一は妻を大切にしなかったことを激しく悔やむ。妻が行きたいと言って
いた流氷の海を独りで見に行き、そこで妻の幽霊と出会う。
哀しいすれ違いの物語。
webコバルト短編小説新人賞第188回「もう一歩の作品」を修正。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-02 22:46:57
7948文字
会話率:15%
コバルト短編のSFで応募した作品です。
コメディのつもりで書きました。
ある日、巨大な隕石っぽいものが地球に落ちてくるということがわかり、選ばれた人間が他の惑星に移住するお話。
最終更新:2018-02-18 23:56:31
7953文字
会話率:52%
みいこは普段通りだった。クラスメイトが遠巻きにしていても、怪しげな男が迎えに来ても、マスコミが待ち構えていても。
第191回コバルト短編小説新人賞「もう一歩の作品」です。
※架空の宗教団体が登場します。
最終更新:2017-12-02 22:17:43
9520文字
会話率:46%
運河を望める小さな橋の上、欄干に提げられた南京錠を、リックは一つひとつ外していく。
迷える鍵番と、無垢な愛を求める領主の娘と、ぽっと出の婚約者の三角関係のお話。
第179回コバルト短編小説「あと一歩」に残していただきました。2015年……。
最終更新:2017-07-31 22:47:06
10279文字
会話率:49%
ある日、自宅の裏にある山が消えた。僕は山を消した犯人を知っている。
コバルト短編小説新人賞もう一歩作品。
最終更新:2017-02-03 23:38:10
10025文字
会話率:48%
見目麗しきその姿から宝石魔女姫という異名で呼ばれていた王宮魔術師団錬成部隊第二団隊長・ヴェネル。
ある日同僚とマーディル王太子の想い人を巡って喧嘩をしてしまう。各々想い人は自分だと譲らずにいれば、師匠に子豚の姿にされてしまった。なんでも自分
を愛する者のキスにより元の姿に戻るらしい。
早速マーディル王太子に近づこうとすれば、何故か第五王子のラムスに捕まり理想の食用豚に育てるために飼われることになっちゃって……
(主人公の全裸シーンがあるため一応R15設定付けました)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-08 22:00:00
9149文字
会話率:33%
騎士であるミーアは、妹の結婚資金のために惚れ薬を使って玉の輿に乗ろうとしていたが、その肝心の惚れ薬を魔女のもとに取りに向かえば、「嫌われる薬」と取り違えてしまったという事実を知る。
肝心の惚れ薬は、隣国の王子であるリベルデが持って行ってしま
ったらしい。
それを追いかけるミーアだったけれども、事態は妙な方向に。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-09 13:15:03
9872文字
会話率:34%
祖父の遺品の日記を手掛かりに、お宝目当てで伯爵家へと忍び込んだアーシェ。だが、そこで伯爵の次男・スウェルと遭遇してしまう。
そのため逃げるように立ち去るアーシェだったが、彼女にまたチャンスが
転がり込んでくる。再度再び屋敷へと向かうアーシェ
を待ち構えていたのは、あの夜に出会ったスウェルで……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-03 21:03:16
9376文字
会話率:34%
私は悪くない。あの子が悪いんだ。
だから私はあの子の大切なものを盗むことにした――。
コバルト短編の落選作です。
小学生のころって「好き、嫌い」以外の感情があまりはっきりしていないイメージがあり、はじめて芽生える「嫉妬」の感情ってこんな感
じかなー、と想像しながら書いてみました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-03 22:51:36
9617文字
会話率:35%
中学三年の鈴村純白(すずむらむく)は、恋をしていた。
鳥のように空を跳ぶ、あの人に。
けれどムクは知らない。「恋」と「呪い」は紙一重だと。
コバルト短編賞選外の作品ですが、個人的には気に入ってます。
最終更新:2015-10-03 18:48:39
10713文字
会話率:40%
「冬眠」という奇妙な風習をもつ町に転入した主人公の一冬の物語です。
コバルト短編賞で最終選考に残して頂きました。
2013年5月号の雑誌コバルトに批評が載っていますので、ご参考まで。(といっても酷評されてますが・・・)
投稿作品を、少しだ
け修正しました(誤字修正と説明の補足です)。
※同作品はNovelist.jpにも掲載しています(作者名、タイトルも同じです)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-12 13:31:49
10295文字
会話率:40%
ユーランス王国がシラナミ帝国に降伏した日、王女ミュラは愛した人を帝国に囚われたまま、皇帝の元に嫁ぐことが決まる。彼女を待ち受けるのは、真実の愛か、破滅の愛か──。
*この作品はコバルト短編新人賞に応募したことのあるものを骨に、再構成して読み
やすく分けたものです。完結後にIF話を一つ追加しました。追記、この小説の著作権は天川 七に属します。無断転載は禁止です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-05 22:55:13
15058文字
会話率:51%
高校生の瑠衣には最近違うクラスに気になる人が出来た。しかし、そんな彼女が所属するクラスは通称ノータリン組! 彼のクラス、エリート組とは最悪の仲だった。だがある日、担任同士のしょうもない意地の張り合いにクラスごと巻き込まれることになり!? *
この小説はコバルト短編新人賞であと一歩に入ったことのある作品です。読みやすく分けました。前編と後編で完結します。追記、この小説の著作権は天川 七に属します。無断転載は禁止です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-23 00:20:22
9571文字
会話率:53%
臆病な性格の結加は、委員長である傲岸不遜な竜太郎が大の苦手。しかし彼女にはそうも言っていられない理由があって……。
*コバルト短編新人賞に応募したことのある作品を、修正して前編と後編の二話でアップします。
追記、この小説の著作権は天川
七に属します。無断転載は禁止です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-01-21 00:00:00
10586文字
会話率:56%
ある日の放課後、由佳は幼馴染の康弘に「金魚が光った」と告げられた。嘘としか思えない話でも、嘘をつくような相手でもない。冗談だろうとは思いつつも、食い下がる康弘の話をもう一人の幼馴染と共に聞くこととなり……。
コバルト短編選外だったものです。
最終更新:2016-10-10 14:47:20
9558文字
会話率:35%
ナンバーヘブンと唱えると、天国に行けるんだぞ。
友人のその言葉を聞き試してみようと思ったんだ。
第174回コバルト短編小説新人賞 もう一歩 作品です。
初めてのもう一歩作品だったので、あの頃は若かったと改めて思う。
最終更新:2016-07-24 15:54:42
7817文字
会話率:59%
美弥(みや)は友人の由紀(ゆき)に指摘されるほど恋愛がイマイチ分かっていない高校生。だが、彼女には雅哉(まさや)という恋人がいる。二ヶ月ほど前、急に告白されたのだ。なんとなくOKした美弥だったが、関係はなかなか進展しない。彼女の心の中には、
幼い頃の闇があったからだ。
※ この小説はコバルト短編新人賞に応募した作品に加筆・修正したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-29 00:07:49
7786文字
会話率:54%
「奇跡なんて偶然の産物だ」
奇跡という言葉を嫌い、信じない主人公恭弥(きょうや)と、少し夢見がちな未来(みらい)は、正式な恋人たちではないが、そろそろ進展がありそうな関係。
ある日、二人は待ち合わせをして遊ぶ約束をする。しかし、いつまで
経っても彼女は来ない。
不安に思った恭弥は未来を探しに行くが、そこで凄惨な現実を目の当たりにする。
※ この作品はコバルト短編新人小説賞に応募した小説に加筆・修正したものです。
※ この作品は「pixiv」に「2syoku」名義にても掲載しております。
※ この作品は「ブクログのパブー」に「二色」名義にても掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-27 21:43:07
8988文字
会話率:32%
九条文目(くじょうあやめ)の死は自殺とみなされた。
けれど彼女が『その日』に自殺するわけがない。
だから僕は『死刻電話』を使って死んだ彼女に電話をかけ、聞くんだ。彼女自身の言葉で、彼女自身の見たものを。そして、どうしたいかを。
「こんばん
は、文目。単刀直入に聞くよ。君は誰に殺された?」
第202回コバルト短編小説新人賞「もう一歩」の作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-31 22:22:31
10402文字
会話率:28%
第177回コバルト短編小説新人賞のもう一歩作品
忘れ物をしたばかりに災難な目に合うなんて。
女子中学生と失恋男子中学生の話。
しつこい!近づかないで〜!
最終更新:2016-05-09 14:52:43
8182文字
会話率:37%
第175回コバルト短編もう一歩の作品。
恋に憧れる中学二年生の姉と二歳年下の弟は仲が良い。
ある日、姉が弟にしてしまったこととは?
(R15性描写少しあり)
最終更新:2016-05-04 13:00:47
9694文字
会話率:39%
夏休み、誰もいない中学校へとやってきた幼馴染の二人。
互いに想いあっているのに、なかなか素直になれなくて……
コバルト短編小説新人賞・もう一歩の作品に選ばれました。
※カクヨム、エブリスタでもアップしています
最終更新:2016-04-08 21:00:00
8977文字
会話率:54%
かつて『名誉王』と呼ばれた人物が遺した宝の存在。
奔放な王子ローランドと共に、女騎士レイラはその宝を探し求める。
微妙な距離感の二人が、『真の宝』を見出すまでの物語。
コバルト短編新人賞『もう一歩の作品』。
自サイト『七月の樹懶』、カクヨ
ムにも同作品を載せております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-01 21:47:59
8868文字
会話率:40%
手の平サイズの神様は、結婚相手を探して墓を掘り返していた。
その墓場で出会った圭子に、「何でもお願いごと叶えてあげるから。3回までだけど」と、プロポーズすれば、思わぬことに了承された!
しかし、彼女の三回目のお願いは「離婚」。
弄ばれたと憤
慨する神様は、けれど、もう圭子以外を花嫁とは考えられず……
「棺桶まで迎えに行ってやるよ」
コミカルで一生懸命な、ヘタレ神様の恋。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-13 10:00:00
9800文字
会話率:42%
フラワーアレンジメント部・二年、三日月(みかづき)ハナは、
同部活の先輩・『花の王子様』こと名氷(なごり)想(そう)に恋している。
けれど、想はとにかくぶっきらぼう。
そんな「見てる分にはいいけど一緒になって何かするのはちょっと」な想と、
ハナは文化祭で一緒にフラワーアレンジ製作をすることになってしまった!
ハナは無事想いを伝えられるのか? そもそも共作のアレンジメントは成功するのか。
王道ラブコメディ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-09 16:15:12
10543文字
会話率:36%
夜半、神父ニコラを訪ねたモノの正体は…
それは魔女狩りが行われていた時代の、雪の降るある夜のこと。
偽装と騙し合い、耽美と退廃。
コバルト短編賞投稿作。
・重複投稿
(カクヨム)https://kakuyomu.jp/works/1177
354054880381292折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-10 18:00:00
9984文字
会話率:50%
いつか巡り会えると信じていた。
不思議な「彼女」の「終わり」を観測する平凡な女子高生のモノローグ。
コバルト短編賞投稿作。
・重複投稿
(カクヨム)https://kakuyomu.jp/works/1177354054880381532
(マグネット)https://www.magnet-novels.com/novels/51416折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-09 18:00:00
7605文字
会話率:44%
双子の姉を亡くしたばかりの「僕」の家を訪ねてきた「彼」は、人間ではないようだった。
陰鬱な夏の一幕、退魔未遂現代ファンタジー。ほんのりミステリー。
コバルト短編賞投稿作。
・重複投稿
(カクヨム)https://kakuyomu.jp/w
orks/1177354054880381477折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-07 18:00:00
8902文字
会話率:52%
現世ではきっといい事がない。来世の為に功徳をつもう! そう決意した広瀬さんが始めたことはゴミ拾いだった。
最終更新:2016-02-04 17:33:14
9804文字
会話率:39%
えりなの家族は、どこにでもいる平凡な家族像だ。
だけど、誰にも言えない不思議な出来事が小さな家の中で起こっていた。
コバルト短編もう一歩。
最終更新:2013-11-08 12:20:02
9060文字
会話率:43%
カジノを経営する兄に、カネのため無理やり働かされたエルナ。ダメな兄と巨乳嫌いの妹の過激イカサマ。コバルト短編もう一歩。
最終更新:2012-12-05 20:49:29
9875文字
会話率:40%
避暑で訪れた母親の実家。近くにある森には、山神様や妖が棲んでいて、彼らと出会えたなら、一つだけ願いを叶えてくれる、そんな言い伝えがあった。沙夜は一つの願いを胸に、森の中の参道を登っていた。
コバルト短編賞選外の作品です。
最終更新:2016-02-03 21:15:10
10402文字
会話率:46%
大みそかの午後、しゃべるウサギを追いかけて、滑って転んで気絶して、目が覚めたら朱い橋の上にいた。(コバルト短編最終候補作品)
最終更新:2015-06-01 22:09:05
9830文字
会話率:51%
女子高等師範学校へ進学する学費を工面するため、家宝である藤原行成の歌集の買い取りを依頼しようと華族の冷清水家に出向いた君子であったが、自分のために家宝を売ってしまうことに葛藤を感じていた。
そんな君子に、冷清水家の当主の長子、君実は意外な提
案をしてくるのだった。
第178回コバルト短編小説新人賞、もう一歩の作品折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-01 20:29:48
9178文字
会話率:40%
侍女シャルロッテは、仕えている王女アマーリエが隣国グリューネバルトへ輿入れすることが決まったことにより、思い悩んでいた。
本来であれば輿入れに付き従ってこの国を離れなければならないからだ。
それは、恋人マティアスとの別れを意味していた。
し
かし、実はアマーリエも恋心を伝えあっている相手がいた。当然アマーリエの恋も破れることになる。
そのアマーリエが、輿入れする前にその相手と密かに会う機会を作って欲しいとシャルロッテに依頼してくる。
コバルト短編小説新人賞、もう一歩の作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-01 17:00:00
9241文字
会話率:38%
王の落胤であるテレーゼは、その事実を隠したまま占い師として暮らしていた。
ある日、そうとは知らぬ王から占いのために呼び出されたテレーゼは、王の前で占い師でありながら占いを否定してみせる。
その場に居合わせた王と同じように自らの欲に正直な王子
、そして王子の寵愛を受ける謎の少女との必然的な出会い。
血筋を回る相関関係に、テレーゼは意外な決着をつける。
コバルト短編小説新人賞、もう一歩の作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-29 20:07:52
8189文字
会話率:43%