昔々、あるところに世界と神様が居ました。
神様は世界に子供たちを作りました。神様はそれをじーっと見つめています。時々世界に口出ししてみると子供たちは驚くほど従順に付き従ってくれます。
ある時神様は思います。このまま自分がこの世界に口出しし続
けても、ろくなことにはならなさそうだ。親離れをしてもらわなくては、と。本当なら自分はとっくに終わっているもので、仲間たちのところに帰っていなければなりませんでしたから。
ただ、そのまま去るのも無責任。じゃあ少しばかり、世界を進ませることが出来る子供が将来いつか生まれるようにしよう。そんな風に考えて、二つの縁を世界に置いて、神様は神様の席を立ってどこかへ行ってしまいました。
世界を見ていた神様が居なくなって、世界中の子供たちは大騒ぎ。神様を探す者、神様を憎むもの、神様をそれでも信じる者。ごちゃごちゃぐちゃぐちゃといろんな子供たちはぶつかり合ってやがて一塊になりました。この時もし神様がいたら頭に手を当ててあちゃーと言っていたことでしょう。一塊の傍には取り残した欠片たちが残っちゃっていたのですから。
そうして世界はちょっとの間静かになりました。一塊になった者たちは話し合って世界をどっちに進めるか相談して、ちょっとずつ神様が居なくても進めるようにもなりました。
そんなとき、世界は少しうるさくなりました。気が付いたら欠片たちが違う塊になっちゃっていたのです。彼らを置いていったのは先に塊になったほうの不手際です。だけれども後の塊と喧嘩になれば一方的に殴られるわけにはいきません。大きな塊と小さな塊の喧嘩が始まっちゃいました。
塊の中には目立つ輝きが二つありました。それは神様が世界に入れておいた縁です。大きな塊の方の縁は小さな塊の方の縁を気にして旅に出ます。
喧嘩で零れ落ちた欠片を拾い上げて助けながら、小さな塊の縁に会いに行きます。その旅にいつしか小さな欠片たちもついていきます。
そして二つの縁は出会います。それぞれ、最初に居た塊の影響を大きく受けていて喧嘩になっちゃいます。でも大きな塊の縁は小さな塊の縁を受け入れてしまいました。ため込んでいたものを全部吐き出した小さな塊の縁は自分が小さな物の見方をしていたと知ります。今度は沢山見て、学ぼうと二人で話します。小さな欠片たちもついてきてくれるようでした。
こうして、彼らは旅に出るのでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-22 18:00:00
6690文字
会話率:42%
【あらすじ】ラテール伯爵家の令嬢フィリアナは、仕事で帰宅できない父の状況に不満を抱きながら、自身の6歳の誕生日を迎えていた。すると、遅くに帰宅した父が白黒でフワフワな毛をした足の太い小犬を連れ帰る。子犬の飼い主はある高貴な人物らしいが、訳あ
ってラテール家で面倒を見る事になったそうだ。その子犬を自身の誕生日プレゼントだと勘違いしたフィリアナは、兄ロアルドと取り合いながら、可愛がり始める。子犬はすでに名前が決まっており『アルス』といった。
アルスは当初かなり周囲の人間を警戒していただが、フィリアナとロアルドが甲斐甲斐しく世話をする事で、すぐに二人と打ち解ける。
だがそんな子犬のアルスには、ある重大な秘密があって……。
この話は、子犬と戯れながら巻き込まれ成長をしていく兄妹の物語。
(※1/2時点では、30話程で完結予定の作品です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-19 13:23:15
484872文字
会話率:53%
同性から見ると凄い良い奴だけど、異性からはそうでも無い。なんて子は沢山いる。
現にそんな子に勉強を教えて貰いながら、今日もせっせと問題を解く。
モテるでしょ?
モテないよ。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳
御座いません。
注意事項2
お世話する時期もあったような。
でもやっぱり、お世話される側ですね。
『もうっ!! 君って奴は!!』と言われながら。
なんかガールズラブっぽいので、タグを付けました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-11 18:13:12
948文字
会話率:48%
弱者が嫌いだ。常に誰かを嗤わねば、自分さえ守れない生き物が大嫌いだ。
彼女は何時もそう言っていた。
弱者は好きだよ。あぁ、でも君の定義においては、強者なんだろうね。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いま
せん。
注意事項2
こんな子が好きなんですよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 09:58:01
846文字
会話率:29%
絶対的な善性と、絶対的な悪性が、同居した子を見たことがあるかい?
その子はね、凄く良い子なんだ。
公平で、誠実で、狡を嫌う。
でもそれは、奥底に眠る悪性を踏みつけた上での価値観だ。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら
申し訳御座いません。
注意事項2
大人気魔法ファンタジー小説の寮組み分け、あるじゃないですか。
黄寮と緑寮で迷われるのは、きっとこんな子だと思います。
悪徳さを自らの善性でねじ伏せる感じ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-10 17:46:25
986文字
会話率:0%
「お父さんはね、あの星からあなたを見守っているのよ」幼い頃に母から言われた言葉は子供ながらに、「あぁ、お父さんはもういないんだな」という事を実感させる何かがあった。それから十数年後。そんな子供だったベルファド―ラは、今や王子の婚約者候補とし
て、王子を諫め、必死に母娘二人で頑張っていた。しかし、気が強い性格は王子には好かれることは無かった。
そんな彼女は卒業式の日に王子から婚約破棄を言い渡される——。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-30 18:22:41
6501文字
会話率:40%
孤児院「青い傘」にはいろんな子供がいる。
絵がとても上手な子、時々変なことを言う子、炭酸が飲めない子、、、
みんな個性的で、大人で凡人の「僕」とは全然違う世界が見えているんだろう。
子供の話を聞くのは「僕」にいろんな刺激を与えてくれる。
今
日はどんな話を聞かせてくれるのかな?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-28 20:03:50
2700文字
会話率:70%
可愛いものが大好きな男の子、かっこいいものが大好きな女の子、あんな子、こんな子、自分にしかない悩み。
外見や性格がそっくり似ていても、心の色は、みんな違う。
いろんな出会いや経験をして、心の色が創り出されていく。
君と私は色違い。
キーワード:
最終更新:2024-08-29 12:41:36
1989文字
会話率:32%
人間って気持ち悪い!こんな子どもいたらヤだなと思って書きました。
最終更新:2024-08-27 19:22:44
455文字
会話率:0%
「セリス、お前との婚約を破棄したい。その冷たい目に耐えられないんだ」
セリスは昔から表情が乏しいせいで、美しいアイスブルーの瞳は冷たく見られがちだった。
そんな子爵令嬢セリス・シュトラールは、ある日婚約者のギルバートに婚約の破棄を告げられ
る。挙句、義妹のアーチェスを新たな婚約者として迎え入れるという。
その結果、体裁が悪いからとセリスは実家の子爵家を追い出され、第四騎士団──通称『騎士団の墓場』の寄宿舎で下働きをすることになった。
第四騎士団は他の騎士団で問題を起こしたものの集まりで、その中でも騎士団長ジェド・ジルベスターは『冷酷残忍』だと有名らしいのだが。
「私は自分の目で見たものしか信じませんわ」
──セリスは偏見を持たない女性だった。
だというのに、ギルバートの思惑により、セリスは悪い噂を流されてしまう。
しかし騎士団長のジェドも「自分の目で見たものしか信じない質』らしく……?
そんな二人が惹かれ合うのは必然で、ジェドが天然たらしと世話好きを発動して、セリスを猫可愛がりするのが日常化し──。
「照れてるのか? 可愛い奴」「!?」
「ほら、あーんしてやるから口開けな」「……っ!?」
一方で婚約破棄をしたギルバートのアーチェスへの態度はどんどん冷たくなっていき……?
無表情だが心優しいセリスを、天然たらしの世話好きの騎士団長──ジェドがとろとろと甘やかしていく溺愛の物語である。
短編は日間総合ランキング一位!9/9
ありがとうございます!
短編版は五話の途中辺りまでになりますが、それまでも加筆がありますので、良ければ冒頭からお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-27 06:32:46
126160文字
会話率:44%
「セリス、お前との婚約を破棄したい。その冷たい目に耐えられないんだ」
セリスは昔から表情が乏しいせいで、美しいアイスブルーの瞳は冷たく見られがちだった。
そんな子爵令嬢セリス・シュトラールは、ある日婚約者のギルバートに婚約の破棄を告げられ
る。挙句、義妹のアーチェスを新たな婚約者として迎え入れるという。
その結果、体裁が悪いからとセリスは実家の子爵家を追い出され、第四騎士団──通称『騎士団の墓場』の寄宿舎で下働きをすることになった。
第四騎士団は他の騎士団で問題を起こしたものの集まりで、その中でも騎士団長ジェド・ジルベスターは『冷酷残忍』だと有名らしいのだが。
「私は自分の目で見たものしか信じませんわ」
──セリスは偏見を持たない女性だった。
だというのに、ギルバートの思惑により、セリスは悪い噂を流されてしまう。
しかし騎士団長のジェドも「自分の目で見たものしか信じない質』らしく……?
しかも天然たらしでセリスの心を乱していく。
「照れてるのか? 可愛い奴」「!?」
二人はお互いを色眼鏡で見ることはなく、無表情のセリスを、天然たらしの世話好きの騎士団長、ジェドがとろとろと甘やかしていく溺愛の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-17 19:02:03
13947文字
会話率:42%
俺の幼馴染である渡良瀬葵はアイドルになった。
それも超がつくほどの大人気アイドルだ。
だがしかし、容姿も歌も運動神経も優れている彼女には弱点があった。
それは――
もの凄く自己肯定感が低いところだ。
ネガティブ思考ですぐに死にたいと口にしち
ゃうような子。
で、そんな子はというと日々癒しやメンタルケアを……。
幼馴染である俺に求めてくる。
誰にも言えないような弱音を吐かれたり、レッスンで疲れた体をマッサージさせられたり、
本当に色々とさせられている。
俺以外に頼ればいいというのに、葵は俺じゃなきゃ嫌だの一点張り。
正直なところ、別に葵のことは幼馴染であり別に嫌いじゃないのだが……。
それでも俺は彼女から離れたい。
だって、彼女は超大人気アイドル。
もし、メンタルケアをさせてる俺の存在が世間にバレようものなら……。
悲報
『大人気アイドル、裏で幼馴染の男と密会!』
なんて風な大スキャンダルに繋がってしまうのだから。
ゆえに、俺は今日もお忍びで会いに来た大人気アイドルである葵に口を
酸っぱくして言う。
「あの、お願いだから俺のところに来ないでください」
カクヨムにも投稿してます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-27 00:57:37
81977文字
会話率:39%
俺はドラゴンになりたい。そんな子どもの頃のような夢を持つ少年はガチでドラゴンを目指すことにした。
だがしかしその夢は叶わず死んでしまう。
そして目が覚めると少年はドラゴン?になって転生させられていた。
ちなみに少年は前世の肉体を引き続いだ上
にチート級の魔力を得た。
その魔力はたくさんの生き物を救う不思議なものだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-17 20:00:00
276492文字
会話率:39%
幼馴染であり僕の彼女の出演するアダルトビデオがるという噂が告げられる。さらには年上の柄の悪そうな金髪チャラ男と付き合ってると言う噂まで。
美咲(幼馴染)はそんな子じゃない!
だが・・・
最終更新:2024-08-14 12:33:54
12863文字
会話率:17%
これはどこかにあるシシアという本が大好きな女の子の物語。
今日は外が雷雨で誰も来そうにないのにある女の子が訪れました。
勉学について悩んでいる女の子きっとあなたの周りにもこんな子がいるのではないでしょうか。もしかして、あなたのことなのでしょ
うか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-20 22:20:00
2237文字
会話率:49%
かっこいい女の子って最高ですよね。そんな子たちの前では、老若男女関係なくみんな乙女になってしまうものです……。
ということで、こちらは神崎月桂さん主催の『バチクソにかっこいい女の子を寄越せ杯』の感想を書いていくエッセイとなっております
。
皆様も、イケ女の気配を堪能していきませんか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-14 18:14:37
11533文字
会話率:0%
恐怖で世界を支配し、『征服王』と呼ばれ恐れられた魔王ヴィンセント・グレイスが勇者により滅ぼされてから500年。
悪逆非道なる魔王に操られ、殺戮を繰り返していた魔族は、人間の世界デュアルソレイユへの侵攻をやめ、魔界セレネと人間界デュアルソ
レイユは、共生の道を歩みつつあった。
そんな時代、平凡な人間(と本人が思っているだけでいろんな意味で破天荒)に生まれた少女ヴィクトリアには、とある秘密があった。
それは今は魔法が使えないものの、前世が魔王ヴィンセント・グレイスであるということ。
このことは絶対秘密にして、今世は平凡に生きてゆく!
そう決意していた彼女の前に現れたのは、かつての部下である美形魔族の臣下たち。しかもそのうち一人は、愛する者の魂を見抜く力を持つと言われる金色狼で、ヴィクトリアの正体をヴィンセントだと言い当て、そのまま無理矢理魔王城に連れて行かれてしまい……!?
前世魔王の主人公「今の私はただの人間だから関わらないで!」
前世の宰相(臣下)「貴方の全てが欲しい」
前世の育て子(臣下)「こんな子猿があいつのわけないだろ」
前世の育て子の友達(臣下)「全ては陛下のお望みのままに」
500年前、死ぬその瞬間まで、誰も信じることが出来ず、自分は嫌われていると思っていた。
そのはずなのに、かつての臣下たちが自分に向ける感情は、悪意ではなく好意のようで……?
主人公の元臣下たち×普通の平凡な人間に生きたい主人公+αのお話(※前世魔王の時点で平凡とは程遠い)
主人公至上主義メンバーが主人公の敵には容赦がないため、割とサクッと血生臭いのでご注意ください。
ヤンデレと一途が紙一重。基本的に愛が重い。
(いろんな意味で)ドキドキできる話にしたいなと思い書いています。
(『魔王様の言うとおり!』というタイトルで掲載していましたが、表示されたときに内容が見づらいかなと思って現在は削除しています。カクヨムにも掲載中)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-23 21:02:42
255304文字
会話率:36%
長閑だが代わり映えのしない龍人族の山里から好奇心を満たすべく人間の世界へ下りてきた幼き龍人ピート。
元来、穏やかな性格のピートだが龍人としてのポテンシャルはすこぶる高く、望む望まざるに関わらず強大な運命に翻弄されていく。
幼き龍人ピ
ートは己の好奇心に従い人間界へと旅立った。龍人としての強大なカはピートだけでなく周囲も巻き込み、望外のドラマを引き起こす。
***
★緊急アンケート『ピートについて』
剣士 ロッソ・グリフィア
「ピート君はね、本当に凄いよ。まだ小さいのにあんだけ強くてしっかりしてて優しいし、大きくなったらどうなっちゃうんだろうね?、いや、世界征服も夢じゃないと思うよ。
でも、ピート君が支配した世界なら平和な世の中になるんだろうな。俺も住んでみたいけど寿命が確実にたりねーなw」
魔術師 ウェンディ・キャティパ
「ピート君可愛いよね。礼儀正しくていつもニコニコしてるし。私もあんな子供欲しいわ。早く冒険者引退してお嫁さんになりたーい」
シャリハ神官 モガ・ガンディーヌ
「ピートか。好きだな」
ストリア魔王国国王 シュラ・フォービアス
「大好きなのだ! 余はピートのお嫁さんになるのだ!可愛くて、優しくて、強くて、格好良くて、素敵で、そんなピートのお嫁さんになれるなら他に何もいらないのだ。あ、でもお酒は少し飲みたいのだ...」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-13 21:29:24
4725文字
会話率:41%
鏡の中の像みたいに、常にあたしに付き纏う「影」のような存在。
もう一人のあたし?
違うわ、冗談じゃない! あんな子と一緒にしないで!
だけどあたしたちはいつもセットだ。違うのに。
──あたしとあの子はこんなに違うのに。
最終更新:2024-06-13 10:40:00
3050文字
会話率:20%
令和元年10月。機動捜査隊の井上保と安藤恵は白いワンピースを着たミイラ化遺体を目にする。捜査が始まって数日。遺体の身元もわからない中で現場近くのアパートに別の自殺遺体が見つかる。その足元に置いてあった遺書には先の事件の詳細(非公表のものを含
む)と自分が犯人である旨が綴られてあった。その遺書を元に被疑者死亡のまま書類送検、捜査本部は解散。事件に疑問を持っていた井上と安藤は占い師兼探偵の井上佑に被害者と容疑者の調査を依頼する。
それと時を同じくして、安藤恵宛に疎遠だった親戚から祖母安藤四葉が亡くなった事による遺産分割協議通知が届く。彼女は記憶に無いその親戚に亡き父の代襲相続権を提示されていた。まるで誘われるかのようにその地に足を踏み入れる。
先日の事件の後から恵は奇妙な夢を見ていた。忘れていた祖母と忘れていた場所の夢。安藤恵の”普通”が暖かい笑顔と気味の悪い幻想に侵されていく。知りたくなかった自分とその家族の血濡れた過去を知ってしまい少しずつ綻び始めた日常。大切な人達の許されざる行為。彼らの異常性を知った時、恵はあの日の事件との関連性にも辿り着いてしまった。法の下に正義の行使を求められる警察官としての覚悟は、もう2度と一人になりたくない、そんな子どもじみた感情にいとも簡単に負けた。大事なものを無くしたくない恵はそれでも最後までその良心の呵責に苛まれる。しかし自分の隠された異常嗜好に、その過去の過ちに確信を持ってしまった時、その葛藤は全てをこの手で終わらせる、そう決意させてしまった。最後の時、恵は”普通”だった頃の日々に想いを馳せてしまった。郁とその補助をしていた多野卓を手にかけた後、どうしても最後に”普通”だったあの日々に触れたくなってしまったのだ。その状況はもう確実に思うものとは違う。それはわかっているのに、最後に欲が出てしまった。井上を緊急通報を介して半ば脅迫的に呼び出すと、同僚だった警察官に包囲される中で彼に感謝を伝えた後、安藤恵は自害した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 18:20:00
118746文字
会話率:47%
小楢平介は存在感の薄い、空気みたいな高校生だった。
「小楢? そんな子いたっけ?」
「ああ・・・。そういえばいたね。」
・・・・・・・
これはそんな1人の少年が世界を変える物語である。
最終更新:2024-05-06 10:10:00
2432文字
会話率:16%
異世界には魔物がいる。
様々な理由で親を亡くした子供たち。
そんな子供たちを受け入れる預かり所を冒険者ギルド内に設立した。
冒険者は子供たちを守るために魔物と戦う。
最終更新:2024-04-28 11:00:55
137663文字
会話率:30%
クエレブレとは竜を示す言葉。
これは生きとし生ける全てが竜の血を宿すドラゴンファンタジー。
流行りもの書けないんで、おう、もう古くっさいの書いてやるぜと勢いで書いたやつ。
昔よくありましたよね。そうして今の大人達は植え付けられた。
表には
出せない闇の心、いやファンタジーなトキメキを。
本作はそんな子供心を思い出す、懐かしさのあるファンタジー。
略して、なつファンとなっております。
ダメージを負う覚悟は、できただろうか。
※気晴らししたい時に書こうと思っておりますので、続きは相当遅くなると思います。ではでは折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-24 21:00:21
6923文字
会話率:30%