今、わたしたちがすむ世界と同じように発展し、
生命が誕生し、人間が現れ、銃を使い、
金を使う。そして適性があれば魔法をも扱う
ことのできる世界。
突如と誕生した只々人間を殺す謎多き生命体、
通称、キノコ。それを倒す人間たち、
そして誰も知ら
ぬ力を持つ男、笹倉遊。
人々はいずれ気づくだろう。
キノコが生まれたその所以、その全てを折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-15 23:04:01
2937文字
会話率:27%
その日、世界は一転した。
混乱と絶望を味わいながらも、それでも世界は歩み続ける。常に形を変え、在り方を変えながら力強く生きていく。
その世界で生きる、数多存在する生物の一種、人間。その人間の中で、ある特殊な能力を持つ一族の生き残り、リ
ン。
己が他とは些か異なっていることにも勘付きつつも、リンという名の少女はごく普通の女の子として生きていた。だがその生活も、一人のバンパイア、シカル・ロスとの出会いで大きく揺れ動く。動く。
内気な転校生、カリナ・エバンネ。最強馬鹿将軍、ザイルシャノン。苦労人補佐官、ホルム・ゲンダ。不愛想な養母、タニーナ・ダン。
種族問わず、懸命に人生という名の物語を紡ぐ者たちの背後でほくそ笑む影の存在。この世界は一体誰の手にあるのか。わたしたちは何のために生きているのか。
これは空虚で無知で孤独だった少女の成長の出発点の物語。
*FC2とカクヨムにて重複投稿しています。先読みなさりたい方がいらっしゃいましたらそちらの方が更新早めかと存じます。
しばらくの間は毎週日曜8時に投稿予定ですが、作者の都合で変動するやもしれません。ではでは、お暇つぶしにお一つどうぞ。
※サブタイトルに関してあれやこれや思うところがある方も結構いらっしゃるかもしれませんが、これは100%作者の主観に基づくものです。サブタイトルの付け方に困って遊んでみた結果です。「あっそ」くらいの気持ちで流してください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-24 08:00:00
130569文字
会話率:35%
生きるいみ
そんなこと知らなくてもわたしたちは生きていける
生きるいみが分からなくても生きているのはなんで?
人は人を理解できるのか
理解しようとしているのか
同じ世界で生きる人間たち
最終更新:2018-01-15 22:23:12
925文字
会話率:24%
西暦3500年。
一度文明が滅んでしまったことのあるこの世界には、かつて子どもたちに愛されたはずの童話は、何もかもが残されてはいなかった。
14歳になる麻里奈は、リーディングを使って遺物を透視する。
「これは……桃よね。それに、おじい
さん、おばあさん、少年、3つのだんご、3匹の動物、悪い鬼がたくさん」
この遺物は、おそらく童話だったのだろう。
麻里奈はそう見当をつけていた。
しかし、分かったことといえばそれだけであり、それ以上のことはさっぱり分からなかった。
分からなかったからこそ、これから、この職場の問題児たちによって、めちゃくちゃな童話が「再生」されてしまうのは分かりきったことである。
だからこそ、麻里奈は救いが欲しかった。
救い。
普通の人間。
それが現れた。
普通の価値観を持ち、ありふれた道徳観を持ち、それでいてほどよい勇気を身につけた一人の少女。
大月さくら13歳。
「さくらちゃん。がんばって。あなたなら、きっと良い方向へと導いてくれるはず。……童話も、職場も、それから、……わたしたちのことも」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-22 12:05:10
35971文字
会話率:27%
「わたしは、アンニフィルド。この物語は簡単に言えば、SF・ラブロマンス・アンド・コメディ。大学を中退し専門学校から小さなIT会社に入った宇都宮和人(うつのみや・かずと)が、ひょんなことから文明促進支援を無償で行なうという異星のエルフィア人、
ユティスたちと係わり合い、友人たちを巻き込んで、みんなが『愛することを学び、幸せになること』を少しずつ実践いくの。これこそ、わたしたちが人間として生まれてきた唯一の理由よ。会話中心のドキドキ・ラブコメディだから、ユーモアのセンス、磨けるわよぉ。まずは、あなたが自身を好きになり、信じることができるようになることね。それで、自分自身だけでなく、他の人を愛することもできるようになるはずよ。そうなれば、わたしの役目は終り。ステキなあなたに、心の平安と幸せが訪れ、愛に満たされますように・・・」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-23 06:54:23
2834965文字
会話率:59%
天使でいられなかったわたしたちの祈り
最終更新:2016-11-08 06:43:12
1488文字
会話率:0%
帰ってきたお姉ちゃんは、おかしかった。
稲妻がかっと、わたしたちを照らした。
最終更新:2016-10-11 12:00:00
1422文字
会話率:0%
彼は、私の前の席に席がある。
いつも登校してくれるとわたしに挨拶をしてくれる。
毎朝、教室に入る日差しと共に現れる彼はさながら太陽のような存在だ。
わたしは、教室の隅っこにいる人間。
陰と陽の関係みたいなわたしたちにとって、この恋が叶うこと
はそうそうないだろう。
でもいつかきっと、わたしは彼と結ばれたい。
そう思っていた。
まさかこんな形で叶うなんてね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-13 00:06:51
4481文字
会話率:23%
吸血鬼女王(ヴァンパイアクイーン)は言った、『吸血鬼とは人間の成れの果ての姿である』と。
母は言った、『人間を知ることです、そこに吸血鬼(わたしたち)にとっての救いがあるのです』と。
吸血鬼の少女マルベリーは、強大な力を持つ吸血鬼ヴォル
フロードと、人間界と妖魔郷の境界で戦い大敗し、瀕死の重傷を負って倒れていたところを、巫女の明神小百合(みょうじんこゆり)に助けられる。
奇妙な縁で人間界に出たマルベリーは、吸血鬼女王と母の言葉の意味を探り始めた。小百合からの助言で定時制高校に通い始めたマルベリーは、最初は慣れない人間の性質や習慣に戸惑うが、マルベリーに近づいてきた、ただ一人の人間の少女、幸野宮子(さちのみやこ)と共に学園生活を送り、人間の生活に慣れていく。しかし、母と吸血鬼女王の言葉の真意を知ることは容易ではなく、マルベリーは苦悩し続けた。
人間とは何か、吸血鬼女王は、母は、人間の中に何を見たのか。吸血鬼のマルベリーが、小百合と宮子という二人の人間の少女を通して繰り広げる、精神の遍歴譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-21 15:35:41
114422文字
会話率:60%
この小説の主人公・斉藤実乃里は多感な思春期のある出来事がきっかけで、人間不信になった。ずっと一人で生きていきたいと考えながら、心のどこかで拠りどころを探していた。
会社から少し離れたところで姉と二人暮らしをしている彼女に、ある日馴染みの書店
でルームシェアしないかと誘われる。姉の結婚を機に部屋を探していた彼女は、ルームシェアを提案した女の子・木ノ下朔良に誘いを断ったものの、結局は一緒に暮らすことに。
底抜けに明るい彼女の笑顔をうるさく思いつつも、次第に心を開いていく実乃里。
一方、朔良も明るい中にいろんな思いを抱えていて。
日常生活を普通に送る社会人の、心のうちや悩みなどを切り取っていく日常小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-16 15:00:00
2882文字
会話率:53%
わたしたちは、一体いつから常識を信じきってしまったのだろう。
大きく両腕を広げて、胸一杯に酸素を取り入れる。その酸素は、目には見えないが、実際に肌で感じることもできるし、味わうことができる。空気はすぐ目の前に存在している。今生きている人間に
必要なだけの酸素が宇宙に飛び出さずに、ここに存在していることは、当たり前のことなのだろうか。現代は複雑で難しいとされているのは、本当のことなのだろうか。見えない物が存在して、見える物が存在しないことも事実なのだろうか。
当たり前は、本当に当たり前なのか。ありふれた14歳の女の子、井田中花(いだなかはな)が天使との出会いで、今まで考えたこともない世界へ踏み出していくことになる。それは、現在の世界の理由と謎。いじめ・自殺・政治・国・民主主義・医療・教育・借金・銀行・歴史…それら全てを一本につなぐものとは…。普通の女の子、花の歩む道が、世界にとって重要だとしてもなんら不思議ではなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-21 01:48:07
332708文字
会話率:38%
これはわたしたちの世界が、
地球温暖化に立ち向かわずにいて、
未知の隕石群の襲来によって崩壊した、
そんな偶然が重なってしまった、
少しだけ未来の話である。
前代未聞の隕石群の襲来から逃れる為、宇宙へと打ち上げられた八
機の宇宙船があった。その船の名前は《HOPE》――希望。その内の八番目の機体こそが我が国の船であった。
わたしは隕石群が降り注ぎ始めた運命の日、最後の宇宙船が空高く飛び行くのを、一人、山の上から見送った……
地球に取り残された人類の生き残りである主人公の少女“わたし”は、山の上にある父の遺した観測所で、一人、畑を耕しながら、見知らぬ生存者の《彼》とチャットをしながら、日々、何の目的も無く、惰性の様に生き、暮らしていた。
そんなわたしに対し、画面向こうの彼は次から次へと“するべき事”を与えてくれた。
その“するべき事”に対し、わたしは初めこそ乗り気ではなかったものの、“何か”を頑張ろうとしている彼の言葉が、かつての父の言葉と重なるのだった。そんな彼の言葉を、わたしはどうしても拒むことができなかった。いつしか彼に感化され、彼の提案である“風力発電機の修理”に前向きに取り組むようになっていた。
顔も見知らぬ彼と交流を重ねて行く内に、わたしは以前の精気をすっかり取り戻していたのだった。
そんなある日のこと、彼はわたしに対し、驚愕の真実を打ち明ける。
その瞬間、わたしのいた箱庭ほどの小さな世界は一変したのだった――
※この作品は『トータル・メガ‐ミッション』とリンクしています。先ずはこの作品から読むことをお勧めします。
※この話は別サイトのアットノベルスにも同作者名で投稿している『雪路 歩』の作品です。
※この作品はチャット部分があるため“横読み推奨”です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-21 06:47:44
43959文字
会話率:31%
夏休みが終わるころ、伯父がアンドロイドを作り出した。従兄のために。それは本当に、人間そっくりだった。先に載せた「天使なんかじゃない」の、対になります。よろしかったら、読んでみてください。
最終更新:2007-09-11 19:15:04
14478文字
会話率:31%