わけあって保育士を辞めた双葉杏咲(ふたばあさ)は、再就職祈願に地元の神社へと参拝にきていた。
そこで出会ったのは、不思議な雰囲気を纏った美しい男性。
その男との出会いによって、杏咲の生活は一変することになる。
男性に連れられた先で出会
ったのは――八人の半妖の子どもたち。
其の一 「僕は結構です」
冷静沈着で真面目気質。何でも卒なく熟してしまう天才肌な狐の半妖。
玲乙(れお)。
其の二 「へいへい、わかりましたよ~」
情に厚い兄貴肌。飄々としていて適当なように見えるけど、周りをよく見ている烏天狗の半妖(?)。
火虎(ひとら)。
其の三 「チッ、うぜぇ」
誰に対しても冷たい態度で口が悪い。粗雑で寡黙な鬼の半妖。
影勝(かげかつ)。
其の四 「今度こそ本当に嫌われたらどうしようって、思って……」
穏やかで優しい常識人。一人で溜め込んで我慢してしまいがちな雪女の半妖。
柚留(ゆずる)。
其の五 「……これは、じいちゃんにもらった。……大切な、宝物」
無気力無表情人見知り。他人の心の機微に敏感な猫又の半妖。
湯希(ゆき)。
其の六 「おれ、かっこいいおにいちゃんになりたいんやもん!」
ビビりで弱虫だけど、いつも明るく元気いっぱい。天真爛漫なかまいたちの半妖。
吾妻(あづま)。
其の七 「ケッ、ニンゲンにおそわることなんてなにもねーよ」
口は悪いが本当は素直で優しい。獣耳に感情が出やすい雷獣の半妖。
桜虎(おうが)。
其の八 「か……かわいくしてくれて……ありがと」
ツンと見せかけてデレへの振り幅がすごい。あざと可愛い覚(さとり)の半妖。
十愛(とあ)。
行く末は――全く意図せぬ逆光源氏計画!?
半妖×保育士(?)たちによる、ほのぼの時々ハラハラな甘くて優しい日常のはじまりです。
※こちらは魔法のiらんどで掲載している作品になります。
※こちらはヤングエースUPにてコミカライズ配信中の作品になります。また8月4日よりコミカライズ第一巻の発売が決定しております。
ネット小説大賞には編集部の方に確認した上で応募しておりますが、小説ではなくコミカライズ版に関しましては“当方が原作として株式会社KADOKAWAに独占的にコミカライズの出版権の快諾をしている”形となっておりますので、ご承知おきください。よろしくお願いいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 23:00:50
231442文字
会話率:54%
ブラック企業に勤め、過労死寸前だった27歳のOL・伊藤美織。
心も体も限界を迎えたその夜、非常階段で命を落とした彼女に、神のような存在が囁いた。
「──新しい世界で、やり直してみませんか?」
次に目を覚ました時、美織は魔法と貴族の世界で
――
ラザリオ王国の名門貴族〈アーデルハイト公爵家〉の令嬢、エリシア・アーデルハイトとして生まれ変わっていた。
幼少期から魔術の才を現し、誠実で優しい家族に囲まれながら、彼女は新たな人生を歩み始める。
しかし十八歳の春、国王の命により彼女に下されたのは、「政略結婚」の命。
嫁ぎ先は、北方の辺境ヴァレンシュタイン領。
領主は、顔を仮面で隠し「呪いの騎士」と噂される謎多き男――レオン・ヴァレンシュタインだった。
冷たく無表情で心を閉ざすレオン。
だがエリシアは、前世で“ただ生きるだけ”だった自分に別れを告げ、この地で「誰かと共に幸せになる」未来を選び取ろうとする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 22:45:45
12598文字
会話率:29%
生まれつき魔力が0という不遇な身にも関わらず、逆境や差別に負けず、遂には世界中のあらゆる魔導師が束になってもかなわないような大魔法を使いこなし、世界の危機を幾度となく救った彼を人は尊敬の念を込めて零の大賢者と呼んだ。それから更に年月が経ち齢
200歳を迎えたその日、いよいよ大賢者マゼルの寿命も尽きようとしていた。彼を慕う大勢が見守る中、意を決してマゼルが口にする。
「わしは、わしは――実は魔法など何一つ使えはしないのじゃあ…………」
驚愕の表情を浮かべる面々を認め、満足げに旅立ったマゼル。これでようやく肩の荷がおりたとホッとした矢先、なんと記憶を保持したまま500年後の未来に転生してしまった。
しかも、かつてと同じ魔力0の状態で。当然それが発覚した瞬間、彼は魔法使いとして失格者のレッテルを貼られ、るようなことはなかった!それどころか逆に魔力0の大賢者様の再来だ!と喜ばれる始末。一体どうなってるの?いやそんな期待した目で見ないで!だから自分魔法なんて一つも使えませんから!ただ死に物狂いで覚えた体術使ってたら回りが勝手に勘違いしただけですから!魔力が0で一切魔法を使えない大賢者。しかし、彼の身体能力はあまりに常識はずれで、周囲からは魔法にしか見られない。そんな魔力0の大賢者による転生物語。
※Eエブリスタとカクヨムでも公開してます。
※コミカライズ決定!7月発売予定の月刊ComicREX9月号より連載!
キャラクターデザインはぎん太郎様、漫画は色意しのぶ様となります!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 22:40:10
1167868文字
会話率:61%
隣の席の「蓬莱朱音(ほうらいあかね)」は毎回毎回主人公の「鈎柄祐希(かぎつかゆうき)」に対して、ツンツンとしている。
ある日、鈎柄祐希は誰も使っていない教室に入る。するとそこには表情が甘く、主人公に対して謝ったり"好き"
と言ったりしている所を目撃した・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 21:36:41
38364文字
会話率:41%
魔法を使うことができる人間が、そう多くない世界。
魔法は〈神より授けられし尊い力〉として尊ばれてきた。
魔法使いの数、そしてその力の強さが国力に匹敵する、と、王国では魔法使いが重用されており、魔法を使うことで成り上がることを夢見る平民も少な
くなかった。
近年名を挙げた商家であるサッカレー家で、メイドとして働くエイダは、“使えない濡れ雑巾”と蔑まれながらも、魔法が使えるということを国に隠して生きてきた。
その理由は、エイダの使う魔法が、〈魔法無効化魔術〉という存在してはならない禁断の魔法であったから——。
ある日、エイダは王都の裏道で、魔力を抑えきれず苦しむ黒髪の美青年を、魔法無効化魔術で救う。
驚いた表情でこちらを見る美青年を前に、事情を説明できるわけもなく。
——どうか、このことがバレませんように……!
自分の名前も告げずに逃げ帰ったエイダだったが、後日目の前に現れたのは、なんとこの国の王太子で——!?
「エイダ。どうか俺と結婚してほしい」
顔も知らない王太子に頼まれたのは、まさかの婚約者になること……!
でもどうやらそれには、深いわけがあるようで——
嫌われ、いじめられてきた平民出身の元メイドが、禁断の魔法で王太子妃になるシンデレラストーリー
※この作品は同様の内容でカクヨム様にも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 21:25:40
33314文字
会話率:34%
恋も、愛も、性も――設計上は“不要”とされたこの世界で、それはすべて「過去の遺物」。
僕・志月緒人(しづき・おと)は、ただの男子高校生だ。
正確には、だった。
だが、ある日。
「性交の再現に、ご協力いただけませんか?」
そう静か
に言い放ったのは、無表情で知識オタクなクラスメイト・篠上純夏(しのがみ・すみか)。
彼女は、旧い時代の遺物“禁書”を発見してしまったらしい。
そこに書かれていたのは――“好き”とか“愛し合う”とか、“キス”とか“性交”とか……知らない言葉ばかりで。
戸惑う僕に、次々と現れる少女たち。
からかい系なのにちょろいギャル、天然ぽわぽわ系、感情=エラー扱いのロリ、恋を否定する完璧美少女……
恋愛感情を持たないはずの彼女たちが、禁書に触れて「好き」とか「ドキドキ」とかを覚えていく。
これは、世界が捨てた“愛”を拾いなおす、ちょっとえっちで、やさしくて、切ない物語――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 20:32:53
5564文字
会話率:22%
記憶喪失編
魔術特区――浅木
そこに住む少年――天乃慎は,全ての記憶と魔術に関する常識を失ってしまった。
天乃は,病院に天乃を迎えに来た間森啓吾とともに帰宅する途中,小学生のような容姿の少女――水無月風華と出会う。
この二人の出会い
はやがて大きな騒乱へと繋がっていく。
登校騒乱編
退院した翌日,天乃慎は記憶喪失になったあと,初めて登校しようとするが,なぜか黒髪和装の無表情少女――英莉が天乃についてこようとする。
天乃は必死に英莉を宥め賺し,家に留まるように説得しようとするが,英莉は頑として譲ろうとしない。そうこうしている間に,天乃の下に間森啓吾が現れ,なぜか学校についていこうとする英莉に同調し始める。
こうして,天乃は英莉を伴った登校を決行することになるのだが――。
――これは,ニセモノたちの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 20:00:00
590202文字
会話率:36%
あなたはそんなに優しい表情(かお)で……私を通して誰を見ているの?
過去にされた意地悪のせいで男が苦手な浜野 由美(はまの ゆみ)は、ある日ナンパから助けてくれた優しい男子高校生と仲良くなり……
。。。
一部暴力的な描写あります。苦手
な方はご注意ください。
私の前作、『ナイショの王子様』の主人公の両親の物語です。よければそちらも読んでくださると嬉しいです。
〜毎週金曜日 夜8時頃に投稿予定〜
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 20:00:00
182176文字
会話率:62%
夏休み。
都会育ちの高校生・日向翔真は、母方の実家がある山間の寒水村へひとりで滞在することになった。
だがその村には、妙な言い伝えがあった。
――「水に映るものに、挨拶してはいけない」
――「夜、川の音が大きくなったら外に出るな」
あ
る夜、翔真は洗面台の“水面”に、自分とは違う表情の自分を見てしまう。
それを境に、村では奇妙な事故と変死が相次ぎ、やがて水の中に潜む“何か”の存在が明らかになっていく。
すべての水が、翔真を見ている。
水はただの液体ではない。
水は、“心”を映す鏡だった――。
ひと夏の田舎で、少年は“もう一人の自分”と向き合う。
消えた少女の声とともに、水面の奥で静かに待つ“写し”とともに。
これは、自分自身を選ぶための物語。
夏のホラー2025折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 20:00:00
1595文字
会話率:12%
彼女は目を虚ろに、開口一番…… ――多分あの時だ。すべてが始まったのは――
四月初週の週末。高校生となった南波伊織は、書店で買い物をした帰り道で公園を訪れる。
幼少期に夢中で駆け上がっていた階段を、桜の見納めから始めた一時の気まぐれに後悔
しながら、上りきった。
物好きしか立ち寄らない高台の先で、年端も行かないような華奢な後ろ姿がただ一人 ――この町の景色を独り占めにしていた
振り向いた顔はこちらを見るなり、驚きと安堵を示す。
容姿端麗な黒髪のその美少女――月待和栞にはこの春から接点があった。
彼女とはクラスメイト。その見目麗しさゆえ、友人と話題にすることはあったが直接会話するのはこの時が初めてだった。
笑顔が絶えない美少女は表情も豊かで見ていて飽きない。細やかな心配りまで完璧だ。
「仲良くなりそびれていましたからね」と自己紹介代わりの会話をした後で、今はただこんなこともあるのかと思った青春の一ページ、過ぎ去る一つの思い出くらいに思っていた。
翌週、伊織は我が目を疑う光景を目の当たりにする。
折角の絶景はなんのその。眠気に負けてしまった和栞は絶賛、瞳を閉じて気持ち良さそうに、すやすやと日向ぼっこ中……。
長いものには巻かれておけ精神のどこにでもいる男子高校生が、
いつも優しく微笑んでくれるヒロインとの、ごくある日常。
本に栞を挟んで休憩。そんな人生も悪くないでしょう?
――これはやがて一生の契りを結ぶ『君』との、出会いと恋とたくさんの約束が詰まった青春物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 19:57:33
23433文字
会話率:37%
異星種族「遼州人」の青年・神前誠が発動した“干渉空間”と“光の剣”――その異能が、貴族主義者によるクーデター未遂事件「近藤事件」を阻止してから一か月。だが、宇宙に法術師の存在が公表されたことで、世界は静かに混乱の只中にあった。
そんな中で
も、誠が所属する司法局実働部隊――通称「特殊な部隊」は今日も元気にバカをやっていた。
運用艦『ふさ』の艦長・アメリアと、非情なサイボーグの副官・西園寺かなめの思いつきで、「野球部夏合宿」という名の混乱イベントが始まる。嫌な予感しかしない誠だったが、半ば強制的に巻き込まれていく。
高級ホテル、混浴風呂、貴族的な晩餐……合宿先で誠は、かなめの正体――名門貴族国家・甲武国の“姫”としての姿と、東和共和国の20世紀末的な庶民生活とのあまりの違いに衝撃を受ける。
しかし、夏休み気分を打ち砕くように、「遼州人の解放」を掲げる革命家たちが誠を襲撃。法術を駆使する彼らとの戦いは、誠の力と正義を改めて問うものとなる。
これを機に誠の警護体制が強化され、アメリア・かなめに加えて、無表情な戦闘用人造人間・カウラも“護衛”として同居を開始。男子寮の平和は完全に崩壊した。
そんなドタバタを、酒とタバコと諦めで生きる嵯峨特務大佐と、『人類最強』な天才幼女クバルカ・ラン中佐は、どこか達観した目で見守る。そして、その裏では“廃帝ハド”が掲げる「強者による支配」の理想が、静かに牙を研いでいた――。
異能と陰謀とバカ騒ぎ。これは、宇宙で一番カオスな「お仕事SFギャグロマン」である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 19:31:41
276672文字
会話率:48%
その文明は出会うべきではなかった
その人との出会いは歓迎すべきものではなかった
これは悲しい『出会い』の物語
『特殊な部隊』と出会うことで青年にはある『宿命』がせおわされることになる
法術装甲隊ダグフェロン 第二部
遼州人の青年『神
前誠(しんぜんまこと)』が発動した『干渉空間』と『光の剣(つるぎ)により貴族主義者のクーデターを未然に防止することが出来た『近藤事件』が終わってから1か月がたった。
宇宙は誠をはじめとする『法術師』の存在を公表することで混乱に陥っていたが、誠の所属する司法局実働部隊、通称『特殊な部隊』は相変わらずおバカな生活を送っていた。
そんな『特殊な部隊』の運用艦『ふさ』艦長アメリア・クラウゼ中佐と誠の所属するシュツルム・パンツァーパイロット部隊『機動部隊第一小隊』のパイロットでサイボーグの西園寺かなめは『特殊な部隊』の野球部の夏合宿を企画した。
どうせろくな事が怒らないと思いながら仕事をさぼって参加する誠。
そこではかなめがいかに自分とはかけ離れたお嬢様で、貴族主義の国『甲武国』がどれほど自分の暮らす永遠に続く20世紀末の東和共和国と違うのかを誠は知ることになった。
しかし、彼を待っていたのは『法術』を持つ遼州人を地球人から解放しようとする『革命家』の襲撃だった。
この事件をきっかけに誠の身辺警護の必要性から誠の警護にアメリア、かなめ、そして無表情な人造人間『ラスト・バタリオン』の第一小隊小隊長カウラ・ベルガー大尉がつくことになる。
これにより誠の暮らす『男子下士官寮』は有名無実化することになった。
そんなおバカな連中を『駄目人間』嵯峨惟基特務大佐と機動部隊隊長クバルカ・ラン中佐は生暖かい目で見守っていた。
そんな『特殊な部隊』の意図とは関係なく着々と『力ある者の支配する宇宙』の実現を目指す『廃帝ハド』の野望はゆっくりと動き出しつつあった。
SFお仕事ギャグロマン小説。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-01 19:20:32
299029文字
会話率:49%
青年は出会いを通じて真の『漢(おとこ)』へと成長する
『特殊な部隊』への配属を運命づけられた青年の驚きと葛藤の物語
地球人が初めて出会った地球外生命体『リャオ』の住む惑星遼州。
理系脳の多趣味で気弱な『リャオ』の若者、神前(しんぜん)
誠(まこと)がどう考えても罠としか思えない経緯を経て機動兵器『シュツルム・パンツァー』のパイロットに任命された。彼はパイロットになったもののその素質の無さから自宅待機を命じられる。
そんな彼がようやく配属されたのは遼州同盟司法局実働部隊と呼ばれる武装警察風味の『特殊な部隊』だった。
そこに案内するのはどう見ても八歳女児にしか見えない敗戦国のエースパイロット、クバルカ・ラン中佐だった。さらに部隊長は誠を嵌(は)めた駄目人間の中年男、嵯峨惟基の駄目っぷりに絶望する誠。しかも、そこにこれまで配属になった五人の先輩はすべて一週間で尻尾を撒いて逃げ帰ったという。
司法局実動部隊にはパイロットとして銃を愛するサイボーグ西園寺かなめ、無表情な戦闘用人造人間カウラ・ベルガーの二人が居た。運用艦のブリッジクルーは全員女性の戦闘用人造人間『ラスト・バタリオン』で構成され、彼女達を率いるのはでかい糸目の多趣味なアメリア・クラウゼだった。そして技術担当の気のいいヤンキー島田正人に医務室にはぽわぽわな詩を愛する看護師神前ひよこ等の個性的な面々で構成されていた。
その個性的な面々に戸惑う誠だが妙になじんでくる先輩達に次第に心を開いていく。
そんな誠だったが、嵯峨の策謀により彼の持つ『異能力』に目を付けたマフィアに拉致された。戦闘用サイボーグであるかなめに救出されるが、誠はその時の恐怖から隊をやめたいと言い出す。
去ろうとする誠だが、かなめの強引な説得と人型兵器へのあこがれから翻意して部隊に居つくことを決めた。
そんな誠の前に強大な敵が立ちはだかることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-09 07:50:43
331452文字
会話率:47%
――冷血公爵様が、私といる時だけポンコツ化するんです
借金まみれの没落子爵令嬢リリアーナの元に、ある嵐の夜、突然届いた一通の手紙。
差出人は、ケルディア王国で「氷の公爵」「戦場の悪魔」と恐れられる最高位の貴族——ロックウェル公爵アシュトン
。
その内容は、まさかの「契約結婚」の申し込みでした。
「君を、私の妻として雇いたい」
「一年間、ただそばにいてくれればいい」
突然すぎる提案に困惑するリリアーナでしたが、家を救うためやむなく契約を結ぶことに。
ところが、結婚生活が始まってみると……
朝から晩まで、執務中も食事中も、なぜか片時も離してもらえません!?
しかも、普段は冷酷で完璧と評判の公爵様が、なぜかリリアーナの前でだけは失敗ばかり。
料理を作ろうとしては小麦粉まみれになり、剣の稽古では相手に負けて嬉しそうな顔をして……
「この方、もしかして少し変わった方なのかしら?」
一体なぜ、公爵様はこんなにも自分を必要とするのか?
そして、なぜ自分といる時だけ、あんなにも人間らしい表情を見せるのか?
謎めいた公爵様の本当の素顔とは——?
利害で始まった契約結婚が、数々のすれ違いを経て、やがて本物の愛に変わるまでを描くラブ(コメ?)!
※この作品は、身分違いの恋愛、契約結婚、勘違い・すれ違い要素を含む恋愛小説です。
※15話で1章完結予定
※この作品は他サイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 19:10:00
46353文字
会話率:33%
何故私はこの世界に来てしまったのか⋯
私は見知らぬ場所で目覚めた。薄暗く石台に横たわり周りの壁には赤黒い文字がビッシリと書かれていた。
ローブを着た見知らぬ男達に囲まれ私は怯えた表情で男達を見ると口々にこう言った。
「失敗だ⋯」と。
これは勝手に異世界召喚されボロボロになりながらも生き抜いた私の話。
※作者が唐突に作った話ですので行き当たりばったりです。
私の好物を詰め込んで見ました。
ぜひ読んで頂けると幸いです。
エブリスタでも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 19:00:00
71155文字
会話率:23%
ある町に住む、天使の少女の話。
少女は、思いつめた表情の少年に声をかける。
いつも通りの天使の一幕でありながら、少しだけ特別だった一節の話。
最終更新:2025-07-25 19:00:00
674417文字
会話率:47%
「ふむ……お主には読書魔法(リーディング・マジック)の素質がある。よし、決めたぞ! わらわの主として認めてやろう」
川崎瑛士の日常は一変した。
街中に出現した迷宮(ダンジョン)と呼ばれるピラミッドのような建物に世界中が大混乱に陥った。
時
を同じくして瑛士の前に現れた謎の金髪ツインテールの幼女。
「四百二十九ページを開いたまま封印を解くなど……なんと破廉恥なヤツじゃ!」
彼女の名はルリ・サラサ。瑛士の自宅にある倉庫で見つかった古書が変化した姿だった。
この出会いが後に起こる大事件の幕開けとも知らず……
「全世界の下僕ども! わらわの勇姿をしかと見届けるのじゃ!」
「どうしてこうなった?」
カメラに向かって意気揚々と宣言するルリ。頭を抱え、苦難の表情を浮かべる瑛士。
彼の苦悩とは裏腹にカリスマ配信者へ上り詰めていく二人
そして、静かに因縁の敵も近づいていた……
凸凹コンビが旋風を巻き起こす!?
読書魔法×金髪幼女×迷宮配信という異色ファンタジーが開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 18:00:00
25316文字
会話率:71%
世界には2つの能力が存在する。
世の理(ことわり)を覆す超常能力『ギフト』と、日常生活で役立つ程度のくだらない能力『ヘンテコ』。
ギフトが授けられなかった者はヘンテコを獲得する。
ヘンテコの能力は本当にくだらないものだ。
例えば、『紙を真
っ直ぐに切れる能力』
例えば、『ライター程度の火を起こす能力』
例えば、『猫の鳴き真似がうまくなる能力』
ギフト保持者はその力で軍事国家を樹立したが、ヘンテコ保持者は各国から馬鹿にされ蔑まれる現状だ。
人権さえも剥奪され、今やヘンテコ保持者を傷つけることは罪に問われない。
しかし彼らは身を潜め、来たるべき闘いの時に備えていた。
孤独を埋め合い、決して折れることなく、救いのない世界に抗うべく思考を凝らす。
これは──そんな少年少女たちがヘンテコを駆使して世界相手に大立ち回りする『闘い』と『革命』の記録。
本格能力バトル小説、開幕──
○登場人物
・フィア
能力『絶対捕手 〜落としそうになったスマホを必ずキャッチできる能力〜』
内気な少年。16歳。
・ツヴァイ
能力『なんでも収納 〜物を1つだけ収納できる能力〜』
気の強い少女。16歳。
・アインス
能力『マッチングペア 〜あらゆる物の片割れを探し出す能力〜』
冷静沈着な少女。17歳。
・ドライ
能力『聴覚強化 〜耳がちょっと良くなる能力〜』
無表情な少女。15歳。
○注意
本作では、予告なく以下の表現を用います。
・暴力・残酷シーン
・流血シーン
・性的表現
・憎悪表現
決してこれらを推奨する意図を持っての表現・描写ではありませんが、トラウマが想起される恐れがある方は読書をお控えください。
程度としては、『成人向けコンテンツ』ほどではないが『青年向けコンテンツ』と同程度、とお考えください。
いずれも文章としての表現であり、挿絵などの画像を用いた表現は含まれません。
☆クレジット
小説:瑞泉みずき
(https://x.com/mizuki_no_labo)
キービジュアル:朱禾
(https://x.com/akanogi_i)
キャラクターデザイン:ただよし
(https://x.com/tadayoshi_game)
○更新情報
<2025/07/15> 1話、一挙更新!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 17:50:37
89537文字
会話率:44%
「やっぱりNTRって最高ですよね♡ せ~んぱい」
……こんなラブコメヒロイン、俺は嫌だ。
青春とは無縁の日々を送る高校2年生、笹原斗真は突然。立て続けに美少女たちから好意を寄せられる。
ハーフアップのツインテールとクリっとした瞳が
チャームポイントの1年生№1美少女、三森咲月。見るものすべてを惹きつける圧倒的美貌を持ちながら、入学以来成績トップに君臨し続ける才色兼備の2年生№1美少女、花守陽菜。無表情×ウィスパーボイスの女バドのエース、小柄な身体でコートを縦横無尽に駆け回る3年生№1美少女、氷護雪
そんな学年№1美少女たちから向けられる最上級の愛。これは平凡な陰キャ男子が、なんだかんだで可愛い女の子たちと親睦を深め、イチャイチャする。ありがちなご都合主義乙のハーレムラブコメ──ではなかった。
ねぇ、なんでみんな性癖が歪んでるの???
NTRが大好きな三森咲月は交際した俺に新しい彼女を作ろうとするし、ヤンデレ化した花守陽菜は俺とお揃いの指輪を購入しようとするし、ドMな氷護雪は俺に汚く罵ってと懇願するし……。
──こんなハーレムなら、ボッチの方がずっとましだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 17:10:00
50141文字
会話率:63%
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こちらは、魅了持ち執事と侯爵令嬢の外伝になります!
本編➡https://ncode.syosetu.com/n3683kr/
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あらすじ
帝都政府の中枢に君臨する、
若き皇族にして次代を担う帝王――
ユリウス・フォン・エーレンベルク殿下。
その執務室に常駐する、筆頭書記官のレオン(33歳、独身、喪女、生物学的には男)は、
百名におよぶ文官を束ねる頂点にして、“殿下より殿下の文章”とまで称される存在。
だがその異名の本質は、殿下を深く、正しく、愛しているという一点にある。
だが──
ある日、彗星のように現れた青年ヴァルターによって、
殿下は、そして執務室は、少しずつ「変わって」いく。
ランチの同伴、紅茶のひととき、庭園での戯れ──
かつて見たことのない表情を浮かべる殿下に、
レオンは混乱し、胃痛を募らせながらも、
静かに「その変化」を見守りつづける。
これは、殿下に恋い焦がれた男の、敗北の物語ではない。
──ただ、愛ゆえにすべてを見届ける者の、
ほんの少しの矜持と、たくさんの苦悩と、
そしてそれでも崇拝はやまぬという、
“信仰”に近い何かを綴った、文官の黙示録である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 15:32:28
1795文字
会話率:9%
空から落ちてきた流れ星――それは、私だった。
異世界に召喚された少女・ティアナは、なぜか王国の城に拾われ、姫君付きの侍女(見習い)として働くことに。
けれど、担当になった姫――リュシア王女は無表情で口数も少なく、周囲からは“氷の姫”と恐れ
られていた。
元気で天然気味のティアナと、冷たいようで繊細なリュシア。
正反対のふたりが出会い、やがて小さな奇跡が生まれていく。
身分の違い、世界の違い、それでも「好き」が芽生えるまでの、少し不思議でやさしい恋の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 15:00:00
13035文字
会話率:43%
令和の世になって二年半くらいが経ったあの日の深夜。
ブラック企業に勤める社畜OL、堀田みかは、十五連勤からの三徹明けで三日半ぶりの自宅へと向かっていた。
そんな中、道端で突如現れた魔法陣に吸い込まれ、貴族邸宅と思わしき場所へと転移してしまう
。
そこは異世界。
誰が喚んだかも分からないまま囚われの身となったが間もなく釈放され、
本の虫だったミカは伯爵家の蔵書を読み倒しまくった。
渡り人ならば魔法の素質があるかもしれないとも言われ、騎士団長のハコネと調査を命じられたというザコルと共に、どんな力があるのかを探る生活を送ることになる。
無表情だが社畜シンパシーを感じるザコルを始め、親切な伯爵家の人々と関わりながら、令和のOLが自分の居場所を模索していく、リアル異世界冒険記。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 11:40:00
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会話率:59%