人が物事を失敗するように
神にも失敗する時がある
それより小さな「ほつれ」が世界に生まれる
最終更新:2021-04-01 07:00:00
8736文字
会話率:59%
人が物事を失敗するように
神にも失敗する時がある
それより小さな「ほつれ」が世界に生まれる
最終更新:2021-04-01 00:00:00
8781文字
会話率:59%
付き合って半年が経った、大学時代の同級生である清崎も、彩音にとっては、ほつれた糸のように、今すぐ切りたい存在だった。
一緒に居て楽しいなんて思えることは、徹夜で振り返っても、一度も無かった。
もう清崎との関係も、スクラップされた車
のように、修復は不可能である。
そんな時、あり触れた再会シーンのように、高校時代の初恋相手とたまたま再会する。
動くことを忘れかけていた恋の針が、止まっていた時間を取り戻すように、動き始める。
私自身に、嘘は付けなかった。
身も心も変わり果てた初恋相手との身分差恋愛が、再び始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-30 13:56:51
3935文字
会話率:35%
ほつれた糸は誰かのためにのばしてる……それが、結ばれますように……
キーワード:
最終更新:2020-10-05 15:23:34
663文字
会話率:0%
”アグナの大胃袋”と呼ばれるダンジョン。その隣に小さな村があった。
半人半蛇のラミアの血族である少女レミー・ロプソー。彼女はベッドから飛び起きると茶色の革手袋に無骨な火箸、端がほつれた前掛けを身につける。そして最期に金属の繊維が編
み込まれた大カゴを背負うと、畑に向かって急ぐ。
畑いっぱいに細剣が等間隔に生えていた。その剣の切っ先が天を真っ直ぐに差し、朝日でキラキラと光り輝く。
呪われた村”アヌイ”。この村では一切の作物が畑から収穫することはできない。口に出来る作物を植えても、それらは固くて鋭い刀剣へと成長してしまう。
いつも通りに剣を収穫していたレミーだったが、その剣の一本にだけ陽炎のようにオーラがほとばしっていた。レミーは気になりつつも、その剣を収穫する。そしてその日から、同じように陽炎めいた剣が畑から収穫されていく。
ダンジョンへと向かう冒険者たちの間では不思議な力を持つ剣を売っていると噂されるようになるのであった。その店の名は『ロプソー武具屋』。
『ロプソー武具屋』の看板娘であるレミーと冒険者たち、そして”アグナの大胃袋”
をめぐる物語が幕を開く。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-30 19:22:22
26870文字
会話率:42%
僕はさかむけがよくできる子供だった。
あまりにうっとおしくて、かなりの痛みと一緒に、皮のかけらを引きはがしたこともある。
血もそれなりに出て、ばんそうこうのお世話にもなった。
痛みも出血もおさまったころ、巻いてあったばんそうこうをはがそう
とする僕。
でもそれは、ちょっとした過ちの始まりだったのかも。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-29 23:00:50
3440文字
会話率:2%
いとこの地元には、イヒヒおじさんと呼ばれるおじさんがいる。
病人を思わせるパジャマ姿で、その生地はほつれたり、やぶけたり。街中を徘徊して「イヒヒ」と不気味な笑いをもらしている。
だが、それだけじゃない。
ひとりでトンネルやガード下をくぐろ
うとすると、どこからともなく「イヒヒおじさん」が現れて、追いかけてくることがあるとか……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-19 18:05:08
3987文字
会話率:5%
何気ない日々に物足りなさを感じているが今の環境が一番守られていると分かっている主人公小春。寂しさを表に出さずに過ごしてきたある日ズカズカと相づちを入れてくる主人公の同級生カナタ。恋に発展しない20代半ばの男女の友情。
最終更新:2020-03-02 21:24:26
311文字
会話率:0%
平凡な家に生まれ育った福満美紗。
普通の日常の中の小さなほつれ。
変な夢夢を見ることが多くなったある日、呼ばれた声に返事をしてしまった瞬間、彼女の平凡で幸せな日常は消え去った。
最終更新:2020-02-09 19:33:08
4905文字
会話率:34%
よこれんぼ【横恋慕】[名](スル)すでに結婚している人や恋人のいる人に対して、横合いから恋をすること。(大辞林 第三版より)
報われない恋愛であってもハッピーエンドはあり得るのか。
これは幼なじみという近すぎる距離ゆえに歯車が噛み合わなく
なってしまった男女の恋の物語。
Twitterにて「リプでもらった単語で作品を作る」というタグで「横恋慕」「未練」「ハッピーエンド」「沈丁花」のワードを元に作成しました。
過去作「ほつれ糸の先にあるもの」の別視点です。
先にそちらをご覧いただけるとより楽しめると思います。
https://ncode.syosetu.com/n9917fg/
この作品は「ノベルアップ+」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-29 18:21:54
9373文字
会話率:37%
この作品は天羽soraさんの「ダイスで決まる課題小説」という企画にてコミックマーケット95に向けて書き下ろしたものになります。
参加した6人の作家さんたちに割り振りられたテーマは
学園×年末年始×約束
そして私への固有課題は「夢と現実」
楽しんでいただけたら幸いです。
前作「そとづら悪魔とビビり天使」のとある人物が登場するのでよろしければそちらもどうぞ!
https://ncode.syosetu.com/n9258et/
※エブリスタでも同時掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-01 00:00:00
6206文字
会話率:43%
事故から、何かがおかしい。
事故後の記憶障害はしかたないにせよ、拒食症は今までの経験からおしはかるとらしくない。
「……!!」
コハクの視界にシオン、その人が映った。
(なぜアイツが病院に?)
心が乱れる、嫌だ、この場から逃げ出したいとい
う欲に駆られた。
なぜだか分からないがとにかくシオンに今会いたくないと思った。
「……ぁ、」
シオンが近づいてくる、その足音に怯えるように俺の足は、思うように動かないながらも相手との距離を取るように一歩、また一歩と後退する。
目が何かに縛られたようにシオンを視界から放せない。
後退し続ける足がついにほつれ、倒れそうになったが踏みとどまり態勢を立て直す。
そうこうしている間にどんどんシオンは近づいてくる。
背を向け、猛ダッシュすれば逃げられるだろうが、病院で猛ダッシュは頭がイカレれた人間のすることだし、事故後まだ1度も走ったことはない。
走る体力があるかないか以前に、もやもやする感覚に戸惑ってしまい、混乱状態から抜け出せず逃げ出せなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-26 02:49:50
10019文字
会話率:19%
久々に顔を合わせた姉からの突然の頼み。妹はしぶしぶ受け入れるが…。
ほっこりする姉妹のある冬の物語。
※魔法のiらんどにて重複投稿しています。(「Lien stories ~短編集~」に収録)
最終更新:2017-06-21 18:00:00
1994文字
会話率:43%
都会の大学へ通っている大学二年の倉島悠汰は大学で友達もできなく孤立していた。
しかしある日、一通のメールが届くその差出人は未来の自分を知る女性、宮坂翠だった。
未来の自分が過去に戻ったことによって未来へと連れてこられ記憶を変えられ生きている
が記憶がほつれ始める。
未来の自分はなぜ過去へ戻りたかったのか、未来を生きるイマの自分に何ができるのか…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-26 01:11:36
959文字
会話率:0%
幸せな暮らしを送る男女、あるとき女は男の肩からほつれた糸を見つけるのだが…
最終更新:2016-04-02 00:00:00
3442文字
会話率:27%
妻の行動を心の浮気と感じ、今後に悩む夫の気持ち。
最終更新:2015-10-03 20:42:33
2156文字
会話率:0%
私は幸せになりたい。
私は生まれてから小学三年生まで母親の虐待を受けた。それから高校を卒業するまで児童養護施設で育つ。
生まれてから養護施設に行くまで、養護施設での十年間の生活、社会人として放り出された今、現在。
我ながら、悲しい経験をして
きたと思う。虐待、いじめ、養護施設での理不尽な扱い、家族関係、ひきこもり…。「他人とは違う」という自意識が私をいつも苦しめる。
社会人となった今、学生時代にごまかし続けてきたものが、ほつれ始めた。会社を転々とし、他人を怖いと感じ、気分の上下が激しく、生きづらい。自分自身に微塵も自信が持てないのだ。ちょっと誰かと世間話をするだけで、体中から汗が溢れ出してくる。
先日「境界性パーソナリティー障害」、「乖離性障害」と診断された。他人から見捨てられるのを極端に怖がり、ある出来事の記憶がすっぽり抜け落ちて、自分が何者なのか分からず情緒不安定になってしまうのです。
これをきっかけに、全て洗いざらい思い出し、自分自身の新たな再出発ができたらと思い、ここに書き記します。
また、同じような体験をされた方や悶々と悩んでいる方に、「へぇ~。こんなふうに生きてる奴もいるんだ」「もうちょっと生きてみようか」と、ほんの些細でもいい。何かを感じていただけたら幸いです。
そして本当はバカで単純で、根がちゃらんぽらんな私を笑ってやってください。
生きることはつらい。でも生きなきゃならない。
私は二十一年間、ずっと独りぼっちだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-17 13:51:39
35192文字
会話率:25%
ぬいぐるみの首がほつれていたから。
だからね、いいことをおもいついたの。
だからね、ハサミをみつけたの。
――子どもは言葉を知らない――
(個人サイト『水たまり』やpixivで同じ作品を投稿しています)
最終更新:2015-01-19 01:21:16
1337文字
会話率:10%
同人誌からの転載です。
元ブログは削除されており、ネット上で読めるのここだけです。
ジャンルは多岐にわたり、長さもまちまちです。
故にタグは簡略化してあるので、検索は難しいです。
よって、「粟生慧」で検索していただくしかないです。
またこ
れらの短編群は同人誌になっているものもあります。
詳細はブログにて。
全年齢に関する、基準の範囲
1・・・手を繋ぐ、主人公の頭のなかでの妄想
2・・・キスをする
3・・・ペディングの妄想(行為に及ばないもの)
レイティング基準・・・1
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-20 14:00:48
325文字
会話率:30%
「この世界を極楽へ変えよう」
死ぬことが許されず、永遠に生きることを強いられる世界。
等活地獄と呼ぶに相応しいこの世界に一人の救世主が降臨した。
名を夢宮翼。
彼女はこの世界に住む者に粘り強く訴え、終には学び続けることのできる人類の要塞――
夢宮学園を建設した。
時間による苦痛から解放され、喜びに沸く皆の陰で夢宮翼はひっそりと姿を消し、二度と皆の前に現れることはなくなった。
そして、900年近い時が過ぎた。
そこまでの年月が過ぎ去ると当初の理念も変貌し、学園の所々にほつれが見え始める。
それを立て直し、原点回帰を達成するために立ち上がったのが元風紀委員の御神楽圭一。
彼は学園をあるべき姿へ戻すために生徒会長へとなった。
御神楽の目標を達成するための情熱は並々ならぬものではない。
そう、1000年以上付き合ってきた友人でさえ切り捨て、敵対してでも成し遂げたい願望。
一体何が彼をそこまで突き動かすのであろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-01 00:00:00
74700文字
会話率:31%
初投稿です。ぬいぐるみの話。私はほつれていましたが、構わず買いました。案の定飾りは取れました。
キーワード:
最終更新:2012-11-13 21:21:03
1227文字
会話率:3%