貴方はまた手の届かないところへ
行ってしまうでしょう
私を置いてどこか遠くへ
私は絶対諦めない
貴方を愛しているから
お願い、離れないで、私の傍にいて。
最終更新:2018-03-10 14:06:37
628文字
会話率:0%
変わらない生活、繰り返される毎日にどこかうんざりしていた。しかし、自分から変化を求めたことはなかった。
ずっと、ずっと心の奥でどこか遠くへ自分のことを知っている人が誰もいないほど遠くへといってみたいと思っていた。
最終更新:2017-01-21 21:04:49
1172文字
会話率:0%
あるとき〝ぼく〟は自分が住んでいた星を飛びだし〝星のうみ〟を旅しはじめます。両親や友人などと離れて、ひとりきりの旅をはじめたのです。星のうみは、星空のなかにいながら、海のなかにいるようにも感じられる不思議なところ。彼は両親に作ってもらった
小さいけれど丈夫な舟で、星のあいだを蜘蛛の巣のように伸びていく〝星のみち〟に沿って、うみを旅します。
旅の途中で、彼は多くの星を訪れます。目のない先生がいる星、かりそめの友だちがいる星、ベッドの上で悲しみにくれる男の人がいる星、光る箱がある星、人形がたくさん作られている星、そして、絶えず争いが起こり続ける星――
それらを訪れた彼は心をかき乱され、たくさんの悲しみや嘘から逃げようと、星のみちが通っていない暗いうみへと舟を進めます。そこには誰もおらず、彼はひとりぼっちで膝を抱え、心を閉ざして、舟の上にぽつんと浮かんでいました。けれども、暗いうみにも何人かのひとがいました。体じゅうに楽器をくっつけた楽器男、画家のおじいさん、まるい家に住む優しいお姉さん――彼は、彼らの考え方や生き方に、旅を続ける勇気をもらいます。彼らは自分の中に本当の自分を持っていて、だから、ひとりでも穏やかにいられたのです。
お姉さんと別れたあと、彼はこれまでで最も長い旅へと舟を進ませます。
星のみちを通っていた頃の旅とは違い、ほとんど光も目印もない孤独な旅でした。そうした旅の果て、彼は七色に輝く流れ星に出会います。流れ星は舟を追い越し、どこか遠くへ行くのでしたが、彼は星を見失わないよう必死に追いかけました。そして、ついに彼はまっしろでまんまるの美しい星、運命の星にたどりついたのでした。
そこには、彼よりも幼く見える、美しくまっしろな男の子がひとり、住んでいました。男の子は、白いエリカの木がすきまなく立ち並ぶなかにひっそりと建つ、ラクダのこぶのような白い家にひとりで住んでいたのです。その男の子は、悲しいことを一切知りませんでした。彼は、はじめそれが信じられませんでしたが、言葉を交わしていくうちに、男の子がほんとうに悲しみを知らず、なにかをほんとうに好きになれるこころを持っているのだと確信します。やがて、ふたりは同志となり、穏やかな毎日をすごすことになります。
しかし、その日々は永遠にはつづかなかったのでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-14 20:53:57
58577文字
会話率:38%
どこか遠くへ行きたい…と思ってしまう。
最終更新:2016-03-01 23:55:21
248文字
会話率:0%
気が向いたら読んでみてください
キーワード:
最終更新:2015-10-05 21:44:19
670文字
会話率:27%
晴れた日は出かけようどこか遠くへって
歌をどこで聞いたのか思い出せない件について
最終更新:2015-03-15 09:07:41
539文字
会話率:42%
女性の腹を突き破り、クイーンが誕生した。
その悪夢を繰り返さない為、梨椎世槞はクイーンを探し、殺すことを決めた。
一方、世槞の双子の弟・梨椎紫遠は、500年の時を越えて現世に復活した<地獄の火刑人>とその軍隊の野望を阻止するべく、シ
ャドウ・システムから協力を要請されていた。
「姉さん、僕と二人でどこか遠くへ行かないかい?
」
地獄の火刑人による悲劇が繰り返されると予見した紫遠は、この世で一番大切な女性(ひと)を護る為に、普段の自分ならぬ行動を迷いなく選択する。
※双子姉弟の禁断寸前恋愛(笑)を描いています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-13 10:00:00
94890文字
会話率:46%
降りしきる雨を一身に受けて孤独に佇むひとりの男。
彼は重い鉄鎖に縛られながら、どこか遠くへ思いを馳せた――
最終更新:2011-10-08 01:06:32
2001文字
会話率:15%
はいっきに坂を下った。ごおごおと耳の奥で風の音が鳴る。真夏の風を全身に浴びて、あまりの風圧にどこか遠くへ吹き飛ばされるんじゃないかと思った。
最終更新:2007-12-28 08:42:40
3437文字
会話率:30%
幼いころ両親を失ったケンヂ。ひとりぼっちの寂しさを抱いて生活する彼は、いつか自分をどこか遠くへ連れてってくれる誰かを待っていた。そんなある日、彼は友達のしょうちゃん、モモちゃんと近くで宇宙人が出たという話を聞く。宇宙人探索を行うことになった
三人とクラスの皆は近くの空き地に向かう。それはよくある子供たちの小さな冒険で終わるはずだった・・・寂れた空き地。そこでケンヂはチロルという女性に出会う。ケンヂは彼女と小さな夜の逃避行をする。それは不思議で、嘘みたいに乱暴な出来事。四人組の追っ手、大量のお金、そして隕石の襲来。大きなバイクで疾走するみたいに、物語は駆け抜ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2007-09-24 23:35:36
6767文字
会話率:33%