とある王国のと辺境の貴族家に三人の幼い兄弟がいた。
一見して何の変哲もない男の子たちではあったが、その三人は前世の記憶を有していた。
それも三人とも同じ人物の記憶をである。その記憶を受け継いだ三兄弟は誓った。
今度こそは、有意義な人生を送る
と……だが、まだ齢六つの兄弟に出来る事は限られていた。
それでも小さなことからコツコツとをモットーに、三兄弟は辺境の山野を駆け巡る。
三人寄れば文殊の知恵……でも自分が三人でも、そう言えるのだろうか? まぁ、大丈夫! 自分が三人いれば大抵のことは、きっとどうにかなるものさ。
このときの幼い三兄弟はまだ知らない……この世界で生き抜くということが、どれほど厳しいものであるかを……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-30 06:54:28
766662文字
会話率:33%
『西堀の』隠居のともだちヒコイチは、街を流し歩く商売をしている。知り合った西堀の隠居だとか、死んで黒猫になった乾物屋だとか、洋装のぼっちゃまといると、どうもなんだか、フシギなことにまきこまれる。 ―― 今回はぼっちゃまの知り合いの男に会うこ
とになったのだが、どうにもなんだかおかしなことに・・・。めずらしくいやな寒気がしない、ほっこりした内容になりました。
はなしの時期が合っておりませんが、ご勘弁を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-29 12:19:53
8863文字
会話率:53%
お調子者の29歳サラリーマンが転生したのは、乙女ゲームの悪役令嬢のついでに断罪される攻略対象者のモブ弟。しかも脳筋。いや、そりゃあないって。
とりあえず目覚めたのは赤ん坊からなので、生き方さえ変えりゃあどうにかなるかな?
えっと、こうして、
ああして、そうして……ぐぅ……。
気が付けば眠りに落ちていて思考はまともに働かない。恐るべきは赤ん坊の体。
第二王子とはいえモブだし、誰にも注目なんてされないでしょう。どうにか幸せに穏便に、ひっそりと生きていきたいです。
でも庇護欲そそる可愛い仔犬に会っちゃった。彼女を守る為には、ちょっと頑張ろうかな。
あれ? 穏やかなモブの生活はどこいった?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-26 09:00:00
261665文字
会話率:35%
私、成瀬まりあは、乙女ゲーム「マギー魔法学園の恋物語」のヒロインに転生した(らしい)。
このゲームの大ファンだった妹に教えられ、ストーリーや設定はすべて頭に入っているけれど…
普通、こういうのって、妹が転生するもんじゃないの!?
元の世界
に戻れるわけでもなさそうだけど、このまま王子の婚約者になるなんて絶対にいや。
貴族間の結婚って恋愛感情だけでどうにかなるものでもないし。
私は、悪役令嬢として出てきた、ベッティーナ様が好きだったんだもん。彼女が追放される未来なんて見たくない。
そう思って、ベッティーナ様のところに押しかけたんだけど…あれ?ベッティーナ様、追放されたがってる?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-01 06:00:00
403文字
会話率:37%
日本の何処かに住む【長谷川家】の兄妹達は突然異世界へと召喚される。情報収集の為に町に入るが....
しかし無一文&速攻に捕まり大ピンチ!料理を振る舞い抜け出そうとするが料理音痴で逆に町を追い出され振り出しに!
そこで長谷川兄妹は気付く、
料理スキルを磨いてお金を貯めつつ町の人に聞こう作戦!
極普通の男子高校生【涼】
成績優秀冷酷中学二生妹【波】
アホの子中学生【海】の三人兄妹達による冒険×コメディが今、幕を開ける!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-20 20:20:34
7436文字
会話率:61%
師匠亡き後、薬局を継いで細々と生計を立てる落ちこぼれ魔女・カーラは、ひょんなことから内密に離婚代行を請け負うようになった。
変身魔法で妻に成り代わり、夫に言いたいことを言って溜飲を下げ、円満離婚の手助けをする……はずなのだが依頼人はなぜか皆
、復縁してしまう。
表の薬局は閑古鳥、裏の副業は連続任務不成功。自己肯定感どん底のカーラのもとに、噂を聞きつけた王妃の使いがやって来る。
盟約により、魔女は王族の依頼を断れない。渋々引き受けるものの、取次の騎士セインは頑固頭で魔女嫌い。
「胡散臭い魔女など信用できるか!」
「騎士様の籠手のほうが、よっぽど臭いですけどー?」
セインが魔女を嫌うのは理由がありそうだが、カーラだって横柄な騎士などお断りだ。
出会いからして印象最悪、顔を合わせれば口論ばかり。そんな二人がやんごとないカップルのゴタゴタに巻き込まれるうち、どうにかなるかもしれない話。
※当小説の第1話は、肥前文俊先生主催【第十五回書き出し祭り】企画参加作です。
※ヒロインの境遇は不憫ですが、逞しいのでドアマットの心配はございません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-10 12:00:00
116973文字
会話率:47%
見上げれば高層ビル、足元はアスファルト。
スマホあればとりあえずどうにかなる、そんな世界に私は住んでたの。
突如青く広い空、乾燥した大地にいた私の気持ち。誰かわかる?
お願い、助けて。虫も嫌い、虫どころか巨大生物の群れ。なにこれ。これって田
舎暮らしでもないよね?
サバイバル?都会育ちの私が?そんなん無理にきまってるじゃん。
ねぇ、ほんとどうなってるの?誰か助けてよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-24 17:16:18
5661文字
会話率:11%
辺境寒村農民の息子として生まれたアレス。
何もない農村に一人、この世界を揺るがす大産業革命を引き起こす種が芽生えたことを我々はまだしらない……。
知識なんかなくても本を読めばどうにかなるという脳筋プレイで地元から大開拓時代を巻き起こす一人
の少年、後の皇帝『始皇帝』アレス・ロザリア・アレキサンダーの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-10 08:40:25
1038文字
会話率:14%
ある日目が覚めると、一面真っ黒な世界に一人きりで眠っていた
まぁ、どうにかなるかと思い二度寝を決め込むも、世界は何も変わっていなかった
寝るのは諦めて、歩き出そうとすると
空から、一筋の光が降りてきた
その場に向かうと絶世の金髪幼女が
空から降りてきた
過去の自分のことを忘れてしまった主人公と自分の過去を巡る、異世界ファンタジーになっております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-22 21:29:04
7763文字
会話率:32%
ネコっぽい何かが、どうにかなる話
最終更新:2022-11-15 12:42:18
1271文字
会話率:86%
朝起きて、会社に行って、家ではラノベやアニメを見て。
そんな日常に退屈していた相川美咲の元に神を名乗る人物が現れ、異世界に転生して、将来的に犯罪者に支配されるその世界を救って欲しい、と頼まれる。
それを承諾した美咲は、霊の出る世界に転
生し、軍に所属して除霊活動を行いつつ、犯罪者の影を探っていく。
最初は霊や異能を楽しんでいた美咲だが、自身の危機や仲間の死をきっかけに意識が変わり、この世界で本気で生きていく事を決意する。
この作品と同じ世界観の作品をカクヨム・アルファポリスに投稿していますが、その内容には異なる部分があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-31 19:50:46
244469文字
会話率:47%
国を守る聖女を蔑ろにした結果、国は滅びました。
浮気した挙句聖女を追放した王子も、偽聖女呼ばわりして王子を寝取った公爵令嬢も、聖女に石を投げた民衆も、今更後悔してももう遅い! 私は私を救ってくれた隣国の王子様と幸せになります!
「――って
夢を見たんだけども、なんで何の関係もねぇオラ達が死ななきゃならねぇんだべ!?」
ある日、そんな『後の世でざまぁみろ』と笑われることになる国の未来を夢で見たド辺境の青年モーブは嘆いた。
聖女様はそれでいいのかも知れないけど、何の関係もない一般人のオラ達を巻き添えにしねぇでくれと。
そんな絶望の未来を回避するため、モーブは一大決心をして村を出る。
聖女追放騒動が起きる頃に村の皆を王都に呼べば何とか助かるだろうと信じて。
しかし、予知夢の未来は思っていたよりもずっと未来のことで、今すぐ行動してどうにかなるものではなかった。
そのままなんやかんやで兵士として働いたりしている内に聖女様の護衛に選ばれたり、隣国の陰謀を純粋な善意で打ち破ったりしている内に、未来は大分変わっていく……?
――これは、聖女追放からのざまぁに何の関係もないまま犠牲者として消えゆくモブの足掻きの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-02 19:11:37
38100文字
会話率:43%
世界最強の人間兵器【使徒】の力に目覚めた妹。ティアを帝国から守るために戦うが奇しくも敗れて死亡する。失意の中で目覚めるとそこは遠く離れた異国の地、ハルイザ王国の伯爵家の三男として新たな転生していた。
主人公クロードは異国の地に置き去りにして
しまったティアを迎えにいく為、並ならぬ修行と鍛錬を行い。国内随一の精鋭と謳われる組織に入団。
使徒を狙う帝国からティアを守る為ため、努力で得た境地で敵をなぎ払う。
……なんて世の中上手くいくはずもなく、規格外の力を手に入れ始めるクロードを取り込もうとする組織や、婚約者を押し付けてくる王様。そして勇者や魔王なんかも現れて──。
二章と三章はキャラを出すための章なのであんまり面白くなかったりします。
旧題 魔法は無理だが、魔術なら無敵の妹にだって勝てます 〜努力と言う名のチートで最強無双〜〜
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-09 23:23:42
161279文字
会話率:29%
2018年、12月――。
いよいよ、ヤハトラの神殿で眠る水那を救い出す準備が整った。
テスラ、ウルスラ、ジャスラという三つの国を渡り、三種の神器の在り処を突き止めたソータ。
三人の浄化者、暁、シャロット、レジェル。
残り少ない寿命
を、朝日や暁、そしてパラリュスの平和のために使いたいと願うユウ。
そんなユウを、少しでも生き長らえさせるために力を尽くす朝日。
黙って見守る夜斗。
パラリュスの三柱の女神と闇にまつわる、最後の物語の幕が開く――。
※この作品は以下のような流れで続編となっています。以前の話を読んでいない方にとっては訳のわからない内容になっていますので、ご注意ください。
①想い紡ぐ旅人
②あの夏の日に → ⑤異国六景 → ⑥還る、トコロ → ⑦まくあいのこと。
③漆黒の昔方 → ④少女の味方
⇒⑧天上の彼方
以前の作品を読んで頂ければ一番ありがたいですが……そうですね……「異国六景」辺りから読めば、どうにかなる気がします(笑)。
八作目です。最終作です。
2018年2月25日から毎日朝8時と夕方17時に更新、そして同年3月27日に完結いたしました。
これで、本当にシリーズの完結です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-11 13:55:55
292895文字
会話率:45%
※現在改稿を進めています。一応読める状態ですが、改稿していないところは字がつまっているため大変見づらくなっております。
※現在、1話辺りの分量を小さくするところまで終了。
※各章の中身を手掛けています。(改行とか、描写の足し算とか、情報過多
の引き算とか……)
水那を救うためにはあと四年、待たなければならなくなったソータは、テスラの東の大地の調査を進めていた。
記憶を失ったフリをし続けるトーマ、思い悩み続けるシルヴァーナ。
中学生になった暁、シルヴァーナを心配するシャロット。
各国を自由に行き来する朝日、指導者として日々を過ごすユウ、フィラには戻らずエルトラで仕事三昧の夜斗。
それぞれの状況も、心境も――少しずつ変化し始める……。
※この作品は以下のような流れで続編となっています。以前の話を読んでいない方にとっては訳のわからない内容になっていますので、ご注意ください。
①想い紡ぐ旅人
②あの夏の日に → ⑤異国六景 → ⑥還る、トコロ → ⑦まくあいのこと。
③漆黒の昔方 → ④少女の味方
以前の作品を読んで頂ければ一番ありがたいですが……そうですね……「異国六景」辺りから読めば、どうにかなる気がします(笑)。
※連載期間:2018年2月2日~2018年2月24日
※改稿期間:2018年9月16日~(現在)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-16 20:30:29
219325文字
会話率:44%
ソータの父、ケーゴと出会った朝日は、テスラの今後のためにも、ケーゴの話を聞く必要があると考えていた。
一方、日常に戻り、シィナを忘れたはずのトーマは、自分の記憶の空白にもどかしさを感じていた。
そして、廻龍(かいりゅう)ヴォダを仲間に
したソータは、神剣(みつるぎ)を求め、ウルスラに旅立った。
そしてウルスラでは先代女王イファルナが崩御して……!?
二千年以上離れていたパラリュスの三つの国々。
今、悠久の時を経て、 テスラ、ウルスラ、ジャスラ、三つの国の未来が交差し始める……!
※この作品は以下のような流れで続編となっています。ご注意ください。
①想い紡ぐ旅人
②あの夏の日に → ⑤異国六景(①~④の続編)→⑥還る、場所
③漆黒の昔方 → ④少女の味方
以前の作品を読んで頂ければ一番ありがたいですが……そうですね……「異国六景」辺りから読めば、どうにかなる気がします(笑)。
六作目です。時間を変更して、毎日朝8時に更新します。
よろしくお願いいたします。
2月1日付で完結予定です。
※「還る、場所」の改修工事をはじめます。
読みやすくするためにルビを入れたり、カラ行を入れたりといった作業です。
内容は全く変わっておりませんので、読まれた方は読み直す必要はありません。
「プロローグ」まで終わっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-01 08:00:00
167903文字
会話率:44%
親友が殿方とどうにかなるたびになぜかタイムリープして学園生活を繰り返してきた私。だけど、なぜか今度は違う?あ、友人が何か言ってます「ここ多分乙女ゲームの世界でしょ!?ハーレムルート、ワンチャンある!?」……今、友人やめました。
ってのはさ
すがに冗談ですが、様子のおかしい彼女が言うには、この世界は乙女ゲームの世界。そして、今の自分は、このゲームの隠し要素・ハーレムルートをクリアする前に死んでしまった前世の記憶があるのだとのこと。そして、私にこう言った。
「ハーレムを作るの手伝って。私たち“親友”でしょ」──と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-30 02:38:56
8732文字
会話率:44%
自分の話を聞いてくれない相手と我慢してばかり君へ
最終更新:2021-09-13 11:27:30
522文字
会話率:0%
「ねえねぇ。生まれ変わったら何になりたい?」
ド定番な日常会話のやり取り。
鳥になって空を飛んでみたい。
異性になって青春を謳歌したい。
おなじ人間に生まれ変わって人生をやり直したい。
色々あるよね。
俺は大金持ちの愛玩動物になってダラダ
ラしたい。
願ったってどうにかなるようなものじゃないよね。
え?女神様?子犬を助けた見返りに転生?
ぜひ!よろしくお願いします!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-30 23:06:29
1738文字
会話率:12%
お兄さん二人と、私。
それが私の家族構成。
全員、血は繋がってない。
今日は不調だ。けれど、どうにかなるだろう。
そう思っていた。
※カクヨムで一日一作SS更新中の『百花繚乱』(https://kakuyomu.jp/works/168
16452220371917465)のうちの一作です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-24 08:00:00
1629文字
会話率:52%
アラサーになるまでニートをしていた風見瞳夜は母親の入院を機に一念発起しタクシー運転手となる。
手術を前にした母親の誕生日のために夜勤シフトを入れて時間調整をした彼は、勤務時間の終わり際に居眠りトラックとの衝突直前の危機に遭遇するが、気づ
くと乗っていた車ごと異世界に転移していた。
さらに車は瞳夜のイメージに従って他の車種に変わる魔法の車に変わっていた。
たった一人なんの説明もなく異世界に放り出された瞳夜だったが、まあどうにかなるかも知れないなと車を走らせて街を探すことにする。
こうして彼の異世界営業が幕を開けるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-08 20:00:00
282011文字
会話率:33%
レジーナ・ヴォルケは魔法が全ての国で生まれた男爵令嬢だった。両親はとても優秀な魔道士で貴族階級としては底辺であったが、様々な人から尊敬され国から何度も勲章を賜るような人たちだった。けれど、レジーナには魔法の才能がない。
遅くにできた娘を
両親は可愛がり多くの魔法を教えたが、レジーナはほんの些細な魔法しか使えなかった。両親に似て魔力量が豊富だった彼女が魔法を使えないのはおかしいと、両親もその友人たちも原因をさぐったが分からない。そんなある日、レジーナの両親はモンスター討伐を依頼され帰らぬ人となってしまう。
レジーナは碌に魔法も使えない無能な娘と皆から蔑まれるようになった。両親の友人たちは守ってくれたが、それでどうにかなる問題ではなかった。そうやって鬱々とした毎日を送っていると、国王から直々に勅命を受けることとなる。魔王国と呼ばれる魔族の国、ヒンメル王国へ行けと。
どんな場所であってもここよりはましだと飛び込んだヒンメル王国で、レジーナは思ってもみていなかった厚遇を受けた。魔王と恐れられたアラン・ヒンメル国王も何故か彼女に優しい。何か裏があるのだろうか、いや、かなり分かりやすいぞこの人。別に怖くも何ともない。あまりにも簡単に国の問題を解決してしまった上に、魔法まで使えるようになったレジーナは簡単だったが故に自覚に乏しい。段々とアランが気になってくるが、自分が相手にされるなどとは思ってもない。しかしアランは。
自己肯定感が底い男爵令嬢と魔力が多すぎて怖がられる王様と絶対二人くっつけるマンな騎士のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-04 22:46:50
85550文字
会話率:70%