俺の親友の鬼仏院右近は顔も良くて身長も高く実家も金持ちでおまけに性格も良い。
それに比べて俺は身長も普通で金もあるわけではなく、性格も良いとは言えない。
勉強も運動も何でも出来る鬼仏院右近は大学生になっても今までと変わらずモテているし
、高校時代に比べても言い寄ってくる女の数は増えているのだ。
その言い寄ってくる女の中に俺が小学生の時からずっと好きな桜唯菜ちゃんもいるのだけれど、俺に気を使ってなのか鬼仏院右近は桜唯菜ちゃんとだけは付き合う事が無かったのだ。
鬼仏院右近と親友と言うだけで優しくしてくれる人も多くいるのだけれど、ちょっと話すだけで俺と距離をあける人間が多いのは俺の性格が悪いからだと鬼仏院右近はハッキリというのだ。そんな事を言う鬼仏院右近も性格が悪いと思うのだけれど、こいつは俺以外には優しく親切な態度を崩さない。
そんな中でもなぜか俺と話をしてくれる女性が二人いるのだけれど、鵜崎唯は重度の拗らせ女子でさすがの俺も付き合いを考えてしまうほどなのだ。だが、そんな鵜崎唯はおそらく世界で数少ない俺に好意を向けてくれている女性なのだ。俺はその気持ちに応えるつもりはないのだけれど、鵜崎唯以上に俺の事を好きになってくれる人なんていないという事は薄々感じてはいる。
俺と話をしてくれるもう一人の女性は髑髏沼愛華という女だ。こいつはなぜか俺が近くにいれば暴言を吐いてくるような女でそこまで嫌われるような事をしてしまったのかと反省してしまう事もあったのだけれど、その理由は誰が聞いても教えてくれることが無かった。
完璧超人の親友と俺の事を好きな拗らせ女子と俺の事を憎んでいる女性が近くにいるお陰で俺は恋愛が出来ないのだ。
恋愛が出来ないのは俺の性格に問題があるのではなく、こいつらがいつも近くにいるからなのだ。そう思うしかない。
俺に原因があるなんて思ってしまうと、今までの人生をすべて否定する事になってしまいかねないのだ。
いつか俺が唯菜ちゃんと付き合えるようになることを夢見ているのだが、大学生活も残りわずかとなっているし、来年からはいよいよ就職活動も始まってしまう。俺に残された時間は本当に残りわずかしかないのだ。
この作品は「ノベルアッププラス」「アルファポリス」「カクヨム」「ノベルピア」にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-07 17:06:56
267439文字
会話率:66%
加藤誠作は私立男子校の養護教諭である。元々は、某旧帝大の医学部の学生だったが、動物実験に嫌気がさして、医学部から教育学部に転部し、全国でも70人くらいしかいない、男性の養護教諭となった、と本人は言っている。有名な推理小説の探偵役のプロフを、
真似ているとしか言えない人物である。とはいえ、公立の教員採用試験では、何度受けても採点すらしてもらえない過去を持ち、勤務態度も決して良いとは言えない。ただ、生徒の心身の問題に直面すると、人が変わったように能力を発揮する。これは加藤と加藤の同僚の白根澤が、学校で起こった事件を解決していく、かもしれない物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-28 21:18:33
63745文字
会話率:33%
吸血鬼に転生した主人公。
しかし生まれた家は貴族なれど、母は側室の一人で待遇はお世辞にもいいとは言えない。
母共々ボロ屋敷に隔離され、このままではいつか捨てられるのは明白。
今は継承権があるのでかろうじて生活出来ているが、いずれ家は本妻の子
が継ぐだろう。
それはそれでどうでもいいが、とにかく捨てられた時に自力で生きられるよう準備だけはしなくてはいけない。
幸いこの世界にはダンジョンというものがあり、そこに潜るシーカーという仕事がある。
ならば目指すはダンジョン制覇。
ダンジョンに潜り、稼ぎ、強くなり、仲間を増やしてまた潜る。
何の目的もなく、ただ生きる為だけに生きてつまらなく死んだ前世を思い、メルセデス・グリューネヴァルトは強く想う。
「二度目だからこそ。悔いなく生き、そして笑って死ねる。そんな人生を送りたい」
これは欠けた月が満月となり、その生涯を笑って終えるまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-06 20:00:00
586438文字
会話率:18%
★★知ってます?★★かつて南極大陸に高度文明が存在したという噂を。本作品は、イギリス人作家グラハム・ハンコックが提唱する1つの仮説「神々の指紋」を題材にしたフィクションである。
あらすじは、どこにでもいる普通の女子高生2人が、1億年前の南極
大陸へタイムスリップする。
そこは現代技術を遥かに凌駕する超高度文明社会であるにもかかわらず、
人類にとって未来のない世界だった。
戦争による環境汚染で、地球上で生存できる場所はなくなり人類の99%が失うことに。
生き残った人々は、唯一住める南極大陸へと集結する。
だが南極大陸も決して安全とは言えない。
汚染が侵食しつつあり、人類滅亡の危機が迫っている中。
タイムスリップした2人の少女が、奮闘し人類を救う物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-23 23:13:26
382612文字
会話率:18%
帝都を脅かす<怪異因子>という化け物を討伐するための隊の隊長に、齢十六で就任したのが双子のホノカとヒノカだ。
問題児扱いされている二人。しかし就任した隊もお世辞にも評判が良いとは言えない。
かつて帝都にこの隊ありとまで言われたのが、今は見る
影もない状態で。
「隊の連中は隊長の指示を聞かない、単独行動が多い、やる気がない、出動すれば騒動を起こしてくる」
「どこかで聞いたような話ですね」
「指示を聞かないのと、やる気がない二点を除けば、まんまお前らだよ」
なんて言われる始末。まぁ命令ならば従うのが軍人だ。話を受けてその隊へやって来た双子だったが、その就任初日、とある殺人事件が発生する。
その犯人として浮上したのが、六年前に双子の父を死に追いやった張本人――――帝都の切り裂き男と呼ばれる猟奇殺人犯だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-06 19:43:29
86869文字
会話率:47%
主人公のライバル役に転生していた、と気付いた元日本人のジューン。
元ネタは親友【だった】少女のオリジナルな物語。登場人物が何人居るのかも知らないが、物語の殆ども知らない。完結しているのかも分からない。
ただ言えるのは、少なくとも彼女の兄
と従兄弟。また主人公に仕える侍女を救えるのは、主人公だけ。その後、誰が居るのかも分からない。
まぁ何にせよ、ジューンにはどうしようもない。
「悪いが私じゃ救えない」
緩い設定。
1日おきに朝6時更新予定。完結出来るよう頑張ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-07 06:00:00
27054文字
会話率:48%
好きな人がいる。けど好きとは言えない。もどかしい小説だと思います。
最終更新:2021-08-16 13:55:12
1612文字
会話率:43%
どんな人でも? 美男子・美女に変身させる道具。
私の顔は? 方便にもキレイとは言えない。
そんな私が、美男子の彼に恋をした!
最終更新:2020-11-27 03:00:00
1317文字
会話率:12%
あなたは私の中身を好きになる。
私の外見は、、、おせいじにもいいとは言えない。
そんな私の前に、、、。
最終更新:2018-02-16 03:00:00
1066文字
会話率:39%
ある日このまま陰キャではダメだと思った水春柊は変わりたいと、師匠もとい姉に頼み込んだ。
そこで指摘されたのは、だらしない外見だった。
髪を切り、服を整えて、シャキッとするようになった柊が、学校に行くとクラスが騒然とした。
だが、外見が
変わっただけでは陰キャを卒業したとは言えない。そんな柊がかかげた目標は、誰からみても陽キャと認識されるような人になること。
万年陰キャだった、柊はどんな学校生活を送っていくのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-26 21:43:11
13499文字
会話率:49%
大塚昭仁。
彼は自他ともに認める巨乳好きである。
そんな彼には、心に決めた鉄のルールが存在する。
生涯付き合う人は巨乳であること。
誰にも矯正されたわけではないが、それが彼であり、彼だからこそこのルールを胸に抱くのだ。
そんな彼のもとには、何故かはわからないが、素敵な女性が集まる。
何だそれは、羨ましいじゃないか。
人々は口を揃えてそう言うが、彼にとってはそうとは言えない。
「……なんで…………貧乳ばっかりなんだ……っ」
「「「うるさいバカ昭仁!」」」
ツンデレロリ。
スポーティ女子。
小動物系女子。
誰もが素敵な女性だ。
そう、素敵な女性なのだ。
彼は自身に課した鉄の掟を破るのか。
はたまた忠実に守り、数々の誘惑を振り抜けるのか。
これは、彼に捧ぐ貧乳のセレナーデ。
※注意事項
作者は疲れています。
それだけです、はい。
後BANされたらごめんなさい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-16 12:40:48
62407文字
会話率:40%
近未来、すぐそこにある日本。
増え過ぎた害獣、減って行く猟師。このバランスが狂い始め害獣による実害が農業、森林業だけでなく一般の人々にまで及ぶ自体に国や自治体は頭を悩ませていた。猟師を増やす為現行の法律・規制を緩和、一時凌ぎ的に猟師は増えた
が規制緩和による猟師の質・モラル低下、殺人、犯罪への猟銃の使用等頭の痛い問題が山積、ここで海外の猟師(ハンター)を採用・受入を決定した国だったが、日本の各規制の強さにかいがいのハンター達は二の足を踏む。使用する道具・銃への強すぎる規制と賃金・住居等魅力の無さが目をついた。国は彼等への最大の譲歩を考慮、再び条件提示により日本へと渡るハンターが少しずつだが増え始めた。しかし未だ十分とは言えない。そこで国は再び条件緩和を図る。16歳以上、猟銃等使用する火器・道具の使用に長けており、必要知識を有する人物を特別狩猟執行官として採用するものだった。早速現地での説明会、スカウトを行う為国より現地採用面接官が組織され各国へと散っていく。アメリカ・カナダの北米地区担当官の1人の新人が現地説明会の中ハンター仲間達の間で流れるある噂を耳にする。
遠距離射撃・速射、確実にバイタルエリアを撃ち抜く凄腕のハンターがいる。然も未だ若い少女なのだと。
ハンター達の話からとあるハンティングガイドサービスに身を置いている事を知った面接官は彼女に会いにクルマを走らせるとオフィスの前で荷物を整備している背の高い長い黒髪の少女を見つける。テンガロンハットを目深に被ったその少女ークラウディア、皆からはクロエと呼ばれていた彼女に事の顛末を話し日本行きを要請するもアッサリと断られてしまう。それでも粘り強く交渉を重ねる面接官。紆余曲折あったものの何とかクロエの日本行き・特別狩猟執行官採用へとこじつけ日本の地へと再び降り立った…までは良かったがそこに待ち受けていたのは…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-16 11:45:12
7668文字
会話率:0%
ーあの有名な剣を探しにきたんだー
この世界には素材を元に剣を作り、その上に魔力を付加する事により、剣士に力とスキルを与える鍛治師と呼ばれる者達がいる。
鍛治師は使い手と共にパートナーとしてタッグを組む事が多い。剣士をを最強にするのが
鍛治師の役目
休戦状態の帝国と王国がいつ戦争が始まるか分からない。その為両国穏やかとは言えない。その為一流の剣士と一流の鍛治師が必要とされている。
その状態の中で遠い東の島国から来た青年と小さな村に住む鍛治師を目指す少女の物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-01 03:15:46
6444文字
会話率:53%
「孤独」とは何か?
辞典で調べたり、インターネットで調べたりで意味はわかる。
ただ、言葉の本質のその奥にある表現を捉えなければ、それは正しいとは言えない。
最終更新:2020-05-20 23:13:13
1255文字
会話率:5%
「承認欲求の強さこそ、日本人の民族性」という説が怪しい。
根本的に、日本人はこう、という事例を挙げるだけでなく、他国・他民族はそうではない、ということも挙げないと、日本人固有の民族性とは言えない。事例も怪しい。
「日出《いず》る処《ところ
》の天子、書を、日没する処の天子に致《いた》す。恙《つつが》なきや」で、中国皇帝に承認された属国国王であることは否定したと思うけど?
高校教科書が1192つくろう鎌倉幕府じゃなくなった、つまり朝廷が承認したから幕府ができたんじゃなくて、先に幕府ができて朝廷は追認しただけ、ということになったと思うけど?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-24 11:39:02
1367文字
会話率:0%
遥か昔、ある領主の家に一人の娘が産まれた。
何不自由なく育ったその娘は、賢く、美しく成長していった。 たが悲劇は起こり、領土争いに敗れた娘達一族は滅ぼされた。
主からこの娘だけでもと託された家来は、命を賭して追手から娘を守り逃
げ続け、辿り着いたある村で男に娘を託し力尽きた。
託された男は平凡な村の村民で、見た目も醜く、とても賢いとは言えない。
―――賢く、美しい娘は思った。
自分は、なんて不幸な人生を生きるのだろうと。
そして現代―――
生まれ変わった娘は、その美貌でイケメンしか相手にしない高飛車女になっていた。
ある日の朝、電車で転校初日の大柄な男子生徒と偶然出会い、失った記憶が刺激され少しずつ蘇る。
運命の出会いは、今生で少女になにをもたらすのか――――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-11 18:25:39
6884文字
会話率:45%
キヨコさんの本屋はかなり特殊だ。そこはもはや、本屋とは言えない。何しろ、ほとんど客は来ないし、店主には本を売る気がない。それに、キヨコさん自身も変わっている。彼女は意味もなく角材に釘を打ったり、氷を壁に投げつけたりするような人なのだ。
今年、大学に入学したばかりの高村康平は、そんなキヨコさんと知りあいになる。下宿先が彼女の本屋のすぐ隣で、歳もそれなりに近かったからだ。康平は何故か、キヨコさんのことが気になってしまう。まるで、彼女の打ちつける非現実的な釘を差しこまれてしまったみたいに。
とりとめのない日常を送る康平だったが、ある日、キヨコさんの〝犯罪〟について気づいてしまい――
(11/5/26~11/6/3)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-15 00:00:00
29146文字
会話率:47%
前世は可愛い姿で人生を謳歌していた私は死後異世界に転生した。
その姿は前世とはかけ離れ、お世辞にも可愛いとは言えない。
正直に言って不細工になってしまったのだ。
不細工で友達もいない、唯一の話し相手は婚約者のみ。
これは、そんな私の話。
最終更新:2019-07-01 20:44:37
995文字
会話率:27%
平安時代中期。京を乱していた鬼、大江山の酒呑童子が討伐されてからも事件は後を断たず、人々は疑心暗鬼から醒めないでいた。鬼の残党が起こす事件を解決するため、武人・渡辺綱は主である源頼光の命の下、夜の警邏に出かけている。しかし、その心中はその日
の雨脚のように、穏やかなものではなかった。同輩の坂田金時が主の命に応じず、屋敷にこもっているためである。物思いに沈む警邏の最中、綱は一条戻橋のたもとで、人を待っているという妙齢の美しい女性に出会う。「京の夜は安全とは言えない。待ち人は諦められよ」と忠告して別れるが、綱の心は女性にすっかり奪われていた。「あのような姫君にもしものことがあってはならない」と綱は京の安全を守る決意を新たにする。しかし、この女性は綱をつけねらう酒呑童子の臣下、茨木童子であり、その日の激しい雨も人払いのために彼女がふらせたものだった。
翌日、綱は金時の真意を確かめに、住処におもむく。問いただすと、金時の答えは意外なものだった。「自分は山姥と人の間の子である」と出自を明らかにしつつ、金時は鬼の残党狩りに対してためらいを示したのだ。「例え人を食おうと、山姥は確かに自分の母であった」と金時は述懐する。彼の中では、大江山の一件も激しい葛藤の中で決断したものなのだという。これ以上手は貸せない、と金時は残党狩りを固辞し、説得には応じなかった。綱は友であった男の真意と出自を知り、動揺する。
一方、茨木童子も激しい葛藤の中にあった。一条戻橋のたもとで主の仇を討つつもりが、敵方からの思わぬ接触にあったためだった。果たして仇をとることが正しいのかと迷いながら、茨木童子は再び一条戻橋へと向かう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-24 22:39:58
12377文字
会話率:38%
この作品は他サイトでも執筆しております。
三沢はまだ闇の中だった。
闇。
それはアメリカ軍の偵察機や爆撃機から発見されないための工夫。
街灯は常に消され、室内は灯りの漏れないようにカバーで覆う。
誰もが細心の注意を払いながら生活する
。
日本全土がそんな状態だったのだ。
その闇は自ら作り上げたものだったのだ。
夜間の空襲に備えて灯火管制ひかれるようになると、明りを家の外に漏らさないように厳しく注意された。
電灯を黒い布で覆ってしまうのが一般的だったが、被せれば光を拡散しないカバーも出来ていたのだ。
そんな中を、一組の男女が走り出そうとしていた。
浅見孝一と、形ばかりの祝言を挙げて妻となったばかりの八重子だった。
それは三三九度と言い、それを酌み交わすだけで立派な結婚式になる代物だった。
秩父札所一番、四萬部寺より山へ半里程入ると小さな里が現れる。
そこが八重子の生まれ育った三沢だった。
古くより秩父三十四札所への参道の一つとして、お遍路達を受け入れてきた土地柄でもあった。
人情深い里の人は、惜しみのない愛で行き交う人々を見守り続けていた。
八重子はこの地を離れたくないと思っていた。
でも憧れていた、愛する孝一との暮らしの誘惑には勝てなかった。
八重子はこれまで育ててくれた両親に心から感謝しながら、孝一と闇の中にある道を見つめていた。
敗戦の色が濃くなった昭和二十年四月。
でもまだ多くの国民はその状況を知らずにいた。
そんな中、二十二歳の孝一の元へ召集令状が届き、かねてより思いを寄せていた八重子の家へと向かったのだった。
そしてこの、闇をついての決行となったのだった。
孝一は甲種合格だった。
何時赤紙が来ても可笑しくない状態だったのだ。
未来への第一歩を踏み出そうと、二人は呼吸を合わせて何も見えない世界へと飛び出して行ったのだった。
勿論、不安は無いとは言えない。
それでも二人は幸せだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-27 00:12:36
26347文字
会話率:11%
人間は脳にリミッターを掛け、本来持っている力のほんの一部しか使用していないというのは有名な話だ。しかし、そのリミッターを解除しても100%の力を発揮しているとは言えない。
人間が持つ真の力、それは魂の力。
現代の科学では解明できないその力
は、一部の者の間で「ジール」と呼ばれていた。
これは、玉城ヒカルがジールに出会い、運命に翻弄されながらも苦難や挫折を乗り越え、成長していく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-01 20:05:16
2973文字
会話率:29%