「君の美しさは、まるで天上の花だ」
毎日毎日そんなことばかり言ってくる婚約者であるルーファス殿下。
――私自身を見てくれない人と添い遂げるなんて考えられないわ。
ルーファス殿下からの婚約破棄目指してみようと画策する公爵令嬢シンシア。か
つて、ルーファス殿下との結婚を夢見ていた隣国のリリー王女と組んで仕掛けてみるものの――?
「シンシア以外には考えられないんだ」
そんなに私が好きなら、せめて顔以外も見てくださる!?
愛と自由のざまぁなし溺愛予感必至のストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-16 12:03:05
11135文字
会話率:34%
普通の大学生である田中健太が、大学で偶然、高校時代に大好きだった人気アイドル、月夜七海(姫野七海)と再会する物語。七海はとある事情でアイドル活動を休止し、この普通の大学で平凡な生活を送ろうとしていた。様々なきっかけを通して二人の関係は近づき
、健太はアイドルという光の下にいる七海の、等身大の脆さを知り、本当の彼女に惹かれていく。学内での噂や七海の家族からの圧力、元所属事務所からの誘いといった困難に二人は共に立ち向かい、最終的にはそれぞれの分野(漫画と音楽)で「並行して成長する」ことを選び、商業化されることのない関係を守り抜く。そして、世間の注目に臆することなく、ありのままの自分と、お互いを大切にすることを学んでいく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 17:07:20
89264文字
会話率:51%
八歳の頃。義弟として屋敷に連れて来られた少年、ナイジェルを『父親の不義の子』と誤解してしまった公爵令嬢のウィレミナ。彼女はその誤解のままに、義弟をいじめ続けてしまう。
誤解に気づき謝ろうとしたその当日。ナイジェルは『騎士学校の宿舎』に入って
しまって……。
謝れないまま数年が経ち。貴族の学園へ通う際の護衛に義弟が選ばれ、ウィレミナは困惑することになる。
実は姉が大好すぎる無口系義弟×強気な公爵令嬢。
嫌われていると思い込んでいるウィレミナが溺愛に気づき、幸せになるまで。
1日800~1500文字くらいでのんびり更新です。8~10万文字で終わる予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-05 18:54:45
176827文字
会話率:39%
王太子シオン・チェスタトンは、ある日婚約者のティアラ・セイヤーズ公爵令嬢に婚約破棄を告げた。彼はもう耐えられなかったのだ……婚約者の、あまりのツンぶりに。
『君のことは大好きだけれど。ツンばかりの君に恋をするのは、もう疲れたんだ』
実は
婚約者が大好きすぎる転生者王子×実は婚約者が大好き過ぎるツンが多めの悪役令嬢。ここが乙女ゲームの世界であることに気づかない二人が、じれじれとしながら両想いになるまでのお話。
2~3万文字で完結です。最終話まで執筆済み。1日2~3話程度更新予定。
こちらはアルファポリス様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-06 19:00:00
35905文字
会話率:34%
魔導学園で最下層の平民としてひっそり生きていた少年・リオ。
だがある日、最上位貴族の美貌と力を併せ持つ生徒会長・ユリウスに助けられ、
なぜか「俺の世話係になれ」と命じられる。
以来、リオの生活は一変――
豪華な寮部屋、執事並みの手当、
異常なまでの過保護、
さらには「他の男に触られるな」などと謎の制限まで!?
「俺のこと、何だと思ってるんですか……」
「……可愛いと思ってる」
それって、“貴族と平民”の距離感ですか?
不器用な最上級貴族×平民育ちの天才少年
――鈍感すれ違い×じれじれ甘やかし全開の、王道学園BL、開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-24 00:22:41
865文字
会話率:36%
聖剣をぬい(ぐるみに変え)たら、皇妃確定!?
流れる血すら凍りついていると恐れられるラーシュ皇帝と婚約なんて……。
私の代で魔女は終わりにしたいから、結婚なんてもっての外なのに。
なんとか婚約破棄してもらおうと彼をつっぱねるけど、なぜ
か逆効果で……!?
「ずっと俺のそばにいてほしい、リンネア」
……って、どういうこと!?
表情筋がちっとも仕事しない皇帝と、自由を謳歌したい最後の魔女のじれ愛攻防戦、ここに開幕!
※他サイトにて掲載中の作品を改稿して投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-10 10:10:00
33345文字
会話率:39%
没落したアルブレヒト伯爵家を援助すると声をかけてきたのは、成り上がり貴族と呼ばれるヴィルジール・シリングス子爵だった。援助の条件とは一人娘のミネットを妻にすること。
ミネットは形だけの結婚を申し出るが、ヴィルジールからは仕事に支障が出ると困
るので外では仲の良い夫婦を演じてほしいと告げられる。
仮面夫婦としての生活を続けるうちに二人の心には変化が生まれるが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-01 00:50:19
11969文字
会話率:39%
物心ついた頃から兄のように慕っていたレオンからの求婚を受け、アリアは世界一の幸福を噛み締めていた。
地方領主である夫は真面目で少し不器用ながらも領民思い。穏やかで満たされた新婚生活が続くはずだった。
しかし、夫が領主として初めて王都
へ赴き、帰還したその日から、幸せな日々に影が差し始める。
レオンは突然「自分は異世界からの転生者であり、前世の記憶が戻った」と主張し始めたのだ。
「ステータス」や「チート」といった奇妙な言葉を口にし、明らかに様子がおかしい。
アリアは、愛する夫の変化に戸惑い、深く心を痛める。
領主としての激務による疲れなのかもしれない。
そう信じたい一方で、ふと目にした勇者の記録から、最悪の疑念が鎌首をもたげる。
すれ違う夫婦の心。夫レオンの本当の想いとは? そして、アリアの抱える不安は杞憂に終わるのか?
突然「転生者」を名乗り始めた夫と、その変化に戸惑う妻。
これは、二人が本当の幸せを見つけるまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-09 21:10:00
9520文字
会話率:29%
最強の焔術士イグニスは、戦いのたびに記憶を失う体質を抱えていた。長年片思いをしてきた魔術師のフローラは、彼が起きるたび『初めまして』からスタート。
思い出を共有できないもどかしさと、毎回ときめく新鮮さを同時に味わいながら、王都の危機に立ち向
かう。
二人の恋の行方は――? 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-17 22:49:25
7425文字
会話率:52%
2年もの間、恋い慕っていた次期公爵家当主イクセル・アベンスとのお見合いの席で、フェリシアは何の前触れもなく前世の記憶が蘇ってしまった。
それは結婚秒読みだと思っていた彼から「ママが君との結婚に反対してるから、結婚は普通に無理」という信じら
れない内容で。その後、ショックのあまり外に飛び出し──前世の自分は事故死した。
あまりにクソすぎる前世の自分の末路に愕然としたフェリシアの視界に飛び込んできたのは、息子のお見合いを見守るイクセルのママの姿だった。
「イクセル様、この話なかったことにしてください」
前世と同じ轍を踏みたくないフェリシアは、お見合いを投げ出し別荘に引きこもる。
しかし別荘を訪ねてきたイクセルは、マザコンではないと訴え、フェリシアに期間限定の婚約者にならないかと提案する。
半ば脅され期間限定の婚約者になったイクセルには、何やら秘密を抱えているようで──
前世の自分と向き合い今世を歩みだす箱入り令嬢と、長すぎる片思いのせいでヤンデレ化しつつある拗らせ令息の、避暑地で織りなすひと夏の恋のお話。
※他のサイトにも重複投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-16 23:52:53
103323文字
会話率:43%
異世界に召喚され、聖皇后となった元JKカレンのその後のおはなし。
訳アリ婚をしたカレンだけれど、その日常は、夫である聖皇帝アルビスに対して不満を抱く日々。
だけれど、ある日立ち寄った孤児院で、カレンは元の世界の知識を披露する機会が訪れ
て。それと同時に、アルビスに対して憎しみ以外の感情が芽生えそうになり……。
元の世界に戻りたいと願い続けるカレンが、異世界メルギオス帝国に目を向け始める、【変化】のおはなし。
※何かシリーズ(番外編を除いた)第二弾ですが、1の「皇帝陛下の寵愛なんて……」を読んでなくても読めるように、補足を入れながら書いています。
※他のサイトにも重複投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-07 22:09:26
126375文字
会話率:35%
好きだった。大好きだった。
でも、もう一緒にはいられない。
父の死を機に没落令嬢となったクラーラ・セランネは、婚約者である次期公爵家当主ヴァルラム・ヒーストンに別れを告げ、王都を去った。
それから3年の月日が経ち──二人は人里離れた
研究所で最悪の再会をした。
すれ違った想いを抱えたままクラーラとヴァルラムは、その研究所で上司と部下として共に過ごすことになる。
彼の幸せの為に身を引きたいと間違った方向に頑張るクラーラと、戸惑い傷付きながらも絶対に手放す気が無いヴァルラム。
ただでさえ絡まる二人を更にややこしくするクラーラの妹が登場したり、クラーラの元執事がヴァルラムと火花を散らしたり。
個性的な研究所の先輩たちに冷やかされたり、見守られながら、二人にとって一番良い結末を模索する二度目の恋物語。
※他のサイトでも重複投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-23 10:31:11
40314文字
会話率:35%
騎士を目指し、ただひたすらに鍛錬に打ち込む伯爵令嬢コレット。彼女には、大切な思い出があった。七歳の夏、避暑に来ていた少年オズワルドと意気投合し、立派になってまた再会しようと誓いあった、そんな思い出だ。
やがて十六歳になった彼女は、貴族の
子女が通う学園へと入学することとなる。そしてそこで彼女は、オズワルドと再会した。
二人は再会を喜び、交流を深めていく。しかしそれに伴い、コレットは違和感を覚えるようになっていた。幼いオズワルドと今のオズワルドの印象が、あまりに違いすぎていたのだ。のみならず彼女は、オズワルドの兄ニルスの中にあの少年の面影を見てしまう。
もやもやしたものを抱えながら、コレットは学園生活を送っていく。コレットとオズワルド、コレットとニルス、オズワルドとニルス。少しずつ変化していく関係が生み出したひずみが、やがて事件を引き起こすのだった。
(全十五話のお話です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-15 12:14:48
47682文字
会話率:40%
「俺が君を愛することはない。離縁したいなら、いつでもかなえてやる」
伯爵であるヴィンセントのもとに嫁いだエリカが最初に聞いたのは、そんな言葉だった。この結婚は政略結婚で、ヴィンセントにはあまりいい噂がない。エリカはそれらのことを了承した上
で、ヴィンセントのもとに嫁ぐことを受け入れていた。
しかしそれでも、いきなり拒絶されてしまっては辛い。エリカはどうにかしてヴィンセントに近づこうと頑張るが、全て空振りに終わってしまう。
すっかりしょげてしまった彼女は、とぼとぼと屋敷の近くの森に足を踏み入れた。そこで出会ったのは、幻獣と呼ばれる珍しくて不思議な生き物だった。そうして、彼女は気づいた。なぜか自分が、幻獣と話ができるのだということに。
彼女は幻獣たちと心を通わせ、悩みを相談するようになる。幻獣たちは、エリカとヴィンセントの関係を何とかしようと、大張り切りで首を突っ込んできた。
これは、ちょっと気弱で懸命な令嬢と、とても不器用で誠実な青年と、二人を見守るふわふわの生き物たちの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-28 12:18:12
135839文字
会話率:49%
大学ニ年生の前川蒼大には、忘れられない幼馴染がいる。白瀬美月は誰もが振り向くようなとびきりの美少女だったが、本人もそれを自覚していてあざとい一面があった。それでも明るく活発で、男女問わず分け隔てなく接する人懐っこい性格だったため、多くの人
の心を掴んで慕われていた。
美月とは小学生の頃から同じマンションの住人で、自然と親しくなった。しかし彼女が転校するのを黙っていたことをきっかけに仲をこじらせ、疎遠になってしまう。
そして5年後。友人に誘われた合コンで偶然の再会を果たし――
「中三の時さ。好きな人の話したことがあったの、覚えてる?」
無愛想で素っ気ないけど根は優しい男子大学生×明るくあざと可愛い小悪魔系ヒロインのじれキュン両片思いラブコメ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 10:01:16
16798文字
会話率:59%
伯爵令嬢エミリー・ブランの通う魔法学校には有名人がいる。名門公爵家のご嫡男、リュシアン・アルベール様だ。
長身でしなやかに引き締まった体躯、月の光を映し込んだような銀髪に神秘的な紫の瞳の超絶美形である。しかし彼は女性が苦手だった。声を
掛けても「ああ」「いや、遠慮する」「他をあたってくれ」の三択であしらわれることから難攻不落の高嶺の花と噂されていた。
接点のない二人だったが、エミリーはある日、体調不良のリュシアンを助けたことをきっかけに話すようになる。そして彼に女性への苦手意識を克服するため会話の練習相手になってほしいと頼まれて――。
「友人として過ごすうちに私がリュシアン様をお慕いしては困るのではないですか?」
「君が私を愛することなどありえない」
婚約破棄が原因なのか自己評価が低過ぎる彼の認識を改めるべく、相談役として奮闘するエミリー。分不相応な恋に落ちまいと自分に言い聞かせるものの、彼の意外な素顔を知っては惹かれてしまい……。
平凡で気が小さいけど前向きな伯爵令嬢×超ハイスペなのに自己評価が低い公爵令息のほのぼのじれじれ両片思いラブコメディ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-15 08:01:11
84209文字
会話率:50%
物語を書くのが好きすぎて、婚約者に物語を書き散らした手紙を送りつけることにした令嬢と、婚約者から送られてくる物語に夢中になってしまった筆不精の騎士の、その後の話パート3です。
「クリスティーネ先生の次回作にご期待ください!」(https:
//ncode.syosetu.com/n4101jg/)
「クリスティーネ先生に励ましのお便りを送ろう!」(https://ncode.syosetu.com/n8187jg/)の続編にあたります。
こちらも読んでからご覧いただくとより楽しめるかと存じます。
※KADOKAWA様から3/28に書籍刊行しました!
※カクヨム様にも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-28 18:23:26
4023文字
会話率:44%
気づけば私は、“悪役令嬢”として断罪寸前――しかも、乙女ゲームのクライマックス目前!?
容赦ないヒロインと取り巻きたちに追いつめられ、開き直った私はこう言い放った。
「……まぁ、別に婚約者様にも未練ないし?」
ところが。
ずっ
と私に冷たかった“婚約者様”こと第一王子アレクシスが、まさかの豹変。
無関心だったはずの彼が、なぜか私にだけやたらと優しい。甘い。距離が近い……って、え、なにこれ、溺愛モード突入!?今さらどういうつもり!?
でも、よく考えたら――
私だって最初からアレクシスに興味なんてなかったんですけど?(ほんとに)
お互いに「どうでもいい」と思っていたはずの関係が、“転生”という非常識な出来事をきっかけに、静かに、でも確実に動き始める。
これは、すれ違いと誤解の果てに生まれる、ちょっとズレたふたりの再恋(?)物語。
じれじれで不器用な“無自覚すれ違いラブ”、ここに開幕――!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-24 23:40:40
146251文字
会話率:29%
ブティック『スノードロップ』で働くライラは、ある夜ひょんなことから女装オーナーであるスノウの秘密を知ってしまう。
しかも秘密をバラしてしまわないか近くで見張るためにと、スノウから直々に「助手兼事務員兼世話係」に任命されてしまった――!
訳
も分からぬまま、翌日から仕事であちらこちらへと出かけて行くスノウに連れ回されることになるが。実はライラにとっても、これは大きなチャンスだった。
様々な苦労を背負っていたライラにとって、給料アップが約束されたこの仕事を断る理由もなく。秘密をバラすつもりもなかったライラは『スノードロップ』オーナーのスノウの右腕として、仕事中は常にそばにいることになる。
雇う側と、雇われる側。上司と部下として過ごす時間が長くなればなるほど、スノウとライラはお互いの知らなかった一面を知り、やがて惹かれ合っていく。しかし臆病な性格が邪魔をして、互いにあと一歩を踏み出す勇気が持てずにいた。
そんなある日、誰も予想していなかった大事件が起きて――。
訳ありオネェ系ヒーローと自覚なし苦労系ヒロインとの、甘酸っぱい恋の行方は!?
☆毎日更新中!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-14 21:24:05
120174文字
会話率:45%
「ルシナお姉さまよりも私のことが好きだと言うのだから、仕方がないじゃない」
なんでも欲しがるわがままな妹に婚約者を奪われた私、ルシナ・アルベール。
事業に失敗続きの父に加えて、義母と妹の散財。おかげでわが家は没落寸前。
そんな時、ア
ルベール家に手を差し伸べてきたのは若き実業家の男、グレン。交換条件は私との結婚。
「この結婚には裏があるはずよ」
怪しむ私の前に現れたのはスラッとした高身長に、金髪碧眼の端正な顔立ちの男性。内心、ときめいてしまった私。
だが、参加した舞踏会で彼の愛人と思わしき女性からけん制され、挙句には彼と友人の会話を聞いてしまった。
「お嬢さまはお嬢さまらしく、綺麗な鳥かごにいるのがお似合いだ。せめて大事にしてやるさ」
平民出身の彼が欲しているのは身分。彼は貴族社会に進出したいがために、私を選んだのだ。
……上手い話は、そう転がっているわけではないわね。
それならいっそ、政略結婚だと思って割り切るわ!!
我が家の借金を払ってくれてありがとうございます!
将来的に離婚したいのなら、私は田舎に引っ込みましょう!! 愛人がいるもよし!!
だけど隠し子だけは事前に言ってくださいね。
「私たち、白い結婚にしません?」
「――ふざけるな」
彼に切り出したが、バッサリ拒絶された初夜。
それになぜか結婚後もドレスに装飾品、山のような贈り物。
どうした、旦那さま。借金を払ってくれただけで十分です。もう贈り物は結構ですから。
そして最近、妹と一緒にいるのを見かけたのですが。
あなたも妹がいいって言い出すのかしら?
元婚約者のように――。
※他サイト様でも掲載してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-10 19:45:57
136839文字
会話率:38%
祖母の蔵で見つけた赤い首飾り。それに触れた瞬間、『私』は異世界へと落っこちた――。
助けてくれたのはそっけない青年。彼に導かれ、出逢った王様は笑って告げた。
「貴方が帰れるその日まで、そこの男が貴方の面倒を見よう」
「はあ!?」
人間不信の
冷ややかな青年と、人懐こい日本人の女子大生の、異世界恋愛和風ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-02 21:01:52
73696文字
会話率:49%
それは常世の者達の話。
時に妖怪、怪異、異形と恐れられ、そして時には柱の1つと数えられた者達の話。
幾星霜の時を経て彼らが探し求めた伴侶と出会う恋物語。
最終更新:2025-02-01 22:24:41
58752文字
会話率:22%
成人の年を迎え、竜族の皇帝に謁見することになった妖精族の王女エフィニア。
皇帝グレンディルに出会った途端、なんとエフィニアが彼の「運命の番」だということが発覚する。
だが驚くエフィニアが聞いたのは「あんな子供みたいなのが番だとは心外だ」とい
う皇帝の心無い言葉で……。
ならば結構です。別に私も陛下に愛されたいとは思ってませんのでご安心を。
祖国の安全のため後宮には入りますが、皇帝陛下はどうぞご自由に他の寵姫を愛でてくださいませ!
他の側室の嫌がらせにもめげずに、エフィニアは精霊たちと共にのびのびと後宮ライフを満喫する。
やがて後宮に迷い込んだ小さな竜とも仲良くなるが、どうもこの竜には秘密があるようで……。
えっ、皇帝陛下が私を呼んでる? いつの間にか皇后候補に!?
私は静かに暮らしたいんですけど!!?
竜族皇帝×妖精王女の、異種族すれ違いファンタジー後宮ラブコメです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-02 22:24:26
228330文字
会話率:32%
不貞を働いたと濡れ衣を着せられ、一方的に婚約を破棄されてしまった子爵令嬢シュゼット。
更には社交界でふしだらな女と噂され、次の婚約は絶望的だった。
そんなシュゼットに求婚してきたのは、父と兄を殺して当主の座を手に入れたと噂の「死神侯爵」ユベ
ール。
このまま腫れ物扱いされ続けるくらいなら…と、シュゼットは反対を押し切ってユベールのもとに嫁ぐことを決める。
だが訪れた侯爵邸で待っていたのは…ユベールの兄の忘れ形見である幼い兄妹だった。
え、子持ちなんて聞いてないんですけど!?
ユベールは「子どもたちのことは放っておいて構いません」と言うけれど…どう見ても問題児な二人を放置することなんてできません!
必死に子どもたちと関わるうちに、兄妹は徐々にシュゼットに心を開いていく。
それと同時に、愛のない契約結婚だったはずのユベールとの関係も変わり始めて…?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-26 22:15:12
153474文字
会話率:34%
ガラスの靴を手にやって来た王子の目の前で、シンデレラは魔法使いと駆け落ちしてしまった!
引っ込みのつかなくなった王子は、その場にいたシンデレラの意地悪じゃない姉を身代わりに城に連れて帰り、結婚することにした。
こうして二人はいつまでも幸せに
暮らしました……なんて上手くいくわけもなく――。
お前を愛するつもりはない? もちろん存じております。
目指すは円満離婚&慰謝料! 愛人でも側室でもご自由にどうぞ!
離宮に放置された妃は、釣りに畑にもふもふ牧場にスローライフを満喫する。
そのうちに、冷たかった王子の態度が変わりはじめて……?
これは、不本意ながら王子と結婚することになってしまった、ガラスの靴もカボチャの馬車も持たないシンデレラの姉が、自分なりの幸せを掴む物語。
※同タイトルの短編の連載版になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-02 22:25:06
582919文字
会話率:35%
王国の片田舎にある小さな町から、八歳の時に母方の縁戚であるエヴェリー伯爵家に引き取られたミシェル。彼女は伯爵一家に疎まれ、美しい髪を黒く染めて使用人として生活するよう強いられた。以来エヴェリー一家に虐げられて育つ。
十年後。ミシェルは同い年
でエヴェリー伯爵家の一人娘であるパドマの婚約者に嵌められ、伯爵家を身一つで追い出されることに。ボロボロの格好で人気のない場所を彷徨っていたミシェルは、空腹のあまりふらつき倒れそうになる。
そこへ馬で通りがかった男性と、危うくぶつかりそうになり──────
※いつもの独自の世界のゆる設定なお話です。何もかもファンタジーです。よろしくお願いします。
※後半キュンなシーン多めの、明るく楽しいストーリーにしていく……予定です!
※この作品はアルファポリスにも投稿しています。カクヨムにも投稿予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-13 12:32:18
166284文字
会話率:44%
子供の頃にした大切な約束。二人をつなぐための約束はいつの日か二人の間に距離をつくる原因になってしまった。お互いの勘違いから生まれた微妙な心の距離はどうなっていくのか、素直になれない女の子と意地っ張りな男の子の甘酸っぱく少し切ない学園ストーリ
ー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-04 07:00:00
65924文字
会話率:71%
三つ子として生まれるはずだった。でも生まれたのは僕一人。他の二人は肉体を持たず「意識」として生きていた。仕方がないから、三人で肉体をシェアする生活を始める。周囲からの差別や偏見の目に晒されながらも、陰キャ系・ヤカラ系・ギャル系、三つの人格
を日替わりで入れ替え、スローな高校生活を送る日々。
僕の幼馴染は、校内一のイケメン。この肉体をシェアする三つの人格は、そろって彼のことが大好き。こぞって独り占めしようと奪い合う。やがて、勘違い・すれ違いの果てに、奇妙な四角関係に陥ってしまう。
そんなある日、ひょんなことから、この不仕合せの元凶となる事件を知る。僕たちは、運命に導かれるように、真実に迫って行く。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-26 07:30:00
209345文字
会話率:55%