異世界に召喚され、聖皇后となった元JKカレンのその後のおはなし。
訳アリ婚をしたカレンだけれど、その日常は、夫である聖皇帝アルビスに対して不満を抱く日々。
だけれど、ある日立ち寄った孤児院で、カレンは元の世界の知識を披露する機会が訪れ
て。それと同時に、アルビスに対して憎しみ以外の感情が芽生えそうになり……。
元の世界に戻りたいと願い続けるカレンが、異世界メルギオス帝国に目を向け始める、【変化】のおはなし。
※何かシリーズ(番外編を除いた)第二弾ですが、1の「皇帝陛下の寵愛なんて……」を読んでなくても読めるように、補足を入れながら書いています。
※他のサイトにも重複投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-07 22:09:26
126375文字
会話率:35%
「異世界の少女、お前は、私の妻となる為に召喚されたのだ。光栄に思え」
「……は?」
下校途中、電車に飛び乗った結月佳蓮(ゆづき かれん)はなぜかわからないけれど、異世界に召喚されてしまった。
しかも突然異世界へ召喚された佳蓮に待っ
ていたのは、皇帝陛下アルビスからの意味不明な宣言で。
戸惑うばかりの佳蓮だったけれど、月日が経つうちにアルビスの深い愛を知り、それを受け入れる。そして日本から遙か遠い異世界で幸せいっぱいに暮ら……すわけもなかった。
「ちょっ、いや待って、皇帝陛下の寵愛なんていりません。とにかく私を元の世界に戻してください!!」
何が何でも元の世界に戻りたい佳蓮は、必死にアルビスにお願いする。けれども、無下に却下されてしまい……。
これは佳蓮を溺愛したくて、したくて、たまらない拗らせ皇帝陛下と、強制召喚ですっかりやさぐれてしまった元JKのすれ違いばかりの恋(?)物語です。
※話数の後に【★】が付くのは、主人公以外の視点のお話になります。
※他のサイトにも重複投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-01 23:12:30
130920文字
会話率:27%