大人だって、ときめきたい。本気で揺さぶられたい。
安心なんてしなくていいから、思うがままに少女の心を掴んで欲しい。
腕に抱かれなくていいから、体の関係も結ばれなくていい、くちづけもいらないから、
たったひとつの仕草に踊らせて。わたしを、あの
頃に連れ戻して。
そんな妄想に浸る私が、ひょんなことからもう2度と体験できないと思っていた世界で
ぐるんぐるんに踊らされてときめきまくるーーー。
お願い神様、わたし、もう結婚できなくてもいいから、
わがままでいさせて。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-14 03:19:40
2873文字
会話率:29%
下町に住む少女グレーテは、ある日十字路で美しい少女ユリアナと出会う。
そうして広がった新しい世界は、魔法使いになるための学院だった。
重大な秘密を抱えたグレーテは、無事に学院で生きていくことができるのか。
少女グレーテの冒険と成長の物語。
最終更新:2020-11-01 00:00:00
25573文字
会話率:44%
私、唯花。足をすべらして、公園の池に落ちたら、なんと精霊があらわれた!
「あなたが落としたのはイケメンに『溺愛される人生』それとも『執着される人生』ですか?」
精霊の質問に「金の斧」的返答(どっちもちがうよと素直に申告)した私。
トリッ
プ先の館では、不思議なうさぎからアイテムを授与される。
謎の集団にかこまれたところを、館の主ロエルに救われるものの、
ロエルから婚約者のフリを持ちかけられ――。
当然のようにキスされてしまったけど、私、これからどうなっちゃうの!
私がもらったアイテムのせいでロエルにキスしてもらわなきゃならないって、どうして?
(※この作品はアルファポリスにも掲載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-19 12:07:17
204517文字
会話率:17%
前世はファンタジーアニメ、ゲーム好きの女子高生、現世は宮廷魔術師長の一人娘、魔力ゼロの落ちこぼれ令嬢。
❇︎一章は完結しております。
『ディアナ……私の寵妃……』
誰かが耳元で、私の名前を囁いている。
瞼は開いているものの、視界は霧がかか
っているように不明瞭で、相手の姿ははっきりとはわからない。
びくりと身を震わせれば、からかうようにくちづけが落とされた。
幾度も繰り返されるそれは甘く、思考をたやすく遮って、蜜のように蕩けさせてしまう。
ーー貴方は、誰。
問いかけは、新たに注がれるキスの雨の中に埋もれた。
そしてーー
「なんっって夢を見てしまったの……っ!?」
お決まりの夢オチで目覚めた朝。魔法帝国バルハムート帝国、宮廷魔術師長の一人娘、ディアナ・ゾディアークは苦悩していた。
夢の逢瀬のお相手は、この大帝国を治める魔帝ディートリウス・アウレリアヌス・バルハムート。
若くにして皇帝の座についた彼が、急遽、花嫁選びの儀を行うことになった。人間の皇帝と彼を寵愛する精霊の王が共に国を統べるという、独自の統治体制を持つこの国では、花嫁の選び方も一風変わっている。
ーー誰が次の妃になるのか誰にもわからないーーそれを決めるのは精霊王のみであり、彼のものによる選定は〝精霊王の花摘み〟と呼ばれ、身分の上下も関係がない。帝国中の〝乙女達〟が選定対象になる中、見事、妃に選ばれた乙女は〝精霊王の寵妃〟として、皇宮に迎え入れられる。帝国中のうら若き乙女達が殺気立つ夜、魔力ゼロの落ちこぼれ令嬢である自分には関係のない話、とタカをくくっていたら……?
ーー様々な思惑が交錯する中で、ディアナは無事に寵妃になれるのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-03 10:23:54
414673文字
会話率:49%
"…こんな気持ち、間違ってるって分かってる…。…それでもね、私…あなたの事が好きみたい"
政界の重鎮や大御所芸能人、世界をまたにかける大手企業など各界トップクラスの娘が通う超お嬢様学校──聖白百合女学院。
そこには選ば
れた生徒しか入部すら認められない秘密の部活が存在する。
昼休みや放課後、お気に入りの紅茶とお菓子を持ち寄り選ばれし7人の少女がガールズトークに花を咲かせることを目的とする──午後の紅茶部。
いつも通りガールズトークの前に紅茶とお菓子の用意をしている時、一人の少女が突然あるゲームを持ちかける。
『今年中に、自分の好きな人に想いを伝えて結ばれること』
恋愛の"れ"の字も知らない花も恥じらう少女達は遊び半分でのっかるも、徐々に真剣に本気の恋愛に取り組んでいく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-29 19:00:00
357434文字
会話率:51%
仁の組の演舞は独創的で素晴らしく今までの演舞とは違い新しかった。
観衆は仁の組の演舞に熱狂していた。その事を面白く思ってない他の組の連中もいた。
あんなに流行していた演舞も下火になり、他のムーブメントに観衆の興味は移っていった。
仁の
決断は…そして演舞はどうなる…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-30 00:00:00
2574文字
会話率:18%
これは、くちづけから始まる復讐劇――
突如として世界に現れた、恐ろしい異能の力を持つという魔女〈マレフィカ〉。
彼女達は異端とされ、差別や迫害、果ては虐殺の対象となる。
そんな魔女狩りを生き延びた、異能に恵まれない魔女ロザリー。
その力
は「感応」。ただ、想いを伝え合う、不完全な力。
魔女としては最弱の彼女であるが、そんな世界に対し反逆を起こす決意をする。
彼女のターゲット、それは数々の魔女を葬ってきたとされる正教の聖女であった。
その力は「浄化」。あらゆるもの全てを無力化する、最強の力。
無謀とも思える暗殺作戦は今、開始された。
※こちらに掲載されている内容はWeb版となり、書籍版では大幅に変更される予定です。設定の齟齬が生じる可能性がありますので、もしそれでもよろしければご覧下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-14 22:11:44
1562079文字
会話率:55%
「セックスってどんなんだろう?」
「…してみる?」
「したことあるの?」
「ないけど。」
「俺もない。どうしよう。」
「『好き』とか『愛してる』って言ってからくちづけて始めるのよ。」
「『好き、愛してる』」
「私もずっと好きだ
った。愛してる。」
その日ラルと私は単なる幼馴染から形を変えた。
ずっと産まれた時からの付き合いで、私はこれからもずっと一緒にいるものだと思っていた。
「クー…」
多分ラルもそう思っていたんだと思う。
そうすると、もしかして彼からしたら私の方が酷い裏切りをしたってことなのかなぁ?
今から考えても全然わからなかった。
※ご心配なく。ハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-30 20:00:00
25095文字
会話率:23%
今まで夢だと思っていた世界が、ある日夢じゃなかったと知った時、人はその事実に対してどのような見解を下すのだろうか。そこに希望を見出すのか、はたまた絶望するのか・・・
少年アスラ=シウリスはある日、自分が騎士として仕える幼馴染のアシア=ペテル
ギア第一皇女に、半ば強制的唇を奪われ、それのことがきっかけとなり、もう一つの世界へと意識が飛んだ。
そこでの彼は、荒川敦也という名の高校生で、同じ高校に通う詞弥と名乗る彼女がいた。
しかし、その彼女もまた・・・
何が現実で何が夢かも分からないまま、少年は二つの世界と二人の少女を股に掛ける事になるのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-14 08:22:35
67852文字
会話率:57%
望月春奈は就職活動が思うように進まず焦りを募らせていた。自分がわからなくて、何がしたいのかさえ見えずもがく。
転機は、一つの出会いだった。「普通」に囚われない存在と相対したその先で、彼女は自分自身を知る。
答えは、いつだって……
最終更新:2018-12-22 20:48:45
56302文字
会話率:17%
ある王国に、王女が誕生した。
生まれながらに左の眉上から頬にかけてツタのようなアザを持って。
彼女のことを皆はこう呼んだ。
“悪魔に くちづけ”をされた王女、と。
時は経ち、彼女は王都から離れた修道院で暮らしていたが呼び戻される。
唯
一の王位継承者である(王夫妻、王の側室の間には子どもが他に出来なかった)と告げられ、
女王として国に舞い戻る。
彼女の頬にくちづけしたという悪魔は、はたしているのか。いるならばそれは誰?
そして唯一の後継者であるにもかかわらず命を狙われて……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-14 16:52:00
8226文字
会話率:48%
酔った勢いで佳衣は見ず知らずの金髪イケメンに声を掛け、まさかの「人生初お持ち帰り」に成功してしまう。まるで王子様を彷彿させるような彼は、自分のことを「予」と呼ぶ貴族コスプレイヤー。黒光りするマントに身を包むその姿は、パッと見では、まさに憧れ
の侯爵様。佳衣は一目で心を奪われてしまうのだが、様々な事情を抱える彼と二人の間には、越えることのできない障害が次々と立ちはだかる――。王都で繰り広げられるリアリティー溢れるラブコメ。果たして佳衣は王道の幸せを手に入れることができるのだろうか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-12 14:52:38
62954文字
会話率:35%
それは紅くて柔らかそうだったのだ。
「というわけで、ちゅう、させてくださいな」
そんな言葉で始まる、ほのぼの冒険の一幕。
※この作品は即興小説初出及び自サイトでの公開歴があります。
最終更新:2018-04-20 23:48:44
534文字
会話率:65%
悪魔使い。
それは禁忌とされる悪魔の力を使い、世界から忌み嫌れ、殺されるべく追われる危険なものたちである。
その悪魔使いの中で、天才と呼ばれる少女、クェル・フェル・エル。
そんな彼女が生み出した悪魔に与えられた契約の内容は、『願いをひとつ
叶えるたびに、くちづけをひとつ』というもの。
「それじゃ、ちょっとドラゴンとか倒しに行きましょうか」
「くちづけだけで割に合わないと思う時、結構あるんだけど……!?」
世界は残酷で、契約は絶対。
けれど、それが正当かどうかはきっと、ふたりが決めること。
見習い悪魔に、くちづけを。
――――――――――――――――――――
「掴みましたか」
暗く、音のない世界でそんな声が聞こえた。
目覚めた場所はほの暗く、妖しく。
そんな中で、金色の少女はくふふと微笑んで、
「今日からあなたは私の悪魔なので、宜しくお願いしますね♪」
「……はい?」
彼女は理不尽で、滅茶苦茶で。
だけど少しだけ優しくて、あたたかなくちづけをくれる、僕の主だった。
これはたぶん、僕と彼女の繋がりのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-03 20:04:04
97394文字
会話率:44%
吸血鬼の少女と人間の少年が、一つの事件をきっかけに、その絆を深めていく物語。
最終更新:2017-11-18 13:12:25
25274文字
会話率:24%
失いそこねた時間。コーヒーのような夜。冷たい彼女のくちづけ。
※2015年度千葉大学文藝部大祭本掲載作品
最終更新:2017-11-13 00:50:37
7246文字
会話率:45%
自作の短編『眠り姫にくちづけを』に触発されて書いた『詩』ではなく『詞』です。
最終更新:2017-07-09 00:45:01
618文字
会話率:0%
光化学反応性粒子症候群────それは悪魔の粒子と呼ばれた。
誰にでも平等に訪れる『それ』。
悪魔の粒子は『それ』を与える────強制的に、否応なしに、無慈悲に。
最期のその時まで、俺は何を残せるだろう……
最終更新:2017-07-09 00:40:18
5116文字
会話率:48%
上手く付き合っていると思っていた婚約者からの突然の願い。
――婚約解消――
その真意は……。
※アルファポリス様にも掲載※
最終更新:2017-06-09 21:43:02
4768文字
会話率:31%
歪んだ少女に、偏った男、その無邪気に狂った執着、あるいは純愛と言う名の怪物。以前自サイトにて掲載していました。
最終更新:2017-05-06 21:06:19
13011文字
会話率:21%
恋に翻弄される主人公の、学園コメディです。
皆さんの暇潰しになればと思って書いてます。ゆる~い感じでお読みいただけると嬉しいです。
では、本の世界へとダイブして下さい。
最終更新:2017-05-04 12:01:01
417746文字
会話率:20%