それぞれの世界で暮らすTS三人娘が、なぜかそれぞれの世界を行ったり来たりして、しっちゃかめっちゃかにわいわいとする物語。
ある時は異世界へ行ったことがあるTSっ娘のいる世界へ迷い込み。
ある時はTSするとファンタジーな能力が身に付く病
気が存在し、その病気を発症させたTSっ娘がいる世界へ迷い込み。
ある時はTSした後にブラコンからシスコンにジョブチェンジした姉にVtubetに引きずり込まれたTSっ娘がいる世界へ迷い込み。
そんな風に、三つの世界を巻き込んだ、ほのぼのしたり、冒険したり、配信したり、それぞれの世界での楽しみ方をする、それぞれの世界の住人たちのお祭り騒ぎを描いた道草的物語。
※ 作品として、『異世界帰りの大事件 ~TSした元男の娘の非日常~』と『爺口調な男子高校生が、のじゃろりになってTSライフを送るだけの日常』と『ロリ巨乳にTSしたら、Vtubetなお姉ちゃんにVtubet界に引きずり込まれました』の三作品のクロスオーバーとなっています。というか、私の自己満足100%作品です。軽いキャラ紹介はありますが、多分ある程度読んでおくとわかりやすいですが、まあ、私の自己満足なので!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-07 12:00:00
7952文字
会話率:53%
現代日本に生まれ生きてきた男子高校生・東郷圭介は、帰宅途中に前触れなく異世界へと転移してしまう。しかも転移した先の異世界は既に大昔から来訪し続けていたという数多の異世界人(圭介にとっては同郷)の影響を受けて、中世ヨーロッパ的な世界観を近未
来都市的風景へと塗り替えていた。
ロマンは感じる、だけど何かイメージと違う。首を傾げつつ今日も彼は見慣れない世界に生きる。その足元に、先人達の遺した足跡を確かめながら。
こちら以外でも「マグネット!」様の方で連載しておりますので、良ければそちらもどうぞ。
ご意見・ご指摘・ご感想・ご質問お待ちしております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-07 07:05:25
2029400文字
会話率:40%
「もうよく分からないけど凄い! 凄いよ! 何も話してないのに通じ合ってるって感じがした! ていうかこれ本当にスポーツだね! ゲーム中はずっとドキドキして体が熱くて、心臓もバクバクで、手も血行が良くなって真っ赤! やば、なんかめっちゃ汗出ちゃ
った!」
私立由比ヶ浜女子高校に入学した新堂あかりは、eスポーツ同好会でやる気はあるけどゲーム歴ゼロの少女、宮本歩と出会った。
「(ゲームをガチでやりたくなかったからこの高校にきたのに……)」
そんな新堂あかりの後ろ向きな考えとは反対に、eスポーツ同好会は部への昇格を目指して動き出していく……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-07 05:33:32
147801文字
会話率:34%
アルバイトの帰り道、女神様に後頭部を踏まれて命を落とした僕。
女神様はお詫びに、僕を剣と魔法の世界へ転生させてくれるらしい……が、ハーレムもバトルも自信がない僕は、もっと平和でのんびりした世界への転生を希望した。
――その結果、僕を待って
いたのは時間にして八時間を超える、長い長い説得だった。
説得というよりは、脅迫だか洗脳だかに近いなにかだった気がする……。気が付くと、僕はチートを貰って剣と魔法の世界へ転生することが決まっていた。
そのチートというのも『ありとあらゆるチートスキル、チートアイテムの中から選べる』と言えば聞こえはいいが、要は抽選だ。
『チートルーレット』とやらにダーツを投げて、当たったチートを貰えるらしい。
……もう仕方がない。もうやるしかない! もう八時間の洗脳は受けたくない!!
平穏な来世のために、僕はこの一投に全てをかける――
――その結果がどうなったか、君の目で確かめてくれ! タイトルで微妙にネタバレしている気がするけど、気にしないでくれ!
※全編コメディで、女神様や異世界の住人と、馬鹿なことばかりやっているお話です。皆様に笑っていただける作品を目指します、よろしければお付き合いください。
※カクヨム様でも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-07 01:13:37
1967740文字
会話率:55%
両親が仕事で家を空けることが多かった高校生、栗城幸多は実質一人暮らし状態。そんな幸多のお隣さんには中学が一緒だった笹倉秋稲が住んでいる。
彼女は幸多が中学時代に告白した時、爽やかな笑顔を見せながら「ずっと友達ならいいですよ」とズッ友宣言をし
てきた快活系女子だった。他にも彼女に告白した男子も数知れずいたもののやはり友達止まり。そんな笹倉秋稲に告白した男子たちの間には、フラれたうちに入らない無傷の戦友として友情が芽生えたとかなんとか。あくまで友達扱いをしていた彼女は、男女関係なく分け隔てない優しさがあったので人気は不動のものだった。
「高校生になってもずっとお友達だよ!」
「……あ、うん」
「友達は友達だからね?」
やんわりとお断りされたけどお友達な関係、しかもお隣同士な二人の不思議な関係。
本音がつかめない女子、笹倉秋稲と栗城幸多の関係はとてもゆっくりとした時間の中から徐々に本当の気持ちを運ぶようになる――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-06 23:45:13
57383文字
会話率:54%
一介の田舎貴族に過ぎなかった私と婚約してくれた美しい銀髪の王子ミラシェル。彼は「僕は生涯、君しかめとらない、僕と時間を過ごす女性は君だけだ」と言っていた。それなのに私は宮廷の政争に巻き込まれて処刑されてしまった。
ミラシェルのために甘んじ
て死を受け入れた私だったが死後の世界で自称神様と出会い【人生やり直しチート】とかいう力をもらった。そして神様が言うにはミラシェルは何十人もの女と浮気を繰り返した挙げ句、私が邪魔になったから汚名を着せて処刑させたのだという。
そんなわけない。
でも、もしもミラシェルが誑かされていたのなら相手の女を全員殺してあげる。女の家族も皆殺しだ。
そして万が一、そんなことはあり得ないと思うけど、もしもミラシェルが私のことを騙して私を処刑させたのなら……絶対に許さない。
絶対に、絶対に、絶対に、絶対に、絶対に、許しはしない!!!!!
必ず殺す、絶対殺す、どこに逃げても殺す!
王家全員皆殺し、ミラシェルの前に首を並べてから、浮気相手の首もすべて並べてから殺す。ミラシェルの体と魂は私だけのものだ。体も魂も腐らないように魔法で縛り続けてミラシェルと生涯を添い遂げるんだ。
絶対に────
ぶっ殺してやる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-06 03:30:06
16781文字
会話率:61%
どこまでもずっとついていない少年霧斗。
名前だけはヤンキーみたいで強そうだね、と言われる、争う事が苦手な少年。
油断すれば鳥のフンが落ちてきて、上ばかり気にしていたら足元には犬のフン。嫌な事をする時のアンラッキーくじは毎回大当たり。
イベント毎はことごとく雨。
ある日学校に向かう途中、電車を待っていたら後ろで騒ぐ青年達。ふざけ合って押したり笑ったりしてはしゃいでいる。何度か背中にぶつかられて、危なくね?と判断。場所を移ろうとしたタイミングでドンっと強い衝撃。ふわりと浮く身体。視界を占める通勤電車。プツリと途切れる意識。死に方まで運がないわ〜。
目が覚めると真っ白な世界。
目の前には先程後ろで騒いでいた青年達が土下座している。
後ろにめっちゃ偉そうな爺さん。
曰く、目の前の青年達は神様候補者だと。
曰く、世界体験(職場体験みたいな?)中だった。
曰く、初めての世界にはしゃいでしまった。
曰く、自分は本来あそこで死ぬ予定では無かった。
曰く、しかし肉体はぐしゃぐしゃの即死状態な上大人数に見られてしまい、復活はできない(そうでなければ出来るらしい)
曰く、異世界へ身体を再構築して転移させるので許してください。
曰く、許さなければ、目の前の青年達は分解新たな神様候補者を作成しなければならず、自分はそのまま輪廻の輪に戻る事になる。
仕方ない、異世界に行きます。貴方達も反省してくださいね。命の大事さわかったと思うから良い神様になって下さいね。
それに感動した青年達と偉そうな爺さん。それぞれ一つだけ願いというか祝福を授けるよ、との事。
ラノベ知識を総動員して【言語対応】【アイテムボックス】【鑑定】【魔法】【常識の為のマナーブック】そして【幸運】をお願いした。
なんてったってオレは不運。それを塗り替える幸運をつけてもらえれば差し引きゼロで普通くらいにはなれるはず!
常識マナーブックがあるからオレTUEEEとかならないし、無自覚系無双とかにもならないはず!
からの幸運なはずなのに何故か不運って言うしっちゃかめっちゃかストーリー(の予定)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-06 00:00:00
599490文字
会話率:13%
山が笑うところをたしかめに行く話
最終更新:2025-01-05 22:00:00
1998文字
会話率:43%
アナスターシア・バルフォア公爵令嬢が突然狂ってしまった。
そんな噂を聞いた使用人のフィルは、噂を確かめるべく彼女がいるという離れに向かった。そこで彼女の痛ましい姿を見たフィルは彼女を支えていこうと決意する。しかし彼女が狂ったのには理由がある
ようだ。
アルファポリスさんでも同名義で同じ作品を投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-05 20:00:00
32105文字
会話率:34%
「村の外の者に、決してカイリの歌を聴かれてはいけない」
ある日、事故で死んだ主人公カイリは、記憶を持ったまま異世界へと転生した。
だが、記憶を持っていようとも、期待していた様なチート能力など微塵もなく。
それどころか足手まといでさえあ
るカイリは、しかし故郷の村で満ち足りた生活を送っていた。
窒息死しそうなほどに愛してくれる両親。
十近く離れた年下の友人を剣の師匠と仰ぐ日常。
歳の離れた娘に求婚される日課。
厳しくも優しく見守ってくれる村の人達とのふれあい。
だが十六歳の成人を迎える間際、カイリはある疑問を持つ様になる。
「村の外の者に、決してカイリの歌を聴かれてはいけない」
幼い頃からのこの決まり。
それが紐解かれる時、世界の真実が姿を現す――。
*童謡・唱歌の著作権について
作中に出てくる童謡・唱歌に関しては、曲、歌詞共に著作権が切れているもののみ使用しております。
万が一「切れていないんじゃないか」と思うものがありましたら、指摘して下さい。改めて年月等確認致します。
また、作中で使われた曲については、この下に列挙していきます。
【話に出てきた順。敬称略】
*故郷(ふるさと) 曲/岡野貞一 詞/高野辰之
*うさぎとかめ 曲/納所弁次郎 詞/石原和三郎
*赤とんぼ 曲/山田耕筰 詞/三木露風
*ゆりかごのうた 曲/草川信 詞/北原白秋
*雪 曲/文部省 詞/文部省
*紅葉 曲/岡野貞一 詞/高野辰之
*牧場の朝 曲/船橋栄吉 詞/文部省
*あめふり 曲/中山晋平 詞/北原白秋
*朧月夜 曲/岡野貞一 詞/高野辰之
カクヨム様でも連載中。
ただし、一話を二つに分けたりしていますので話数が違っています。
また、微妙に修正したり加筆している部分も出てくると思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-05 19:00:00
112223文字
会話率:37%
朝日 光(あさひ ひかる)は才色兼備、品行方正な学内一の人気を誇る光属性完璧美少女。
学外でもテニス界期待の若手選手でモデルとしても活躍中と、まさに天から二物も三物も与えられた存在。
一方、同じクラスの影山 黎也(かげやま れいや)
は平凡な学業成績に、平凡未満の運動神経。
学校では居ても居なくても誰も気にしないゲーム好きの闇属性陰キャオタク。
陽と陰、あるいは光と闇。
二人は本来なら決して交わることのない対極の存在のはずだった。
しかし高校二年の春に、同じバスに偶然乗り合わせた黎也は光が同じゲーマーだと知る。
それをきっかけに、光は週末に黎也の部屋へと入り浸るようになった。
他の何も気にせずに、ただゲームに興じるだけの不健康で不健全な……でも最高に楽しい時間を過ごす内に、二人の心の距離は近づいていく。
『サボリたくなったら、またいつでもうちに来てくれていいから』
『じゃあ、今度はゲーミングクッションの座り心地を確かめに行こうかな』
これは誰にも言えない疵を抱えていた光属性の少女が、闇属性の少年の呪いによって立ち直り……虹色に輝く初恋をする物語。
この作品はカクヨムにも投稿しています。
https://kakuyomu.jp/works/16817330667865915671折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-05 18:00:00
491721文字
会話率:43%
今日も日本のどこかで、平凡な日常を送っていたはずの一人の心が、ふとしたきっかけで変化を始める。忙しさに追われる会社員、夢を諦めかけた学生、転機を迎えた主婦や高齢者――彼らが出会うのは、長年のわだかまりや不安を解く一筋の光だったり、思いがけず
手を差し伸べる見知らぬ誰かだったりする。社会が大きく変わる予兆はないけれど、その「小さな変化」は意外な形でつながり合い、やがて大きなうねりを呼ぶのかもしれない。
本作は、一見無関係な人々の物語がゆるやかに交差するオムニバス連作短編集。各話は、それぞれの主人公が「強くて美しい何か」を得る瞬間を描いている。なぜか度々目撃される人物――“ドクター高城”と呼ばれる存在も、物語の端々に姿を見せるだけで、その正体はつかめない。それでも彼の残す足跡は、登場人物たちの運命をほんの少しだけ動かしていく。
誰かが変わったその先に、どんな世界が待っているのだろう。読むほどに、あなたの心にもまた、新しい「変化の瞬間」が訪れるかもしれない。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-01-05 17:40:19
14855文字
会話率:38%
江戸時代は間引き・子返しといった嬰児殺しの伝承があります。江戸時代の中期は耕地が広がらず、収穫が頭打ちとなり、小さな田畑では子を作っても育てられません。そんな百姓が大勢いた時代のお話です。吉兵衛とかめの夫婦も最初の子の死産の後、養子縁組で隣
村の男児を自分たちの子として受け入れることとなります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-05 15:24:56
3136文字
会話率:36%
ある街で起きた銀行強盗事件。多くの犠牲者が出たが、主犯格の男は捕まっていない。警察官をも巻き込み、カーチェイスまで繰り広げるハリウッド映画のような事件だと批評されている。
同じ日の同じ時刻、同じその街で起きたもう一つの事件がある。多くの
犠牲者を出したが、こちらは事件の概要すら曖昧だ。ヤクザ者が関係しているらしいが、抗争ではないようだ。女関係の縺れという噂に信憑性がある。警察の発表では、女性が主犯とされているが、その身元は判明していない。
一方、巷ではこんな噂が蔓延している。二つの事件は繋がっていて、主犯格の二人が恋人同士だというもの。そう考えると、事件の中での不可解な部分を説明する事ができる。最後に犠牲となった男は、銀行強盗事件の主犯格の相棒だった。そして、その男を殺したのが、身元不明のその女性。多くの目撃証言から、それは間違いないと思われている。
今もまだ、事件は未解決だ。犯人は二人組で、少し前に話題になった連続銀行強盗事件の犯人と同じだとの噂もある。が、真相は不明だ。銀行内で工員を一人殺し、たまたま立ち寄っていた警察官を人質に現金とパトカーを奪って逃走した。その警察官も死体となって発見されている。その後追いかけてくる刑事とはカーチェイスを繰り広げ、通行人などを犠牲にしていく。
女性が主犯の事件では、ヤクザ者が数人犠牲になっている。こちらでも暴走した車が多くの犠牲者を出している。その発端が、ホテルから始まった事はつかめている。彼女がヤクザの組長に追いかけられていた事も明らかになっているが、追いかけていた組長は、車で踏切内に立ち入り、電車に跳ねられ死亡した。
一連の事件の主犯格二人は、事件の収束とともに一旦は姿を消しているが、その後に仲睦まじい姿を発見されている。新たに発生している連続銀行強盗の容疑者でもある。
この物語はそんな一連の事件の中で亡くなった犠牲者の物語である。映画の中では、アッという間もなく死んでしまう通行人や引き立て役が多く存在する。人間にはそれぞれの物語が存在している。例え言葉もなく死んでしまうヤクザ者の下っ端にさえ、生きた分だけの物語が存在している。幾つもの犠牲者達の物語が繋がり、一つの大きな物語が見えてくる。
この物語は、そんな群像劇であり、アクションでもある。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-05 15:20:20
80276文字
会話率:5%
バイト先も就職先も決まらない少年は、いっその事ヤバい会社に入社することに…
しかしそのヤバい会社は、まさに人殺しの会社。一般人の少年は追いつけないくらいのスピードで人殺しをする社員達に憧れを持つようになるがそれぞれの辛い過去を知ると自分も協
力をするために人殺しに励む。果たして人殺しはいけないことなのか?何の理由があっても天罰のくだらない人間は例え人殺しをしようがのうのうと生きているだろう。そんな人間には私たちが天罰を降らせねばならない。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-01-05 12:30:00
2268文字
会話率:43%
ある人の頭の上に文字が出てくるようになった。その文字とはなんだ。『病名』だ、そんな病名が出ている人の結末は、果たしてハッピーエンドなのか?バッドエンドなのか?
最終更新:2024-11-25 00:40:51
961文字
会話率:34%
ある朝、突然戦争が始まる。それによって家族は全滅。少女は1人取り残されてしまう。しかし子供達で軍隊を作り他の国に勝とうとする。しかしながら子供の力は弱く、子供でも弱肉強食の世界を見せつける事になったのである。果たして子供達は幸せになれるのだ
ろうか…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 00:25:51
485文字
会話率:39%
二人の女性はいつものカフェで今日の計画を建てていた。
日本人のような顔立ちの女性は届いたブラックコーヒーをミルクも砂糖も無しで飲み干そうとした。予想以上に苦いその黒い液体に女性の顔をしかめた。
向かいの席にいるヨーロッパ風の顔立ちが混ざって
いる女性が優雅に食べていたケーキを一口分フォークに突き刺し、向かいの席の女性に向けた。向かいの席の女性は嬉しそうに甘いケーキを口に入れた。
「全く、無茶するからよ」
ケーキをあげた女性が向かいの席の女性にそう言った。しかし返ってきた返事は予想外のものだった。
「私は好奇心で動いたのよ。後悔はないわ」
性格を考えれば分かることだったが、後悔はないと言い張るのは以外だと思っていた。
「そんなことはどうでも良いのよ!」
ケーキを食べた女性は店内に響く声でそう言った。ケーキをあげた女性に見せるように使い古したタブレットの画面を見せた。
写っていたのは衛星写真だったが、ある森の中だけ白く塗りつぶされていた。
「今日はここに行くわよ! "ミューレン"!!」
「確かに気になるわね……それじゃ」
二人は席を立つと、顔を合わせた。
「「調査を始めましょう」」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-05 12:00:00
1351411文字
会話率:49%
服毒して生き残ったことで王太子妃になったアラマンダとルートロック王太子はファイ国から助けを求める文書を受け取り、夫婦で真偽を確かめに行くことにする。到着した二人が見たのは、空を埋め尽くす虫の大量発生だった。その駆除方法にシーダム王国の毒を用
いたいとファイ国の第五王子ユインにお願いをされ、手を貸すことにするのだが……。
【連作短編⑧】分類しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-05 10:08:09
11392文字
会話率:44%
とある小さな村の近くに広がる森の中、白い花畑に囲まれた場所で少女は目を覚ました。
気付けば彼女には一切の記憶が無く、自分の名前も、家族や友人の顔すら思い出せなかった。
そんな少女の元に現れたのは、村の青年であるライオ。
ライオに助けられた
少女は、彼の家族であるクライムとセーラにも迎え入れられ『セフィ』という名を貰う。
見ず知らずの自分に対しても暖かく接してくれる彼らとの生活。このまま記憶が戻らなくても良いのかもしれない。
時折そんな事も考えるような、平穏な日々が続くと思っていた矢先――村に異変が起きた。
謎の化け物の襲撃により村は壊滅状態に陥り、クライムは片腕を失うほどの重傷を負う。
そんな中、セフィはライオ達を守る為に謎の力を発揮して化け物を打ち倒したものの、化け物が纏う謎の黒い霧によって昏睡状態に陥ってしまった。
セフィが目を覚まさない間に、ライオはこの一件での自分の力不足を痛感し、家族やセフィを守る力を手にするために、人知れず『勇者』となる旅に出る。
そして、ライオが旅立った一週間後にセフィは再び目覚める。
何故かその身体はほとんど無傷で、家族全員の命にも別条がない事に一時は安堵するものの、ライオが手の届かない場所に行ってしまった事を知り、ひどく狼狽え、失意のうちに家を飛び出そうとする。
その後、ライオの事だけでなくセフィの事も実の家族のように心配するクライムやセーラ達の真摯な想いに諭されたセフィは、改めて自分の"やりたい事"を確かめる。
そして――
少女は旅に出る
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-05 06:35:05
68110文字
会話率:35%
精霊と人間が共存するアスカティア王国に住む青年ロキ。平凡な日常のなか天変地異が起こり、様々な出会いや出来事が巻き起こる。そんな中、ある少女サリーと出会い、自分が天使の子であると知らされる。少女との約束、そして10年前に失踪した父親に真実を確
かめるため、彼らの冒険が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-05 02:23:19
3889文字
会話率:38%
第六地球宙域駐留軍所属従軍複製僧兵、住職階級にあったHTF-OB-03は蟲人との死力を尽くした宇宙戦の果て、力尽きようとしていた。
死の淵にて己の虚ろな生涯を顧み、得られなかったものを欲して手を伸ばした彼が次に目を開けた時、その体は重力
ある見知らぬ世界にあった。
自身を救った少女、ケイト・ウィリアムズに眩いものを見た彼は、彼女の望みを容れ魔皇討伐に同行。
手のひらにつかめなかったものを求めて、異世界を進撃する事となる。
※セルバンテス様にて、『ボーズ・ミーツ・ガール 住職は異世界で破戒する』のタイトルで同一の内容を公開しています。
またレジェンドノベルス様より、上記のタイトルで第一巻が発売中です。
※仏教という真面目な教えを茶化してしまっているので、ジャンルをコメディとしています。
アクションファンタジーが基本的な中身と思っていただければ、おおよそ間違いありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-04 18:00:00
298866文字
会話率:27%