震え、そしておびただしい血が流れるだろう。
最終更新:2020-04-18 23:52:16
10445文字
会話率:46%
戦国時代のこと。大軍をもって、隣国に攻め込んだ領主がいた。
その勢いはまさに破竹のごとしで、相手方の支城を次々と落とし、残るは本城と相成る。
降伏勧告を受け入れない相手方だったが、ある夕方に、城からおびただしい量の炊煙が立ち上り……。
最終更新:2020-01-15 22:00:00
3538文字
会話率:5%
十日に一度、国の中央にそびえ立つ塔はおびただしい雨を降らせる。雨ふらしの塔は巨大なヰドだ。地面の下にかくれ流れる水を地上に呼ぶため、水を祀る場を「ヰド」と呼ぶ。
雨ふらしの塔ができてから、もともとは各町村ごとに造られていたヰドを、国の許可
なく利用することは禁止となった。雨ふらしの塔と各地のヰドが両方とも動いていると、水が足りなくなるからだ。
許可されていないヰドは、キリやユーレンをはじめとした壊し屋たちが破壊してまわっていた。そんななか、近い将来、雨ふらしの塔が原因で水が枯渇するという内容の論文が発表された。
母校の文藝部誌にも投稿した作品を一部修正しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-26 21:45:24
10539文字
会話率:39%
二○○二年十二月十七日(火)、小松東公園。
おびただしい血だまりの中、
香山 利絵子(十八)が死体で発見された。
最終更新:2019-04-09 03:00:00
3795文字
会話率:0%
スーパーマーケットに行くぐらいの感覚で宇宙へ行くことができ、ベンチの隣に宇宙人が座っているようになったころ。
人類は『スクード』と出会った。いや、襲われたといったほうがいい。
それらは明確な敵意を持ち、おびただしい数で人類の船を襲
った。
無論、人類も英知を集めたAI兵器群、スクード殲滅群(SEG)で対抗した。
SEGは200年かけてスクードを半減させることに成功し、人類間で戦争をして遊べる程度には復興した。
だが、今度はAIの暴走により、SEGが人類を襲い始めた。
人類は自律兵器禁止協定を作成、倫理法凍結の特例許可を出し、今度は自らの力で戦うこととなったのだった。
これはそんな時代に生きる、サルベージ屋の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-06 17:02:12
7280文字
会話率:60%
【不定期連載】
死体清掃業者『掃除屋』に所属する少女達の、仄暗く紅く鉄臭いどこか歪んだ甘美な日々――。
全身に凄惨な過去を物語る、おびただしい傷跡を全身に持つスミナ。彼女は普段の強気な言動とは裏腹に、精神は不安定で身体も脆弱な少女である。
そんな『主人』にだけ忠実な、なにかが致命的に欠けた白髪の『狂犬』・ユキホ。彼女はその顔に壊れた笑みを浮かべながら、今日も愛する『主人』に害をなす存在を喰いちぎる。
これは、運命的な出会いをした二人と、それを取り巻く裏社会の人々のどこか歪んだ日常の物語。
※この作品はフィクションであり、また犯罪を助長する意図はありません。
※R-15程度のグロテスク描写があります。
※無断転載お断り
カクヨム https://kakuyomu.jp/works/4852201425155013792折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-26 22:00:00
100210文字
会話率:51%
__駆け付けた警察官によりますと、女は刃渡り20cmの刃物を手に持っており、この公園内で…ご覧ください、被害者の方々のものでしょうか…このように、おびただしい量の血痕の跡が、事件当時の惨劇を物語っています。
最終更新:2018-07-02 18:33:28
2112文字
会話率:22%
【短編 No.14】
その空間を満たすのは、いつだって悲喜交々(ひきこもごも)の喧噪だった。
オフィス街の中心部にあって、一際目を引く高層ビル。その上層階を占有する中堅投資銀行のディーリングルーム。
フロアに所狭しと並ぶデスク。
夥おびただしい数の液晶ディスプレイ、取引専用の端末、電話機と、それらの間を慌ただしく動き回る様々な肌の色のディーラー達……
――――――
当作品は夕凪もぐら様主催 2017年 忘新年会企画【帰り道を探して】参加作品です。
2017.12.31 初掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-31 22:41:09
6397文字
会話率:42%
大戦が、新たな技術を生み出した。
それは、兵器として、失敗作だった。決して使われることはなかった。しかし、不慮の事故によって、世に放たれ、人々へ蔓延した。
感染したものは、凶暴な獣に作り変えられてしまった。
人は、それを呪われ
し男“カーズマン”と呼んだ。
カーズマンは、世界を覆った。人類同士の争いは、次第にカーズマンとの闘争へと移行していった。
その数年後、流星の群れが、地上へ降りそそいだ。カーズマンに続き、人類にとって示し合わされたような凶事の連続だったが、これによる被害は、まるでなかった。流星群は、いずれも円柱の形をした巨大物体で、地上へ突き立つのみだった。
人類が、この出来事の意味を模索できるようになるまで、数十年の時間を要した。その間、カーズマンとの戦いが、終わることはなかった。
時を経て、円柱の巨大物体の解析が進んだ。巨大物体には、人知を超えた知識が積載されているようで、その中には、カーズマンに対抗する手段なども含まれていた。
人類は、そこから得た情報を元にして、現状を切り開く武器を作った。
“パージロッド”である。ロッドが放つ光は、カーズマンを焼き殺す。
しかし、この武器には、一つの欠陥があった。娘の鮮血を糧としなければ、効力を得られない。
各国は、少女たちを戦闘員として養成し、クリアラーと呼んで、パージロッドを託した。
やがて、円柱の巨大物体そのものにも、パージロッドと同じ、カーズマンを滅ぼす機能があることを解明。巨大物体を“シャフト”と称して、そこを囲うように要塞を建設した。
カーズマンの発生より、百年。
列島の中央都市へ、カーズマンの大群が進攻するという未曾有の危機が起こる。
その渦中、二人のクリアラーが、それぞれの戦いを繰り広げていた。
新米クリアラーの【真剣子】は、おびただしい数の敵を前にしても恐れなかった。持ち前の意地の強さが、仲間の窮地を救う。彼女は、他のクリアラーとは違い、一風変わった存在で、自分の力を持て余していた。
もう一人のクリアラー【カラクラ】は、“シャフト”を動かせる唯一の人として都市の人々に祭り上げられていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-06 00:33:40
100456文字
会話率:46%
買取整理屋の私はある依頼人の父の遺品整理に出かける。小さな家にあったのはおびただしい数の時計。依頼人との値段を巡る交渉が始まるが・・・父の日に贈ります!
*自ブログ「ICHIROYAのブログ」にも掲載しています
最終更新:2016-06-17 08:12:18
4592文字
会話率:36%
<大異変>により文明の崩壊した近未来の日本は、飢餓と暴力の渦巻く修羅の国と化していた。
人々が復興への道を必死に歩もうとする中、辺境のとある村で、一夜にして村民全員が謎の失踪を遂げる怪事件が発生。
おびただしい量の血だまりと猛
烈な血臭だけが残る村に足を踏み入れたのは、剣の名門<鬼伏一族>出身の天才剣士、鬼伏天一郎。
そこに現れた弓使いの姉弟"なゆた"と"すばる"の運命、そして迷彩服の怪人の狙うものとは?
愛刀<鬼狩丸>を引っ提げて、若き剣士が<寄り添う者>としての宿命と修羅の時代に立ち向かう、近未来伝奇バイオレンスシリーズ第一弾!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-29 23:05:55
117538文字
会話率:51%
世界は終末に近づいている。
蔓延した謎のウイルスにより人は
死んだにも関わらず生き返り、人を喰らう。
漂う腐敗臭。おびただしい量の血液。
そんな世界で、生き残ろうとするものがいた。
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タイトルの通りゾンビが出て来ます。
グロテスクな表現が出てくるかもしれません。
そういうのが苦手な方はご注意下さい。
なおかつこれが初めての作品です。
システムがよく理解出来ていないので
読みにくかったりするかもしれません。
それでもいい方は、お楽しみ下さいな。
一応↓にも同じ事を書いておきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-18 21:24:54
1369文字
会話率:32%
世界は一つじゃない。いくつもの世界は枝分かれし、それぞれの運命を背負いながら生きていく。そんな世界たちを時に見守り、時に手助けし。時に導く。そんな機関があった。「ターミナル」、それが守護機関の名称だった。ある日、ターミナルで暮らす少女・カナ
タは異変を感じた。自分以外誰もいないはずの施設内に他の生命体がいると。おびただしい音を上げて響く警報をBGMに発信源へと向かってみると――そこには一人の男の子がいた。記憶喪失の男の子が。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-20 11:00:00
1389文字
会話率:4%
遠くない未来、地球は侵略者「レムリア星人」の魔の手にさらされていた。数多くの都市が廃墟となり、おびただしい命が失われていった。長い長い闘いの末、地球を守る国際科学防衛軍〈ISDF〉の奮闘で、地球はこの危機を乗り越えた。レムリア星軍は地球を
去っていき、地球には安寧が戻ると思われた。
しかし、侵略者達は去り際、悪魔の置き土産「K-CORE」を残して行った。太平洋上の絶海の孤島に設置されたK-COREは恐ろしい怪獣を次々と生み出し、地球文明の全てを無に帰そうとした。これに対抗すべく、国連は解体される事が決定していたISDFの再編を決定し、その中から選りすぐりの隊員を集めたエリート部隊〈怪獣攻撃隊|MAS《メイス》〉が発足した。
これは、最新鋭の科学を駆使した装備を操るMASの戦士達の戦いの記録である。
これは後々投稿予定である連載小説の第1部に相当するパイロット版です。ここに寄せられた意見や感想を元に、本編を執筆していきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-26 18:06:01
6333文字
会話率:52%
ある人形師の長い夢。語り継がれる病。青年の最後の希望。おびただしい数のビスクドール。幼い少女の戯れ。嘘をつきながら、ふわりふわりと夢の中をさまよい続けることは、はたして幸せなのだろうか。
最終更新:2011-04-21 10:37:26
11635文字
会話率:36%
爆弾魔の犯行声明文をうけ、二人の刑事が犯人のアパートへと踏み込んだ。そこは、おびただしい数の人形でうめつくされていた。
最終更新:2011-03-23 12:00:00
5061文字
会話率:42%
会社を辞めた一人の中年がパソコンの中に仮想惑星を作るツールを開発した
数年後
改良を重ね、おびただしい失敗の末、ついに知的生命体の創造に成功する
男はその世界をBOXと名付けた
男の意志と反して進化を続けるBOX
男は神となれるの
か?
アクセスありがとうございます
テキトーに考えた話です
行き当たりばったりです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-03-22 07:42:58
3340文字
会話率:19%
神流市のマンションで女子高生の死体が発見された。
現場はおびただしい血で溢れ、女子高生一人の血とはおもえない。
神流署の若手刑事、狭川彼方(さがわかなた)は事件を追う途中で黒と赤のオッドアイの少女と出会う。そして……
最初刑事ものっぽいけど
、期待しないでください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-01-19 22:25:18
46233文字
会話率:39%
ある日、空に現れたおびただしい数の円盤。宇宙人の。はたして彼らの目的とは……。意外なオチのショートショート小説。
最終更新:2007-10-07 20:50:45
3326文字
会話率:24%
これは、現代の御伽話――。ある日、邑音の元に送られてきたおびただしい量の赤いクレヨンと、周囲で聴こえ始めた奇妙な鈴の音。全ては、九年前に犯した罪の為。
最終更新:2006-08-14 00:06:35
6070文字
会話率:24%