不登校児のキリは、クソゲーといわれるMMORPG『パンドラ』を好んでいた。
ある日、マンガを買いにいく道中、変な仮面をつけた女と出会う。明らかにおかしいのに、なぜか自分以外の人は違和感をもっていない。あとをつけてみると、彼女は推しのゲーム配
信者だった。しかも『他人から存在を認識されない』体質らしい。
彼女のことをわすれないために、一週間の同居生活をすることに。いっしょにゲームをしている最中、なぜかゲームの力を現実でも使えるようになったが、獲得したのは『水を操る』というだけのハズレ能力で。
ミステリアスで、ぐうたらな彼女との日々。
その裏では、異質な連続殺人が続いていて。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-18 08:30:32
78977文字
会話率:48%
ある男は人生に疲れ果て、現実から逃避するために毎晩夢に救いを求めていた。ある日、夢の中で男は誰からも認識されない透明人間のような存在となり、自由を満喫する。その自由が忘れられないでいるうちに、いつしか男はあの夢が現実になることを強く願ってい
た。
そうしてある日、現実でも同じように誰からも認識されなくなって......。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-29 19:00:00
2747文字
会話率:7%
教会が絶大な権威を発揮し、魔術が忌み嫌われる世界。
ライラは、誰にも認識されない呪いを抱えている。
ある時、ライラの目の前で魔獣現象が発生した。
1人の正義感の強い青年が死にかけるが、ライラの魔術によって九死に一生を得る。
誰からも認識され
ないライラは礼を期待しない。もちろんそのまま立ち去ろうとしたが、ふと視線を感じる。騎士の青年が、ライラの顔をしっかりと見て、そして驚いていた。
その瞬間に始まった。これは、世界にたった一冊の本を探す旅。極めて自己中心的な冒険譚。
「カクヨム」にも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-10 22:40:04
75470文字
会話率:34%
――落ちこぼれた
この言葉は正しくないと思ってる。
本当の落ちこぼれというのは初めから存在を認識されないものだから。居るけど。居ない。
だけど、それは……
――這い上がれないという意味じゃない!
文字通りの世界のどん底に落ちた今、ぼく
の意思で一歩進めばそれはもう前進だ。
他者にあらゆる面で劣る。
魔力を扱う素質に乏しい。
そんなちっぽけな悩みは、このどん底でなお誇り高く生きる獣を見て吹き飛んだ。
力が弱い……なら精霊の力を。
動きが劣る……なら獣に学ぼう。
魔術が使えない……なら武器を使おう。
ひとりで生き抜ける力なんて、欲張りなことは言わない。
ひとりでダメなら誰かの力を借りて一緒に這い上がる!
これはひとより劣るぼくが精霊と獣という、ひと以外に救われる物語であり、そんなぼくが誰かを救える力を得る物語だ。
そして――
どん底の地獄の環境で、綺麗なお姉さんの温かい手をいつか握りしめるために死に物狂いで這い上がる物語でもある!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-08 19:40:00
113226文字
会話率:30%
全ての事柄には理由があり、その理由の積み重ねで今がある。
少女はある時に思った。自分が存在している理由は何だろう、と。だが答えはわからなかった。それは彼女にとって、そんなに簡単な問題ではなかった。
だからこそ、もう少し生きてみようと思
った。
けれど生きる事も、そんなに簡単では無かった。例え実力があっても、たかだか少女の言動。大人たちにとっては戯言に過ぎなかった。邪魔なモノはどうしても鼻につき、好きな様に生きれない時間に価値はないと感じた。存在している理由はわからないが、存在を認識されない事には腹が立った。だから少女は、何にも囚われないよう、自分の好きなように生きた。
気付けば少女は大人になり、裏の世界から悪魔と呼ばれていた。それも仕方がない。彼女が好きに生きた結果、圧倒的な実力と財力が積み上がったのだから。
いつからか、彼女は思うようになった。
私という存在を後世に残す事は、少なからず私が存在した理由になると。
だから彼を拾った。そして期待して、彼は期待に応えている。少なくとも彼と同じ年齢だった当時の私以上に。後悔はない。例え彼が、この先きっと、私の前に立ちはだかる事になっても。
彼は私からみても可笑しいほどに天才だった。
そんな彼の仕事は、悪者を消すこと。目標は悪魔(育ての親)を超えて独り立ちする事。夢は自分と大切な人たちが幸せに生きて、納得して死ぬこと。
ただ当然、彼が死ぬ予定はまだまだ来ない。
彼の物語はまだ、始まったばかりだから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-28 17:24:18
26591文字
会話率:45%
(1章17万字分完成済み/1章全54話)
◆◇◆◇◆◇
旅の青年道化師『七城奏(ななしろ かなで)』は、巻き込まれた事件で『逆理のリート』と呼ばれる呪歌を手に入れる。「願い事を逆しまに叶える呪い」の力を手にした奏は、長く復讐の念を抱いていた
帝制国家『朱泉国(しゅぜんこく)』との、100の呪歌を巡る争いに身を投じていく。
なぜか他人には認識されない言霊アーテイ氏や、縁のできた宮廷薬師マハ・ベクターと共に、奏は10年前に帝国に奪われた姉・透歌を取り戻す戦いを始めるのだった。
◆◇◆◇◆◇
1章部分については初日3話、以後1日1話ペース。
それ以降については反応を見て決めますね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-17 17:01:51
164393文字
会話率:31%
他人に心を開かない男子高校生、鹿野雅紀(かのまさのり)は、妹に連れていかれた「妖精の泉」と呼ばれる山中にある名所で、崖から転落し命の危機に晒される。
そこで彼は、好奇心旺盛な妖精の女の子——セイラと出会い、彼女のキスによって一命を取り留
める。
だが妖精エネルギーを受け取ったことで、雅紀は人間から姿を認識されない妖精となってしまう。
雅紀は「他者からの見え方を自在に変えられる能力」を持つセイラに、自分の代わりに鹿野雅紀を演じて欲しいと頼む。
人間への高い興味を持っていた彼女はこれを承諾、二人の共同生活が始まった——折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-10 15:08:07
93190文字
会話率:39%
短いお話です。その割に単調すぎるかもしれません。説明をしすぎると、たぶん中身がほとんどカバーされてしまうので最近考えていることを書き留めておきます。なお、pixivへの重複投稿を検討しています。
出来事は、世に出ないと「事実」と認識されな
いものです。
私たちは、「盗難事件が発生した」というニュースを見てその出来事が本当にあった事件なのだと知ります。その瞬間にその出来事=事件が「事実」と見做されます。
でもニュースが世間に出る以前に記者やアナウンサーはその事件のことを知っているし、彼らが知る前に警察官はそのことを知っています。
もっといえば、警官がその事件を知るずっと前から被害者は知っています。世に出ていないだけで。
被害者が盗難に気付く前から窃盗犯は知っています。
「誰もそれを知らない」だけで、窃盗被害に遭ったことは「事実」であるのでしょう。
誰も知らないのにその事件の存在を証明することは極端に難しいですが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-29 03:04:19
1963文字
会話率:0%
誰にも認識されないようにしていた男子高校生、牛鬼朔弥がある日忘れ物を取りに放課後の教室に戻ったところ、トップカーストの男女が夕暮れに照らされて二人向き合っていたところに遭遇してしまう。見る気はなかったものの、トップカーストの男子の口から驚き
の言葉が聞かされてしまった。
これはひょんなことからクラスのトップカーストの美女たちと知り合いになってしまうお話。
この作品はノルニル・セレクションとデウス・エクス・マキナの二つと同じ世界で展開されています。ラブコメ九割、魔法一割の構成となっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-20 18:00:00
51476文字
会話率:70%
死んだ姉が話してくれた【独りぼっちの世界】を求めて離れた街の神社に来た涼だったが、そこで彼は、誰にも認識されない少女、千里と出会う。彼にだけ彼女が認識できた理由、そして、彼女の正体とは一体。
千里を育てた行方不明の男は、彼女に言った。「
後はお前が誰かを救ってあげること。親父からお前に託す、最後の使命だ」
涼に大きな影響を及ぼすその真相は、絡まっていた何本もの紐をほどき、纏めて一本の糸となって、ストーリーを縫い綴る。
驚きのラストを、是非あなたに届けたい。届け、この想い。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-07 13:43:09
45313文字
会話率:40%
高校1年生が終わり、明日から春休み。いつもと違う道を歩いていたら、今まで見たことのない教会を発見した。思わず中に入ってしまった和泉九十九は、そこで『転職の女神スフィア』の像を見つける。「女神様、どうか新しい職業をお与えください」と願ってしま
った九十九は、強制的に高校生からの転職を余儀なくされた。
表の世界から外れた職業をセットしておくと、普通の人間には認識されにくくなってしまう。なのに、初期職業のレベルをマスタリーしなければ、一般的な職業を選択することが出来ない。
春休み明けから普通の高校生として学校に通うため、和泉九十九のレベル上げお仕事生活が始まった。
転職した人間は、ワーカーと呼ばれる存在になり、表の世界から認識されにくくなる。そんな彼らを待っているのは、同じく表の世界から認識されない魔獣や魔物を討伐することだった。
お仕事紹介は、どんな世界であっても職業安定所『ハロージョブ』が管理している。
九十九は今日も、お仕事をするために仲間と共にハロージョブへと足を運ぶ。
攻撃的だが甘ったれの修道女、笠間十六夜。寡黙で清楚だが、九十九がピンチになるとスイッチが切り替わる剣士、桜山澪。純情チョロインだがエロ担当の忍者、浅間百花。彼女たちと共に、和泉九十九は今日も不本意な職業で不本意なお仕事をこなしていく、逃亡したい系イチャラブ学園ファンタジー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-26 00:08:32
317293文字
会話率:55%
俺の職場近くの駅の構内には、ボロを纏ったホームレスのおっさんがいる。
誰からも認識されない不思議なおっさん。
昼休憩の暇潰しを兼ねて、今日もおっさんのところへ遊びに行く俺。
ある日、このおっさんは《死神》を自称しだすが……?
夏のホラ
ー2020企画参加作品です。
ホラー要素は薄め。
ホラー初心者には優しいお話。
本格ホラーを求める人には、物足りないかも。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-13 20:00:00
6548文字
会話率:34%
小・中といじめられ続けてきた男子高校生『杉谷深(み)冬(ふゆ)』は、高校では誰ともかかわりを持たず、誰からも認識されない、そんな気ままな『孤独(ぼっち)』ライフを満喫していた。
しかし、ある時、学校のカウンセラーである『佐倉花菜』先生に半ば
、強引に連れられ、訪れたのは、彼女の妹が一人営む、探偵事務所。
そこで、深冬は、自分と似ている様で、まるで違う、もう一人の自分と出会う。
時を同じくして、深冬が通う高校で、不可解な密室殺人事件が起きた。
とってもチャーミングなのに、ずぼらで、非常識・・・。
それなのに誰も及ばないほどの頭脳を持った天才少女『佐倉茜』と、孤独なひねくれ者『杉谷深冬』は、この難事件を解決できるのか・・・・??折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-18 21:00:00
199834文字
会話率:38%
僕は何なのか。
それは、誰にも分らない。
理解されないし、認識されない。
最終更新:2020-05-09 21:21:15
543文字
会話率:3%
時と時の狭間の世界、誰にも認識されないそこで、2人の人物が幽雅に退屈に暮らしていた。
そんな彼らの日常を少し切りとったお話。
作者は恋愛ものとして書いていますが、甘々要素は薄め。続けていくうちに増やしていく予定です。
内容の関係上少しで
はありますが残酷な描写がございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-02 20:37:52
11068文字
会話率:22%
汝らに問おう。
この世界はどこかの誰かが決めたルールに則って回っている。
そのルールに反すれば、もちろん非難され、人間という集合単位から突き放される。
これは必然であり、人間が人間であるために作られた必要不可欠な、だがあまりにも愚かな
行為。
しかし、人間は常に問い続けている。
「これは正しいのか、と」
考えるのは簡単だ。だがそれを公にする事は、それ相応のリスクがある。
故に汝らに問おう。
君たちに、間違った正しさを是正し、最後まで貫き通す覚悟はあるか?たとえがそれが、どんなに過酷であっても。
これは、そんな問いに答える物語である。
知る覚悟があるのであれば、読みたまえ。
……例えこれがIf storyであっても、ありうる答えかも知れないぞ?
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世界を脅かしている魔王ユーベリック。その対魔王戦略の一環として、各国が異世界から『転生者』呼び込んでいた。
だが、『転生者』はこの世の者ではない。言ってしまえば、この世界のあらゆる法則が通じない存在だった。そのため、彼らがこの世界に来てしまったため、世界の法則がねじれ始めていた。
結果、『転生者』の理屈が通ってしまう世界へとなり果てた。そしてそれは、原住民には認識されないという最悪の結果で。
だが、転生者の一人、天井蓮はそんな同類が憎かった。
彼らは前の世界では、不幸な目にあっていた。そんな彼らがこの世界では努力もしないで結果だけをもぎ取っていく。
認識の違い、考えの違い。それらを理不尽に捻じ曲げて自分たちの都合のいいような世界にして壊すというならば……
……俺が、転生者を壊そう。
世界を壊すのをためらわないのであれば、俺も『転生者』を壊すのをためらわない。
例えそれで、自分が悪に落ちるとしても、たった一つの幸せぐらいは救うと。
これは、悪に落ちた『人間』と、正義を名乗る悪の『人間』の、全てを問う物語。
******
まぁ、殴り書きなのでその辺り悪しからず☆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-17 07:00:00
4792文字
会話率:26%
人見知りなのに、女の子にばかり好意を寄せられる由結、誰からも認識されない事を選んだ狐のお面をつけた女の子の友情や恋心を綴った日常のお話。
最終更新:2020-01-05 19:14:15
119772文字
会話率:50%
自分の存在を失くしてしまった少年は、誰からも認識されないナニカへと変わってしまった。
世界から爪弾きにされた少年は、惰性で日々を過ごすうちに、同じナニカとなった少年少女と遭遇する。
そんな物語になるらしいです。
※ファンタジー要素はおまけ
程度です
カクヨムにも転載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-12 15:46:49
24098文字
会話率:71%
イケメンはタチの悪い障害物。(※重複投稿しています)
最終更新:2019-11-19 06:00:00
970文字
会話率:34%
気が付いた場所は薄暗い洞窟の中。
全身半透明で膝下からは消えて足がない所謂幽霊のその身体。
物にも触れられず、誰にも認識されない。
佐伯アキトは交通事故に遭い命を落とした末に幽霊となり目覚めたのだった。
異世界の迷宮で——。
どうして
自分はここにいるのか。
何故幽霊なのか。
神様のやらかしなのか。
全てわからず迷宮と言う名の洞窟に放り出されてしまう。
そこで様々な化け物共と、それらを退治する人々と出会う。
迷宮に潜る探索者の戦いを見守りつつ、試行錯誤しながら彼もまた力を付けていく。
そして迷宮に挑む探索者達をお助けする死霊として彼は奮闘する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-19 19:46:59
6341文字
会話率:6%